バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.537〕筋書きのないドラマ
配信日時:2013/11/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.11.07発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.537≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        いよいよ本格的な冬と思わせるほど、

         外気は冷え込んできています。

       体調には十分気をつけたいものですが、

    先週は野球観戦で、多くの人が熱く見守ったようです。

================================

☆No.537 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_筋書きのないドラマ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ひとつになる(山田常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_七五三(新川社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 筋書きのないドラマ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

東北楽天ゴールデンイーグルスが念願の日本一に輝きましたが、本当に
盛り上がりましたね。日本中がなにかしら楽天ファンになったようで、
さすがの巨人も引き立て役のような感じでしたが、巨人が強くて、田中
将大投手を攻略し最終戦にまでもつれ込んだので、日本中の興味が集ま
りました。

王手をかけた第六戦を、不敗のマー君は160球で完投しましたが、負
けてしまいました。しかし、その日の逆転はなかったものの、楽天全選
手のモチベーションは上がりました。そして誰もが、最終戦にマー君が
投げるとは思っていませんでした。

そもそも、日本シリーズの初戦でなぜ、マー君を先発させなかったのか。
日本シリーズでは第二戦と第四戦が重要だということは知っていますが、
驚きでした。

星野監督は考え抜いた結果として、第二戦にマー君を先発させたのだと
思いますが、この辺から筋書きのないドラマは演出されたのかも知れま
せん。

ここで、第一戦から振り返っても仕方がありませんから、流れだけを追
いかけると、仙台での第二戦はマー君の完投勝利でタイで移動日となり、
東京ドームでの3連戦が注目されたわけですが、楽天が1勝すれば、仙
台に戻れるということになります。

巨人の3連勝もないこともないですが、この辺が勝負のアヤで、逆に楽
天が2勝して王手をかけて第六戦、仙台で不敗のマー君でいただき、と
いう星野監督の思い通りの展開でした。しかも、第六戦の序盤は楽天が
リードしていました。私も観ていて、エラーの後のダブルプレー等があ
ったので、流れは完全に楽天で、マー君の不敗神話もあり、絶対に楽天
が勝つと思っていました。

しかし、ロペス選手の一発で同点となり、その際にベースを廻るロペス
がマー君を挑発し、マー君も言い返しました。なにやら、以前ピンチの
時にロペスを打ち取り、派手なガッツポーズをマー君がしたことを執念
深く覚えていたようで、仕返しをしたということですが、明らかにマー
君は頭に血が上り、冷静さを失い、その後打たれ逆転されました。

しかし、それから上述したように、星野監督はマー君を温存せずに16
0球で完投させ、第七戦を迎えました。楽天は全員野球でよく戦い、ピ
ッチャーもよく投げました。しかし、3点リードの最終回にマー君を登
板させるとは。それなら前日、7回くらいから温存させるべきだったと
思ったのは私だけではないでしょう。

しかし、そんなものは理屈ですね。あれだけ投げたからこうなって、こ
ういう状況だから、マー君しかいない。こういうことなのでしょう。も
う初めから、レギュラーシーズンもクライマックスシリーズも日本シリ
ーズも最後の締めは「田中将大だ!」と星野監督は決めていたのだと思
います。

160球投げた人間を翌日締めで投げさせるのは、大リーグでは多分な
いでしょう。昔野球が全盛期のころ、「神様、仏様、稲尾様」といわれ
た稲尾投手とか「権藤、権藤、雨、権藤、雨、雨、権藤、雨、権藤」と
言われた権藤投手とか、日本シリーズで4連投、4連勝の南海の杉浦投
手とか、何連投も平気で投げさせていました。

しかし時代は変わり、大リーグの科学的なやりかたで、先発は100球
とか、中継ぎ、抑えの分業システムなどが主流になりましたが、やはり、
理論より日本人は情のほうが好きですね。不敗のマー君が敗れ、でも最
後はマー君が胴上げ投手とは。しかし、ランナーが2人も出て、あれで
ホームランでもでたら、と今でもドキドキしてしまいます。

ともかく、被災地の東北であれだけの夢や勇気、感動を与え、素晴らし
いスピーチをした星野監督をはじめ、選手たちに拍手を送りたいと思い
ます。そして、東北のファンの皆さん、素晴らしい応援でした!「日本
一おめでとう!」


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

        ――― ひとつになる ―――
========================================================□■□■

先日、五十鈴東海として初めての合同イベント「3SCの社員が一堂に
会した全員ミーティング」を開催することができました。テーマは今年
の社員総会の「魅せるショールーム LIVE-CM」で発表した「ひ
とつになる」です。

全体の参加率は65%と全員参加には至りませんでしたが、参加したみ
んなにとっては「参加して良かった」と言えるものではないかと思いま
した。当日は強烈な台風の接近で開催が危ぶまれましたが、そこは東海
の社員の熱意で台風も押し遣り、無事開催することができました。

当日は極力堅苦しくならず自由な発想でミーティングを進めたいと考え
企画し、「広がる五十鈴東海の可能性 ~3SCでひとつになるとでき
ること~」「みんなのアイデアをつなごう」と日頃はなかなか交わりの
少ないメンバーがチームを作り、真面目に、真剣に、楽しみながら、話
し合いを進めることができました。

そして合同イベント1週間後の11月3日、日本一になった楽天。投手、
田中将大選手の活躍はもちろんのこと、これこそがチームプレーの醍醐
味と言わずにはいられない奇跡の大勝利であったといえると思います。

そして、奇しくも日本一を決めた日付は11.3。誰しもが2年前の東
日本大震災の日、3.11が瞬間、頭を過ったのではないでしょうか?
人との出会いは人生を豊かにします。多くの素晴らしい先輩、よき友と
巡り合え、チーム全員が心を一つにして一生懸命取り組めば、必ず結果
が出ると確信しています。

私の好きな言葉の一つに「one・for・all,all・for・
one」(一人はみんなのために、みんなは一人のために)というのが
あります。

これはラグビーの基本精神ですが、他のチームスポーツや仕事や地域活
動など、全てに通じる考え方ではないかと思います。

3SCが一つになり、考えも発想もできることも3倍になった五十鈴東
海。テーマである「ひとつになる」の意味を考え、それぞれの成長に繋
げていきたいと考えています。

後日、チーム毎で振り返りを行ってもらいましたが、特に若手社員から
は、「最初はやらされ感を感じていたが、やって良かった」「いろんな
意見が聞けて良かった」「事前の準備不足を反省する」「期待以上のミ
ーティングができた、夜の宴会はもっと良かった」等々の前向きな意見
を多く聴くことができ、頼もしく感じました。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

          ――― 七五三 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

11月に入り、朝晩の冷え込みと、日中の温度差の開きが大きく、体調
管理が難しい時期になってきました。インフルエンザは、毎年1~3月
にピークを迎えますが、今ごろから感染者が増えていくそうです。

五十鈴グループでは、インフルエンザ感染予防対策として、各拠点/サ
ービスセンターでの予防接種が毎年行われていますが、今年も今月中に
ほとんどの場所で実施予定になっています。予防に努め、健康に過ごせ
るようにしていきましょう。

さて、私事で恐縮ですが、先日、少し早めに娘の七五三を終えました。
一般的には、11月15日に行うそうで、江戸時代に、徳川綱吉の長男
である徳松の健康を祈って天和元年11月15日に祝われたことから、
以後、この日になったといわれています。

七五三は、子育ての大切な節目ですから、どこの家庭でも「健康でいて
ほしい」「笑顔で育ってほしい」と祈願し、子どもの将来に思いを馳せ
たりするのだと思います。

ご多分に漏れず、私も祈願してきましたが、ふと「七五三問題」という
言葉を思い出しました。

本来の七五三とは、まったく意味の異なるものですが、10年ぐらい前
からいわれている言葉で、就職してから3年以内に最初に勤めた会社を
辞めてしまう割合が、中学卒で7割・高校卒で5割・大学卒で3割であ
る、というのが、この「七五三問題」です。

ここ数年は、就職するのも厳しい時代ですから、以前とは状況が違うだ
ろうと思いましたが、統計的には大きく変わっていないそうです。

「思っていたことと違う」とか「やりたいことと違う」など、様々な理
由があるのでしょうが、現実を十分に理解していないということと、仕
事を通して自らの存在感を確立するという観点が乏しいことが最大の要
因なのかなと感じます。どれだけ自己を確立して、アグレッシブに成長
を追求していけるのかによって、楽しさも変わってくるのだと思います。

「健康」や「笑顔」をベースにしながらも、「自己の確立」を大切にし、
こうなってほしいと願うばかりではなくて、相互支援や自律的成長を促
すような働きかけをしていくことが、本当に必要だと感じています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.538〕は、2013年11月14日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

楽天が見事に優勝を果たしましたね。創立当初負けに負け、どうしよう
もなかったころが嘘のようでした。マー君の勝ち星だけで優勝したわけ
ではないですが、やはりマー君はヒーローで、楽天の成長はマー君の成
長とともにあったようにも感じます。だからこそ最終日の登板が、驚き
はしましたが違和感がありませんでした。そんなマー君の神話の終わり
と初優勝が同時とは、本当にドラマでしたね。
しかし代表がメルマガに書かれているように、マー君の存在がチームの
モチベーションを高めているのだとしたらと思うと、今後も慢心はでき
ないのかとも思います。マー君の海外移籍が注目されていますが、仮に
マー君がいなくても同じ力が発揮できる、今後の楽天の組織(チーム)
力に期待していきたいと思います。
                     (編集室/野々村 悠希)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.537≡

======================= ISZ Mail Magazine