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五十鈴メールマガジン〔No.550〕雪やこんこん
配信日時:2014/02/13 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.02.13発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.550≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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          先週末の大雪は大変でしたね。

     翌日には晴れて、なんとか元通りになりましたが、

     予め想定しておくことの大切さを再認識しました。

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☆No.550 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_雪やこんこん
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_継続すること、日常の心構え(岩織常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_業界を見据えた人材育成(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 雪やこんこん ―――
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鈴木貴士です。

いやはや、週末は凄い雪でしたね。そのことを書こうと思って、「雪や
こんこん」という題名にしたら、これは「こんこん」ではなく、「こん
こ」だということになり、諸説紛々なのですが、どうやら「来む、来む」
ということで、「もっと降れ、もっと降れ」ということらしいのですが、
そんなことを言わせないような今回の雪でした。

土曜日の朝起きると、たいして積もっていないので、なんだと思って、
また寝て起きてみると、今度はびっくり、相当なことになっていました。
犬は喜びどころか、散歩に行くどころではなく、トイレも屋内でさせな
ければならないほどでした。

早朝に出勤していた娘も帰ってきて、家族の無事は確認されたので良か
ったのですが、当然仕事のことが気になりますが、五十鈴の場合現場が
しっかりしているので私は頼りにしています。

私は一家の主として、これは早々に雪かきをせねばならぬと意気込み、
玄関から郵便受けやガレージの前とかを雪かきしたのですが、魔女に
「貴方、腰に悪いわよ! 第一、これから積もるし、そのほうが見てい
て綺麗じゃないの。それなのに余計なことして」などと言われ、すごす
ごと室内に戻りました。

帰ってきていた娘は、なんとミッキーの雪だるまなんかを早々に作り悦
に入っておりましたが、まあなんというか、おとぎの国が本当に好きで、
このまま生きていけるのかと、私は心配になりました。

その後、暴風のような雪嵐になり、雪見酒どころではなくなり、翌日の
都知事選にも影響するものと思われました。真面目な娘はそれを予測し、
雪が激しくなる前に期日前投票に行ってきたとのことでした。

それからはオリンピックのスノボーの角野君を応援したりして、盛り上
がりましたが、翌日は雪の影響がどうなるのか心配しながら床に就きま
した。

そして一夜明ければドピーカン。翌日はいい天気でしたが、案の定、積
雪が凄く、雪かきをしなければならない状態でした。魔女はさすが魔女
で、ひとりスコップを持ち早々に出て行きました。私が様子を見に行く
と、「周りも雪かきしているのは女性だけよ!」などとのたまうので、
またしてもすごすごと引き揚げ、テレビを観ておりました。

随分と時間が経っても帰ってこないので心配していると、前の空き地に
雪だるまを作ってきたと言って帰ってきました。窓から覗くと、ミッキ
ーマウスらしき雪だるまがありました。そこに、近所の親子が登場し、
同じように雪だるまを作り出しました。

その後、滑りそうになりながら選挙に夫婦で出かけ、帰ってくるとその
親子が引き上げるところでした。空地を見ると、無残にも魔女が制作し
たミッキーが壊されており、激怒した魔女はその親子を追いかけ文句を
言おうとするので、私はたしなめ、「また作ればいいじゃないか」と言
いましたが、「なんで人のを壊さなきゃならないのよ!」と言いながら
も、また雪だるまを作りに行きました。

随分と時間が経つと空地に再び雪だるまが完成し、さらに家の庭には今
度は芸術的なミッキーマウスの雪だるまが誕生していました。そこにソ
ウルの倅一家からフェイスタイムで連絡があったので、こちらの雪だる
ま事件とその作品を見せると、孫たちも刺激され、ソウルではたいして
降っていない雪をかき集めて無理やり小さい雪だるまを作り始めました。

暖かくなってきたのでドルチェも散歩しましたが、やはり犬は喜びでは
ないですが、ドンドン雪の中に入って行ったり、雪を食べたりしていま
した。自然の力は恐ろしいですが、人間はそういうものと共生してきた
ということを教えてくれた二日間でした。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

     ――― 継続すること、日常の心構え ―――
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皆さんは、凧を使った実験で雷が電気であることを明らかにし、避雷針
を発明したベンジャミン・フランクリンという人を御存知ですね? ア
メリカの「独立宣言」の起草にかかわり「アメリカ建国の父」の一人と
呼ばれた人で、「時は金なり」という言葉をはじめ様々な名言を残して
いますが、次のような言葉も残しています。

ちょっと勉強ということで、英語で、

“Without continual growth and p-
rogress,such words as improveme-
nt,achievement,and success have 
no meaning.”。

これは「どんな物事も『継続』なしには改善も、達成も、成功もない」
ということです。

彼は、もともとは印刷屋で大変な苦労を重ねていたそうですが、その若
い頃にまとめたといわれる「ベンジャミン・フランクリンの13の徳目」
といわれるものがあり、彼はこの13項目を、地道に、1週に一つずつ、
日常の心構えとして実行していくことにしていたそうです。

1年は52週ですから年に4巡することになりますが、これを毎年、何
度も繰り返すことが彼の人生の成功に繋がったといわれています。

私も、自分の子供や近所の少年野球の子供たちに、「継続は力なり」と
か「努力は君たちを裏切らない」などとよく言っていましたが、この言
葉は、年齢や立場を超えて、公私ともに本当に意味のある大切な言葉だ
と思います。

さて、ちょっと長くなりますが、以下にベンジャミン・フランクリンの
13の徳目を引用します。中には納得のいかない項目があるかもしれま
せんが、それははずして結構だと思いますし、一つ一つはごく普通のこ
とで決して難しいことではないと思いますので、続けるのもきつくはな
いと思います。

来週から、仕事でもプライベートでも、これらを肝に銘じ、一週一週、
一つずつ、みなさん自身の日常の心構えとしてふと思い浮かべて下さい。
日々意識して、粘り強く物事に取り組んでみましょう。私の場合は、や
はり「節制」からでしょうかね?

<ベンジャミン・フランクリンの13の徳目>

節制:頭が鈍るほど食べないこと。酔って浮かれだすほど飲まないこと。

沈黙:他人または自分自身の利益にならないことは喋らないこと。つま
   らぬ話は避けること。

規律:自分の持ちものはすべて置く場所を決めておくこと。自分の仕事
   はそれぞれ時間を決めてやること。

決断:やるべきことを実行する決心をすること。決心したことは必ず実
   行すること。

節約:他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。即ち
   無駄な金は使わないこと。

勤勉:時間を無駄にしないこと。有益な仕事に常に従事すること。必要
   のない行為はすべて切り捨てること。

誠実:策略を用いて人を傷つけないこと。悪意を持たず公正な判断を下
   すこと。発言する際も同様。

正義:他人の利益を損なったり、与えるべきものを与えないで、他人に
   損害を及ぼさないこと。

中庸:両極端を避けること。激怒するに値する屈辱をたとえ受けたにせ
   よ、一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。

清潔:身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。

平静:小さなこと、つまり、日常茶飯事や、避けがたい出来事で心を乱
   さないこと。

純潔:性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、決して
   それに耽って頭の働きを鈍らせたり身体を衰弱させたり、自分自
   身または他人の平和な生活や信用を損なわないこと。

謙譲:キリストとソクラテスに見習うこと。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

      ――― 業界を見据えた人材育成 ―――
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8日の関東地方は、東京都心で45年ぶりに積雪が25cmに、熊谷で
は60年ぶりに40cmに達するなど、近年にない大雪となりました。
日曜日は気温が高くなり、雪が解けてくれたので、各現場への影響はあ
まりなかったのでよかったです。

しかし、今回の東京都知事選挙は首都圏を襲った大雪のせいもあってか、
投票率は46%と半数にも満たなかったようです。このような選挙で選
ばれて良いのでしょうか。民主主義の根幹が無くなってしまう気がしま
す。私は埼玉県在住で選挙権がないので傍観者の一人でしたが・・・。

建設業界の話に変えますが、建設現場で人手が足りなくなってきていま
す。建設業で働く人の数がピーク時の4分の3の約500万人に減って
います。景気の持ち直しや2020年の東京五輪・パラリンピックをに
らんで工事の量が増えているからです。

2011年に高校や大学を卒業して建設業に就職した人は約3万2,0
00人と、1997年の約7万人から半分以下に落ち込んだそうです。
仕事のきつさに賃金が見合わないというイメージが強いのと、若者の数
が減っているからです。

「10年で一人前」といわれる業界としては、型枠工事をはじめに、左
官・鳶などで特に技術が必要な業種は大変です。補うために70歳以上
の職人が働いているケースも少なくありません。国土交通省も待遇改善
には力を入れています。

公共工事の職人賃金「労務単価」を2月から全国平均で7.1%引き上
げました。このようにして、職人が集まりやすい環境を作ったり、さら
に高校や専門学校で授業や就業体験などを通じて、建設業の魅力を伝え
ることも検討中だそうです。

ただし、技術力のある職人を育てるにはある程度の時間がかかるため、
暫くは今の状態が続くと考えられます。来期は2名の新入社員が建設に
入社します。このような環境下で採用できたことは非常に喜ばしい限り
です。

「ゆとり世代」の特徴をしっかりと理解しながら育成していきます。二
人とも習ったこと、指示されたことを懸命にやろうとする真面目さは持
ち合わせているので、上手に育て教えていけば職場で急速に成長してい
くと思います。

また、先輩社員も教えることでさらに自分に磨きがかかると思います。
建設は4月から新しい戦力が加わり変革を進めていきますので、皆さん
宜しくお願い致します。

追記:2月18日に建設の拠点開発成果発表会を行います。五十鈴グル
ープのトップスタートになります。良い発表になるように4チームとも
綿密に打合せ・検討していますので、都合が合いましたら、是非見学に
来てください。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.551〕は、2014年2月20日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末の大雪は東京に久しぶりのインパクトを与えました。電車などの
交通機関も影響を受け、大変な思いをした人が多かったのではないでし
ょうか。しかしながら、翌日の晴天により雪もなんとか片付き始め、東
京本来の力強さも戻ってきたようでした。それでも都知事選は過去3番
目の低投票率で終わってしまい、決して雪のせいだけではないのではな
いかと思いました。皆がもっと関心を持って、民主主義を盛り上げてい
くことも我々の使命ではないのかと、痛感した次第です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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