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五十鈴メールマガジン〔No.446〕仕事は人間力で決まる
配信日時:2013/08/30 16:45
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011.12.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.446≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

          人生は一度限りということを

         真剣に考えたことはありますか?

          それを追究すればするほど

      もっと自己の人間力を磨かなければならないと

          思うのではないでしょうか。

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☆No.446 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_仕事は人間力で決まる
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_光陰矢のごとし(壁屋専務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_まずは目前の危機管理から(一倉社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 仕事は人間力で決まる ―――
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鈴木貴士です。

『人間学入門』(致知出版社)という本を購入しました。表紙には、
「仕事は人間力で決まる いかに人間力を磨くか 各界の先達に学ぶ」
という字が大きく書いてあり、次のページに中村不折・作/「修養全集
第一巻」講談社より、氏の描いた「孔子・釈迦・キリストの三者会談」
の絵が挿入されています。

『この三者は世界の三大聖人と呼ばれ、その遺した言葉は2000年以
上経った今も多くの人に読み継がれている。彼らの教えの中には人間学
の神髄を見ることができる。』とありました。

私は幼稚園が仏教関係で、小学校、高校、大学とミッションスクール、
それから自分で論語を勉強したので、3人の偉大さはよく分かります。
そして「発刊に寄せて」ということで、監修・発行人が次のようなこと
を書いています。

いかに時代が変化しようとも、絶対に変わらない不変の真理は厳然とし
てあり、その一つは「人間は必ず死ぬ」ということ、2つ目は「自分の
人生は自分しか生きられない」ということ、3つ目は「人生は一回限り
である」ということ、4つ目は「この悠久の宇宙の中で、自分という人
間は過去にも未来にも一人しかいない」ということです。

そして、『過去にも未来にもたった一つしかない、この尊い命をどう生
きるか―それを学ぶのが人間学』であるというのです。全くその通りだ
と思うのですが、若い頃はそんなことは思ってもみませんでした。

幼稚園の園長先生の講話や、小学校、高校の礼拝や大学のキリスト教概
論の講義を聴いても、あまり良く分かりませんでしたが、そのこと自体
に違和感は覚えませんでした。肌感覚で学んだからでしょうか。

その後馬齢を重ねながらも、悩み苦しみながらこの三大聖人の言葉や、
修養を積まれた方々の本や講演を聴いて、少しでも自分を磨こうと思い
ました。特に「四書五経」は好きで、論語のみならず四書は大学や中庸
を勉強しました。五経のほうは難しいのですが、易経の本や講座に参加
して、初めて「君子占わず」ということを知りました。

今年還暦を迎えましたが、改めて人間力を高めなければならないと思っ
ています。そして、五十鈴の幹部や社員にも、人間力を高めてもらいた
いと心から思っている次第です。

今、五十鈴の社長会では『論語活学』(致知出版社)という渡部昇一先
生の本をベースに私が講話をしていますが、それもこれも冒頭の「仕事
は人間力で決まる」ということを信じているからです。

そしてこれは五十鈴の伝統として、鈴木實会長が創業以来言っている
「エチケット・マナー」を改めて大切にしていきたいと思っています。
年が明けて、1月21日に五十鈴は設立60周年を迎えます。来年は記
念誌の発刊を始め様々な記念行事があると思いますが、そういう日を迎
えられることを非常に嬉しく、有難く思っています。

今年は本当に色々なことが沢山ありました。未だ被災地の復興や原発事
故の収拾もままなりません。「がんばろう日本」がスローガン倒れにな
らないよう、一つひとつ事を進めていかなくてはなりませんが、そのス
ピードは非常に遅く、不満足なものばかりです。

しかし他人をなじるのではなく、自分たちがやれることを、まさに「隗
より始めよ」で社会に貢献していかなくてはなりません。それにはまず
は、自分たちの事業を成功させることが大事だと思っています。

今年一年有難うございました。また来年もメルマガをご愛読の程宜しく
お願いします。


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【執行役員が伝えたいこと】_壁屋専務

        ――― 光陰矢のごとし ―――
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今年も残り少なくなってしまいました。今年ほどいろいろな出来事があ
った年はなかったのではないかと思います。

東日本大震災を始め、低迷した台風や集中豪雨による被害、また世界経
済もギリシャやイタリアの国の破産状況による危機、最後には金正日の
突然の死という、来年も嫌な臭いがする出来事となってしまいました。
今年は歴史的に大きな出来事がありすぎて、書ききれないのではないか
と思います。

全く別の話ですが、「水戸黄門」が終わってしまいましたね。テレビ放
送が始まった時のことを昨日のように覚えています。TBSのナショナ
ル劇場において放送が始まってから42年の間、「人生楽ありゃ苦もあ
るさ--」の歌から始まる勧善懲悪物語は胸がスーッとします。毎回ス
トーリーは分り易く、悪者は最初から悪い顔をしていますし、善い者は
最初から良い人の顔をしていますよね。

テレビ放送以前にも東映映画で時代劇シリーズとしてやっていました。
月形龍之介の水戸黄門が一番似合っていたと私は思います。月形龍之介
は悪役をやったらピカイチでした。悪役が水戸黄門をしたのも、なぜか
ニヒルでドスの利いた声と睨んだ時の目と貫禄で十分でした。

私の五十鈴の会社人生と同じ年数であるということも、水戸黄門は特別
な番組である理由です。何故水戸黄門が終わってしまうのか、もっと続
けて欲しいと思う一人であります。

今の世の中は悪人と善人の区別がつきにくく、テレビの事件報道では皆
さんが「あの普通の人が」とか、「そんなことする人じゃないけれど」
とかと言っていることが多いですよね。

水戸黄門は平和の象徴だったのではないでしょうか。日本の政治の在り
方、政治家の姿を分り易く諭している物語であったと思います。一つの
時代が終わってしまい、新しい仕組みとグローバル化の中で道を求めて
行く日本の姿が重なって映りますが、皆さんはどのように見えますか?

来年は辰年です。過去の辰年では大きな出来事とか事件はありません。
落ち着いた年になって欲しい年ですね。今年もあと残り少ないですが、
最後まで気が抜けません。来年こそ、皆さんにとって大きな飛躍の年で
ありますように。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_一倉社長

      ――― まずは目前の危機管理から ―――
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今年も残り少なくなり、寒さも身にしみるようになってきました。北九
州は九州と言えども寒く、先日はみぞれが降りました。皆さん、風邪な
どひいていないでしょうか。

北九州地区は海沿いにあるということも影響し、これから来年3月まで
結露が発生しやすい状態になるそうです。地元の人の話では、「昨年の
結露発生は比較的少なくて済んだが例年は発生頻度は高い」ということ
でした。事実、品質異常品の中のサビ不良が多いという状況になってい
ます。

我々の今までの知識や経験の中での対応だけでは、十分とは言えないと
考え、株主でもある不動鋼板工業さまに相談し、どのように結露対策を
取っているのか工場を見せていただきました。

地元で長年防錆ということに対策を取っており、試行錯誤を経験してき
たようで、防錆油も何種類か持っており、母材コイルは1本ごと防錆フ
ィルムでくるんでいて外気にあてない状態にしてありました。雨の日の
出荷も製品を防錆フィルムで包んで出荷するということです。不動鋼板
工業さまではこの活動を事業化して防錆事業として展開しています。

NS九州としては、工場稼働3年目になり加工量も増加しているので、
早速不動鋼板工業さまの防錆事業部へ相談し、対策を取ることとしまし
た。鉄を扱っている企業として困っていることは皆一緒で、地元で長年
活動してきているので知恵を持っています。

結露対策だけに限らず、機械保全や修理も、製鐵所構内に居るという利
点を活かし、地元に溶け込んだ活動をしていきたいと思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2011.12.21 全員参画型社内報制作ドキュメント
           「社内報[in]制作の現場」更新 
       →http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.447〕は、2012年1月12日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年は、本当に大変な一年でした。「言うは易し」かも知れませんが、
大変なことが起きても慌てないようになりたいものです。そのためには、
普段からどれだけ自己の人間力を磨いて、何事にも動じないだけの覚悟
を持っていけるかということではないでしょうか。来年へ向けた方向性
が見えてきました。
今年もメルマガにお付き合いいただき、また、ご支援いただき本当にあ
りがとうございました。良いお年をお迎えください。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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