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五十鈴メールマガジン〔No.587〕私は難聴です
配信日時:2014/11/13 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.11.13発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.587≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
          人は加齢とともにどこかしら

          不調になったりするものです。

        日常のコミュニケーションにおいて

        影響することもあるかもしれません。

   普段のやりとりにおいて、相手の事情もおもんばかりながら

      言動することが何よりも大切になっています。

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☆No.587 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_私は難聴です
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_夢と勇気(山田常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_温度差(川合社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 私は難聴です ―――
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鈴木貴士です。

知っている人は知っていると思いますが、私は難聴です。加齢からくる
もので、四十過ぎあたりから、少し聞こえ辛くなり、人間ドックで「軽
度の難聴」で引っかかるようになってしまいました。

日常生活ではあまり支障がないのですが、大切な会議とか外部での会談
とかでは、補聴器を使っています。

そもそも、コイルセンター工業組合と経済産業省のヒアリングで、鉄鋼
課長が言われることを、あまり良く聞こえないのに、笑顔で相槌をうっ
ていたところ、副理事長が私の足を蹴るので何かなと思っていたら「そ
こは当業界としてはシビアなところだから、理事長がそういう反応では
困る」と言われたので、補聴器を買うことを決断しました。

それがもう十年以上前の話で、その時は片耳で埋め込み式の耳の形を石
膏でとってオーダーしたのですが、数年前に無くしてしまい、新しいの
を買うことにしました。

技術の進歩で補聴器も良くなっており、既製の耳かけ式のものが今は主
流で、すぐに買うことができますが完全に聞こえるようにはなりません。
というより、人間の耳は良くできていて、聞きたいものしか聞こえませ
んが、補聴器をするとすべての音のレベルが上がってしまい、かえって
聞こえなくなる場合もあるのです。

色々な機能でシーンごとにレベルを変えることもできるのですが、囁く
ような弱い声は聞き取れません。

難聴仲間と話をするとメガネは市民権を得ていて、かけていてもなんら
不思議なことはありませんし、当たり前のこととなっていて認知されて
います。しかし補聴器はなぜか、目立たないようにするのを優先してい
るのか、機能の進歩は今一つだという意見が多いですね。

私は最近、少し難聴が進んできて、家でもコミュニケーションが悪くな
ったり、ケンカの元になったりするので要注意です。テレビの音でいつ
も注意され、補聴器をするのも鬱陶しいので、手元に置けるスピーカー
等も購入しましたが、面倒くさいですね。

そして社内でも聞こえないので、聞き返すと相手が黙ってしまうことが
多いので、要注意です。機嫌が悪いとか、怒っているように取られる場
合があるので、その旨伝えなくてはなりません。

さらにお葬式やゴルフ場など、大きい声を出してはいけないような場所
では本当に気を使います。神事では、五十鈴でもMOSHDでも代表者
なので神官さまの言うことをしっかり聞こうと補聴器をするのですが、
場所によっては太鼓を叩いたりするので、そのときは頭が痛くなるよう
なこともあります。

加齢からくる難聴なので良くなることはありませんが、色々な工夫をし
て対応していきたいと思っています。周りの皆さんに迷惑をかける場合
が多いと思うので、この際、恥ずかしいことでもないので、メルマガに
書かせてもらいました。

特に女性社員の皆さんには私と会話するときは大きな声でお願いします。
老眼鏡かけて、補聴器してなんとも情けない話ですが、歳を取るという
ことはこういうことなのだと実感しているところです。

あとは、こういうのは遺伝ですね。腰痛も含めて、難聴は会長もそうで
した。また聞こえないだろうと思っていることは不思議と聞こえるもの
なので、注意してくださいね。「お父さん全然聞こえてないよ」なんて
いうのは、どういうわけだかよく聞こえるのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

          ――― 夢と勇気 ―――
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先週、お客さまの協力会の年間行事の一環として、講演会が開催されま
した。講師はジャーナリスト櫻井よしこさんで、「この国の行方」をテ
ーマに、日中首脳会談に関する「靖国参拝」や「領有権問題」、そして
「アメリカとの関係」について等々。さらに「日本の今・これから」と
いう興味深く考えさせられる内容でした。

私は今回の協力会の役員を拝命している関係で、講演会開始前に講師と
多少雑談できるとのことなので、櫻井よしこさんの本を何冊か読んでみ
ました。

彼女の新刊に『議論の作法』(文春新書)があり、内容を少し紹介させ
ていただくと議論に臨む際の作法は、

1.「事実」に忠実であり続けること。
2.相手の言い分に、十分耳を傾けること。
3.自分が正しいこと確信していることは譲らないこと。
4.ユーモアのセンスを忘れないこと。
5.日本人としての誇りを基本とすること。 

とありました。今回の講演もこの作法が伝わる内容になっていました。

余談ではありますが、講師との雑談の際に「最近は作法に沿った議論が
できる政治家が少ないように感じます。先生は正しい議論ができるのだ
から、政治家に立候補する意思はないのですか?」と聴くと「政治家に
なるお誘いが無かったわけじゃないのよ。政治家になると今みたいにい
ろいろなことが言えなくなるから、お断りしたの」とかわされました。

講演内容の一つとして、「自衛隊と軍隊の違い」について語っていただ
けました。

「ポジティブリスト」(できないこと、やらないことを列挙するのでは
なく、できること、やれることを列挙したもの)で、法律で作られたの
が日本の自衛隊。

「ネガティブリスト」(できること、やれることを列挙するのではなく、
できないこと、やれないことを列挙したもの)で法律で作られているの
が世界の軍隊。

海上保安庁も同じ「ポジティブリスト」に縛られているため、小笠原諸
島でのサンゴ密漁の中国漁船団に対し、法律で決められたできることし
か対処できず、歯がゆい思いをしているとのことで、何ともやるせない
気持ちになります。

五十鈴では,一人ひとりの価値プレが行われ、それぞれのキャリア支援
の場が設けられています。

最近行われた価値プレで感じたこととして、「自分のことが語れていな
い」「自分のキャリアビジョンを真剣に考えられていないのでは」と感
じてしまう場面がありました。

一人ひとりが納得できるキャリア支援のためにも「議論の作法」に沿っ
たフィードバックが重要だと感じましたし、「ネガティブリスト」に基
づく自分自身の成長時計を考えれば、リストに無いことは全てOKな訳
で、自分の将来像も楽しく語れるようになるのではないかと考えます。

櫻井よしこさんとの雑談の最後にサインを書いてもらいましたが、色紙
には「夢と勇気」と書かれていました。「夢を語る人は多くなったけど、
一歩踏み出す勇気を持って欲しいから」と笑顔で渡してくれました。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

           ――― 温度差 ―――
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11月に入り、朝晩はかなり寒くなってきて、体調管理に気を付けない
と風邪をひきやすい時期になりました。周りではインフルエンザの予防
接種などを行い、体調を崩さないように留意していますが、皆さんの予
防対応はお済みでしょうか。

私はたまに海外出張などがあるのですが、東南アジアの高温多湿の気候
であったり、メキシコのような高地のカラッとした乾燥気候であったり、
また日本では四季によって気温と湿度の格差があったりして、海外を行
き来する際の体調管理も注意しています。

人間は慣れの動物なので、その国の気候や温度に慣れるとそれが当たり
前になり、余り違和感を感じなくなります。違う場所に行って違いを肌
で感じることで、改めて今まで自分がいた場所の状況を再認識しやすい
ということがあります。

我々もいろいろなお客さまやお取引さまとお付き合いさせていただいて
おりますが、それぞれの組織が生きてきた環境(経験・学び・歴史・会
社の置かれている状況・対応業務の内容や集中度合い等)によって、同
じ現象を見たり聞いたりしても、その感じ方や対応の仕方が全く違って
きます。

あるプロジェクトを推進する上でも関係先が多くなればなるほど、その
差(温度差)のバラツキが大きくなるのが一般的で、仕事を進めていく
上でもその温度差が問題となり、スムーズに行く仕事も滞ってしまった
り、問題が発生したりするケースをよく体験します。

当社はソリューションを商売にしている関係上、そういう問題をうまく
解決していくことを生業としていますが、相手もあることでもあり難し
いことも多いのですが、まずは関係者が同じ認識を持つことが最初の重
要なステップになると思っております。

相手の立場に立ち、相手の目線で物事を考えるということをいつも心掛
けることで、関係先との共感を得ながら、より良い成果を出すようにし
ています。

多くの経験を積み、そういう中でも最適解を追求し、最大限の成果・結
果を出せる組織力が形成されてきていると思っておりますが、さまざま
なお客さまのご要望にお応えするためには、もっともっと勉強をして、
経験を積んで世の中のお役に立てる会社にしていきたいと思っています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.588〕は、2014年11月20日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

年齢を重ねることで人はどうしても、若いころのような判断力や運動力
などが維持しづらくなり、また身体のどこかに不調を感じてきたり、機
能が弱まってくるのは致し方のないことなのかと思います。
代表が今回書いていらっしゃる内容を、私は強い関心を持って読ませて
いただきました。特に人は外見だけでは、どういう事情を抱えているか
分かりません。こちらから気づかうことも大事ですし、普段から人との
コミュニケーションをしっかりとることも大事だと改めて感じています。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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