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こんにちは。
アクアエンタープライズの重です。

前号では新時代のサウナとして、
名古屋市栄にある「sauna labo」に
注目してみました。

「sauna labo」は、空間構成が秀逸なサウナですが、
今号ではスパに目を向けて、その空間構成や設備について
少し考えてみたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。


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◎　設備の調子が悪い。点検をお願いしたい　　　　　　        
◎　施設の改修を検討している　　　　　　　　　　　　　　　　
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■第135号■今号でお届けするのは…
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01_重コラム：スパをつくるときに考えたいこと

02_香りcolor：ブルーに傾きがちな心も、ユーカリですっきり

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01_重コラム：スパをつくるときに考えたいこと
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スパには、ただ、トリートメントを受ける部屋が
あればいいというわけではありません。

まず言えることは、トリートメントサービスの種類によって、
必要な空間や設備の構成が変わってくるということです。

サウナやシャワーなどを導入するか否かということも
もちろんありますが、それだけではありません。

たとえば、アロマセラピーをメインのサービスとするとしましょう。
アロマセラピストは、そのお客様に合わせたアロマを
ブレンドして施術を行うケースが多いもの。
全員が同じアロマオイルを使用するわけではありません。
先に施術を行った方のアロマオイルの香りは
できるだけ早く消さなければなりませんから、
強力な換気機能が必要となります。

同じように、海洋療法であるタラソテラピーを
提供するのであれば、塩分に強い設備が、
泥をつかうファンゴであれば、
泥がつまらない配管が必要になるといった具合です。

フロントも、ただスパの受付ができればいいというものでありません。
世界のラグジュアリーリゾートホテルなどでは、
スパのフロントでチェックインが可能なところもあります。
「なによりもまず、長旅の疲れを癒したい」という
ニーズに応えるための動線を確保しているのです。

着替えをするロッカー、
トリートメントの前にリラックスをするエリアも
スパにとってはとても重要な場所です。
癒し系の音楽やハーブティなどで副交感系神経を優位にさせ、
これから受けるトリートメントへの期待も
高めてくれる場所であるべきです。

さらにいえば、日本ではスパというと、
どうしても女性が利用するイメージが強いですが、
世界の都市部のスパに目を向けると、世界を股にかける
ビジネスパーソンの利用も非常に多い。
時差ぼけを解消して、質の高い睡眠をとり、
完璧なビジネスを遂行するために、スパを活用するのです。
おのずとその内装にはどのようなものが求められるのかも
想像がつくと思います。

どのようなお客様を想定するのか、
どのようなサービスを提供するのか、
どのような動線を確保するのか、
どのようなオペレーションを行うのか…
これらのことが、スパをつくろうというときには、
どうしても外せない視点になってくると、
個人的には強く思っているのです。


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02_香りcolor：ブルーに傾きがちな心も、ユーカリですっきり
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桜のつぼみもほころび始める、3月。
子供たちにとっては、卒業式シーズンでもありますね。

さわやかでうららかな春の空、別れの涙、
そして、新型コロナの影響でざわつく心…
そんな今を彩る色といえば、ブルー。

ブルーから連想する香りといえば、ユーカリです。
なぜユーカリかといえば、
水を大量に必要とする植物だからということもありますが、
その精油のさわやかさもまた、ブルーらしいと思うのです。

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ユーカリはご存知、あのコアラが暮らすフトモモ科の大木です。
その精油はというと、さわやかですっきりとした樹木系の香り。
呼吸器系に効くとされ、抗ウイルス作用はもちろん、
免疫力をアップさせる効果もあります。
また、つらい花粉症の症状を抑えてくれるとも言われています。

ユーカリの精油は、集中力をアップさせたり、
眠気をも覚ましてくれる強い香りですが、
不安な気持ちを安定させ、冷静にさせてくれる香りでもあります。

もしも、新型コロナへの不安のただなかにあって、
心がざわついている、という方がいらしたら、
ぜひユーカリのアロマをかいでみてください。
心のわだかまりが、すっと流れていくのを感じられるかと思います。

ユーカリ単体でももちろん良いのですが、
少し強すぎると感じられるようでしたら、
ほかの香りとブレンドするのもおすすめです。

同じフトモモ科のティーツリーはもちろん、
フローラル系のラベンダー、
柑橘系のレモン、シトロネラ
などとは、とても相性が良いですね。

ぜひ、ユーカリの香りで、穏やかに癒されてみてください。
そして、新型コロナの一日も早い事態の収束と
みなさまのご健康と安全を心から祈っております。


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