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五十鈴メールマガジン〔No.445〕文明の利器と親子三代
配信日時:2013/08/30 16:45
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011.12.15発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.445≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

     インターネットの時代は、世界中のどこにいても

    リアルタイムで対話ができる便利な時代になりました。

   どんなに便利な時代になっても家族の絆や生命のつながり

      という大事なことを改めて確認したいですね。

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☆No.445 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_文明の利器と親子三代
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_教える限界と無限の学び(鈴木副社長)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_忘れてはいけないもの(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 文明の利器と親子三代 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

この間、研修があったので久し振りに六郷の本社へ行ってきました。行
くときはいつも必ず会長のところに顔を出します。

最近はやはり体の調子の話が多く少し心配になりますが、遺伝というも
のは恐ろしく、腰痛や、難聴なところは私と一緒です。こちらも歳をと
り、今回も補聴器の話をしたりしてやけに爺臭いことになってしまいま
したが、嫁がiPadに送ってくれた、ソウルにいる孫、会長から見れ
ば曾孫のムービーを見せました。

これはYouTubeに学校から投稿されたものをメールで送ってきて
いますから、うちの孫だけ映っているわけではないのですが、学校の様
子は良く分かります。インターナショナルスクールに行っているので、
各国様々な子どもたちが映っていて、国際色豊かです。このような処で
勉強すれば語学だけでなく、世界の人々との関係を肌で理解することが
できるでしょう。

会長はiPad2だけでもビックリしているのに、その映像を見てまた
ビックリということで、それならソウルの倅にFaceTime(ビデ
オ通話)で連絡を取って見せようと、勤務中に連絡してみるとつながり、
話をすることができました。

彼も腰痛で銀行を1週間休んだところで、これまた親子三代の腰痛の鼎
談になったわけですが、画面でソウルの街並みを見せてもらったり、時
間を忘れて話し込みました。

やはり韓国は活況だそうで、日本と勢いが違うというところですが、こ
の間の野田さんの韓国訪問で日韓通貨スワップ協定なるものを結び、通
貨危機に際し日本が援助枠を5倍にしたことに対して、案外経済の中身
は危ういのではないかと私が言うと、「そんなことはない」と倅は一蹴
していましたが、なんであんなにウォンが安いのかを考えると韓国の弱
さも見えてくると思います。

五十鈴の役職員は最近海外に行くことが多くなりましたが、帰国して口
々に言うのは、どこの飛行場でもテレビが韓国勢の液晶で、日本のメー
カーの存在がほとんどなくて驚いたという話です。

しかし、日本は家電産業だけで経済が成り立っているわけではなく、重
電や総合的な経済力があるから強いので、総体的に経済の勢いがなくな
り、政治の混迷が続いているのは事実ですが、重厚長大の産業は衰退す
るどころか、軽薄短小時代も乗り切り、世界のインフラ整備という使命
を獲得しながら、再び脚光を浴びつつあります。

戦争も体験し事業を立ち上げた会長、その事業を継承した私、そしてメ
ガバンクの海外支店で働く倅と、時代と空間を越えて文明の利器を駆使
して話をすることができるのは、やはり素晴らしいことだと思います。
しかし、今回の震災でも確認できた家族の絆、連綿として続いている生
命のつながりということを私たちはもう1度噛みしめなければなりませ
ん。

そして、日本の象徴である天皇陛下のお言葉やその後の被災地へのご訪
問は、まさに日本人の絆の象徴でもありました。2千年も続く、世界最
古の国である日本の歴史を知り、ただ1度の敗戦で失ってしまった民族
の誇りと自信を、経済や産業だけでなく独立国家として取り戻さなくて
はなりません。

日本を取り巻く国際状況は戦前とそれほど変わっていません。北はロシ
ア、西は中国、お隣の朝鮮半島、その韓国のソウルで家族で生活する倅
一家にはそういうことも含めて、体感し勉強し、日本人の国際人として
成長していってほしいと私は思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

      ――― 教える限界と無限の学び ―――
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今年1年、セミナーと称して課長クラスとそれに準じる社員の教育を行
ってきました。毎回、その場でテーマを出し、60~90分ぐらいでプ
レゼン内容をまとめあげ、7分のプレゼンと参加者から2分のフィード
バックをもらう、というプログラムです。

これは、業務スキル教育でなく、管理職としての能力開発を目的として、
思考力、概念化力、プレゼン力、傾聴力、集中力を磨くことです。月1
回のことですが、1年12回も続けると、明らかに能力として身につい
てきています。

最初は、ボケたプレゼンとフィードバックでしたが、ベースとなるもの
がしっかりしてきたせいか、まずまずの内容となっています。サービス
センターを目指す我が社の管理職としては、まだまだ物足りなさを感じ
ますが、期待に応える力は付いてきています。さらなる精進を怠ること
なく、実践と学習に励んでほしいです。

さて、このセミナーを通してつくづく感じたことをタイトルにしてみま
した。教えられることには、教える側の限界があるけれど、そこから学
ぶことは無限にあり、学び方も無限にある。学ぶ姿勢と意欲で無限の成
長を手にすることができる。ということをセミナーに参加した社員を見
ていて感じた次第です。

サービスセンターの社員とは、かくあるべきと思います。そして、未来
協創企業とは、その「無限の追求」に挑戦する社員によって実現する姿
だと考えます。来年は、未来協創企業としてのサービスセンターへ、大
きく変貌していきましょう。

今年1年、ご愛読ありがとうございました。皆さまのご多幸をお祈り申
し上げます。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

       ――― 忘れてはいけないもの ―――
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早いものでもう師走ですね。この界隈ではクリスマスのイルミネーショ
ンが街の雰囲気を盛り上げておりますが、東日本大震災の被災地ではあ
の震災から9ヵ月が経ち、未だに復興もままならない状況や福島原発事
故の影響が続いております。

今年10月に2回ほど東北地方に行く機会があり、被害のあった地域
(塩釜・松島他)に行ったり、企業の経営者(飲料メーカー、酒造会社)
から被害状況や対応の話を聴いたりしました。その企業では、従来の震
災BCPはあまり機能せずに、見直しをしたそうです。

例えば、震源地より離れた内陸の企業でも、社員の安否確認やライフラ
インの確保など計画通りにはいかないで、通信系や設備保全などは思い
通り稼動せずに、人力に頼ることが多かったようです。

2ヵ月経った今でも、津波で陸上に流された船や2m近い浸水で休業の
お店があったり、未だに方々に詰まれた瓦礫の山があったり、9ヵ月経
っても復興途上ということですね。

そこで、実際に目にしたり人からのお話をお聴きしたりして、その悲惨
さが身に染みましたし、どう見ても政治の貧困を感じざるを得ませんで
した。それでも、地元の皆さんは、復興に向けて毎日がんばっています。

・・・・「明日に向かって、みんなで がんばろう日本!!」・・・・

新しい年を迎えるにあたって、私たちも記憶を薄れさせることなく、今
後も復興のために自分たちに何ができるのかを考え続け、行動していか
なければなりませんね。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2011.12.08 群馬五十鈴で、オグラ金属さま向け鋼材講習会を実施
       →http://www.isz.co.jp/news/2011/1208_000092.html

2011.12.14 浜松五十鈴に浜名湖電装さまが安全の取り組みを
            学びに来社
       →http://www.isz.co.jp/news/2011/1214_000093.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.446〕は、12月22日に配信いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

スマホやタブレットなど便利なツールが開発されて、世界中のどこにい
ても対話ができる時代になりました。しかしながら便利な反面、それを
利用する人間のモラルや動機が問われるのは、これからも変わらないと
思います。
日本人として、企業人としてさまざまな立場にありながら、信念を持っ
て行動し、生かされていることを改めて認識していくことが今後益々大
事な時代になってきたのではないでしょうか。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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