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五十鈴メールマガジン〔No.588〕自滅
配信日時:2014/11/20 11:33
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.11.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.588≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        スポーツの秋。TVではさまざまな

       熱い戦いやドラマが繰り広げられています。

        また、安倍総理は消費税増税について

    国民に信を問う衆院解散・総選挙に踏み切りました。

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☆No.588 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_自滅
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_コンセプトの重要性とは(黒田常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_ショールームの先に見えるもの(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

            ――― 自滅 ―――
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鈴木貴士です。

暦の上では冬に入りましたが、スポーツは盛んに行われています。最近、
私は雨男になったのではないかと思うくらいゴルフは悪天候ばかりでし
たが、先週の土曜日は快晴で楽しくプレーはできましたが、スコアの方
は相変わらず、あまり良くありませんでした。

出だしからショットはまあまあなのですが、グリーン周りで寄らず入ら
ずというやつで、スリーパットのダブルボギーでスタートし、その後も
良いショットのあとにミスといっても、とんでもないチョンボをやって
しまい、だんだんとそれがショットに影響して前半の最後の3ホールは
自滅して滅茶苦茶になってしまいました。

後半は食事の時間が長かったので、散々飲んだら逆にリラックスしてそ
れなりに終わりましたが、いつも自滅するパターンは恥ずかしながら変
わりません。

自意識過剰で「ヨシ!」と思うとダメになってしまうのです。本当に精
神力が弱いと自分でも思います。

ところで、プロスポーツの世界でもそういうことがよくあることが、次
の日の日曜日にテレビ観戦していて分かりました。まずは、あの日本中
を沸かせた錦織選手のATPツアーファイナルの準決勝でジョコビッチ
選手との大一番はよくやったというより、悔しい試合でした。

第2セットの流れからいっても、第3セットのスタートから見ても勝て
る試合でした。試合後の錦織選手のコメントを聴いても、最後の最後に
自滅したような言葉が印象的でした。「普通にやっていれば勝てるかも
知れないのに相手をリスペクトし過ぎて、自分のテニスを変えてしまっ
た」とはそういうことなのだと思います。

そして次はゴルフ。男子も女子もよい試合をしたのですが、最後は短い
パットを外したり、ショットを肝心なところで曲げたり、プロでも自滅
パターンが多かったように思いました。

特に女子ゴルフの原選手は一位でスタートして全くボギーをたたかず、
良いゴルフをしていたのに勝負が決まるような15番の短いバーディー
パットをカップに蹴られてからおかしくなり、16番から連続してボギ
ーをたたいて8年ぶりの優勝を逸しました。

特に18番の原選手の最後のチャンスのフェアウェイからの第2打は、
無情にも池に落ちて万事休すとなりました。三位スタートの前田選手は
スリーパットだったものの勝ち残りました。

試合はプレーオフにもつれ込み、最後に相手の大城選手が短いパットを
外し、前田選手が初優勝しました。

前田選手は、この間まで段ボール工場でアルバイトして生計を立ててい
た苦労人だそうで、自滅なんかできない状況だったのでしょう。でもこ
れから勝っていくと欲が出るので気を付けなければならないでしょうね。

その後相撲を観戦していたら、こちらはもう引いたり、はたいたり自滅
することが多いスポーツだと思いました。

さて、安倍さんは消費税増税を先送りして、衆議院を解散するという大
勝負に挑みましたが、沖縄知事選も大敗し、看板大臣の辞任やTPPや
拉致問題の進み具合、原発再稼働や近隣諸国と関係改善等、さまざまな
問題を抱えています。

そして一番の関心はアベノミクスの状況です。日銀の追加金融緩和はサ
プライズでしたが、景気そのものがあまり良いとは思えません。特に第
三の矢である成長戦略が具体的ではなく不透明です。こういう状況での
解散・総選挙で安倍政権が自滅することがないよう祈るばかりです。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

       ――― コンセプトの重要性とは ―――
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秋も深まり、お客さまなどの協力会の行事が増える時季となってきてい
ます。以前に比べて協力会の解散や自粛などにより、大分減ってきては
いますが、有名人の講演会や優良企業の見学会などに参加する機会が増
えています。

先週も大和SCのお客さまの協力会の研修旅行があり、群馬県にある自
然環境と企業活動の共存をコンセプトにしている工場を見学させていた
だきました。そこの工場は五十鈴関東のお客さまでもあり、私も10年
程前に太田・高崎五十鈴の社長になったころに見学しております。

その時は五十鈴の人間だけで、見学者も私を含めて3名ほどだったので
今回とは違ったのかもしれませんが、当時と比較して「よりコンセプト
に重点を置いた、よりコンセプトと連動した案内」で素晴らしい内容に
進化していると感じられました。

また今週初めにあった協力会では、ホンダで日本初の量産エアバックを
開発した人の講演を聞きました。イノベーションの神髄についての話で、
本田宗一郎の「理念無き行動は凶器であり、行動なき理念は無価値であ
る」の名言等を交えながらの面白くユニークな講演でした。

講演内容のポイントはいくつかありましたが、その一つにコンセプトの
重要性があり、「コンセプトが明確でない商品開発はうまくいかない」
というのがありました。なんでも売れたときのシビックの開発コンセプ
トは「リオのカーニバルのサンバ(?)」と明確だったそうです。

私たちもこの時期、「魅せるショールームミーティング」にて自拠点の
ブランドコンセプトの重要性を認識し、さらなる進化を目指してミーテ
ィングを行っています。

今までもこのミーティングを起点として、ブランドコンセプトの明確化
が図れ、ショールーム活動が具体化され、前回のメルマガでも書きまし
たがIOC活動とブランドコンセプトが連動して進化・価値化につなが
ってきていると思います。

最近不用意なミスなどが目立つように感じます。今後も進化し続けるた
めにも、全社員が普段の行動からもっともっとコンセプトを理解し、意
識する必要があるのだと感じます。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

     ――― ショールームの先に見えるもの ―――
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暦では立冬を過ぎ、朝晩の温暖の差が激しくなりました。風邪も流行り
始めています。皆さん健康には十分留意してください。

さて、皆さんは「五十鈴ブランド」という言葉を聞いて今何をイメージ
しますか?

21世紀に入り、フルフル21のキャッチフレーズとともに「五十鈴ブ
ランドの構築」という基本方針が明示され、さらにその3年後五十鈴ブ
ランドイメージとして、「いつでも どこでも あたらしい」が発表さ
れました。

あれから10年以上の歳月を経て、大きな概念であったブランドイメー
ジが各現場で自分たちのものとして解釈され、サービスセンターとして
現実的な価値づくり、価値向上活動が展開されています。

さらに、昨年度に拠点・SC毎にブランドコンセプトを明らかにし、そ
れに基づいた魅せるショールームづくりの活動も勢いを増し、各所で新
たな取り組みや成果が生まれています。

今ショールームは、IOC活動から生まれたサービスモデルのプロモー
ションやお客さまとのWill発掘、自分たちのブランド進化度をフィ
ードバックしてもらう場など「魅せる」という目的を越えた段階にきて
います。

ショールームミーティングでは、我々の「我々ならではのマネジメント
を魅せたい」「社員皆の参画プロセスを魅せたい」「我々の挑戦活動、
協創活動を魅せたい」といった言葉が飛び交い、お越しになられる方々
が国内外を問わず、異業種であっても通用するには何が必要なのか考え
始められています。

先日ショールームのベンチマークとして富士通に行く機会に恵まれまし
た。ショールームのコンセプトは「明日が見える、未来を感じる」イノ
ベーションショーケースでした。

当日は我々が訪問する目的に合わせて1時間のアジェンダが準備されて
おり、多くの気づきをもらいました。案内後の質疑応答時間で、お客さ
まに合わせたコンテンツはいくつくらいあるのか聞いたところ、現在は
50以上あるとのことでした。

情報技術の進化と応用がテーマで、時代のニーズをいかに先取りしてい
るかを魅せていくわけですから、常に新しいものをリリースすることは
必須となります。

社内では定期的にショールームと営業と研究開発の部署が横断して話し
合い、新たなコンテンツを決めるとのことでした。

五十鈴グループのWill-Naviの中にキャッチフレーズGV50
があります。グローバルに通用する魅せるコンテンツが今いくつあるの
だろうと数えています。50にはまだ届きませんが、その日は近いと思
っています。

お客さまの対象範囲を拡大するということは、それだけ魅せるもの・感
じていただくこと・魅せ方も相手に合わせて対応できる状態を創り上げ
ねばなりません。

イノベーションは、努力のN数が溜まった時に目の前が開ける感覚で起
こります。「いつでも どこでも あたらしい」ショールームの先にあ
る世界を早く現実のものとしたいと思う次第です。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.589〕は、2014年11月27日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

首相は国民に信を問う衆院解散・総選挙に打って出ましたが、景気低迷
が続くなか、野党連合がどうまとまるのかの行方も気になります。政治
問題の決着も気になるところですが、なにより日本経済の一刻も早い回
復を願うところです。
とはいえ経済情勢のせいにするのではなく、自力で残る4ヵ月半の今期
目標の必達に励みながら、来期予算の策定に臨む企業の努力が報われる
ことを祈るばかりです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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