バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.549〕みんな偉いね!
配信日時:2014/02/13 11:00
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.02.06発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.549≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
         まだまだ寒い日が続きますが、

        時折春のように暖かな日もあります。

         そんな日には果敢に外に出て

       新たな知見や刺激に出会いたいですね。

================================

☆No.549 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_みんな偉いね!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_大企業病(鈴木副社長)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_馬のごとく(呼馬唖社留)(三谷社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― みんな偉いね! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

九州の大魔女は「こんなに甘えていると、一人暮らしに戻れんけん」と
言って、福岡に帰ってしまいました。ドルチェとの折り合いもよく、楽
しい日々でしたが、それに甘えることなく一人暮らしの自分の家に帰る
というのは気丈な人で偉いなあと思ってしまいました。

ドルチェも負けずに高齢ですが、頑張って生きています。朝の散歩もゆ
っくり10分ぐらいですが気の向くまま続けていますが、やはり色々な
ところが痛いのでしょう。それでも健気に生きています。食欲はあるの
でまだまだ元気でいけそうです。

大魔女も三食きっちり、それも炭水化物を必ず取りますし、会長もこの
前肉を食べにいったらステーキを300グラム、ペロリと平らげていま
した。年寄は食い力といいますから、しっかりと食べることが必要なの
でしょう。

最近、寒いせいか亡くなる方が多いのですが、会長は通夜や葬式も自分
のペースで参列しています。たまに駒沢公園を散歩すると、高齢化で年
配の人ばかりですが、みんな元気で明るく、それぞれが楽しんでいます。
梅の花も咲き始めたので、写真を撮っている人も多いですね。

さて、最近腰痛で引きこもり気味の私は、休日魔女が高級スーパーに買
い物にいくというので、動かないといけないと思い付いていくことにし
ました。魔女は買うものによって、スーパーを使い分けているようで、
この日は何故か高級スーパーでした。

まず駐車場に入ろうとしたのですが、駐車係の人の完璧な誘導とその笑
顔、態度に驚いてしまいました。このような仕事の活力の源泉は何でし
ょうか。ともかく素晴らしいという言葉しかありません。TDLのキャ
ストも負けるぐらいの対応です。

スーパーの中に入ると、価格は非常に高いものの何から何まで揃ってお
り、これはどういう管理をしているのか興味を持ちましたが、やはりそ
こに存在する従業員の人々の対応、サービスが素晴らしいと思いました。
誰に何を聞いても対応する。自分の持ち場ではなくとも、お客さまの要
求にすべて応えるという精神です。

ワインやチーズを担当している人は専門知識がいるのですが、専門家と
まではいかなくても、主婦感覚で勉強したような人がやっていて、お客
さまとの会話が弾むのです。

惣菜ものも何でも売っているのですが、そこのスーパーのブランドとそ
の商品の有名ブランドと両方置いてあります。例えば、シーズンの恵方
巻きは、銀座の有名な寿司屋のものも置いてあるという塩梅です。

肉のコーナーにいくと欲しい部位の欲しい部分をもちろんカットしてく
れますし、魔女などは顔で、ローストビーフに丁度良いところが入った
などと勧めてくれますが、決して押し付けるのではなく、むしろこの肉
はローストビーフにしない方が良いとか、今週はやめたほうが良いとか、
親身になってアドバイスしてくれるのです。

レジに並ぶとこれがまた効率的に二人一組で、レジを打ったものから梱
包してあっという間に帰れるのですが、その間サービス券やエコ袋の使
用などの細かい作業をやりつつ、お客さまとの会話もこなすという、本
当にこの人たちは立派だなと思いました。

再び駐車場に戻ると、超人的な係が飛んできて荷物を積んでくれ、素晴
らしい笑顔と、一般道の車と出る車の双方から喜ばれる絶妙の誘導で送
り出してくれました。本当にこの人たちは偉いですね。このモチベーシ
ョンはどこからくるのでしょう。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

          ――― 大企業病 ―――
========================================================□■□■

戒めの言葉として、「五十鈴は、大企業病になってないか?」と、代表
からよく言われます。五十鈴グループのマネジメントは、10年前と比
較するとかなり体系化され、運営体制も合理的なものとなっています。

しかし、それでも、組織化されれば組織間調整を必要とし、意思決定や
その実行に至るまでに時間を費やし、スピード感の欠如と、発想した時
の情熱、エネルギーが失われてしまいます。また、組織人としての自覚
・責務を説かれているので、組織を重視するあまり、問題に対処する時
の積極的な当事者意識が薄くなってしまいます。

そして、業績がそこそこ良く、安定した経営状態となると、失敗や評価
を気にして挑戦心を失い、リスク回避へと向かう傾向が強くなります。
大企業病は、自覚しにくく、重症となった時にやっと「何かおかしい!」
と気づくことになります。代表は、そんな大企業病を都度気にかけ、無
自覚さに警鐘を鳴らしているのです。

「わが社は、大企業病にかかってない!」と断言できる根拠はありませ
ん。しかし、その警鐘のお蔭で、組織に活力を与える予防策には事欠き
ません。特に、他人から見られていることを意識させる機会は、ことの
ほか多いです。

例えば、弊社を訪問される人へのプレゼンや各種勉強会での講師役、お
客さまとのプロジェクト活動や合同の小集団活動など、ほとんどの社員
がそういった機会を得て挑戦します。その機会を通して、自意識が高ま
り、行動が変わり、仕事に対する意識が明らかに変化します。このよう
な機会を活かすことで、少なくとも大企業病にかからない抵抗力をつけ
ているのは、間違いありません。

1月の社長会で、来年度のグループ基本方針が発表されました。大企業
病という組織病にならず次の成長ステージに進むために、リーダーシッ
プの在り方を大きく変化させ、社訓の実践と組織変革を行い、イノベー
ションを追求していきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ワーレックスの現場から】_三谷社長

      ――― 馬のごとく(呼馬唖社留) ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

私の実家の隣に小さな製材所があり、山から切り出した木材を馬が運ん
でいたのをこども心に覚えています。

山の頂上から切り出した木を、スイッチバック風に交互に行き来し麓ま
でひとりで下りてきます。そしてまたひとりで山に登っていきます。そ
して荷車で運んできた木材を降ろす間、静かに待っています。

古来、馬は人や荷物を運ぶ良き友達として活躍してくれました。また、
美しく駆け抜ける姿は飛躍を連想させます。運ぶ、飛躍する、まさに1
4年度はワーレックスにとって午年そのものであったといわれるよう、
頑張りたいと思っております。

諺に“馬には乗ってみよ、人には添うてみよ”とあります通り、今年も
ワーレックスを信じていただきご愛顧いただくよう宜しくお願い致しま
す。

さて、皆さまもご承知の通り、昨年末から特に年明けになってトラック
業界は大変なことになっております。アベノミクス効果、消費税アップ
による駆け込み需要、震災復興需要、原発にかわる代替エネルギー対策
などで、自動車、トラック、家電、農機具、建材、太陽光発電、鋼製家
具、あらゆるものが好調で、輸送がどの分野でも足りなくなっておりま
す。

特に平ボディと称される、荷台が平らで素材から製品まで何でも積める
汎用性のあるトラックが品薄となっております。高炉関係や商社、コイ
ルセンター、お得意さままで、素材から、商品、製品、金型等、月に数
百トンか千トン単位の輸送依頼が舞いこんでおります。

これまで中小運送業は、軽油の値上がりや排ガス規制による車の買換え、
過積載の禁止で採算は悪化の一途を辿っており、存続の危機にありまし
た。中小運送屋にとっては千載一遇のチャンスではありますが、鉄の世
界に生きる私どもはこれまでのお客さまを大事にし、信用を重んじてき
た商いを大切にして、これからも従来どおり完納することに重きを置い
てまいるつもりです。

鉄は生活用品のように、インターネットでの購入とは違い長い付き合い
やいかに信用を築くかが大事であり、状況により一喜一憂しての対応は
できません。しかしながらお客さまからの新規要望も多く、対応に苦慮
しております。

わが社は、MOSHDさまを筆頭に鉄に関する物流は、商流は違えどす
べてワーレックスに一本化するという拡大戦略をとっており、営業所や
トラックを順次増やしてきております。

まず量を集め、新たな流通網を築きシステムを使った効率配送を行うこ
とで、積載率や実車率の向上を図り少ないトラックで多くの荷物を運ぶ
ことを考えており、効果を出してお客さまに利益の還元とさらなる利便
性を提供できるよう取り組んでおります。

今はトラックの確保の最中で、新車の購入、下取り車の留保、下請け業
者の買収による中古車の購入などで台数を増やしておりますが、新たな
問題として、景気がよくなったのでドライバー職の転職が盛んになり、
確保と定着が難しくなってきています。

現在、五十鈴、スズヤスさま、メタルワン・スチールサービス(MSS)
さまの各拠点で効率配送を実行中ですが、トラックが足りない中、明確
な効果が出ております。仕事の多い日少ない日の車両の融通による平準
化、小ロットの取り纏め、中継品、遠距離の帰り便の活用など、個別対
応ではできないことが可能となっております。増々効率配送は進めます
が、さらなる拠点の参画をお願いし、より効果の大きいものにしたいと
考えております。

3月にはMSS(成田)さまやMOBY(市川)さま、葵商店(岡崎)
さまの営業所も開設し配車能力も増大します。早急に新たな配車網を確
立し、配車量の増大を図り、既存のお客さまの満足と新たなお客さまの
要望に応え、ワーレックスに頼んでよかった、安心だと信頼されるよう
WORLEXブランドの拡充に努めますので、ぜひ各方面の皆さま方の
参画を宜しくお願いします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.550〕は、2014年2月13日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

代表が行かれたスーパーは一体どこだろう? ととにかく気になってし
まうほど、文章の表現だけでもそこで働いている方々の対応の素晴らし
さが伝わってきます。
私は以前から、交通整理をしている方の動きがすごいと思っていました。
特に視界が悪く、かつ車がスピードを出しやすいところでは、全身を使
って舞うように交通整理にあたっていて見惚れてしまいます。これは全
身を使ってアピールすることで、車両に注意を促しスピードの出しすぎ
を抑制する意味合いもあるのかもしれませんね。
私たちの仕事は、役割を全うするだけでなく、次の仕事・次の時代を自
ら作っていくことではないでしょうか。そこにモチベーションと挑戦行
動を加味することで、自分自身のみならず周囲に感動を与えることが大
事なのだと思います。

                     (編集室/野々村 悠希)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.549≡

======================= ISZ Mail Magazine