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五十鈴メールマガジン〔No.450〕若者力大賞
配信日時:2013/08/30 16:55
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.02.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.450≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
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    一つのことに真剣に取り組む人の姿も素晴らしいですが

    次世代の人たちのために勇気付ける活動をする人には

           本当に頭が下がりますね。

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☆No.450 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_若者力大賞
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_真のプロフェッショナルからの学び(山田常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_武道場開場式での思い(本多社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 若者力大賞 ―――
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鈴木貴士です。

私は縁あって、財団法人ユースワーカー能力開発協会の理事をしていま
す。どういう活動をしているかというと、明日の若きリーダーを育成す
るための支援をしていくというもので、その活動の一つとして、先週
「若者力大賞」の発表と表彰式が行われました。

これは、若者ならではのパワーと使命と行動力を持って自ら時代を切り
拓き、同世代に夢と希望を与えて活躍している次世代リーダーと、次世
代リーダーを育成している優れた指導者及び団体を顕彰することにより、
次世代育成に対する社会的な関心を高めることを目的に、協会設立40
周年(2009年)を記念して創設されたものです。

第1回はMISIAと楽天の田中将大投手、第2回は山口もえさんとア
ルピニストの栗城史多さんが大賞を受賞しています。今回は3回目でベ
イスターズからジャイアンツに移籍した村田修一選手が選ばれました。

村田選手には06年に待望の長男が誕生しましたが、早産のため、わず
か712gの小さな生命で新生児集中治療室(NICU)での入院生活
が始まり、そのNICUでは数多くの医療関係者が身を粉にして子供た
ちの生命を救っていること知りました。

また、同じような子供たちが多いということを知ったことから、プロ野
球選手であると同時に、一人の親として新生児医療の支援活動に取り組
みました。学校や病院で子供たちに「生命」の大切さを語り、同じ境遇
の多くの家族を励まし続けていることが今回評価され受賞となりました。

そして長男閏哉(じゅんや)君は、この4月に晴れて小学1年生となる
そうです。表彰式では、村田選手は自主トレのためビデオでのメッセー
ジでしたが、なかなか感動的なものでした。やはり当事者として生命の
大切さを知った人間は違うなと思いました。

表彰は、そのときの主治医で神奈川県立こども医療センター新生児科の
豊島勝昭医長が代理で受け取りましたが、その際のスピーチも感動的で
現場で必死に小さな命を守っている、臨場感溢れたお話が言葉となって
出てくるのです。

現在でも12人に一人は低出生体重児だとのことで驚きましたが、考え
てみれば私も生まれたときは仮死状態で低出生体重児、手のひらに乗る
ような大きさだったそうです。そのことを思い出し、その時懸命に私の
命を守ってくれた先生がいたことを認識しました。

親には感謝していたけれど、戦後の保育器もない状態で、湯たんぽで温
めて小さな命を守ってくれた名前も知らない先生がいたことを今まで全
然考えていなかったことを恥じました。

表彰式の後のパーティで先生と名刺交換をしてそのことを話すと、先生
も元気な私のことを喜んでくれて、「みんなの励みになりますから紹介
させてもらっていいですか?」と言われるので、もちろん同意しました。

翌日、丁重なメールをいただき、私も新生児医療に対する励ましのメー
ルを送りました。するとどうでしょう、村田選手と先生が立ち上げてい
る「がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ」というブログに「若者
力大賞」の毎日新聞の記事と「表彰式後の出会い」とのことで、私の写
真や語ったことを掲載してくださいました。

ブログのアドレスは下記の通りですので、
http://blogs.yahoo.co.jp/nicu_sp25/12128604.html
興味のある方は御覧いただきたいと思います。

しかし、運と縁とは人生にとって本当に重要だと心から思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

    ――― 真のプロフェッショナルからの学び ―――
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お客さまの、または関係団体の賀詞交換会でのトップメッセージは一様
に日本の経済情勢、需要動向、業界動向を厳しく捉える一方で、「今こ
そ知恵を絞って勝ち抜く時」と語る経営者が多かったと感じています。

そんな賀詞交のスピーチの中で、特に印象に残ったものを紹介したいと
思います。

それは、なでしこJAPANのキャプテン澤穂希選手のことを語ったも
のでした。ワールドカップで得点王とMVPを受賞し、FIFAバロン
ドールに輝いた彼女のポジションは、攻守の要ボランチです。

普通、得点王に輝くのはフォワードの選手が多いのですが、試合に勝利
するため活躍のフィールドを広げチームを勝利に導いたボランチの彼女
が受賞したことを称え、「今の厳しい環境の中、勝ち残り企業になるた
めにも、思考の幅を広げ、仕事領域も広げて競争力向上に努めていきま
しょう」というものでした。

新生五十鈴においても、新体制における個人・チーム・組織がそれぞれ
の立場で主体的に活躍の場を広げることが、貢献領域の拡大、サービス
スキームの拡大、マーケットにおける価値拡大となり、その結果それぞ
れの成長と勝利につながると感じます。

今期の業績見通し、そして来期の予算を詰めている今、我々の対面業界
も「グローバル競争力あるモノづくりの進化」が大きな鍵となっていま
す。

私が真のプロフェッショナルと尊敬する「奇跡のリンゴ農家」で有名な
木村秋則さんが常に口にする、「常識にも間違いはあるんじゃないか」
「必ず答えはあるんだ、どこかにあるんだ」「常識にとらわれないで、
馬鹿になれ」「活かされながら、活かして生きる」といった生き方が、
グローバル競争力向上につながる組織創りのヒントだと考えています。

澤さんと木村さんに共通していることとして、お二人とも日頃から「真
剣に努力されている」「工夫を怠らないで考えている」ことです。そし
て、明るい希望を常に持ち続けていることです。


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【五十鈴建設の現場から】_本多社長

       ――― 武道場開場式での思い ―――
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あっという間に1ヵ月が過ぎ去りました。まだまだ寒さ厳しい時節です。
社員共々健康管理を怠りなく、3月末のゴールを目指し頑張っていると
ころです。

そんな中、昨年6月に一般競争入札で受注し着工した、埼玉県新座市立
第三中学校の武道場開場式(落成式)が先月行われ参加してきました。
工事規模は、鉄骨造平屋建て・床面積498平方メートルで、柔道場・
剣道場・小集会等にも多目的に使用ができる建物です。

建設の趣旨ですが、中学校学習指導要領の改定により、新座市は保健体
育においてすべての生徒が武道(相手を尊重する伝統的な考え方を理解
するため)を履修することになりました。

それに伴い、武道場が未整備であった新座市立第三中学校に国の補助金
を活用して建てられました。当日は工事発注先の新座市長から、「短い
工事期間の中で、近隣住民への配慮や生徒の通学路や安全スペースの確
保、また無事故無災害で建物の出来栄えも大変良く、期待以上の良いも
のを造っていただいた」と、お褒めの言葉をいただきました。

当社の現場責任者もこの瞬間、今までの苦労が報われ達成感が味わえる
ことができたと喜んでいました。また多くの市議会議員の方々、学校長、
教育委員会の皆さまからも大変喜んでいただきました。

そして、開場式を盛り上げるために早稲田大学の合気道部の男性部員が
形(かた)の披露、女性部員の護身術(凶器から身を守る)の披露、ま
た柔道でアテネ五輪の100キロ超級金メダリスト、鈴木桂治選手と昨
年度全日本選抜体重別81キロ級(中量級)優勝の高松正裕選手が、高
校生を相手に形稽古と乱取り稽古を披露してくれました。

両選手共ロンドン五輪出場の最有力選手です。今年は正月も返上して練
習していると言っておりました。特に鈴木選手は肘の手術のリハビリを
行いながら「死に物狂いで頑張る」と、決意を述べておりました。

日本人が大事にしてきた「礼に始まり礼に終わる」「礼節を重んじる」
文化を中学校の体育(武道)を通じて学ぶことにより、肉体を鍛えると
同時に、このストレス社会を乗り越えていける強い精神力を養い、他人
に対しての思いやりや礼儀作法を自然に身につけることができます。

そのための武道場新築工事とは、私たち工事施工者にとって地元に携わ
ることができると同時に、地域貢献につながるものと自負しております。

今後もお客さまのニーズをよく理解して、お客さま満足度100%を目
指し、お引き渡しした後も五十鈴建設とお付き合いができて良かったと
思ってもらえるよう、社員一人ひとりが技量20%アップを目標に日々
精進し、お客さまの価値づくりのお手伝いができる強い企業を創ってい
きたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.451〕は、2012年2月9日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

次世代の人たちのために、生きる力や希望を与えたり、勇気を与える活
動をする人を見ると本当に頭が下がります。私も2歳の時に大病を患い
医師や看護師の方々のお世話になったと聞いたことがあります。今でこ
そ元気に過ごしていられるのも、そういう多くの人々の力添えがあった
からです。
次の世代のために何かできることはないかと日々思案しているところで
す。まずは、普段から周囲の人々に感謝して暮らすことが大事ではない
かと考えています。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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