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五十鈴メールマガジン〔No.529〕秋来ぬと・・・
配信日時:2013/09/27 15:25
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.09.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.529≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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           TOKYO,JAPAN

        いよいよ2020年夏季オリンピックの

           招致が実現しましたね!

       招致委員会のメンバーの活躍が感動的でした。

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☆No.529 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_秋来ぬと・・・
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_センター活動へ(鈴木副社長)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_オリンピック・パラリンピック(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 秋来ぬと・・・ ―――
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鈴木貴士です。

今週の話題はなんといっても、2020年のオリンピック・パラリンピ
ックの開催地が東京に決まったことでしょう。本当に良かったと私は思
います。

しかし、前回と今回とテレビの中継を見ても、あまりに違いすぎていま
したね。我々の興味も明らかに異なっています。何故か? ロンドン五
輪の日本選手の活躍で感動したというのもあるでしょう。

前回は石原都知事一人が頑張っていて、チーム日本というイメージでは
ありませんでしたね。でも今回、猪瀬都知事はもちろん、安倍総理から、
太田選手や滝川クリステルさん、最後は高円宮妃久子さままでお出まし
になりました。色々な問題があり、皇室は招致には絡ませられないので、
被災地支援の感謝の言葉という形で、東京のプレゼンターに繋がれまし
た。

しかし、目立ちませんでしたが、なんといっても竹田恒和招致委員会理
事長の英語のスピーチは圧巻でした。重責を担い、一人で世界を飛び回
り説得を続けた迫力のようなものがありました。やはり明治天皇のDN
Aがそうさせたのでしょうか。全員のプレゼンテーションが感動的で日
本人として誇らしく思いました。いつでも、当落は決まるまでドキドキ
しますね。

IOCのロゲ会長が「TOKYO」と言って、フリップを見せるまで投
票から1時間、あの緊張感とその後に訪れた素晴らしい瞬間、誰もが
「やったー!」と叫び立ち上がりました。こういうときは素直に喜んだ
ほうがいいですね。太田選手の喜びようは思わずもらい泣きしてしまう
ような号泣でした。

さて、世の中にはへそ曲がりや、心配性やネガティブな人々もたくさん
いて、様々なことを言っていますが、イスタンブール、トルコの人々は
フェアーでしたね、落選直後にああいうポジティブなコメントをされる
と感動しちゃいますね。

「おめでとう! 日本と戦えて誇りに思う」なんて、なかなか言えない
ですよ。最近は隣国から悪口ばかり言われているので嬉しかったのです
が、その後、トルコで悲惨な出来事があり、非常に残念でなりません。
しかし、決まってみるとなんとなく、東京が選ばれるという感じはあり
ましたね。

私は腰痛が1ヵ月も治らず、朝の散歩も近くの神社へも行けなかったの
ですが、毎月出ている東京都神社庁の「生命の言葉」という短冊を社長
室とMOSHDに掲げているので、遅まきながらなんとか神社に辿り着
くと、今月の言葉は「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音
にぞ おどろかれぬる」という藤原敏行の歌(出典『古今和歌集』)で
した。

本当にあれだけ暑かったのに秋の気配になってきました。そして、政権
が変わり、参議院選挙も終わって、オリンピックも招致されました。な
んとなく今までと違うムード、気配になってきました。

1964年のオリンピックが招致されることが決まった時、「もはや戦
後ではない」という言葉を裏付けるように、日本人全員が東京オリンピ
ックを目標にして様々なインフラ等の課題に挑戦して、新幹線や首都高
速道路等を完成させました。

それから半世紀以上が経ち、成熟した都市東京は、世界に何を発信する
ことができるのでしょうか。この藤原敏行の歌が表すように、季節の移
り変わりを敏感に感じ取り、その感動が素直に表現できる、自然ととも
に生きてきた古代の日本人のDNAや文化のようなものが、日本人とし
て、今、殺伐とした世界の中で、一番伝えたいものではないかと私は思
いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

        ――― センター活動へ ―――
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日曜日早朝、2020年オリンピック東京開催決定は、久々の歓喜につ
つまれた瞬間でした。日本にとって、意義のあることです。日本国がひ
とつになっていくことは、大きなことです。国民のひとりとして、少し
でも貢献できることを探して、行動していきましょう。まずは、笑顔。
そして、道案内ができる程度の英語力ですね。

さて、オリンピックとは違いますが、来週17日から上期IOC発表会
がスタートします。チーム活動のパフォーマンスは重要ですが、サービ
スセンターとして魅せるものは、発表会以外にもたくさんあります。

現場を魅せ、事務所を魅せ、会社のたたずまいを魅せる。社員の考え、
行動、心を魅せる。工場見学と活動内容だけの発表会から脱皮して、サ
ービスセンターとしての変革を随所に魅せられるパフォーマンス組織、
会社であってほしいと思います。

先日、岐阜・安城の視察に行ってきました。前週の代表メルマガの通り
です。特に、工場の掲示物は、製造業的掲示物だけでなく、サービスセ
ンター、バリューセンターをイメージしたものに変化していました。5
Sを中心とした魅せる工場から、ショールームへと進化していく様が、
今後の多くの期待を抱かせてくれました。

残念なことは、工場に偏った魅せ方です。サービスセンターとしては、
会社として、どのようにCSサービスを創り出し、お客さまにお届けし
ているのか。これを魅せなければなりません。単なる商品の陳列でなく、
センターとしての全員参画の価値づくりプロセスを、ショールーム的に
プロデュースしていけると、狙い通りの進化・変革が図られることでし
ょう。

今回の発表会を再出発の起点に、ビジョンを見失うことなく、アグレッ
シブに成長していきましょう。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

     ――― オリンピック・パラリンピック ―――
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8日早朝、2020年夏季オリンピック・パラリンピックが56年ぶり
の東京開催に決まりましたね。史上5番目の複数回開催都市だそうです。

土曜日の夜、ブエノスアイレスで行われたIOC総会での東京の招致プ
レゼンを聴きながら、どうなるのかなと思いつつも眠りに入ってしまい、
朝6時ごろ起きてテレビを点けてみると、特別番組で結果を知りました。

本当にうれしいですね。7年後の開催時には、競技をぜひナマで見て、
世界最高峰のアスリートたちのかもし出す「気」「記録」を体感して、
感動してみたいと思っています。もちろん、今後の被災地の復興支援の
スピードアップ、経済の活性化(4本目の矢)、首都圏のインフラのブ
ラッシュアップ等に期待したいです。

この招致プレゼンでは、高円宮妃久子さまの謝辞、被災地出身の佐藤真
海選手、猪瀬知事、竹田理事長、水野正人氏(ミズノの元社長)、太田
雄貴選手、安倍首相らの力強いメッセージと、滝川クリステルさんの
「おもてなしの精神」についてのスピーチがありました。

最終プレゼンで東京開催を後押ししたのは「スポーツの価値/震災から
の復興・スポーツを通した国際貢献」「熱意と自信」「財政基盤と運営
能力」だったことは間違いないと思います。

このプレゼンで印象に残った言葉は色々ありますが、特に、「おもてな
し」「将来への夢・希望」「安全安心」「財政基盤」が印象に残りまし
た。

また、オリンピック・パラリンピックを通じて、日本/JAPANのブ
ランドイメージの向上を図るために、日本のすばらしさ・存在感を世界
に発信する良い機会を得たと思います。文化面では「おもてなしの精
神」、環境面では「安全安心」、技術面では「最先端テクノロジー」、
そして、「国際貢献」ですかね。

私たちも「ビジョン」「感謝の気持ち」「チームでワーク/一体感」を
常に持ち、五十鈴ブランド(いつでも どこでも あたらしい)の向上
に向けて、プログレッシブに行動していきたいものです。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.530〕は、2013年9月19日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

オリンピックを招致することができ、まさに万歳! でしたね。招致決
定のニュースを聞くと、喜ぶのも束の間、絶対に観に行くぞという意欲
に燃えていました。自分の生きている間に「夏の東京開催」は恐らくも
う無いと思いますし、招致委員会のメンバーの方々のご活躍に、有難い
気持ちでいっぱいです。
同時に今週のメルマガを読み、やはり海外から来て下さる方々に対し、
日本として何を魅せられるのかを考えることが重要だと思いました。よ
り多くの人々が行ってみたいと思う日本を、私たち一人ひとりが互いに
協力しあって、形成していかなければなりませんね。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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