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神は細部に宿る。「フォーシーズンズホテル東京大手町」スチームサウナの内装デザイン ◎アクアエンタープライズNEWS◎
配信日時:2020/10/13 13:00
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こんにちは。
アクアエンタープライズの重です。

9月1日にオープンしたばかりの
「フォーシーズンズホテル東京大手町」。

世界的なインテリアデザイナー、ジャン・ミシェル・ギャシー率いる
「デニストン・ インターナショナル・アーキテクト・アンド・プランナーズ」が
デザインを担当していることでも
大きな話題となっています。

こちらのホテルの最上階にスチームサウナを納入させていただいたのですが、
前号に引き続き、その話をお届けしたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。


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■第142号■今号でお届けするのは…
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01_重コラム:神は細部に宿る。フォーシーズンズホテル東京大手町のサウナ

02_香りcolor:落ち着きをもたらす、パチュリの力

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01_重コラム:神は細部に宿る。フォーシーズンズホテル東京大手町のサウナ
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「フォーシーズンズホテル東京大手町」に
納入したスチームサウナは、
名だたるラグジュアリーリゾートホテルを
手掛けてきたデザイナーならではの
内装デザインとなっています。

前号でお伝えした星空のような天井とともに目を引くのが、
ホワイトからブラウンへのグラデーションが美しい、
壁一面のモザイクタイルです。

デザイナーのイメージ通りの空間を実現するために、
イタリア製のガラスモザイクタイルをどう配置すればいいのか、
ということにも頭を悩ませましたが、
それ以上にチャレンジングだったのが「水抜きの穴」です。

水が下に流れるように、水抜きの穴を開けるのですが、
デザイナーは、2センチ角のタイルと同化するように
同じ形、同じ大きさで水抜き穴を
つくることにこだわりを持たれていました。

しかしこれこそ、言うは易し行うは難し!
下地の段階で水抜きの穴はつくらなければなりませんし、
穴に合わせて、タイルを半端に切るようなことも許されません。
タイルの大きさと目地の幅を計算し、
少しのズレも許されないなかでモザイクタイルを
はっていくというのは、なかなかに至難の業です。

さらには、「美を感じない温度計はサウナ室外へ」
というオーダーにも、かなり苦労をしました。
温度表示は室外でするとしても、温度を感知するセンサーは室内に
置かざるをえませんから、壁に穴を開けてセンサーを通し、
さらにメッシュで目隠しをする仕様に。
こちらも素地の段階できっちりと位置取りをして、
寸分のズレも許されない工事となりました。

同様に美しくないという理由で、
サーキュレーターもなくし、吸排気の設備を設置するなど、
そのデザインへのこだわりは類を見ないほど。


サウナを利用するお客様からしたら、
水抜き穴に目を留める方はいらっしゃらないでしょうし、
温度計やサーキュレーターが室内にないことに
感嘆する方もそうはいらっしゃらないでしょう。

それでも、目に触れるものすべてに神経が行き届き、
まさに「神は細部に宿る」を地でいくような仕事の仕方に、
こちらも大いに触発された現場でした。

ここにしかないスチームサウナを、
機会がありましたら、ぜひご堪能いただければと思います。


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02_香りcolor:落ち着きをもたらす、パチュリの力
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読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。
ようやく秋がやってきました。
おしゃれが楽しい季節でもありますね。

肌寒くなると、不思議とトーンダウンした色合いに
心惹かれるようになるという方も多いのではないでしょうか。

例えば、落ち葉や栗、どんぐりの色でもある「茶色」。
10月にはハロウィンもありますが、
ガーランドなどのデコレーションは、
茶色が多く使われているようにも感じます。

そんな茶色からイメージされる香りとしては、
パチュリをセレクトしてみました。

*****

パチュリは、中国やインドでは古くから
薬草として使われてきたシソ科の植物。

その精油は、「土」を思わせる香りで、
心と体を、大地に根付かせてくれます。
心が落ち着きをなくしたり、
エネルギーを使い果たしてしまったときに
大きな味方となってくれるアロマです。
じんわりと心のバランスと安定とを
取り戻してくれる力をもっています。

今回はこのパチュリを使ったアロマレシピを
ご紹介したいと思います。


■アロマレシピ:落ち着きをもたらす芳香浴■

【材料】
・精油:
 パチュリ 1滴
 ベチバー 1滴
 レモングラス 2滴

【使い方】
 アロマポットの水に、
 精油を垂らして芳香浴を楽しんでください。 


パチュリに、同じく土の香りをイメージさせるベチバー、
そこにレモングラスの爽やかな香りをブレンドすることで、
心地よく、ゆったりとした落ち着きを感じられるブレンドです。

コロナ禍の長いトンネルはまだ続くようです。
誰しもが余計なことは考えたくないと思う夜もあるのではないでしょうか。
そんなときには、ぜひ、パチュリの力を借りてみてください。


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