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五十鈴メールマガジン〔No.570〕偉大な組織になるための前提
配信日時:2014/07/10 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.07.10発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.570≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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    予報から台風上陸が判明すると社内イベント開催等を

  中止・延期したり、主催者も参画者も大変な時期だと思います。

     しかし、そういう事情にも柔軟に対応できること、

        また基本的なことをおろそかにせず

   継続して結果を出していくことが私たちに求められています。

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☆No.570 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_偉大な組織になるための前提
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_留まらない(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_新フォーメーションづくりへ(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― 偉大な組織になるための前提 ―――
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鈴木貴士です。

この間、お客さまをお連れして東海地区を視察しましたが、もうすでに
「代表からの3つのお願い」が工場に掲示されていて、それもサービス
センター毎に解釈が付け加えられていました。

お客さまは社員総会にも来られた方だったので、すぐにこのように現場
にブレイクダウンされていることに、驚き、感銘を受けておられました。

解釈の中身より、皆で解釈しようとする試みが大切で、今までも解釈が
おかしいからこう変えろとか、私は言ったことがありません。

そこの拠点長がそう判断すればいいことで、各サービスセンター同士で
も比較するでしょうし、そこの現場の事情もあるでしょうから、自分た
ちで決めればいいと思っています。何はともあれ、クイックレスポンス
であることは誇れることだと思っています。

ところで、敢えて今回は嫌な話をしますが、新年度になってから、ベー
スとなる安全やコンプライアンス、CSRの問題が非常に多く、残念に
思っています。

昔、会長はあまり細かい数字ばかり見ているとかえって全体の状況が分
からなくなってしまうと言って、データ的なものは出勤率しか重きを置
いていませんでした。あとは、現場に突然出向いて、生の状況を大切に
していました。

それもトイレの綺麗さとか、万年青の手入れとか、環境整備をよくチェ
ックしていました。そういう伝統を大切にしながら、五十鈴の現場の管
理状態は良くなっていき、「魅せる工場づくり」は進化していきました。

しかし、「労働災害」や「製品クレーム」がゼロにはなってはいません。
岐阜サービスセンターでは2200日以上の無災害が続いていますが、
すべてのサービスセンターがこうならなければ「偉大な組織」とはいえ
ませんし、「品質クレーム」もゼロにはなっていません。

そしてもっとも出してはならない「異材混入」もあれだけのシステムを
組みながら、検査表の貼り違え等のヒューマンエラーも起きています。

そもそも、本当に通勤途中の交通事故から事務ミスに至るまで、そうい
うマイナス面での事項がゼロにならなくては、いかに収益が上がっても
「偉大な組織」とは呼べないのです。

社員が誇りと自信をもって、素直で明るく、社会貢献していくという方
向性は持つことが出来ています。そして、統治されるのではなく、自治
していこうという気構えも出来てきました。

自分たちで工夫して、好ましいライフスタイルやワークスタイルを構築
していこうという発想も芽生えてきました。「グローバル・バリューセ
ンター」を目指して、サービスセンターとしての機能も充実してきてい
ます。

しかし、前述したような基本的なネガティブな数値は劇的に減っている
わけではありません。管理精度が高まったから、数値が悪く出ていると
いう声も聞きます。でもそれは「言い訳」にすぎません。何故なら、我
々は「偉大な組織」を目指したのです。

だから、私からのお願い、偉大な組織になるべく「意志を確認する」、
そうしたら、「覚悟を決める」ということはそれだけの犠牲を払わなけ
ればなりません。

そして、全員が熱意をもって目標を達成するよう、ステークホルダーも
含めて、「人の心に火をつける」ということに本気になって取り組んで
いかなければなりません。

それらのベースになるものが、CSRの推進体制なのです。社訓の「仕
事は實を入れてやろう」を実践しましょう!


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 留まらない ―――
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私の東海道線最寄駅では、7時にラッシュアワーがスタートして、7時
半頃にピークを迎え、おそらく8時半頃まで続くと思われます。先日は
初めて、満員電車に乗れませんでした。今は、お尻を押す駅係員の方が
いませんので、自力で乗り込むのですが、何故か押し戻されてしまいま
した。

違う扉口から乗ればよいものを、その扉口にこだわってしまいます。習
慣とは恐ろしいもので、なかなかその呪縛から解けません。良い習慣な
らまだしも、悪い習慣や非効率な習慣の呪縛を早く解くことができれば、
失敗も少なく楽に生きられることでしょう。一本見送るか、やはり、出
勤時間を変えることになるのかな。

さて、五十鈴の習慣・規範として、「ひとっところに留まらない」とい
うのがあります。これを、変化、進化あるいは成長という概念で表現し
ています。ある目標が達成間近になると、次なる目標を検討、設定し始
めます。

たぶん、目標を達成して、その場に安住していると、自らの質が劣化し、
目標を達成した力さえも失われていくと思います。

いつも次の目標を定め、それに向かって進んでいくことで、「いつでも、
どこでも、あたらしい」事や物に会えるのです。次の目標があるからこ
そ、今の成長基盤を活かすことができるし、今を認識することで、モチ
ベーションアップにつながります。

進化・成長とは、こういうことの連続だと思います。1/四期が終わり、
自分のこと、会社のことを再認識して、「ブランド・イメージ」の如く
進んで行きましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

     ――― 新フォーメーションづくりへ ―――
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ワールドカップもいよいよクライマックスを迎え、このメルマガ発行時
には決勝進出チームが決定しています。サッカーにあまり詳しくない私
でも、世界各国のチームが繰り広げる激闘戦に毎回見入ってしまいます。

日本チームは予選リーグ敗退と残念な結果で終わりましたが、前回、前
々回と比較して何とも言えない感覚が残っています。

個別に選手を見たときに、海外で活躍している選手は増えているし、そ
れぞれが強みを持ち精神的にもタフでかつ知的な選手が多いように思え
ました。けれども、戦いを終えた今、ワールドカップという舞台のせい
なのか原因はわかりませんが、このチームの強さを表すスタイルやパタ
ーン(型)が見えないうちに終わってしまったという感があります。

世界とのレベルの差と言ってしまえばそれまでですが、なでしこジャパ
ンの試合を思い起こすと、違いは明らかであると思うのです。

サッカーは、選手各々の役割やポジションは明確ながらも、常に動いて
いる状況の中で判断をしながらチームの連携により結果を導きだすスポ
ーツです。

攻めパターン、守りパターンと目まぐるしく変化し続ける状況で気持ち
も体も切り替えながら動き続けるのは本当に厳しいものがあると思いま
す。今回のワールドカップを観戦していて、ビジネスに身を置く自分た
ちの在りように照らし合わせて考える場面が随所にありました。

昨年度から、「魅せるショールーム」づくり強化に向けて、多くの人と
協働する機会がありました。そして、今期はショールームにお越しにな
った方々に向けた、サービス事業化に向けた活動へと進化しています。

五十鈴グループの現場マネジメントの実際を体感された方々にそれぞれ
に合った導入プロセスを考え、提案~協創関係を創ろうとしています。

私自身も直近安城SCのお客さまに営業の方と同行し、提案活動を行っ
てきました。これは、営業活動の一環ではありますが、むしろコイルセ
ンターではない、サービスセンターとしての五十鈴グループの認知を得
る活動です。

今後、五十鈴グループを1チームとして、サービスセンターそしてグロ
ーバルセンターのゴールに向けた、状況に合わせたフォーメーションで
外部に向けて発揮する機会がますます増えてくると思います。

発揮するテーマのバリエーションもどんどん増えてくるでしょう。各現
場では日々お客さまとの会話を通して、自らが体験をして創り上げたも
のがたくさんあるので、お客さまのWillキャッチ力も大きく向上し
ています。

キャッチしたWillに合わせた多様なフォーメーションを創り上げ、
柔軟に俊敏に魅せられるようになり、得点パターンを早く創り上げたい
と思っています。

それぞれの強みや魅力を理解しあっているからこそ、それを引き出しあ
いながら戦う型を持っていたなでしこジャパンのように、部門の枠を越
えて、これまでとは異なる協創体制をもって新たな総合力を創りだして
いきたいと強く思う次第です。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.571〕は、2014年7月17日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

夏を迎えて、台風の予報が気になる季節になりました。災害に対する備
えをしっかりすることは勿論、日常の業務から社内のさまざまなイベン
トへの備えもしっかりと行いたいものです。
外部環境の変化がいつ、どのように影響してくるかは、どんなに予防を
していても絶対安心とはいえないものです。今回代表が書いていらっし
ゃいましたが、日常の土台となるところをしっかりと行い、リスクへの
備えを普段から継続していくことが改めて大事だと痛感しました。そこ
のベースがしっかりとしてはじめて、自分たちが目指す大きな目標への
挑戦があるのだと思います。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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