バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.451〕いじめの本質
配信日時:2013/08/30 16:55
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.02.09発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.451≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

        目先の本質的でない事象に捉われず、

          もっと重要で大きな問題に

      真正面から取り組む人間になりたいですね。

================================

☆No.451 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_いじめの本質
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_成長への心構え(黒田執行役員)
┃
┃【浜松五十鈴の現場から】
┃ ■_転換期こそ自己啓発と変革を(岩崎社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― いじめの本質 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今、国会が開催されていますが、連日論戦というよりも、いじめが行わ
れています。田中防衛大臣に対するものですが、あまりの酷さに見たく
も聞きたくもなくなってしまいました。

緊迫する国際情勢で、国防の話は国家として一番重要な話なのに、防衛
大臣の資質をめぐって意地悪な質問を浴びせ続け、物の本質に全く進も
うとしないのです。

そして、総理大臣をはじめとする居並ぶ大臣は全くかばおうとせず、含
み笑いを浮かべてその場に座っています。

確かに個人的な資質の問題はあるでしょう。しかし、それはもっと本質
的な国防の論議をしていく中で明らかになることであり、クイズ番組を
やっているわけではないのですから、どうせ答えられないだろうという
ような質問をして、秘書官に「教えてはいけない」とか「ペーパーを見
せるな」と恫喝する有様はどう見ても尋常とは思えません。

子供が見たら国会で政治家が大臣をいじめているとしか見えないでしょ
う。そういう子供たちが政治家をめざすはずもなく、みんなスポーツ選
手か芸能人になってしまったら、この国はどうなってしまうのでしょう。

さらに、秘書官を交代させたら真紀子夫人の差し金だとかなんとか、こ
ういうのを風評被害というのではないでしょうか。私は全くかばう気は
ありませんが、あまりにみっともなく情けない状態なので、早く解散・
総選挙をしてもらいたいと思います。

円高デフレを放置し何の手も打たないで、そこへ増税するのですから正
気の沙汰とは思えません。将来、消費税を上げるのは致し方ないとして
も、その前に歳費を徹底的に削減しなければ、またその利率を上げるこ
とになるのは目に見えています。

野田さんはかつて、「マニフェストに書いてあることはやって、書いて
いないことはやらない」と堂々と言っていましたし、「シロアリはその
巣を根絶すれば退治できる」、そして「そうすれば、増税する必要はな
い」ともっともなことを言っていました。

それが総理大臣になったら、手のひらを返して真逆をやるというのはペ
テン師ではないですか。もちろん、状況が変われば政策の修正は必要で
しょうが、ここまで変節するとマニフェストなど国民を騙すための台本
ではないかと思ってしまいます。

一連の大臣人事はそういうことから国民が目をそらすように、わざと問
題になるような人を起用し、いじめを促進させています。猫騙しのよう
に、気がついたら時間ばかりが過ぎていき、復興に対する重要法案が廃
案になるのではないかと心配でたまりません。

野党は不毛な論戦とも呼べないようないじめの質問はやめて、真摯に重
要な法案の本質的な議論をしてもらいたいと思います。

戦前に「統帥権干犯問題」というものがありました。明治憲法の欠陥を
突いて軍が大騒ぎをして、それを政治家が政局にして、結果、大混乱を
起こし、軍と政府の「二重政府」のような形にしてしまったのです。

それが契機となり「五・一五事件」や「二・二六事件」が起きて、日本
はダッチロールのような状態に陥り、ABCD(米・英・中・オランダ)
包囲網もあって、最後は追い詰められて大東亜戦争に突入していきます。

大臣をいじめて政局に持ち込んで、しかし官僚の思うままでは軍と官僚
が変わっただけでその本質は変わっていないように思えます。今、国益
を中心に物事を考えられる政治家はいないのでしょうか。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

        ――― 成長への心構え ―――
========================================================□■□■

2月に入り立春も過ぎ、暦の上では春に入りましたが日本海側の大雪な
ど、まだまだ厳しい寒さは続くようです。さらにインフルエンザやノロ
ウイルスも流行っています。体調管理には十分気をつけるようにしてく
ださい。

少し前の話になりますが、テレビを観ていたら石川遼の特集番組をやっ
ていました。昨年彼は賞金ランキング3位ながら1度も優勝することが
できませんでした。

「世界の舞台で活躍できるように、さらなる成長をめざしてスイング改
造に取り組んだのですが、思うようにショットが安定しなかった」と昨
年1年を振り返っています。そして番組は、技術だけでなくプロとして
の意識や向上心にも触れた内容でした。

前にもお話しましたが、私はゴルフトーナメントを観に行くのが好きで、
昨年も石川遼の出場している試合は2試合程観に行きました。実際に自
分の目で見ると彼はテレビで観ているより細くて小さい印象で、常に多
くのギャラリーに囲まれているからかもしれませんが、緊張感漂うピリ
ピリした感じを受けました。

私の見た試合も、優勝争いには絡みながらも今一歩のところで優勝争い
から徐々に後退していくような試合でした。一昨年のようなここ一番で
のビッグプレーやゾーンに入ったバーディラッシュを見れないのは残念
でした。

番組の終盤、ソフトバンクホークスの王貞治会長が彼に向けて「壁を乗
り越えるためには、自分のやっていることに対して自分を信じてやり続
ける。悩むことや考えること自体が大事」というようなことを言ってい
ました。

つまり「日本で活躍できるスイングを持っていても、世界での活躍をめ
ざして現状を壊してでも新しいことに取り組み、自分を信じて悩み考え
試しながら成長していく」ということではないかと思いました。

五十鈴グループも、4月からは新中期・新組織体制がスタートします。
私たちも「なぜ新組織体制にするのか」という意味をよく考えて、どこ
でも活躍できるグローバルなスイングを身につけるため、もっともっと
悩み成長していきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【浜松五十鈴の現場から】_岩崎社長

      ――― 転換期こそ自己啓発と変革を ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

今年度も残すところ2ヵ月を切りました。今期は3ヵ年中期戦略の最後
の半年であり、中期戦略の振り返りから最終成果への締めを含め、IO
C活動でも掲げた成果が達成できるよう、最終の活動に熱が入っている
時期だと思います。また、次期中期戦略の方向性づくりもあり、例年以
上に気合いを入れる必要がある年度末となっています。

さらに来年度から五十鈴グループ組織改編という大きな変化もあり、改
編の準備や私たち自身の意識変革もしていかなくてはいけないと考えま
す。

比較的に安定していた浜松地区も今日では、我々を取り巻くお客さまの
多様化と志向変化により、限られた国内市場の奪い合いが熾烈化する一
方で、海外市場も極めて流動的で変化は激しく、ライバル関係も広域化
しているのが実情です。この変化の対応を誤ると、会社も職場もそして
私たち自身も取り残されてしまうのではないでしょうか。

そうならないためにも、判断力・企画力・統率力をいっそう身につけ、
高めていく必要があり、それには仕事上の知識・技能のみならず、広い
見識・視野・情報を絶えず身につけることも肝心であると思います。仕
事をしっかりやり遂げるのは大前提で、人の気持ち・思いを大切にする
「感性」を養うことが重要なのではないでしょうか。

私たちには、今という時代の大きな転換期を十分認識し、自分自身の質
を高めていく努力と工夫が求められます。つまり、知識・情報を掴むこ
とと同時に、人格的な向上にさらに努めなくてはいけないということで
す。革新し成果を上げるために、常に自己啓発し、自己変革していくこ
とを継続していかなくてはならないと思います。

引続き足元の経営環境は厳しい状況が続くと思われますが、このような
時期こそ慌てず、事故・怪我のないよう細心の注意を払い、未来に向け
て視野・思考の転換と拡大を図りましょう。

サービスセンターという将来像をしっかりと頭に焼きつけ、果敢に挑戦
し続けることで、できるだけ早く形づくりたいと思います。10年後の
目標・夢である「グローバル・バリューセンター」に近づけるように日
々考動していきましょう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.2.8  大和五十鈴で、インドネシアのお客さまの工場見学を実施 
       →http://www.isz.co.jp/news/2012/0208_000099.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  


┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.452〕は、2012年2月16日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

企業は1年間の活動の決算報告がステークホルダーの評価につながり、
その後その評価に対して改善したり、さらに向上させたりなどの努力が
展開されます。しかし政治には、なかなか国民の声が届かず、党利党略
や党内派閥にこだわるために結果的に法案を先送りにしているのが実情
ですね。すべての国会議員が使命に立ち返って冷静に働けば、すぐにで
も問題は解決すると思います。そして、その先にあるもっと大きな問題
に一刻も早く取り組むようになってほしいと切実に願うところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.451≡

======================= ISZ Mail Magazine