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五十鈴メールマガジン〔No.538〕清須会議
配信日時:2013/11/14 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.11.14発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.538≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
      すっかり秋も深まり、肌寒い季節となりました。

            読書やスポーツなど

     この季節にふさわしい楽しみを味わいたいものです。

       映画鑑賞というのも良いかもしれませんね。

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☆No.538 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_清須会議
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_全員の力で思い(願い)を達成しよう(黒田執行役員)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_北の大地のコンビニ(山室社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 清須会議 ―――
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鈴木貴士です。

私の大好きな三谷幸喜監督の最新作『清須会議』が先週の土曜日に公開
されました。前の日からテレビの『ぴったんこカン★カン』等で紹介さ
れ、ずいぶんと盛り上がっていたので初日の席をインターネットで取り、
魔女と出かけました。

六本木ヒルズの映画館に行ったのですが、最近のシステムは本当に良く
研究され臨機応変になり、めちゃくちゃな混雑のようなものはなく、チ
ケットの販売から、飲食、グッズの販売にいたるまで合理的にお洒落に
なっています。キャンディの量り売りなど興味深いものもあって、待っ
ている間も楽しめます。

さて、この映画は三谷監督にとって6本目の監督作品ですが、プログラ
ムの冒頭で彼は次のように記しています。

「今回は大爆笑コメディではありません。笑えるシーンはありますが、
基本的には真面目です。ギャグらしいギャグもありません。念願の時代
劇です。時代劇といっても歴史劇です。派手なチャンバラもなければ、
ダイナミックな戦闘シーンもありません。人もほとんど死にません。終
盤にちょっとだけ立ち回りがありますが、全員、峰打ちです。でも、今
までで一番面白い映画が出来たと、自信を持って言える作品になりまし
た。」ということですが、私が観たところその通りだと思います。

まず、ストーリーですが、本能寺の変で織田信長が死んだ後、跡を継ぐ
のは誰か? ということで、筆頭家老の柴田勝家と天下を狙う羽柴秀吉
がそれぞれ、織田家の継承者を立てて、清須城でそれを評定する会議を
開くというもので、人々の思惑からドラマチックな人間模様が繰り広げ
られ、「今、日本史上初めて、会議で歴史が動く!!!」というキャッ
チコピーに繋がるのです。

いつもながら映画を構成する三谷監督のキャスティングが素晴らしい。
実直で古いタイプの武将、柴田勝家には役所広司、天下統一の野心に燃
える成り上がりの秀吉には大泉洋、一番のキーマンになる難しい役どこ
ろの丹羽長秀には小日向文世(この人最高でしたね)。そして最後に宿
老に昇進し会議に参加し秀吉に味方する、したたかさを見せないしたた
かな役を、名優佐藤浩市が演じています。

この4人を会議の中で仕切るのは前田玄以役のでんでんとこうなるので
すが、その他、お市役には鈴木京香、前田利家に浅野忠信、黒田官兵衛
に寺島進と、もうこう書いているだけでウキウキするようなキャスティ
ングで各人が個性を発揮していました。

会議の裏的な背景を言うと、勝家も秀吉もお市に惚れていて、そこに権
力闘争が絡みやっかいなことになります。歴史を知っていると分かりま
すが、最後に勝家とお市は結ばれますが秀吉に滅ぼされます。お市の連
れ子だった茶々が淀君として秀吉との間に秀頼をもうけますが、豊臣家
は滅亡します。

この映画にも登場する秀吉の正妻寧(北政所)は、関ヶ原の戦いでは徳
川家康に与し、福島正則や加藤清正等自分が手塩にかけた武将を東軍に
付けるといったことになるのですが、歴史の陰に女ありで、このあたり
が分かっていないとこの映画の面白さも半減すると思います。

マニアックなギャグとしては、前作『ステキな金縛り』で出てきた落ち
武者の更科六兵衛(西田敏行)をチョコット登場させたりして、三谷マ
ニアを喜ばせています。

映画を堪能した後、麻布の蕎麦屋で魔女と色々感想を語り合いましたが、
やはり、史実の確認が多かったように思います。本当に真面目な映画で
した。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

   ――― 全員の力で思い(願い)を達成しよう ―――
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11月も中旬となり、朝晩はだいぶ寒くなってきました、昨年もちょう
ど寒くなってきたこの時期にメルマガを書きました。

その内容は日本シリーズで私の応援しているジャイアンツの優勝と単身
赴任で住んでいる大和市の由来とを引っ掛けて、ジャイアンツはチーム
の和があったから日本一になれたんだと、日本人は古くから和を大切に
する民族であり、それが組織の力となっている、というようなことを書
いたと記憶しています。

しかし、今年は残念ながら我らがジャイアンツは楽天に負けてしまいま
したので、日本シリーズの話題に触れるのはやめて、なんの脈絡もあり
ませんが昨年の大和市の由来に引き続き、今回は青梅市の由来について
調べてみました。

一説によると平将門が、現在の青梅市にある「金剛寺」の境内で馬のム
チの代わりに使っていた梅の枝を、「我願い成就あらば栄ふべし」と言
って地面に突き刺したところ、見事にその梅の枝は根づき実が付いたそ
うです。

その後、梅の実は秋になってもずっと青いままで地面に落ちることもな
く実をつけていたそうです。それで「あおうめ」から「青梅」となり、
地名の由来となったとのことです。今でも「将門誓いの梅」として境内
にあるそうです。

そんな願いを叶える伝説が伝わる青梅市にある青梅SCでは、現在スマ
ートバリューセンターをコンセプトに、ただ経費削減をするだけのコン
パクト経営ではなく、今までにないワークスタイルや新たな価値を生み
出していける体制づくりに取り組んでいます。

具体的には最少人員で事務や生産の枠を取り払い、加工する人間が板取
したり、品質についても直接お客さまに確認したりすることができるよ
うに、一人ひとりが何役もの役割を果たしていけるように、中央として
取り組んでいます。この体制が確立できれば、今後のSCの基本型にで
きるのではないかと考えています。

障害や難しいことも多々あると思いますが、全員の力で思い(願い)を
達成していきたいと思います。そういえば楽天の優勝も、東北の人々の
願いが叶ったすばらしい優勝でしたね。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

       ――― 北の大地のコンビニ ―――
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皆さんは、セイコーマートという企業をご存知ですか?

北海道を中心として展開しているコンビニで、その一号店は日本で一番
古く、1971年札幌で誕生し、創業40年を超え、現在1051店舗
を展開しており、これはセブンイレブン878店舗を押さえて道内第一
位で、北の大地で独自性を発揮し、自社グループで流通機能をすべて持
つサプライチェーンとして、地元で成長し続けている会社です。

ある記事を読み、興味を惹かれ、会社のホームページを見てみると、下
記のようなことが表現されておりました。

・「おいしい」という幸せを、もっと。⇒ 私たちのビジョン
 
 “Fresh,Quality and Good Value”、
  新鮮で良質なものをお手頃価格で。
 “ホットシェフ”、店内にキッチンを持ち、あたたかい料理を提供。

・社員の成長が、企業の成長へとつながる ⇒ 私たちの未来

 「企業は存在し続けなければならない」、それがセイコーマートの企
  業理念。それを実現するための原動力が「人」です。
  社員や従業員が現状に満足することなく、常に「これから」を考え、
  変化し成長し続けていくこと。そして、誇りを持って誠実に働くこ
  とができ、仕事を通して地域に笑顔と元気を届けること。
  その思いと行動が、セイコーマートの大きな力となっていきます。

常にお客さま満足や自らの成長を意識し、変革し続け、永続的な成長を
探究し続けていく企業像は、我々が目指している五十鈴ブランド・理念
・戦略や人財育成に相通ずるものを感じました。

また、我々がサービスセンター/バリューセンターを目指す上で、イノ
ベーション協創の確立へ向けてのヒントになると思いました。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.539〕は、2013年11月21日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

すでに秋が過ぎて冬に突入しているのではないかと思われる寒い季節に
なってきました。
晩秋のこの時季こそ読書やスポーツなどに親しみ、心身ともに気分を入
れ替えて、じっくりと今期の後半に向けた気力を養っていきましょう。
さて、今月11月といえば文化の日や立冬、七五三などがよく知られて
いますが、介護の日(11日)や家族の日(17日)もあり、少子高齢
化社会といわれるこれからの日本において、その意味合いをしっかりと
考え行動していかなければならないと感じているところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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