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五十鈴メールマガジン〔No.534〕老犬との休日
配信日時:2013/10/17 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.10.17発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.534≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
           今週は大型台風が上陸し、

    通勤や移動に大変な思いをされたのではないでしょうか。

         台風などは予測できるとはいえ、

       さまざまな被害を各地に残していきました。

  災害への備えを普段からしっかりとしていくことが大切ですね。

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☆No.534 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_老犬との休日
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ひとり立ちした新入社員へ(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_「温故知新」そして「挑戦」(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 老犬との休日 ―――
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鈴木貴士です。

前回の東京オリンピックは1964年10月10日が開会式でした。そ
れにちなんで体育の日ができたのですが、最近では連休にするために日
にちが異なってしまい、何となく拍子抜けというか、本来の記念日と意
味合いが違うというか、私は残念に思っています。

さてこの間の体育の日、私と愛犬のグレートデーンのドルチェは二人き
りの休日を過ごしました。とはいっても、彼女は高齢でそうとう弱って
おり薬も大量に飲んでいます。私も負けないぐらい飲んでいますが、あ
る日獣医さんが薬を出す際、私と同じ薬が処方されていたので「これっ
て、胆嚢の薬ですか?」と先生に聞くと「ああ、パパが飲んでいるなら、
それをもらったほうが安いね」などと言うくらい、ドルチェは健康保険
がないので、驚くぐらいの薬代金になります。

その効果もあり、元気で人間でいえば百歳くらいになるのに、その日の
調子で散歩の時間も自由にできています。朝、いつも通り散歩に出ると、
いきなり大量の糞をして最後のほうは下痢気味でした。散歩をしている
最中もお腹が痛いらしく、何回ももよおし辛そうでした。

それでも食欲があるので朝食を摂らせ、いつもの薬も飲ませました。私
は珍しく朝からずっとDVDで映画を観続けていましたが、洗濯屋が来
たり、勧誘の電話が何本もかかってきたり、結構忙しく集中して観るこ
とができません。

そうこうしているとドルチェの様子がおかしいので、ふと、彼女のトイ
レのトレイを見ると排便しているではありませんか。それも下痢気味で
あったので、再び屋外に出ました。やはり下痢が止まらず大変でしたが、
そもそも歩くのもヨロヨロしていて後脚を引きずります。

私も腰痛が完治していないので、天気の良い休日を老犬と老人がヨロヨ
ロ歩いているのもあまりカッコのいいものではありませんが、そういう
目で見ると、回りも、老人と老犬コンビが多いのです。しかし、お互い
労わりあって言葉は通じないものの、それこそノンバーバルで気持ちを
分かり合えるのは嬉しいことです。

家に帰ると甘えてきて、私の前に後ろ向きに座ります。普通の犬と違っ
て、彼女を抱いたり出来ないので、この体勢が抱っこになります。これ
で私はもはや動けず、ただただ彼女を撫ぜてやることになります。

その日はそこで彼女の腰が抜けて、双方動けなくなってしまいました。
「ドルチェ! 頑張れ!」と何回も促しやっと彼女は立ち上がりました。
秋の日はつるべ落とし、夕方になり私は実家に帰っている魔女に電話し
状況を報告すると、さすがは魔女、昔処方された薬を思い出し、それを
夜の餌に混入せよとの指示が飛んできました。

私が一杯呑みはじめると、彼女が夕食の催促を始めました。食欲がある
のはいいことなので魔女の言いつけどおり、下痢止めや抗生物質も餌に
入れるといつもの薬もあるので、薬だらけになってしまいました。

夕食をすませ、彼女は満足げに食後の睡眠をとりはじめました。私は独
り呑みで、肴を造ったりしていましたが、酔いが進むにつれ大胆になり、
大量に呑み、かつ食べてしまいました。

そして、挙句の果てにソファーで寝てしまい、帰宅した小魔女の娘の怒
りを買い、気がついたら自分のベッドに寝ていました。

私は気丈にも起き上がり、自分の薬を忘れずに飲むことができましたが、
何故か「老人と海」というヘミングウェイの名作を思い出し、夢を見て
しまいました。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

      ――― ひとり立ちした新入社員へ ―――
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五十鈴グループでは、10月から新入社員がひとり立ちします。現場で
は、赤ヘルから白ヘルへ。事務所社員は、仕事量が増えるとともに、事
務品質のチェックを自らやることを求められます。

もちろん、10月だからひとり立ちという訳ではありません。必要なス
キル、五十鈴イズムが身についていればひとり立ちできますが、例えば、
現場では、安全作業や安全行動ができていないと判断されれば、赤ヘル
のままです。こうして、任された仕事を安定的にできるようになると、
責任範囲(仕事量)が広がり、「貢献すること」を考えるように指導さ
れます。

ただただ作業をすることに終始するのではなく、お客さまのために、職
場のみんなのために、会社のために、もちろん自分のために仕事をする
とは、どういうことなのか? そのようなことを、いろいろな角度から
考え、必要な存在として光輝く人財となっていく実践教育が、10月よ
り始まります。

作業、操業教育は、すぐに結果がでます。しかし、人財教育は、未来に
おいて結果がでます。投資回収は大幅に遅いですが、途方も無い成果へ
とつながります。古い話ですが米百俵の話、江戸時代の藩校、塾、寺子
屋など、日本という国づくりに欠かすことのできない人財教育が行われ
ていました。この人財基盤が、国の安定性と一貫性をもたらすのです。

平和で幸せな日々を築くために、いつの時代でも、どこでも、誰にでも、
教育は必要とされています。新入社員諸君、教育終了と考えるには、ま
だまだ早いです。これからが、教育の本番となりますので、苦しくとも
弱音を吐かないようにしてください。

これからも、多くのことを学び、人の役に立つ存在でありつづける財と
して一人前となるべく成長することを、ひとり立ちした新入社員に求め
ます。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

     ――― 「温故知新」そして「挑戦」 ―――
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猛暑日を記録する快晴、そして大型台風と不安定な天候が続きながらも、
吹く風に着実に秋を感じる季節となりました。温度差で体調をくずさぬ
よう気をつけましょう。

9月の下旬、IOC成果発表会も終え、この10月は各拠点・SCで下
期拠点戦略会議、そしてキックオフミーティングが開催されています。

今さらという感はありますが、半年に一度の成果発表会に参加すること
での発見と気づきは絶えることがありません。特に、今回の発表会は中
期戦略の折り返しのタイミングであり、この1年半で戦略はどこまで現
実味を帯び、より具現化されたものになって展開されているかを確認す
る大切な時でもありました。

3年後のなりたい姿に対しての進捗にばらつきはあるものの、中には活
動の切り口や展開においてかつて無かったものがあり、次回の活動にさ
らなる期待を抱かせるものがありました。「ウチもうかうかしていられ
ない。しっかりと将来に備える良い活動を!」と奮起させられることが
度々ありました。

そして、アイコミでも10月の初旬に2日間をかけてキックオフミーテ
ィングを開催しました。今回のテーマは、「中期の検証と今後の課題~
アクションプラン作成」と「Will-Naviゴールの2020年の
姿を描く」というものです。

折しも、2020年は東京オリンピック開催の年でもあり、7年後の世
界・日本・業界そして大きな意味での社会がどのようになっているかを
Will-Navi策定時の総研の未来予測レポートも再確認しながら、
自らのあり方そのものを考えました。

その際、7年後のアイコミを考えるにあたって、いきなり将来を考える
のではなく一旦創業時から今日までのアイコミを全員で検証したのです。

3年後を考えるならば3年前はどうだったのか、10年後を考えるなら
ば過去10年はどうだったのか、一旦リセットして考えると良いと書い
てありました。

確かに過去を振り返ると、チャレンジングな仕事ぶりが多く展開されて
いる時期もあれば、多忙さに負けて同じことを必死で繰り返しやってい
る時期もあり、そこから透けて見えてくるものがたくさんありました。

昔、稲盛和夫さんがあるインタビューの中で「世の中に失敗というもの
はない。チャレンジしているうちには失敗はない。あきらめたときが失
敗である」。というようなことを言っていたことを思い出しました。

当然のことながら、挑戦そのものは目標達成のための過程の一つです。
だから、失敗もあれば小さな成功もある。小さな成功を大きな目標に向
けて新たな挑戦テーマに繋げていく。そういった地道な積み重ねが私た
ちの成長を促し、7年後の五十鈴グループを大きく進化させていると思
っています。

今回のアイコミのキックオフで、これまでのサービスコンテンツを充実
させる領域を超えて、私たちが在りたい姿をもとに新たなサービスの事
業化構想が生まれました。

7年間という時間を経て、どのようになっているのかとても楽しみです。
今回の学びを活かし、各所で展開されているキックオフとその後の活動
が、またGVCへ着実に近づくものになるようアイコミ全員でしっかり
貢献していきたいと思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2013.10.15  五十鈴の全員参画型経営
     「IOC(五十鈴組織変革)活動ダイジェスト」更新 
           →http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement03.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.535〕は、2013年10月24日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今週は、大型台風が上陸して広範な範囲に甚大な被害をもたらしました。
多数のお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、行方不明の方々の
早期救出を祈念いたします。
上陸することが予測されて、さまざまな対策をとったり、通勤などで苦
労された方も多かったと思われます。普段から災害への準備を行ってい
るとはいえ、いざその時に遭遇すると自然現象のすさまじさに改めて脅
威を感じました。今後も継続して、災害への準備をしておくことが重要
になってきます。常に“防災・減災”への関心と行動を呼び覚ましてい
かなければなりません。
                      (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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