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五十鈴メールマガジン〔No.569〕ラッシュアワー
配信日時:2014/07/03 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.07.03発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.569≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
         今月から第2四半期となりました。

      社員総会でも確認した今後目指す成果に向けて、

     四半期ごとに区切って、目標に向け何をするのかを

      検証~実践するサイクルはとても大切ですね。

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☆No.569 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ラッシュアワー
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_我々の戦場は(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_「生産性」を考える(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― ラッシュアワー ―――
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鈴木貴士です。

もうこの言葉は死語になっていると思いますが、どうでしょう。高度成
長の時に、満員電車に押し込められて通勤していた時間帯を「ラッシュ
アワー」といって、サラリーマンは苦労しておりましたが、あの「押し
屋」を含めて、皆、元気やバイタリティがあったと思います。

この間、丸の内に出勤してすぐに出張してしまうので、運転手に休暇を
取ってもらい、久しぶりに自宅からバスで丸の内に向かいました。今か
ら40年前に三菱商事に勤務している時には、高速バスといって、目黒
から霞が関まで、10円の追加料金で首都高速を使うバスがあったので
すが、今ではそれは無くなったようです。

ともかく、電車や地下鉄はラッシュアワーで物凄く混んでいたので、時
間はかかるものの座って通勤できるバスにしたのですが、途中で先輩社
員が乗ってくると席を譲ったりして、結構気を遣いました。

しかし今回乗ってみると、すごく早い時間帯なのに混んでいて、びっく
りしました。6時44分のバスに乗ろうと中根町の停留所に行くと、メ
タルワンの社員と遭遇し、色々とバス通勤の話をしました。彼は慶応東
門で降りて、三田のメタルワンに行ったのですが、「この時間帯は凄く
混みますよ、特に子供が多いです」と言っていた通り、どこの小学校か
分かりませんが、早い時間なのに10人くらい乗っていました。

思い出すと、昔はもっと遅い時間で、道路は混んでいたものの高速バス
で1時間ぐらいでした。本を読みながら通勤していたので、通勤はあま
り苦になりませんでした。

さて、会社に着くと、8時前なのにほとんどの社員は出勤していて、ラ
ッシュアワーを避けているのか、五十鈴の規範なのか分かりませんが、
「早起きは三文の徳」というくらいですから、会社にとってもいい規範
だと思います。

六郷本社の時は中央から川崎寄りに出勤する人は楽だったでしょうけれ
ど、丸の内になってラッシュアワーを経験して、嫌になってしまった人
もいると思いますが、時間帯や通勤方法を工夫してそれぞれが出勤して
いると思います。季節も暑くなり、電車通勤は大変でしょうが、ラッシ
ュアワーは都会の産物だと思って、出勤時間中をどう過ごすか工夫して
ほしいと思います。

昔は新聞を小さく折って読んでいる人がたくさんいましたが、今はもち
ろん、スマホばかりですね。そして、耳にはイヤホンがかかっている。
通勤時間が長いので、「ウォークマン」が開発され、大ヒットしたのは
もう何十年も前のことで、首都圏に家が持てないサラリーマンが遠くに
ローンで自宅を持つこととなり、ライフサイクルが変わったことから、
そういう文化になりました。

ラッシュアワーという言葉は死語になっても、大勢の人が集中する首都
圏の通勤は日本の一つの文化として、これからも続いていくでしょうし、
社会現象としての変化を観ていくのも面白いと思います。

それに引き替え、地方は車での出勤が多いので、交通事故には十分に注
意が必要ですし、帰宅の際の飲酒運転とか、絶対にしてはならないこと
が多くあります。満員電車も大変ですが、マイカー通勤も大変ですね。

時代の変遷とともに、人間の移動というものがいつの時代でもテーマに
なりますが、便利になればなるほど、新しい問題が発生するのも常で、
それに対応していかなければなりません。しかし、すべてのことで最重
要課題は「安全第一」ですね。通勤、帰宅中も気をつけましょう。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

        ――― 我々の戦場は ―――
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7月に入り梅雨のうっとうしさが続いておりますが、最近は異常気象も
重なり突然の雷雨による被害も各地で出ており、空模様が気になる毎日
です。

私の住んでいる栃木県も6月初旬の大雨で全国一の収穫量を誇る二条大
麦(ビール麦)に甚大な被害が出ており心配です。思わぬ被害に見舞わ
れることも十分にありますので注意は必要です。

ビジネス環境も、決して悪くはありませんが油断大敵です。事故・怪我
等も、2/四期は過去のデータからも注意が必要なので、安全に対する
チェックやフィードバックを欠かさず、基本作業をしっかり守り、守ら
せることが重要です。1/四期の状況を振り返りながら中期最終年度の
ゴールに向け、さらに「偉大な組織への成長」への活動を加速させてい
きたいと思います。

話は変わりますが、ファストフードの代表といえば「ハンバーガー店で
の手軽な食事」をイメージしますが、最近では仕事帰りの「サラリーマ
ンのちょい飲場」に変身するハンバーガー店もあり結構人気だそうです。

店内を改装して、夜間はソーセージなどのつまみ類とアルコールを充実
させて「ちょい飲み仕様」に切り替えると、従来は学生や女性が大半だ
った客層が劇的に変わって売り上げを伸ばしているとのことです。

同じような戦法では、ラーメン屋の日高屋や長崎ちゃんぽんのリンガー
ハットが有名ですが、私が住んでいる小山の駅構内にも日高屋さんがあ
り、夜間は多くのサラリーマンで賑わっている光景をよく目にします。

低料金・短時間でちょい飲みを楽しむ人たちに支持されているようです
が、一方で居酒屋業界の市場規模は減少傾向にあるそうです。居酒屋と
いえば「お通し」が「業界常識」ですが、これもタダではありません。
好きなものなら良いですがそうでないときはガッカリした経験も少なく
ないです。

ハンバーガー店もラーメン店もそのような業界常識は持ち合わせていな
いので、簡単に常識を乗り越えて参入してくるわけです。会社帰りのサ
ラリーマンのちょい飲み需要に価値を提供する選択肢は、居酒屋以外に
もいろいろあるということです。「居酒屋業界」で競合するのではなく
「提供している価値」で競合している典型だと思います。

我々が目指しているグローバル・バリューセンターという世界観では、
自分たちが提供するサービスを価値と認めてくれる業種・業界すべてが
戦場となり得ます。

今現在、各SCやSL各社はどんな戦場で戦っているのかをよく考えて
みるといいと思います。それはお客さまにとっての価値そのものを考え
る、またお客さま視点で自社の事業領域を拡大するきっかけになるので
はないかと思います。

サービスセンターとしての進化に磨きをかけて、価値創造力の向上をさ
らに加速させていきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

       ――― 「生産性」を考える ―――
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つい2ヵ月前、このメルマガにて新年度の意気込みと課題について記載
したのですが、第1四半期も過ぎ、もう7月に入ってしまいました。特
に本年度は「新しい」ことへの挑戦も多く取り入れているため、余計バ
タバタとする感じになっているのだろうと思います。

今までもお付き合いのあるお客さまの仕事や、今までは取引のないお客
さまからの相談ごとなど、忙しさに輪をかけるようにやることが山積し
ていきます。暇でどうしようかと悩むよりも、慌ただしい毎日ですが充
実感は十二分にあります。

こんなとき、物を言うのが生産性です。特に我々コンサルティング業務
の生産性とは非常につかみづらく、品質との兼ね合いもあり、評価が難
しいものです。工場であれば、ある一定の品質基準、安全基準を担保し
つつ、どこまで生産性が高まったかという様々な指標があり、自分たち
も周囲の人たちも認識できるようになっています。

結局はある時間の中での出来高が生産性ということになりますが、その
プロセスが見えるか、見えないかで、改善できそうか、できそうでない
かが違ってきます。あるラーメン屋さんの作業風景を見ていると、ひと
りの人はラーメンに入れる具材を1回で取ってそのままどんぶりの中に
配列していきます。もうひとりの人は、具材を取って2回~3回その具
材を振ってからどんぶりに入れるという行動を取っていました。

チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ・・・という具合に、具材が増え
るほどサイクルタイム(ラーメン一杯の具材の盛り付け時間)の開きが
大きくなります。プロセスが見えれば、そこに改善の方策も見えてきま
す。

しかし、考える仕事はそのプロセスが各自の頭の中に入ってしまってい
るため、なかなか見えてきません。そのため、的確な指導ができている
とは思っていないのですが、様々な仕事をさせていただいている関係も
あり、パターン化で業務効率が上がっていることがあったり、仮説立案
力や企画力が上がっていて生産性が高まっている点など、毎年社員皆の
成長を感じられている部分もあります。

生産性診断、安全診断、品質診断、設備診断などの業務をさせていただ
いていますが、やはりそこもある短い時間で多くのアウトプットが出せ
たり、そこの会社の人たちでは気付かない部分での見方ができたりと、
工場改善のプロとしての違いを多く魅せられるようになってきているな
と実感する部分が増えてきています。

しかし、これもお客さまの目から見たら当たり前のことで、その機能に
対価を頂いて、仕事をさせていただいております。お客さまの目にはな
かなか見えない自分たちの生産性をさらに高めながら、テクノロジー・
コラボセンターとしてのITCを確立していきたいと思います。このメ
ルマガの原稿書き上げの生産性も高めながら・・・。


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       WEBマガジン「五十鈴変革の今」vol.17更新
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   ■テーマ■
      最近、五十鈴の「全員参画経営」を見に来られるお客さまが
      増えている!?

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  五十鈴グループでは、年4回(1月・4月・7月・10月)
  五十鈴の経営やマネジメントについて
  五十鈴グループホームページでリアルタイムにお伝えしています。

  五十鈴では、最近、「社員の主体性を高めたい」
  「5S活動が浸透する職場風土を築きたい」など、
  「全員参画」が根付く組織づくりを見学しに
  ご来社いただくお客さまが増えています。

  2014年7月号では、お客さまの「全員参画経営」の糸口を
  ともに見出し、築いていく、従来とは異なる協創プロセスを
  ご紹介します。
  「全員参画」を通じて、お客さまの組織の成長・進化の一助と
  なれれば幸いです。


       ▼本文はこちらからご覧いただけます▼
          http://www.isz.co.jp/ir/

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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2014.07.01 「五十鈴グループ社員総会ダイジェスト」更新
      ⇒http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement01.html

2014.07.01 全員参画型社内報制作ドキュメント
      「社内報[in]制作の現場」更新
      ⇒http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.570〕は、2014年7月10日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

新入社員や新社会人がまだ電車に不慣れな4月に比べると、毎朝の通勤
電車も、予定通りに動く度合いが高まっているという印象です。しかし
混雑そのものは相変わらずで、代表のメルマガにもありましたが私の乗
る電車でもやはり子供が多く、急行列車への乗り換えのため、駅の構内
を大人に交じって交差的に、ものすごいスピードで疾走しています。普
通に歩いている私でさえぶつかりそうで恐ろしいのに、いつ事故が発生
しないかと冷や冷やしていますが、今のところそういう事態は目撃して
いません。ですがコンプライアンスはもちろんですが、通勤中に被害者
にも加害者にもならないように、各自が焦らず時間に余裕を持ち行動す
ることが大切だと感じています。
                    (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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