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五十鈴メールマガジン〔No.581〕たいせつなこと
配信日時:2014/10/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.10.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.581≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
           最近は日本語をきちんと

            話す人が少なくなり、

       挨拶もおろそかになっているといわれます。

          私たちが使う言葉の重要性や

       基本となる意味合いを改めて学び直して

          正しく使うことが大事ですね。

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☆No.581 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_たいせつなこと
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_「マナー」もうっかりすると・・・(岩織常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_小集団活動(牛島社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― たいせつなこと ―――
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鈴木貴士です。

元気になった魔女はいつも通り、俳句の吟行などに張り切って出かけま
すが、この間、帰ってくると「これあなたにお土産!」と言って、一枚
の紙をくれました。

大宮八幡宮でもらったとのことで「誰にも覚えやすい『教育勅語』(た
いせつなこと)」と「たいせつなこと」略解・「教育勅語」本文と意訳
(口語文)と表裏に書かれていました。

冒頭では「近頃、普通の挨拶ができない、まともな日本語を話すことも
書くこともできない、といわれるような日本人が、少なくありません。
それに対して、うまい日本語で礼儀正しく挨拶することもできる、外国
出身の若いタレントやスポーツマンたちが、ずいぶん増えています」

「私たち人間の言葉には、その風土で歴史に育まれた強い意志と豊かな
感性が込められています。とりわけ母国語のすぐれた言葉は、自分のよ
って立つ基盤となり、この世を生き抜く力となるものです」という文章
から始まり、その代表的な一例として明治天皇が示された「教育勅語」
があると書かれています。

私も初めて読んだとき、感動で打ち震えたほどですが、戦後は戦前の軍
国主義的なものとして扱われてきたのが残念です。ここで、全部を紹介
するわけにはいきませんが、この紙にはエッセンスにまとめられている
ので、これを紹介します。

「明治神宮崇敬会発行小冊子(たいせつなこと)」から転載されたもの
です。

1.両親に感謝する(お父さんお母さんありがとう。)
2.きょうだい仲良くする(一緒にしっかりやろうよ。)
3.夫婦で協力する(二人で助けあっていこう。)
4.友達を信じ合う(お互い、わかっているよね。)
5.自ら反省する(ごめんなさい、よく考えてみます。)
6.博愛の輪を広げる(みんなにやさしくします。)
7.知徳を磨く(進んで勉強し努力します。)
8.公のために働く(喜んでお手伝いします。)
9.ルールに従う(約束は必ず守ります。)
10.祖国を守る(勇気を出してがんばります。)
11.伝統を守る(いいものを大事にしていきます。)
12.手本を示す(まず、自分でやってみます。)

と「教育勅語」を文意に即して「たいせつなこと」を12項目に置き換
え「すなおに言ってみたい日本語」として直してあります。

そして「日本の将来に夢を託し、明治天皇からの尊い『贈り物』を、確
実に次の世代へ伝えていこうではありませんか」と結ばれています。

なんでこれが軍国主義に結びつくのかよく分かりませんが、やはりこの
辺でこういう良いものを見直し、日本人のアイデンティティを確認する
ことが必要なのではないかと思いました。

震災のときや災害のときだけ「絆」といっても、それはピンと来るもの
ではありません。

「教育勅語」の最後に「そこで、私自身も、国民の皆さんと一緒に、こ
れらの教えを一生大事に守って高い徳性を保ち続けるため、ここで皆さ
んに『まず、自分でやってみます』と明言することにより、その実践に
努めて手本を示したいと思います」と明治天皇が言われている通り、日
本人のリーダーシップのありかたが語られているのです。

昨今、管理の過剰とリーダーシップの欠如だらけの国や組織で、コンプ
ライアンスや内部統制ばかりが厳しくなり、その高い目的がどこにある
のか分からなくなってしまっています。

精神的や心の基準をどこに置くのか。それがなければ文明がいくら開け
ても、良好な文化無きところに国の繁栄は無いと思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

    ――― 「マナー」もうっかりすると・・・ ―――
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このメルマガが発行される頃は上期のIOC成果発表会が終わっていま
すが、「恒例の」成果発表会が「いつも通り」「同じような進行」で執
り行われ、特に今回は中期計画の最終年度で、グループ全体で夫々の拠
点の活動状況が確認され、最終締め括りに向けたさらに活発な組織変革
活動につながる、重要で、そして気持ちを新たにする成果発表会でした。

さて、皆さんも勿論ご存じの「マンネリ」という言葉ですが、これは芸
術や文学、演劇などの型にはまった手法や様式や態度への強い固執など
を意味する英語(mannerism:マンネリズム)の略で、そして
マンネリズムは、「行儀」「作法」「礼儀」や、決まり切った癖や作風
を意味する「マナー(manner)」から生まれた言葉だそうです。

決してマイナスの意味ではないと思うのですが、五十鈴が大切にしてい
るエチケット・マナーのマナーが、なんと、「決まり切ったこと」とい
うことからマンネリという言葉につながっているなど思いもよりません
でしたが、物事には「紙一重」という言葉もありますから、うっかりし
ていると、日頃「いい事」だと思っている事が、実は「良くない事」に
変わってしまうということがあるということに注意を向けなければなら
ないかもしれません。

これは、兎角、身の回りの状況が安定しているときに陥りがちなことだ
と思いますが、今はこれまでをきっちり振り返り、そして次期中期計画
に向けての準備をする重要な時期ですから、決して「いつも通り」だと
か、「型にはまった」ことで満足していてはいけないということで、気
持ちを新たにして将来を見据えた施策・行動を練らなければなりません。

こんなときに大切なことは、「心が積極か、あるいは消極か?」と胸に
手をあてて考えてみることだと思います。

ある人の言葉ですが、「心が積極的であれば、進んでいく先はどんな場
合にも明朗、颯爽溌剌(さっそうはつらつ)、勢いの満ちたものになり
ますが、反対に消極的であれば、先はすべてがずっと勢いをなくしてし
まいます」と。

さらにその人は、「陽気の発する処(ところ)金石(きんせき)また透
る(とおる)」という古いことわざを引用して、この言葉が「まずその
心を、どんな場合にも消極的にしてはいけない。あくまで積極いっぺん
とうで邁進せよ。そうすればそこに成功があり、成就があり、健康があ
り、長寿があるぞ!」ということを示唆しているのだと。

さあ、今こそ、マンネリに陥らないよう、消極的にならず心を積極的に
して、夫々の課題に立ち向かい、良い成果、そしてその先の明るい未来
を掴むよう皆で進んでいきましょう。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_牛島社長

         ――― 小集団活動 ―――
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10月になり、だいぶ暑さも和らいできました。すでに2014年度も
上期が終わり、下期になりました。

上期の販売は計画に対してプラスになっており、下期も計画比でプラス
になるように総力をあげて頑張っていきましょう。

9月6日に第9回小集団活動発表交流会が虎の門の発明会館で開催され
ました。

昨年の発表会は発表チームが5チームで発表会終了後に講演会がありま
した。今回からは講演会が無くなり、関東・関西から10チームのサー
クルが発表し、見学者も昨年の240名から290名と増え、会場も満
席になり、この発表会への関心が高くなってきていることが分かります。

発表のテーマもいろいろな観点での活動となっており、このような活動
が定着して全国に広がっていくことで、業界全体の活力向上につながる
ことはとても良いことだと思いました。

五十鈴グループからは五十鈴中央のEndlessチームが10チーム
の最後に発表しました。

職場のいろいろな問題点をこの活動で改善していくことを各チームのメ
ンバーが自ら考え、その対応策を検討、実践することで成果に結びつい
ていることがよく分かる発表が多いと感じました。

この小集団活動発表交流会は、第1回目の開催時は小集団活動をしてい
る会社もそれほど多くなく発表チームがなかったのですが、少しずつ小
集団活動発表交流会の開催がきっかけとなって小集団活動を取り入れる
会社が増えてきたことで、今回の10チームの参加となったのだと思い
ます。

今後、参加チームがもっと増えれば、全国レベルでの小集団発表交流会
が開催される日も近いと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.582〕は、2014年10月9日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末に起きた御嶽山噴火の大規模災害により、お亡くなりになられた
方々のご冥福をお祈り申し上げます。

今週号の代表が書かれていらっしゃる内容に、日本人の言葉の扱い方に
ついてありましたが、「たいせつなこと」として12項目に挙げられて
いた一つひとつの言葉の意味をよく理解して、普段から正しく使ってい
くことが我々日本人にとってとても大切なことだと改めて再確認しまし
た。言の葉が相手にどう届くのかという、この貴重な瞬間を大事にして
いきたいと願うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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