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五十鈴メールマガジン〔No.579〕何に関心を持つか?
配信日時:2014/09/18 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.09.18発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.579≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        現代では、多様なメディアを通じて

            配信されるニュース。

        ニュースによっては、過去の歴史から

          今の日本や日本と関係のある

       諸外国の歴史についても学んでいなければ

       本当の意味が分からないことが多いものです。

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☆No.579 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_何に関心を持つか?
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_マネジメントプロセスをいかに魅せるか(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_IOCジグソー(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 何に関心を持つか? ―――
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鈴木貴士です。

世の中は色々なことがあって、沢山の報道やニュースが流れていますが、
今やインターネットの時代で、ブログや投げ込みの映像やツイッター等
でさまざまなことを知ることが出来ます。

最近の朝日新聞の件や異常気象の件、ドラッグに関わる問題や暴力団の
幹部の逮捕、少女の行方不明事件、さらなる消費税引き上げや景気動向、
内閣改造、女性閣僚の数多くの登用、沖縄普天間基地の移設問題。こう
並べ立てても、次元は異なりますがさまざまなトピックスがあります。

そして世界に目を向ければ、もうきりがないぐらいのトピックスで満ち
満ちています。そんななかで、テニスの錦織選手の大活躍は最近の日本
では明るい話題でした。

この間魔女が元気になって旅行に出かけている時、娘と2人で食事に行
った際、上記に述べたような話題をランダムに話していったのですが、
近隣諸国との問題は過去の歴史をちゃんと勉強しないと語れません。

私は最近そういう昭和史の勉強をしているので、娘に熱く語るのですが、
娘は娘で知らないことが多く、自分でも腑に落ちないことがあるので、
私の話を良く聴いてくれます。

昭和史で起きたことが、未だに時事問題になっていることは憂慮すべき
ことで、基本的には当時となんら状況が変わらないのは残念なことです。

いろいろ喧伝されていることより、日本の幣原外交のことや田中義一首
相の「田中上奏文」のことなどは、普通の人は全く知らないでしょうし、
そもそも、大東亜戦争が太平洋戦争と何故呼ばれるようになったのかと
か、何故戦争に突入しなければならなかったのかを知るためには、明治
維新後の日本の歴史を勉強しなければならないのですが、学校では不思
議と教えてもらえませんでした。

植民地政策を取っていた白人の国々で、植民地に謝罪した所などないの
にどうして日本が謝り続けなければならないのか。単純に腑に落ちない
疑問は多々あります。

そういう話を娘とずっとしていると興味があるらしく、レストランの店
長が「私もそういう話好きなんですよ!」と語りかけてきましたが、店
が忙しいのでそそくさと行ってしまいました。やっぱり、色々な人が自
分の知らないことを知ったり、知ろうとしたりすることはいいことだと
思いました。

去年の伊勢神宮や出雲大社の遷宮の時もただのイベントではなく、皆が
勉強し始めたので、日本の神話や古事記が見直されることになりました
ね。自分の国のことを良く知り、誇りと自信を持つのはいいことだと思
います。

そんな話をして最後は錦織選手の話になり、彼の英語のスピーチは立派
だったというような話をしました。「やはりこれからは、世界の人々と
同じ土俵で切磋琢磨しなければならない」ということで、英語は絶対に
勉強しないといけないね、なんて当たり前の話をしていると娘が、「今
お父さんなんて言った?」と言うので、「にしきおり選手は・・・・」
と言うと、「それって恥ずかしいよ! 彼はにしこり選手だよ!」と言
うので、「そんなことは聞いたことがない!」と反論すると、「テレビ
のローマ字もそうなっているじゃない!」とさらに突っ込むので、先ほ
ど登場した店長を呼び、「錦織選手はなんて呼ぶの?」と聞くと、平然
と「にしこりけい」と言ったので、私は愕然として、それまでの娘に語
っていた知識が何の意味も無いように思えてしまいました。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

   ――― マネジメントプロセスをいかに魅せるか ―――
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9月も中旬を過ぎ中間決算の準備や下期予算の精査など、各SCでは今
期業績見通しについて取りまとめているところだと思います。

SS部門の上期業績については計画以上の実績見通しとなっております
が、気を抜くことなく今期成果が出ている全員営業での拡販に磨きをか
けてさらなる業績向上に邁進していきましょう。

そして、来週からIOC成果発表会が開催されます。中期戦略の最終年
度のゴールに向けて活動レベルも確実に上がってきていると思います。
中期ゴールイメージとのギャップも当然ある中で、思っていた以上に推
進できたことや成長できたことがあると思います。

IOC成果発表会を通じて中期戦略全体像の達成度や組織的な成長がど
のように図れたのかをしっかり検証していくことが大切です。

全社推進している全員営業での拡販や全員IAによる魅せるショールー
ム活動も各社が工夫を凝らして展開しているところですが、先日、小山
SCの方に鉄鋼関係ですが業種の違うお客さまが大勢お見えになり、見
学をしていただく機会がありました。

お客さまも明確な目的をもって見学に来られるわけなので、こちらの準
備にも熱が入ります。

今回は、五十鈴の経営スタイル・マネジメントの仕組み、社員の意識・
取り組み姿勢や業務プロセスといったソフト的な部分への関心が高かっ
たのですが、その目的に適うように、何を見ていただくのか、どのよう
に魅せていくのか、お客さまをお迎えするにあたって、企画段階から準
備、そして当日ご案内するまで、本当に大勢の社員が関わります。

お客さまにとって見に来るという手間と時間が掛かるその瞬間を、お客
さま満足に変えてしまうことができると五十鈴ファンがどんどん増える
と思います。お客さまの目に触れない舞台裏に効率的なプロセスを組み
込むことで、より良いサービスを提供できるのではないかと思います。

五十鈴グループにはさまざまな経営イベントやマネジメントシステムが
ありますが、どのように行うかは各社に任されており、独自のマネジメ
ントプロセスが存在しています。

IOC活動も魅せるショールーム活動も各社が同様に行っていることで
すが、お客さまの目には見えない舞台裏にどんなプロセスがあるのか、
もしくはあるともっと良いものになるのかを、半期を振り返りながら検
証すると、より良い下期の活動に繋がると思います。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

        ――― IOCジグソー ―――
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朝晩の風に初秋の気配を感じる日々の中、季節の変わり目で体調を崩す
ことがないよう十分気を配りましょう。

ところで皆さんはジグソーパズルをやったことがありますか? 私は若
い頃に友人のジグソーパズルを一緒にやったことがきっかけで、一時熱
中したことがあります。

あんな面倒なもの何が楽しいのだろうと思っていたのですが、実際に小
さなピースのカタチや色ぐあいを完成図と見比べながらはめ込んでいく
と思いのほか難しいのです。

300~500ピースやイラスト調のものは簡単ですが、2000ピー
ス以上の写真(夜景や街並みなど)や絵画のようなものは結構難しく、
自分との戦いの世界になります。

ジグソーパズルの最大の面白さはまさに完成の瞬間です。最後の1ピー
スが収まった時の達成感は何とも言えませんでした。完成したものを専
用のニスを塗り額に入れ飾ったものでした。

近年のIOC活動の発表は私にとってジグソーパズルのような存在です。
特に昨年度後半の発表から様々なカタチをしたピースが次第に繋がりは
じめ、どのような完成図になっていくのか想像できるものになってきて
います。

IOCパズルの面白いところは、完成図が初めから存在するものではな
く、青写真とタイトルを決めるところから始めて、次に各ピースの色が
決まってきます。

それらが他のピースと繋がろうと自分のカタチを決めてきます。その部
分の繋がりが全体の繋がりを持たせるピースが登場します。そうして各
ピースはタイトルに相応しい新たなピースを生んでいきます。

またピースは自前のものだけでなく、グループ内部から外部へと調達先
が広がっており、アイコミもそのピースの一部として加わる機会が増え
ています。

アイコミのジグソーパズルも中期最終年度とあって最近は自然増殖的に
あちらこちらとパズルの増えるスピードがあがってきました。
 
完成図を見ながらのジグソーパズルは、忍耐作業に近いものがあります
が、完成図を具体化しながら色づけするのは作業ではなく、アートです。

各サービスセンター像がまたどのような彩やカタチを魅せるのか。どの
ような人、組織、社会に感動や喜びを与えられるのか私たちはその瞬間
を大変さも含めて楽しい、面白い、そして完成に焦がれるような思いを
もって取り組むことがこれからも大切だと思っています。

先日ある本を読んでいてイノベーションについて目に止まった一節があ
るので紹介します。「外部の力で割れた卵は死を迎える。内部の力で割
れた時初めて命が誕生する。偉大なものは常に内発的なものから始まる」。

外圧を認識し、自らを変えることも大切ですが、五十鈴グループの変革
活動の源泉は、やっぱりこれだと一人納得した次第です。皆で新たな命
を誕生させていきましょう。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2014.09.17 安城サービスセンターに、日鉄住金物産
      名古屋コイルセンターさまが危険体感研修でご来社
      ⇒http://www.isz.co.jp/news/2014/0917_000208.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.580〕は、2014年9月25日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

新聞・TV等から国内外で起きていることや、歴史的な経緯について知
ることが多いものです。逆に言えば、知らないことが圧倒的に多く、生
きている以上は書物や人の話などを通じて勉強しつづけなければならな
いと実感しているところです。
新聞・ニュース等の情報には常に関心を持って、普段から周囲の人と情
報交換すること等により、報じられていることの表面的なことだけでな
く、本質的意味の理解力を高めていくことが大事だと思う次第です。

                      (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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