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五十鈴メールマガジン〔No.590〕華燭の典
配信日時:2014/12/04 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.12.04発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.590≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        今年も残すところ1ヵ月を切りました。

      年が明ければ、本年度の残り4/四期を迎える

         企業も多いのではないでしょうか。

         師走の忙しない時期を迎えますが、

      これで終わりというより、次の準備期間だと

   いうことをよく踏まえていくことが大事ではないでしょうか。

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☆No.590 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_華燭の典
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_遥かなる成長(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_社員旅行(牛島社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 華燭の典 ―――
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鈴木貴士です。

先週の土曜日に友人のご子息の結婚披露宴に招待されて行ってきました。
久しぶりの大披露宴で、まさに「華燭の典」という言葉がぴったりで、
大変華やかなものでした。

友人は有名な会社の社長で、家業として先代から引き継ぎ、一人息子に
その後を託すということで、そういった事業継承も含めてのことなので、
普通の結婚披露宴とは異なり、業界のお歴々も多数参加されていました。

ともかく三百人くらいの人々が一堂に会するのですから大変です。これ
くらいの人数がいると、業界が違うといっても一人や二人知り合いと遭
遇するのは珍しいことではありませんので、招待者リストを見ていまし
たら、あまりに大勢なので字が小さくて老眼鏡をかけても読むのが難し
く閉口しましたが、やはり二人ほど旧知の仲の友人が見つかりました。

しかし最近は緊張感がなくなっているのか、披露宴に名刺入れを持って
いかず、財布の中に入っている数枚の名刺があれば大丈夫と思っていた
ら、同じ席の人たちはその業界の有名な会社の社長ばかりだったので、
慌てて車から名刺入れを持ってきてもらいましたが、披露宴が始まって
しまいそうだったので冷や汗をかきました。

名刺交換を慌ただしくさせていただいたのですが、「鈴木さん! お仕
事はなんですか?」と言われ、さて、何と答えようかと思いましたが、
「鉄屋です」と答えたのですが、相手は怪訝な顔をしています。仕方が
ないので、「車などで使われている薄板を切る工場等をやっています」
と言ったりして話が長くなり、そうこうしているうちに「新郎新婦の入
場です!」ということになりました。

後でホストの友人が「鈴木さんは鉄鋼商社の人です」と紹介してくれ、
なるほどそういう風に言えばいいのだと納得しました。例によって色々
観察していると、新郎側が殆どで、新婦側の上席には若い女性たちが陣
取っています。

招待者リストには「新婦職場先輩」とか職場の同僚とか友人関係で占め
られています。披露宴が始まり「新郎新婦の紹介」ですべて分かりまし
たが、新婦は航空会社のキャビンアテンダントをやっていたのですね。

ですから、それらの友人が何十人も来られたのですから、それはもう華
やかなものでした。余興でも、航空会社の制服を着て、機内放送のよう
な感じで事を進めたので、とても楽しかったです。

料理もおいしく、サービスも的確なので、今度はホテルサイドの対応を
見ていると、末端従業員の教育がとても良く行き届いていると思いまし
た。やはり老舗の一流ホテルはたいしたものです。

三百人のお客さまにフルコースの料理とシャンペンからワインやら、そ
れぞれのお客さまが満足するように動くのですから、余程教育されてい
ないとできません。やはり、従業員全員がお客さまのことを見ています。

例えばワインを注ぐ係の人はワイングラスを見てしまうものですが、で
きる人はワインを持っていても、お客さまを見ています。そして別のこ
とを言われた場合、例えば「お水ください」と言われたら、後でではな
く直ぐに対応します。後でやると忘れてしまったり、時間がかかってし
まったりするので、即対応がいいのですね。

最近ではアットホームな感じの手作りの披露宴が多いようですが、たま
にはこういう大々的なのもいいですね。豪華な気持ちになります。

そういえば、私の結婚披露宴も鉄鋼業界の偉い人に来ていただき、盛大
にやりましたが、半分くらいは知らない人でしたが、考えてみれば会社
の跡継ぎの要素があったからそういうことになったのですね。今更のこ
とですが、ありがたいことでした。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 遥かなる成長 ―――
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自動車業界との取引をメインにしている弊社では、最近のリコール問題
は重大な懸念事項となっています。我が社でももう一度、品質や安全の
重大性を、当事者意識をもってよく考えてみる必要があります。

結果として、気の緩み、ルール無視につながっている事や、ハード対策
は十分との思い込みがあると思います。

さて、「ある水準を維持する」ためには、作業標準やルール等が決めら
れ、それを全員が守るという規律の徹底が無ければ、その維持はできず、
職場は水準以下へと壊れていきます。さらに、職場や会社の秩序を維持
する上でも、規律というものは不可欠なものです。

ただ、この規律を行き過ぎた状態にしてしまうと、息苦しく、窮屈で、
楽しくなく、意欲の低下と自由な発想が生まれにくい職場となってしま
うでしょう。やはり、自律という裁量権と共に自由があってこそ、新し
い創造が生まれ、自分自身を確認することができるのです。

イノベーションや未来を創造しようとするならば、この自律と自由度を
高めることが重要です。これを高めるからこそ、社員一人ひとりや組織
が成長し、それと共に創造と革新が生まれるのだと思います。

しかし、自律していない人や組織に自由を与えることは、組織崩壊の危
機を迎えることにつながりかねません。その判断は、難しさの極みです。

私たちがサービスセンターからバリューセンターへと変貌を遂げるには、
価値を生み出す改善と自律的革新が継続的に行われることが必要です。

そこには、企業の独自性(存在感)と新たな競争力を創りあげるという
強い気持ちが求められています。そして、内面的成長が重要なポイント
です。

私たちは、規律、自律、そして自由へと、私たちの世界観をどこまで変
えていけるのでしょうか。自らの成長を推し量りながら、次なる目標を
どのように設定していくのでしょうか。

さらに、自律を卒業して、会社組織で自由な世界を創れるのでしょうか。
それは、今年みなさんの中に蓄えたエネルギー次第ということになりま
す。自らの新しい世界に踏み込む勇気をもって、前進あるのみです。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_牛島社長

          ――― 社員旅行 ―――
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今年の流行語大賞に「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」の2語が
輝きました。また12月2日には衆院選が公示され、14日の投票日に
向けて選挙戦がスタートしました。年末まで慌ただしいと思いますが、
体調には注意してこの年末を乗り切っていきましょう。

IBSの東京組は11月14・15日で社員旅行に行ってきました。参
加者14名全員で当初は日光江戸村に行く予定でいましたが、紅葉の時
季でもあり、いろいろと検討した結果、定番の日光東照宮・華厳の滝の
観光コースに変更しました。

14日の夜、東照宮の近くの旅館に宿泊しましたが旅館の人に聞くと、
最近は円安の影響で訪日外国人が増えて、観光客の半数は外国人だとの
ことでした。この旅館にも訪日外国人が宿泊していました。

翌日朝から東照宮に向かいましたが、時間が早かったので観光客も少な
かったのですが、東照宮を見て帰る時は確かに東照宮に向かう観光客の
半数は訪日外国人でした。またアジア圏以外の国からの訪日外国人も多
いように感じました。

数字でも訪日外国人の数は2013年の実績が1,036万人に対して、
2014年は1,300万人になる見通しで、その背景には一時外交関
係の悪化で落ちていた中国が大幅に増えたことや10月から訪日外国人
への消費税の免税対象品目の拡大の効果もあったそうです。

国別では台湾・韓国・中国の順で多く、2020年の東京オリンピック
に向けて2,000万人に拡大していく目標だそうです。

東照宮の見学後はバスで華厳の滝に行き、その後宇都宮の駅の近くで餃
子を食べて無事帰ってきましたが、華厳の滝や宇都宮の駅には訪日外国
人はあまり見かけませんでした。

また、日本人は観光地より国内のテーマパークなどに行く機会が増えて
いるのだと思います。おそらくIBSも来年の社員旅行は、国内のテー
マパークに行くことになると思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.591〕は、2014年12月11日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年もあと1ヵ月を切り、カレンダーも最後の1枚になりました。
終わりが近づくということは、次なる年を迎えることになるわけですか
ら、そのための準備をいかにしていくかが大事な時期です。
職人の仕事は、段取りが命といわれます。有能な職人であればあるほど
段取りを綿密に行って、実際の作業時間を効率よく良い成果に仕上げる
ということです。職人の技術力は段取りによる効果が全体に大きな割合
を占めているということなのでしょう。
来年をどういう年にしていくかは、この12月の準備を怠ることなく、
段取りを整えていくことが大事だと思う今日この頃です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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