バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.577〕季節の変わり目
配信日時:2014/09/04 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.09.04発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.577≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
       今週、天候は一転、雨や曇りの日が続き、

         気温の低い日が多かったですね。

      IOCに向けた準備の真っ最中と思われますが、

     相手の心に火をつけられるような発表会を目指し、

        残りの時間に全力を尽くしましょう。

================================

☆No.577 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_季節の変わり目
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_五十鈴ならでは(山田常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_労災週間(神生社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 季節の変わり目 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

8月もあっという間に過ぎて行ってしまいましたが、異常気象や天候不
順で、なにやらあまり元気の出ない夏だったように思われます。

私は腰痛が完治とはいかなくとも、整形外科や鍼の先生から卒業と言わ
れ、一応次回の予約なしで、また悪くなったら改めてお願いするという
ことになりました。あとは今まで通り、朝の散歩とジムでの水泳、スト
レッチを続けることになります。

ストレッチもトレーナーにやってもらうのでお金がかかりますが、これ
は続けようと思っています。私の主治医も腰痛持ちで、私のトレーナー
を紹介して欲しいと言われましたが、腰痛で悩んでいる人はたくさんい
ますね。そういう意味でこの一年、ありとあらゆる治療をしましたが、
結局は自分の信じた方法で、ここまで持ってきたと思います。

ところで、今月で上期も終わりますが、今年の「代表からの3つのお願
い」を覚えていますか? 「意志を確認する、覚悟を決める、人の心に
火をつける」でしたね。各拠点ともそれぞれが解釈をしてやってくれて
いますが、この3つは日常生活でも使えると思っています。

腰痛の治療も去年の8月に激痛が走ってからある程度落ち着き、治療方
針を自分で決めなければならなくなりました。整形外科の先生は手術、
主治医は薬、鍼の先生はゴルフの抑制、ジムのトレーナーは水泳とスト
レッチ、その他整体や脈療法等、ありとあらゆる選択肢の中で、まず、
手術は絶対にしないと、自分の意志を確認しました。

超偉い方が、自分が手術をして成功した名医を紹介すると言ってくださ
ったのですが、辞退しました。ほとんど毎日、泳ぎ、ストレッチし、鍼
治療を週に一度やることにして、ある程度の時間と出費は覚悟を決めま
した。結果はお陰さまで夢のように治癒したのですが、ゴルフのときや
後はケアーしています。

この休み中のゴルフも雨男になったと思うほど天候に恵まれませんでし
たが、ゴルフ場がクローズでない限り、絶対にプレーするという意志を
確認し、新しいレインウェアーを購入し、悪天候でも覚悟を決めてプレ
ーしました。従って、中止した日はありませんでした。

しかし、「人の心に火をつける」というのは本当に難しい。腰痛治療で
は、やはり医学的なことは、冷静沈着に事を進めるために、先生や病院
は良い患者だからといって特別扱いしてくれるわけではありませんでし
たが、鍼の先生は良く話を聞いてくれ、ジムのトレーナーは「昔の状態
に戻るまで、一生懸命頑張りましょう!」と励ましてくれたので、こち
らの心に多少火がついたくらいでした。

悪天候のゴルフも「絶対に中止しないぞ!」とメンバーに言ってみたと
ころで、所詮遊びごとですから、それほどオーバーな表現にはなりませ
んね。

となると、「人の心に火をつける」というのはどういうことでしょうか。
夢や目標に対して真剣であり、挑戦的であり、感動的でなければならな
い。そして、何かうまくいったらまわりのおかげ、ダメなときは自分の
せいという生き方をして、評論家にならず、自分で行動し、やっている
ことに没頭する。そして、暇さえあればまわりに、自分の夢や目標を語
り続けることが必要だと思うのです。

まだ半年以上、今年度はあります。新しいサービスセンター部門の体制
も、うまくいっているように私には見えています。きっと、五十鈴の社
員はそういうことを踏まえてやっていてくれると信じています。今月は
IOCの成果発表会もあります。いつでも、どこでも、あたらしい五十
鈴を今回も楽しみにしています。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

        ――― 五十鈴ならでは ―――
========================================================□■□■

先週末安城SCで、有料でのお客さま向け危険体感研修会を開催しまし
た。今回は、お客さまのA社長の意向で、女性社員も含め全社員27名
を対象とした研修会となりました。

また、お客さまの役員の方の要望で、実際にライン稼働している状況や、
社員教育の実態も社員に見せたいとのことで、当日は五十鈴の会社案内
から始まり、安全に対する取り組み内容の説明、各ラインでの質疑応答、
そしてチーム単位での話し合い、危険体感実習と進めていきました。

先方の役員の方からは、「日頃仕事が忙しく今までちゃんとした研修会
はあまり開催したことはない。だから話し合いが進むか心配だ」とのお
話を伺っていましたが、テーマが安全ということもあり参加メンバーの
関心も高く、各話し合いのセクションでは活発な意見が飛び交っている
状況をご覧になり驚かれていました。

お客さまの会社の社員構成は、中途入社の方が大半を占めており、冷静
に自社との違いを見ることができ、また「自分の会社」を良くしていき
たいとの想いも強く伝わってきました。

今回は研修会を開催するにあたり、お客さまのニーズを聞き出す事前の
話し合いや、それに応えるための社内における事前準備に時間をかけ、
双方で研修会のねらいが社内で共有されていたからこその成果であると
実感しました。

しかしながら、五十鈴にとって本来の目的でもある、五十鈴の安全に対
する取り組み姿勢を発信することで、外部認知を高め、いかなる状況下
でも選ばれる会社創り、安全に対する社員教育の一環につなげるために
は、ゼロ基準での無災害記録を続けること、高い品質管理状況を維持す
ることが重要であることは言うまでもありません。

私たちはいろいろなサービスをバリューに変え、新たなビジネスを創造
していくことを目指しています。

以前NHKの『プロフェショナル 仕事の流儀』で紹介されていた食品
スーパー経営者、福島徹さんの考え方「『売る』ことだけを考えると、
売れそうなものばかりを探すことになる。何も考えずに、売れそうなも
のを探すのは良くない。お客さまにとって存在意義のあるもの、つまり
本当に役立つものは何かを考えるべきだ」を思い出します。

彼は、値段は高めだが、健康志向の人にとって貴重な品ぞろえを「○○
さんが作ったジャガイモです」と表示したり、素材重視のオリジナル保
存食品を売り出したり、消費者が「選ぶ」楽しみを提供するために普段
の倍の種類の果実を揃えたりして、「売るんじゃない、伝えるんだ」で
信頼をビジネスに変えているのです。

我々も、他社との違い、五十鈴ならではの存在価値をアピールして、新
たなサービスの型を作り上げていきたいと考えます。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴建設の現場から】_神生社長

          ――― 労災週間 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

9月1日は防災の日です。また、8月30日(土)~9月5日(金)は
防災週間になっています。今回のメルマガは建設会社として、専門的な
書き込みにしたいと思います。

最近、50年、100年に一度の豪雨の影響で、大規模な土砂災害が有
りました。お亡くなりになられた方々に、心からお悔やみ申し上げます。

ところで最近は災害に対しては、想定外との言葉や書き込みは無くなっ
てきています。何故なら、過去にも似たような災害があったことを自覚
したからだと思います。東日本大震災の津波被害地域や広島の土砂崩れ
にも、過去にその場所で災害があったことを示す石碑が有ったそうです。

日本全国で実は、年間に1000件以上もの土砂崩れが起きています。
新たな宅地造成・開発が進んだ結果、全国に52万ヵ所もの危険区域が
有り、増えていっています。

皆さんの近所でも、「えっ」と思える場所を開発していませんか!? 
その開発がダメだというより、災害(リスク)に対しての対策が取れて
いるかが重要だと思います。

土砂災害には、主に3種類あります。土砂災害の種類と特徴としては、

1.斜面崩壊
・表層崩壊(山(地面)は何層にも積み重なった形成になっています
 が、その上部部分の崩壊)
・深層崩壊(山(地面)は何層にも積み重なった形成になっています
 が、その上部部分と下部の何層も崩壊)
・がけ崩れ(錐だった斜面の崩壊)

2.土石流
土砂が豪雨などにより一気に押し流される。

3.地すべり
斜面の一部あるいは全部がゆっくりと下方に移動する。

何故、土砂崩れは起きるのでしょうか? 山などの斜面は、土砂の摩擦
による抵抗力と重力のバランスにより保たれています。そこに大量の雨
が降ると土砂の隙間に水が入り、浮力が発生します。浮力により摩擦抵
抗が減少してしまい、バランスが取れなくなり流れ出します(崩壊しま
す)。

斜面崩壊になる前兆には、地割れ・斜面からの流水・小石等の崩落など
があります。

広島県の災害は深層崩壊だと思います。「真砂土(まさど)」の言葉が
よく報道されていますが、真砂土とは花崗岩が風化したもので、粗い砂
のようなものです。

砂のようなものですから、大量に水を掛けると隙間に水が入り込み、浮
力により崩れてしまいます。海辺で砂遊びをしていて、水を掛けると直
ぐに流れてしまいます。それと同じ原理です。

日本の花崗岩地帯は、主に関西以西の山などに広く分布していて、建築
資材としても使用しています。壁の材料とグラウンドの表層(10cm
程度)に使ったりします。

広島の場合、山間部の見晴らしの良い場所だとは思いますが、開発時に
は今回のようなリスクは考え付かなかったのでしょう。また、昔話なの
で、今は大丈夫だろうと考えていたのかもしれません。

当社のお客さまが佐賀に工場を作った際に、その工場の横に大きな調整
池(雨水の一時保管場所)を作ったそうですが、無駄なものを作らされ
たと思っていたそうです。しかし8月の大雨の時にその調整池が満杯に
なり、池がなければ災害になっていたかもしれず、やはりやるべきこと
はやっておいた方が良いとのことでした。

当社は建築工事を主流に行っていますので、特に地震や大雨等に対して
は、今後益々リスク低減を図るように設計・施工に注意したものを提供
したいと思います。また、建物診断等も始め、総合的な相談・アドバイ
スを行っており、皆さまのより安全な職場や生活環境づくりに貢献して
いきたい所存です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.578〕は、2014年9月11日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今回の代表のメルマガに、「自分の夢や目標を語り続けることが必要」
と述べられており、まさに自分に足りていないことだなと感じました。
日常的なことにせよ長期的なことにせよ、自分の「意志を確認」するだ
けして、勝手に独りで動いている・思っているだけに、無意識に陥りが
ちです。すると結局一人の力では発展性が乏しく、足元の事柄に終始し
がちです。
幸いなことに五十鈴には、それぞれの想いを公式化する場があるのです
から、その機会をどれだけ活用してお互いに働きかけ合うことができる
か。そこからようやく組織貢献が見えてくると感じました。

                     (編集室/野々村 悠希)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.577≡

======================= ISZ Mail Magazine