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五十鈴メールマガジン〔No.533〕時代は変わる
配信日時:2013/10/10 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.10.10発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.533≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
      先週は、伊勢神宮の式年遷宮のクライマックス、

          遷御の儀が執り行われました。

         我が国における様々な儀式や伝統の

      背景や意味合いなど、深く掘り下げてみることで

       全く異なる見識が得られるかもしれません。

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☆No.533 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_時代は変わる
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_さらなる難題に挑戦しよう(黒田執行役員)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_消費税増税(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 時代は変わる ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

ご存知だと思いますが、私は「機動隊員等を励ます会」という、一般社
団法人の副理事長を務めています。連合赤軍の浅間山荘事件での機動隊
員たちの活躍、というより、健気な活動に感動した、当時の新日鐵の偉
い方や、鈴木實会長が発起人となり、昭和49年に任意団体として設立
されました。

あの頃の機動隊は悪役で本当に可愛そうでした。機動隊には「この世を
花にするために」という川内康範作詞、猪俣公章作曲、橋幸夫唄という
堂々たる応援歌があるのですが、その三番に「なにを好んでそしりをう
ける・・・」という文句があります。

「そしり」とは「非難」ということになるのですが、要するにそのころ
機動隊は、一般の人々から非難されていたということになります。

それがどうでしょう。特に震災以後、自衛隊や機動隊は正義の味方とな
り、日本のために誇らしく行動しています。また、「DJポリス」も機
動隊員ですが、人気の的になるなど、全く以前とは世の中の風潮が変わ
ってきています。この間、若い機動隊員にこの歌詞について聴いたとこ
ろ、やはりピンときていないようでした。

ありがたいことに時代は変わりましたね。基本的に公務に携わる人には
誇りがなくてはならず、我々は彼らを尊敬しなければなりません。彼ら
が偉いのではなく、その職務が尊いのです。

戦争で亡くなった方達を外国の圧力で公式にお参りできない、それも、
敗戦から続いてそうならしかたがありませんが、途中からいろいろな理
屈をつけて、「A級戦犯が合祀されているから」などと訳のわからない
ことで、公式参拝できず、「お国のために死んで靖国神社で会おう」と
言っていった英霊達もそしりを受けている印象を持たれてしまいます。

日本の神道というものはおよそ普通の宗教観とは異なります。ですから、
仏教も古くから受け入れられ、「神社仏閣」という言葉も当たり前のよ
うに使われています。

今年は伊勢神宮の式年遷宮や出雲大社の遷宮もあり、大いに盛り上がっ
ていますが、これも最近の変化ですね。その前に歴女ブームなどがあり、
日本の歴史や日本そのものについての認識の変化が起きているのだろう
と思います。

これはグローバル化が逆説的に作用しているのだと私は思います。外国
から日本を見たら、当たり前のことが分かっていなかったことに気づき、
知らなくてはならないと思い出したということです。「日本はどういう
国か?」「どういう歴史を経て今日まで続いているか?」。神代から続
いていたこの国の形は敗戦により大きく破壊されました。

しかし、皇室は存続し、神社仏閣は護られ、お祭りをはじめとする日本
的なイベントも生き続けています。初詣も毎年記録を更新し、日本人は
日本のことを好きになってきているように思えてきました。

そんな矢先、私の敬愛する竹田恒泰先生が『日本人はいつ日本が好きに
なったのか(PHP新書)』という本を出版されました。ご存知のよう
に、彼は旧皇族・竹田家の生まれで、明治天皇の玄孫にあたります。彼
の講演も本も本当に面白い。その中でも今回のこの本はタイミングが良
く秀逸です。

自分が好き、家族が好き、住んでいる処が好き、日本人が好き、日本が
好きでなければ、グローバル化にはついていけません。自分の国が好き
だからこそ、相手の国の人達のメンタリティが分かり、その存在を認め、
分り合っていくということができるのです。世界の人達はみんな自分の
国が好きで、国旗や国歌を大切にしているのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

      ――― さらなる難題に挑戦しよう ―――
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先日ついにドコモからiPhoneが発売されました。これはドコモと
アップルがスマートフォン市場におけるお互いのシェア拡大に向けて、
双方のブランドに魅力を感じての提携ではないかと思います。以前から
提携はかなりハードルが高いといわれてましたが、見事にそのハードル
を乗り越えたようです。

iPhoneのスマートフォンでのシェアは世界では20%程度ですが、
日本では40%を超えているそうです。そして日本での通信会社別の携
帯全てのシェアでは、ドコモがiPhoneを販売してなくても50%
近いシェアを持っているそうです。

日本ではドコモやアップルがブランド力を持っているからこそ、このよ
うなシェア率になっているのだと思います。今後ドコモでスマートフォ
ンに替える人はiPhoneに替え、それぞれのシェアも上がっていく
のではないかと思います。

私のドコモの携帯が先方の声が聞き取りづらく、よく固まることもあり、
そのiPhoneをどうしても手に入れたくなりました。ドコモショッ
プに確認したところ、入荷台数はかなり少なく限られた店舗でしか販売
しないとのことで、早期に入手するのはかなり困難な状況でしたが、あ
る人の協力を得て、十数台の入荷台数の希望機種を運よくゲットするこ
とができました。

しかしこの後が大変でした。準備期間が無いなか無理矢理にドコモで販
売できるようにしたためか、データの移行は全て自分でやるように、不
明な点は直接アップルに聞くように、そしてメールはしばらく使えなく
てその設定も自分でやるようにとのことでした。

仕方なく渡された資料を頼りにデータ移行作業を行いましたが、案の定
データ移行に失敗。原因もわからず会社で詳しい人達に聞くもうまくい
かずで、自宅のパソコンや通信できなくなった前の携帯を駆使していろ
いろなことを試しながら深夜になるまで行い、何とかデータを復活させ
ることに成功しました。その達成感もあり、今はiPhoneの機能に
は大変満足しています。

話は変わりますが、今私達が取り組んでいる今中期の活動も、丁度半分
の期間が経過しました。これまでお客さまとの様々な協創を展開してき
ましたが、さらに高いハードルを超え、さらにステージを上げるために
は難しく困難なことが多いと思いますが、自分達の常識を超えるような
協創に進化させる必要性があります。またゴールの変革目標に対しての
進捗は拠点、チームによってバラツキはあると思いますが、この下期か
ら残り半分、さらにスピードアップして進めていきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

          ――― 消費税増税 ―――
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先週は来年2014年4月からの消費税8%への増税が決定しました。
様々な消費財の駆け込み需要が見込まれる中、五十鈴グループの鋼板加
工も非常に忙しくなることが予想されます。忙しさを優先させてしまい、
安全・品質管理が疎かにならないように皆で注意していきましょう。

今から24年前の1989年4月に3%消費税が導入され、その8年後
の1997年4月に5%に増税されています。今回、17年ぶりに8%
への増税となっています。

国の収入と支出のバランスが崩れているということで、収入部を増やそ
うとするのは一つの手法ではありますが、やはり支出を如何に抑えてい
くかが重要だと思います。

しかし、「景気」という「気」の問題でもあるので、支出の抑え方で景
気が悪くなり、狙っていた税収が落ちても問題となるので難しい部分は
あるのだろうと思います。

日本の国家予算を見てみると、米国に次ぐ世界第2位をキープしている
ようです。あの粗鋼生産量世界1位の中国よりもまだ少し予算が多いと
いうことですが、物価の違いもあるかと思いますが、国土の広さや国民
の数などを日本と比較しても、少し日本が使いすぎていないかとも感じ
てしまいます。

消費税が上がり、我々国民の負担が増えるというのはあるのですが、結
局は我々自身も使えるお金の範疇でしか消費出来ないわけで、その絶対
量は決まっていて、その中でやりくりするしかないということになりま
すね。年間300万円を消費すると、年間9万円の消費税の増税になる
のですが、我が家の場合は私のタバコ、晩酌代で充分に消費税増税分以
上のコストカットが出来そうです(ただし、タバコ税、酒税の収入減と
なりますが・・・)。

話は変わって、先週はIOCのキックオフを行い、次期中期につなげる
本中期の目標観を全員で再確認しながら、各チーム単位で下期のロード
マップ作成に没頭しました。先々の目標達成活動も行いながら、来年の
消費税増税も睨んで、足元のコストセーブ施策についても見直して実行
していくようにしました。

決して無駄な消費をしているというつもりはありませんが、使用期限を
長くできるような備品の使い方や、移動の費用を削減できるようなIT
ツールの活用拡大など、今までも取り組んではいますが、環境も変化し
ている中、常に新しいテクノロジーを利用した仕事スタイルでのコスト
意識を持ち続けていきたいと思っています。

コスト意識も前向きに捉えながら、7年後の東京で開催されるオリンピ
ックの時には、“リアルテクノロジー・コラボセンター”というブラン
ドコンセプトをベースにした変革し続けるITCになっていたいと思っ
ています。その時の消費税は・・・・・??


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2013.10.9  小山サービスセンターにて、
        Steel & Tube New Zealand社さまへの工場見学会を実施 
           →http://www.isz.co.jp/news/2013/1009_000175.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.534〕は、2013年10月17日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

近年日本の食文化やジャパニーズアニメーションが、欧米諸国で受けて
いて、どんどん広がってきているようです。いよいよ日本もグローバル
化し、文化が海外諸国にも認められてきたのかと思いきや、100年以
上前にはジャポニズムが流行し、ゴッホが日本の浮世絵を模写したこと
も有名ですね。そういった文化面での交流はかつてからもあったという
こともよく認識しておきたいですね。
今回代表のメルマガを通して、ビジネスや文化面での交流も含め、純粋
に国を越えて交流しようというとき、お互いの国家観こそが、唯一の共
通項なのではないかと感じました。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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