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五十鈴メールマガジン〔No.541〕ムード
配信日時:2013/12/05 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.12.05発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.541≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
            今年もあと1ヵ月。

   1年のやり残したことや、やってきたことの実績を整理して、

     来年以降のスタートダッシュに繋げられるような

           ひと月にしたいですね。

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☆No.541 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ムード
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_もう年末です(牛島常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_感激する仕事(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― ムード ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

アベノミクスや東京五輪招致でなにやら、この年末はいいムードになっ
てきました。丸の内周辺でも、イルミネーションが鮮やかに彩られてい
ます。

日銀の異次元の金融緩和で円は値下がりし、株価は上昇しました。去年
の年末とは大違いです。百貨店では高級なものが売れ、どこに行っても
人が大勢出ています。

先月は関西コイルセンター工業会の五十周年の祝賀会が開催されました
が、凄い熱気で会員各社の顔色もよく、好景気になってきたと感じまし
たし、今月開催された浦安鉄鋼団地協同組合の創立五十周年の式典でも、
大変な盛況ぶりでした。安倍総理大臣のビデオメッセージもあり場が盛
り上がりましたが、彼は社会人として神戸製鋼からスタートしたので、
鉄鋼人だったと述べていました。

会場には、新日鐵住金の宗岡会長はじめ、お歴々が大勢参加され、スピ
ーチもあり華やかな式典になりました。ともかく、色々な場所でのムー
ドが昨年とは一変し良くなってきています。

しかし、五十鈴のサービスセンターの売り上げトン数はそれほど上がっ
てはいません。お客さまが自動車中心の会社と建材等が中心の会社とは
大きく違うようです。自動車中心の会社はその生産台数がはっきりして
いますが、建材や物流、店売り中心の会社は、物件や色々な要素で活況
を呈しているようです。

デフレ状態のべったりした感じから脱し、ムードは本当に変わってきて
います。ムードとは感覚的なものですが、そもそも景気とは気のもので
すから、期待が膨らめば良くなっていきます。

景気循環の観点からみても、4.4年周期のキチン・サイクル(短期・
在庫投資循環)、9.4年周期のジュグラー・サイクル(中期・設備投
資循環)、25.5年周期のクズネッツ・サイクル(長期・建設投資循
環)、そして56.5年周期のコンドラチェフ・サイクル(超長期・社
会インフラ投資循環)の4つの波がすべて、現在上昇局面にあるといわ
れており、そしてこれは「ゴールデン・サイクル」(黄金循環)と呼ば
れています。

これはあたかも、伊勢神宮と出雲大社の同時遷宮やおかげ参り、それに
五輪招致決定のようなものと重なり、日本の経済の先行きに明るい希望
を与えてくれるもので、素晴らしく良いムードになってきたと思えるの
です。

人間の希望や期待が良い気になって、勢いをつけて物が動いてくれば世
の中が大いに変わるということは、今回の政権交代やアベノミクスで日
本人はよく分かったことでしょう。

しかし一方で、東日本大震災の復興の遅れや原発の問題、中国・韓国な
ど近隣諸国との領土問題をはじめとする様々な問題があるのも事実です。
日本人は島国で逃げ場がないから、国内では隣近所と仲良くしなければ
生きていけないと思っていますし、気を使わなければならないと思って
きました。

しかし、地続きのヨーロッパを見ると、それは隣国との戦争の歴史で散
々大変な目にあったから、共同体、EUができたのでしょう。そういう
ことを踏まえれば、今、日本は隣国と起きている揉め事は我慢して、じ
っくりやっていかなければならないと思うのです。

何かのきっかけでムードが変われば良い方向が見えてきますし、実際問
題として、シェールガス革命で天然ガスの供給が見直され、ロシアとの
関係は以前とは異なり、ムードが変わってきました。

五輪招致でもプーチン大統領が協力したといわれています。だから、良
いムードができるまで他の隣国との関係改善は、残念ながら我慢するし
かないかもしれませんね。しかし、その打開策はやはり経済問題がきっ
かけになると私は思っています。


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【執行役員が伝えたいこと】_牛島常務

        ――― もう年末です ―――
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この間までクールビズだったと思っていたら急に寒くなり、気が付いた
らアッという間に12月になってしまったような感じです。今年もイン
フルエンザが流行りそうなのでワクチン予防接種を受けるなど、体調を
崩さないようにしていきましょう。

今年はアベノミクスの効果で五十鈴グループの販売量も7月は10万ト
ンを超え、8月以降も稼働日の関係で10万トンには届きませんが日当
たりでみるとまだ高いレベルの販売量となっています。

今年は第43回東京モーターショー2013が、有明のビッグサイトで
11月22日から10日間開催されました。今年のショーのテーマは
「世界にまだない未来を競え」でした。来場者も前回の84万人を上回
る90万人となり、近未来のモビリティ社会の姿を体感できるショーで
した。

私もモーターショーに行ってきましたがどこのブースも人が多く、特に
富士重やマツダのブースは前回以上に多く感じました。車に興味のある
人はまだ多いのですが、意外と若い人は少なかったように思いました。

我が社の販売にも直接的に大きな影響を与える国内の自動車販売は、2
000年の初め頃から伸び悩むようになりました。原因は車の耐用年数
が伸びたこともありますが、「若者の自動車離れ」の影響があるそうで
す。

その原因は、経済的理由(就職氷河期・非正規雇用化)、趣味の多様化
(携帯・スマホ・パソコン・ゲーム)だといわれています。また首都圏
では車で移動するより時間も正確でスマホで遊びながら目的地に着く電
車の方が、安全で効率が良いという若者を多く見かけます。

確かに東京モーターショーに来場している人は以前に比べて若い人が減
り、昔若者だった人が多かったように見えました。若者の自動車離れは
アメリカ・ヨーロッパでも同じ傾向のようです。

来年度の消費税率8%の影響で景気が失速しても、販売量は落とさない
ように今から準備して頑張っていきましょう。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

         ――― 感激する仕事 ―――
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今年のカレンダーもあと1枚となりました。月日の経つのは早いと感じ
ます。年末のこの時期といえば今年の流行語ですが、皆さんはどのよう
に感じましたか? 史上初となる4語の年間大賞選出になるとは思わな
かったのではないでしょうか。「お・も・て・な・し」が一番だと私個
人的には思っています。

この言葉は近年忘れていた日本人的なものではないでしょうか。しかし、
建設もこの「お・も・て・な・し」を11月29日(金)、小山SCで
体感できました。

当社のお客さまであるT社さまに五十鈴を見てもらいたいとの思いから
工場見学を企画しましたが、当日は、お客さまに合わせたプレゼンをし
ていただきました。それには多くの検討や準備・練習等があったと思い
ます。お客さまも非常に感激していました。お客さまのために、様々な
ことを考え、準備し、練習した結果が感激に繋がっていると思います。

今回の工場見学は、建設がサービスセンターになるための大きなきっか
けになると感じました。そして今後は建設だけでなく、五十鈴グループ
との協創関係が創られていくと思います。

話を建設に戻しますが、建設は官庁物件・民間物件でも競争価格での商
売が主流になっています。材料費の値上げ・職人不足・各製品の納入時
期の遅れなどにより契約時計画から大幅に変わってしまった現場もあり
ました。

現在は受注前に様々な角度から検討を行い、また、協力先との連携もさ
らに強化して対応していますので、誤差は少なくなっています。職人が
足りない状況はバブル期以上のように感じます。このようなときは特に
ベテランの知恵を多く活かすことが大切です。あの忙しい時期を切り抜
けた経験が活きると思います。

11月に3物件の竣工式や開所式があり、それぞれのお客さまから喜ん
でいただきました。その中の1物件では、施主(建て主)が、開店祝い
に来ていた友達に「建物は五十鈴建設にお願いしろ!」とまで言ってい
ただきました。何故そのようになったかは、施工中の問題点に対して様
々な提案を行い、お互いの意見を取り入れながら進めたからだと思いま
す。

今後はもっとお客さまに感激される仕事ができるように管理を強化した
いと思います。会社組織として、各現場・各お客さまに対してやるべき
ことをしっかりと行っていきます。そのような基本的なことを考え、行
動することが、リピーターに繋がるでしょう。そして、競争からの脱却
に繋がり、協創へのはじまりになると思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.542〕は、2013年12月12日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年も残すところあと1ヵ月ですね。去年の今ごろに今の安倍政権が誕
生してから、直ちに株価上昇と円安に効きましたが、一年を通じて本当
に私たちの生活に触れるところまで経済の効果が及んでいるのが分かり
ますね。しかし代表のメルマガで「景気は気」と紹介されていますが、
やはり気だからこそ読みきれないことも多いのかもしれません。気に左
右されない圧倒的な自分たちの機能性や差別化ということを目論見、今
年1年の自分自身が行ってきたことを振り返ってみたいと思いました。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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