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五十鈴メールマガジン〔No.532〕熱意にまさる感動はなし!
配信日時:2013/10/03 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.10.03発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.532≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
       IOC成果発表会が終わり、月も改まって

       下期のキックオフシーズンになりました。

      上期を振り返り活動の強化に繋げるとともに

         中期戦略を推進していきましょう。

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☆No.532 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_熱意にまさる感動はなし!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_おもてなし(山田常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_協創進化へ(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― 熱意にまさる感動はなし! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

五十鈴グループの半期に一度の大イベント、IOC成果発表会が先週終
了しました。これだけ愚直に長い間続けていれば、それなりの成果は出
るとお思いでしょうが、ただただ、愚直にやっていたのでは、成果は出
ません。

負け続けている野球チームのように、「俺たちは一生懸命やっているん
だ!」という言い訳が先行して、成果をあげるという目的を忘れてしま
うのです。

五十鈴の小集団活動の歴史はJK(自主管理活動・所謂QC活動)、拠
点開発(OD・組織開発)そして、五十鈴独自のIOC(五十鈴組織変
革活動)と時代とともに進化しています。

また、理論的にもその背景があって、それぞれの活動コンセプトもQC
のように道具性の高いものから、現在のIOCのように仮説を立て展開
していくような汎用性の高いやりかたまで、色々と勉強してきました。

しかし、どのような学問的背景があろうとも、主体となるのはチームの
メンバーで、彼らの参画意識がどのくらい高いかで、すべてが決まりま
す。そして、その決め手となるのが「感動」です。

東京ディズニーランドのショーのコンセプトは「初演の感動」です。そ
れが出来なくなったら、オーディションで落ちてしまいます。私も経営
を色々勉強してきましたが、経営学も理論ではなく、感性、感動をいか
に織り込めるかです。

何故なら、人間が動いて事をなすのですから、そこには動機が必要で、
動機づけ理論もあるのですが、そのベースとなるのも「感動」です。

では、その感動はどういうところから来るのでしょうか? 最近の一番
分かりやすい例は、オリンピック招致、運命の大一番の最終プレゼンテ
ーションの「チーム東京」の取り組みでした。

全員のスピーチが、内容のみならず、身振り手振りを交え、声の張りか
ら表情まで、もちろん、コンサルタントの指導もあったでしょうが、感
動的で、東京でもう一度オリンピックを開催させるのだという、使命感
に燃えていました。

そして、最もリーダーシップを発揮したのは、取りも直さず安倍首相で
した。よく、「熱意・誠意・叡智・三位一体の言動」といいますが、何
といっても、まずは「熱意」です。

五十鈴の小集団活動では新入社員に活動発表をさせて、「発表賞」という
形で賞賛することにより、本人達の達成感や感動を後押しします。台本
も何も見ないで、一生懸命発表するその姿は、本当に「初演の感動」でい
つも大変気持ちのよいものです。

IOCの最終日、小山SCの新人のみならず、ワーレックスの22年生
のベテラン社員が非常に頑張りました。最初の自己紹介の挨拶から、す
でに緊張が伝わってきます。これでは、本番の発表になったらどうなる
ものやらと思っていたら、一生懸命、真摯な態度で発表し、決して流暢
にというわけにはいきませんでしたが、その熱意に評価委員一同が感動
し、見事「代表特別賞」と「発表賞」を獲得しました。

理屈じゃありませんね。使命感を持って一生懸命やる、あの熱意が人々
を感動させ、物事は動いていくのですね。IOCの最終日に、小集団活
動の意義の原点を見るような思いをして、非常に気分が良くなりました。

経営は如何にうまくやるかではない。如何に真摯な態度を伝播させるか
だということが、改めて理解できました。「熱意による感動のマネジメ
ント」これが、五十鈴の組織風土の基盤だと信じています。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

         ――― おもてなし ―――
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10月に入り、実りの季節になりました。運動会、秋祭り、そして収穫
祭と一年で最も食べ物が豊富となり、何を食べても美味しいこの季節つ
いつい食欲旺盛で暴飲暴食になりがちですが、皆さん胃袋のONとOF
Fの切り替えがうまく出来ていますか? しっかりと自己管理していき
ましょう。

さて、今話題となっている滝川クリステルさんの「おもてなし」プレゼ
ンテーション。2020年のオリンピック招致はまさに「日本の心」が
もたらした快挙といえるものではないかと思います。この「おもてなし」
の語源、また本来の意味を皆さんはご存知でしょうか?

英語でいうと「おもてなし=ホスピタリティ(Hospitalit
y)」。ホスピタリティの語源はラテン語のHospics(客人など
の保護)。それが英語の Hospital(病院)、Hospice
(ホスピス)、Hospitality(おもてなし)と色々な言葉に
発展していきました。

これは「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」といって、元々は医療
や福祉などの分野で使われていた生活の質を向上させるための言葉でし
たが、平に解釈するならば「精神的な豊かさや満足度を重視する」とい
う意味で、「ホスピタリティ=歓待する=QOL」。要は、心から客人
を歓待するために自らの質も向上させることこそが「日本の心~おもて
なし(以って成す)」という本来の意味に繋がっているのだそうです。

工場の現場で、事務の現場で、営業の現場で、私たちはともすれば日頃
の当たり前の行動に流され、マニュアル通りの仕事をしてしまいがちか
もしれません。

しかしながら、先日開催された各SCでの上期IOC成果発表会には、
社内外から数多くのお客さまに来社していただき、各SCとも心のこも
った「心からのおもてなし」が出来ていたのではないかと感じました。

お客さまと接し喜んでいただくためには、マニュアル通りのサービス行
動では決して感動や満足をしていただけるはずがありません。

これからも、皆さん一人ひとりが自ら率先し、自己表現し、行動を起こ
し、心からのおもてなしをする中で、お客さまの「真実の声」を聞き出
し、新たなWill探求プロセスを創っていきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴建設の現場から】_神生社長

         ――― 協創進化へ ―――
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9月は建設にとって2つのイベントがありました。

その一つは拠点開発です。グループ内SL部門のお力沿いを頂きながら
の発表になりました。結果は、思ったより良いもので、下期への期待度
も入ったものだと考えています。下期はより建設全社員の経験やノウハ
ウ、そして発想を活かした活動にしたいと考えています。

もう一つは、2014年4月1日からの消費税増税に対しての駆け込み
需要です。これは、9月30日までに契約した物件(建物)は来年の4
月以降に完成する物でも5%の消費税で良いというものです。建物はつ
くるのに時間がかかるもので、当社でも1年以上の物件もありますので、
このような対応処置があるのです。

消費税増税は、0%から3%、3%から5%と今までに2回の段階があ
り、その時々に駆け込み受注がありました。今回もその時と同じような
ことが起こり、マンション2物件と工場1物件、また保育園も2物件受
注しましたが、人数的問題もあり、悔しいながらもお断りせざるを得な
い案件もありました。

今後、さらに消費税10%との計画もあり、7年後には東京オリンピッ
クの開催と建設・土木業にとっては良い時代に入るとの考えもあります。

しかしながら、問題点もあります。受注増に伴う材料費・人件費の値上
げもあります。また、材料不足による納期の遅れに伴う全体工事期間の
延期なども考えられます。最大の問題は人手不足の問題があります。長
い不況化で職人さんたちが辞めたり、他の職種に就いたりしました。そ
して、若い職人のなり手が減少している状況です。

需要と供給のバランスが大きく変化しようとしています。このような外
部環境変化に対応するためにも、協力会社との連携の強化を図り、今ま
で行ってきたIOC活動や今後の拠点開発活動を活かしたいと思います。

今後は、現状の各協力会社と連携関係から協創へと進化させ、新規協創
先の発掘も行いたいと思います。また、五十鈴グループの各会社、MO
・MOSHDグループとの協創をさらに強化、進化させてステークホル
ダーから「協創型建設パートナー企業」としての認知を高めたいと思い
ます。皆さん、建設との協創を宜しくお願いします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.533〕は、2013年10月10日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

常に新しいことを思考する・取り組む・実践する。これを日々の仕事の
中で志向し新しいものを生み出すことで、お客さまの感動や満足を満た
すことが今求められていることだと実感しています。そしてそのような
ことを達成するためには何よりも自分自身のWillが必要で、自分の
想いだからこそそこに熱意が生まれるのだと思います。また今回のメル
マガを読み、それがお客さまに向けた価値としてだけではなく、一人ひ
とりの熱意が社内で互いに伝播されるプロセスを通じて、会社の未来を
創造する力の源に変わっていくのだと感じました。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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