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五十鈴メールマガジン〔No.563〕きいろいタンポポ
配信日時:2014/05/22 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.05.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.563≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
       5月も後半に入り、まもなく梅雨の季節に

          入りそうな今日この頃です。

        この季節、さまざまな花が咲き誇り

        道行く人の目を癒してくれています。

        あなたは、どんな花に惹かれますか。

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☆No.563 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_きいろいタンポポ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_他社戦略から学ぶ(黒田常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_業務受託からSL企業へ(牛島社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― きいろいタンポポ ―――
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鈴木貴士です。

人間はそのときの気分で、さまざまなものの見方が変わるときがありま
す。

社員総会の季節になり、私は各拠点に出向き講話をしなければなりませ
ん。ですから腰痛などと言っておれないので、この週末もゴルフをキャ
ンセルして養生したのですが、あまり調子がいいとは言えません。

家の近所を散歩したりしているのですが、そのときにアスファルトの割
れ目から、成長し花まで咲かせているタンポポに遭遇しました。以前、
メルマガにも書き、テレビでも紹介された近所の「頑張り君」というコ
ンクリートの間から大きく成長した木のことは有名で、そこには看板も
立っているのですが、それとは対照的にひっそりと咲く名もなきタンポ
ポが今の私には癒しになるのです。

坂本九の「上を向いて歩こう」という世界的にヒットした曲を作った、
作曲家中村八大、作詞家永六輔のコンビは有名ですが、昔、この二人が
観客から自分の好きな曲を言ってもらい、即興でそれを演奏するという
ラジオ番組がありました。

その番組であるとき、観客のお爺さんに永六輔がどんな曲をやってもら
いたいか質問すると「きいろいタンポポ」という答えが返ってきました。
どういう曲か分からず質問すると、そういう曲はなく、自分がここまで
やってくる途中で、「きいろいタンポポが綺麗に咲いていたから」とい
うことでした。

それを聞いた中村八大が、即興で作曲してピアノを弾き、それはシンプ
ルだけれどもいい曲で感動しました。その後、永六輔が作詞し、九重祐
三子さんが歌ってレコーディングしました。あまりヒットはしなかった
のですが、そのときのいきさつが感動的だったので私は覚えていました。

タンポポいうのは生命力が強く、きいろい色も鮮やかですが、なんとな
く健気で愛着を感じてしまいます。アスファルトやコンクリートの割れ
目から咲いているタンポポを見ると、なんとなく応援したくなる今日こ
の頃です。

そういう目で色々なものを見ると、日本の人々は本当に真面目です。新
聞を配達する人や朝からパンを焼く人、家の前の道路を掃除する人、神
社を拝む人、足早に出勤する人や通学する人、皆がそれぞれの生活があ
り、営みを持っています。

見方を変えれば、皆主人公になれるという特性を日本人はもっているの
ではないかと思ってしまいます。世界では様々な問題があり、紛争が起
こり、不幸な事件も多発しています。もちろん日本も震災の爪痕は残り、
近隣諸国との問題も多々あります。

でも古来日本人はこの島国で、素晴らしい文化を持ち発展してきました。
知恵を絞りながら日本の伝統を守り、明治維新という近代化も成し遂げ、
大きな戦争を2度も勝利し、ついに大東亜戦争では大敗北を喫しました
が、経済大国に発展しました。

今も様々な問題は抱えているけれども、きいろいタンポポのように逞し
く可憐に花を咲かせていくと私は思うのです。花が枯れて綿毛になり飛
んでいき、またどこかの地で根をおろし絶えることはありません。

日本人も偉大な人ばかりではなく、一般の人々がそれぞれ頑張ったから、
こうやって世界の中で存在を示せるのです。どういう仕事でも真面目に
取り組む、無名の人々が素晴らしい活躍をしています。

Big OneではなくEach One。それぞれの人々が創りあげ
る舞台だから面白く感動的なのです。五十鈴の拠点の社員総会も期待し
ています。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

        ――― 他社戦略から学ぶ ―――
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5月も後半となりましたが、5月は運動など体を動かすにはとても良い
季節です。

先日、4月から五十鈴中央に転勤してきた某業務部長が、気候の良さに
誘われたのか「大和から鎌倉までウォーキングした」と自慢げに話して
いました。なんでも32kmも歩いたようですが、さすがに往復は出来
ず、帰りは藤沢から小田急線に乗って帰ってきたそうです。

私も最近、ワイシャツのおなかのボタンがきつくなってきたこともあり、
某業務部長には到底かないませんが、GW前位から出来る日だけでもと
思って週に3、4日位ですがウォーキングを始めてみました。

休日は自宅近くの総合運動場や公園等を5~6km、今まで単身赴任先
の大和では、車で行っていた夕食を3km程度のウォーキングを兼ねて
歩くようにしています。

最近は携帯のアプリもいろいろあって、歩数や距離、消費カロリーは当
然のこと、歩いた軌道が地図上に表示されるなどの機能もあり、楽しみ
ながら歩くこともできます。

また、車で通り過ぎるのでは気付かなかったようなことも気になって、
その場で携帯で検索したり、新しく食事の出来そうなお店を発見したり
と違った意味でも楽しめています。

先日も青梅で時間があったので、近所を少し歩いてみました。その時、
「オザム」なるスーパーを見て、以前からこの地域には沢山の店舗があ
るなとは感じてはいましたが、改めて店舗間の近さやスーパーとしては
小規模の店舗であることに違和感を感じました。これでは系列内で顧客
の奪い合いになったり、一店舗当たりの商業圏や売上高を落とすのでは
ないかと思いました。

調べてみると「ドミナント戦略」といって、ある限られた地域に集中的
に出店して競合先が入る隙間を無くし、その地域での圧倒的な知名度と
シェアを目指しつつ、配送などの業務効率を向上させる戦略でした。

オザムは大資本の大型店舗に対抗するために、地域密着型のこの戦略を
とっているのだと思います。

ちなみに多少かたちは違うかもしれませんが、スターバックスやセブン
‐イレブンもこの戦略をとっているそうです。

私たちの今中期の活動も最終年度となりますが、各社ともゴールに向け
た集大成の活動がすでにスタートしていると思います。最終年度として
しっかり成果を出していくことは当然ですが、同時に次期中期の戦略に
もつなげていかなければなりません。

さまざまな成功事例等も私たちの活動のヒントになると思いますので、
何事にも興味を持っていきましょう。それとそれを実行する人たちの健
康もとても大事なことです。自分なりの健康管理法もしっかり考えまし
ょう。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_牛島社長

      ――― 業務受託からSL企業へ ―――
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5月19日に五十鈴建設社員総会が開催され、五十鈴グループの拠点社
員総会が始まりました。

拠点社員総会は6月1日の五十鈴関東まで開催され、6月7日の本年度
五十鈴グループ社員総会につながっていきます。「偉大な組織」への新
たな変革・成長のスタートを切れる社員総会に全員でしていきましょう。

IBSは2003年1月にSL会社として設立し、今年で12年目にな
ります。今までメタルワンさまの業務受託と仕入業務を主な業務として
活動してきました。今後もそれをベースとし、SL会社へと進化し活動
を続けていきます。

今年度のIBSのキャッチフレーズは「Change Action」
です。

今年の4月から五十鈴グループのSS部門が、SC制に組織改編しまし
たが、IBSもそれに合わせた体制をつくることで、SS部門に対して
いろいろな面でサポートしていくことが出来るようにするために、「自
分たちの行動を変える」という意味でこのようなキャッチフレーズにし
ました。

今までは言葉ばかりが先行し、具体的な活動内容や希望する姿が見えな
くなり、結果として途中で先に進まなくなる傾向がありました。今回は
もう少し具体的に考え、それを成果に結びつけられるような活動にして
いくことを念頭におき、実践していきます。

それには3つの戦略である、

1.ソリューション営業への変革
2.バリュープロセスの進化
3.GSL協創フィールドの拡大

に対して、具体的な活動方法等を社員にキチンと説明する必要がありま
す。自分たちが何をするのかのイメージが明確・鮮明になることによっ
て、社員一人ひとりが自らの行動を変え、「Change Actio
n」につながっていくのです。

キャッチフレーズだけが独り歩きして先に進まなくなり、気が付けば半
年があっという間に過ぎてしまったなんていうことがないように、そこ
は注意して行動し成果を必ず出すということを意識していきたいと思い
ます。

2014年は中期計画の最終年度であり、IBSの目指す企業像は「創
発ビジネスソリューション企業」です。IBSも業務受託をベースとし
て、将来のGSLを見据えた新しいSL事業の創出によるSL企業とし
ての進化に向けて、これからグループに貢献していきたいと思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2014.05.15  岐阜サービスセンターに、カノークスさまが若手・
            女性社員教育の一環としてご来社
      ⇒http://www.isz.co.jp/news/2014/0515_000196.html
2014.05.15  安城サービスセンターに、ミヤマ工業さまから
      新入社員が教育の一環としてご来社
      ⇒http://www.isz.co.jp/news/2014/0515_000197.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.564〕は、2014年5月29日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

代表の書かれた「きいろいタンポポ」のお話から、なんとなく普段は通
り過ぎてしまい、目に留めることもないタンポポについて、改めて注意
しながら見ていくことの大切さを教えていただきました。
Each Oneの人々が協働して一つのことを成し遂げることの素晴
らしさ。普段当たり前に思いがちな、各々の人々の活動についても再認
識し、これまでの日本という国をつくってきた先達への誇りを胸に引き
継いでいくことが我々に課された責務だと感じるところです。
                         
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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