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五十鈴メールマガジン〔No.543〕海外からのお客さま
配信日時:2013/12/19 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.12.19発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.543≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
           昨夜から今朝にかけて、

      関東地方の一部の地域では雪が降ったようです。

        昨年度は東京でも大雪がありましたが、

           慌しい師走のこの季節、

   安全・健康を損なわぬよう予応を万全にして過ごしましょう。

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☆No.543 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_海外からのお客さま
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_タイ視察(黒田執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_プロセス イノベーション(臼井社長)
┃
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【代表メッセージ】

        ――― 海外からのお客さま ―――
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鈴木貴士です。

五十鈴のサービスセンターには大勢の海外からのお客さまが視察や勉強
に来られていると思いますし、その対応も見たことはありませんが、上
手くいっていると聞いています。しかしながら、私のところに来る海外
からのお客さまはほとんどいらっしゃいません。私のところに来られて
も、仕事の話やサービスセンターの話は詳しくありませんから、「来ら
れても、役に立たないよ」と言って、現場やITCのスタッフに任せて
います。

これで英語でも流暢なら、積極的に海外のお客さまと面談し、こちらか
ら色々な情報を収集したいところですが、そもそも難聴だし、通訳が入
ると話が長くなり面倒臭いしという訳で、なるべく逃げている、という
のが本当のところです。

しかし、先週はメタルワンの関係のブラジルからのお客さまが、私のオ
フィスに来られることになりました。五十鈴のサービスセンターの視察
をした御礼、表敬訪問ということですね。

お客さまは同業の社長と副社長でしたが、副社長は日本人で私が新入社
員の頃から知っており、三菱商事出身で同世代、英語もポルトガル語も
できます。あとはメタルワンのスタッフで英語が堪能な人達、総勢5名
で来られました。私は朝から緊張し、といっても準備したりしてもしょ
うがないので、スタッフもよく知っているし、彼らに任せればいいやと
腹を括っておりました。

時間通りお客さまが来られ、型通り「ナイス、ミイチュー」から始まっ
たのですが、どういうわけか私の頭が反応し、名刺交換のとき「これは
今週作った名刺で、何故なら、日本語のしかなかったからだ」(日本語
が変ですが、英語で言ったものでこうなります)とジョークぽく言葉が
出てしまいました。

さらに座ると「ウエルカム、マイオフィス」とか言って「私は40年前
に三菱商事に務めていたが、国内商売だったので、英語が喋れないで、
ゴメンなさい」とさらっと言ったので、お客さまはある程度英語が話せ
ると思ったらしく、英語でどんどん話しだしました。

しかし、諸外国の人は母国語以外に英語も、ある程度の身分の方は必ず
話せますね。そのお客さまもポルトガル語は使わず、終始英語で話され
ました。全く分からなければいいのですが、単語が多少分かると、頭の
中がこんがらがって日本語もおかしくなって、思考回路がショートして
しまいそうだったので、すべて日本語で考え、話すことにしましたが、
それでも分かる単語が頭に入ってきてしまうので大変でした。

話が佳境に入ってくると、当然盛り上がってくるので日本語の話も難し
くなり、通訳する人も大変だったと思いますし、感情的に私が言いたい
ところは稚拙な英語が飛び出してしまうので、自分でも驚きました。

外国の方と二人きりなら、ブロークンでもなんでも恥ずかしくありませ
んが、英語が話せる人達ばかりの中で、拙い英語を話すのは勇気が要り
ます。ですがお客さまとのコミュニケーションが取れればそれでいいと
思いました。

それにしても、自分でも英語が頭や身体に反応するということで驚きま
したが、若い人達ならなおさらでしょう。そういう機会を多くして、五
十鈴の社員には世界に羽ばたいてもらいたいと思います。結局は英語力
よりもコミュニケーション能力。積極的に外国の方とお付き合いをして
知見を深め、「グローバル・バリューセンター」を目指しましょう。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

          ――― タイ視察 ―――
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今年も残りわずかとなりました。この一年で景気回復が進みお客さまと
の話の中にも徐々に明るい話が出てくるようになってきていると感じま
す。ここ数年の海外移管や現地化の話も、円安の影響で棚上げになった
り一部日本に戻ってくるような話も聞かれるようになってきました。で
も長期的には日本のモノづくりはまだまだ厳しい状況にあり、明るい話
にはなりません。

話は変わりますが、先月の中旬にお客さまの協力会で、タイに3泊4日
の視察旅行に行ってきました。今のタイは、全体的には一時の好況の反
動もありだいぶ仕事量は落ち着いてきているようでしたが、繁華街は多
くの人が出歩き夜遅くまで賑わっており、日本にはない活気が感じられ
ました。

今回の視察旅行は、3泊4日といっても往復で1日ずつ取られるので、
実質的な稼働は2日間となりました。1日目はお客さまの関連の2ヵ所
の工場とメタルワンさまの関連のDMETそしてMSATの新工場と本
社工場の合計5ヵ所の工場を強行日程で見学させてもらいました。いず
れの工場も繁忙感はないものの成長に向けての勢いが感じられました。
またMSATに副社長として出向している大黒顧問も現地にすっかり馴
染んでとても元気そうでした。

2日目は映画『戦場にかける橋』の『クワイ河マーチ』で有名なクワイ
川鉄橋などのバスでの観光でした。当初2時間で目的地のクワイ川に着
くとのことでしたが、結局3時間余り掛りました。現地人ガイドの話で
は道が混んだからだと言っていましたが、ほとんど渋滞はなく何故遅れ
たかその時は不可解でした。

その後、鉄道でクワイ川鉄橋を渡ってさらに奥地に1時間掛けて行き昼
食とのことでしたが、まず汽車が時間になっても全然来ません。結局乗
車できたのは40分後となりました。汽車に乗ってからも1時間程経っ
たのに目的地に着く気配がまったくないので、現地人ガイドにあとどの
位掛かるのか聞いたところ、30分位との回答。でも結局目的地に着い
たのは出発から2時間後でした。

ということで昼食にありつけたのは2時過ぎとなりました。その時点で
既に3時間程度予定より遅れているため、その後の予定がすべてキャン
セルとなり昼食が終わり次第バンコクに戻ることになりました。また帰
り道は3時間程度だと言っていましたが、どう考えても来る時バスで3
時間、汽車で2時間掛っているので3時間などありえないと思っていた
ら、案の定5時間掛りました。

結局この日は遠い遠い所へ昼食を食べにだけ行き、ほとんど乗り物に乗
っている大変な1日だったとともに、日本の緻密さや時間の正確さを改
めて感じる一日でした。ちなみに夕食を食べたのは9時過ぎでした。

それでは、来年も良い年が迎えられるように、今年のうちにやるべき事
はしっかりやっておきましょう。また会社としても、新年度まではあと
3ヵ月となるので、目標達成に向けた追い込みと来期への準備も年明け
からしっかりできるように、有意義な年末年始を過ごすようにしてくだ
さい。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

     ――― プロセス イノベーション ―――
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今年も残すところあとわずかとなりました。ここにきて厳しく冷え込む
日が続いています。今年の仕事の締めくくり、そして新年の仕事始めを
元気に気分よく過ごせるよう体調管理には十分注意しましょう。

先週、今年の漢字が「輪」と発表されました。五輪、人々との繋がりの
輪、歓喜の輪など確かにと思いながらも、私の今年の一文字予想は「楽」
でした。東京オリンピックの開催、アベノミクスによる景気回復基調、
日本の食文化や富士山の世界遺産決定による日本ブランドの世界からの
再評価、そして楽天の日本シリーズ優勝~田中選手のこれからの活躍へ
の期待と「これからの楽しみ」がいろいろな視点で見えるようになった
からです。

赤ん坊の成長・社内の新人や若い社員の成長が人生に楽しみを与えてく
れるように、まだ見えぬ漠然とした将来に楽しみと思えるものが増える
ということは、とても大切なことだと思います。

楽しみと逆に不安というのは、見えない状況に対して自分が作りだす感
情です。楽しみはそれとは逆のものであり、楽しみと思うとそこに合わ
せて多くの人はさまざまな「備え」の活動に着手します。

備えの活動は、イベントに合わせて期限をつけて行ったほうが効果的で
す。オリンピックを目指す選手の多くが、長期目標に対して、大小のイ
ベント毎にきちんと目標を決めて取り組み、その集大成をゴールに重ね
ていくように、私たちもビジネスという世界で同じように効果的なイベ
ント機会を見出し、そこに合わせて成長進化を確認し、2020年のW
ill‐Naviゴールで楽しみを大きな喜びに変えていけるような過
ごし方をしたいと思います。

IOC、キャリアマップ、年度目標など、何かを行い結果が出た時に、
私たちはそのプロセスを検証します。そのプロセスを振り返った時に、
そもそも適切なプロセスを踏んだのかどうなのかという検証が重要なの
に、頑張ってやったか、努力したかという活動の中身のみに触れて検証
したと思ってしまうことがよくあります。

そのレベルの検証だと同じ失敗を繰り返してしまいます。活動の組み立
てのプロセスは、固有の癖があるので気をつけて考えないとなかなか変
わりません。そういった意味で、プロセスの変革は欠かせないテーマだ
と思います。

アイコミの今期のキャッチフレーズは、まさに「プロセス イノベーシ
ョン」なのですが、これもしっかり皆で検証して来期に繋げていきたい
と思っています。

Will-Naviの発表が、リーマンショックの影響で1年遅れにな
ったことで、ゴールも1年遅れ2020年となりました。その2020
年と東京オリンピック開催が重なるというのも何だか不思議な嬉しい偶
然だと思っています。この重なりをしっかりこれからのプロセスに活か
していきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.544〕は、2013年12月26日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

入社式の日、懇親会で代表のところへ挨拶に行くと、私が留学生だと知
って代表は英語で話しかけてくれました。私の方が驚いてしまって言葉
を返すことができなかったことを覚えています。
代表も書かれていますが、海外旅行などの場面でも、言葉はあると便利
ですがなくても代替・応用を効かせるべきもので、いかにコミュニケー
ションを取るのかということの方が、交流を深めたりその空間を楽しむ
上では大事だったりしますよね。
言葉にとらわれすぎず、自分自身のコミュニケーションの幅を広げるこ
とで、多くの機会から様々なことを吸収していきたいと思います。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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