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五十鈴メールマガジン〔No.591〕ちょっとしたことで
配信日時:2014/12/11 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.12.11発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.591≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
       師走に入り、忙しない時期になりましたが

       公共の場などでのエチケット・マナーや

          気配りを実行していますか。

         一人ひとりのちょっとした気遣いが

     お互いの関係やその場の雰囲気を良くするものです。

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☆No.591 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ちょっとしたことで
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_信頼(岩織常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_フライングスタート(新川社長)
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【代表メッセージ】

        ――― ちょっとしたことで ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

この世の中は、ちょっとしたことが大きな問題になることが少なくあり
ません。ちょっと後ろの人のことを考えてくれればスムーズに行くのに
と思うことが、車に乗っていたり、電車に乗っていたりすると多々あり
ます。

ましてや自分で運転したり、最近では歩いていたりしても、ちょっとし
たことが事故につながります。そもそもちょっとしたことと思っている
こと自体が問題なのかもしれません。

この間、関東コイルセンター工業組合で安全研修の講義を受けている時
に指差し確認の演習をしましたが、椅子を出し入れする時にも、「イス
出し、ヨシ!」とか「イス入れ、ヨシ!」とか指差し確認をさせられま
したが、なるほど、何も考えずに椅子を出し入れしている時とはまった
く意識が異なるので、やはり「指差し呼称」は重要なことだと思いまし
た。

少し次元の違う話をすれば、ちょっとした言葉で人を傷つけたり、ちょ
っとした態度で人に不快な思いをさせたりするのも、多くの人間がして
しまうことです。「神は細部に宿る」と言いますが、ちょっとしたこと
を大切にして生きていくのは必要なことだと思います。

昔「小さな親切運動」というのが流行ったことがあります。いまでも続
いていると思いますが、とても良い運動だと思います。そして、「凡事
徹底」という言葉もあるように、ちょっとしたことを手を抜かずに精一
杯やるということは大切なことです。

しかしちょっとしたことは、アンテナを張り巡らしていないと気が付き
もしません。もはや、電車の中や歩いているとイヤホンをつけているの
が当たり前のような状態になってきました。

あれでは注意が散漫になり、ちょっとしたことで事故につながります。
ましてや、周りの人に迷惑をかけていることすら認識できません。

それから、ガラガラ引っ張るキャリーバックも気を付けてもらわないと
迷惑ですよね。ちょっとしたことで大きな迷惑をかけているという認識
が必要なのですが、震災時の対応などが称賛されるように、日本人の総
体は謙譲の美徳の考え方があり、整然とした行動がとれているのに、普
通の状態のときはそれほど褒められたものではない、と思ってしまうの
です。

ちょっと周りを気にする、ちょっと一声かける、ちょっと会釈をする、
ちょっとお礼の手紙を書く、ちょっとメールの返信を入れておく、簡単
そうでも面倒くさいと思っていませんか。

これをやはりクセというか、習慣にしてしまわないといけないと思うの
ですが、すぐに忘れてしまいます。ちょっとしたことは日常の積み重ね
で人格となり、人からの評価につながるのかも知れません。

最近世の中が便利になったけれども、便利になった分だけ他者に対して
無精や横着になっていると思います。昔の人はそういうことはなかった
ですね。手紙や葉書の量が違います。

そして営業活動もちょっとお客さまや商社、メーカーさんに顔を出すと
いう行為が最近では少なくなっているように思えます。

「用事もないのに顔を出すのは、お互い忙しいからやめておこう」と顔
を出さないでいると疎遠になり、大会社などは担当者が定期的に変わる
ので、誰が担当だか分からなくなってしまうようなことが起きていませ
んか。最近行った商社のパーティーでもそのようなことがありました。
ちょっとしたことに気をつけましょう。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

           ――― 信頼 ―――
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ペプシコーラでお馴染みのアメリカの飲料会社ペプシコの会長が、次の
ようなことを言っています。

「企業が活動するためには社会に受け入れられなければならず、企業は
社会に対して何らかの貢献をすることが求められる。これを実行する企
業は信頼を獲得する。また、社員が愛着を感じるような会社でなければ
ならない。そうした気持ちがないと、社員の真の潜在力を引き出すこと
ができないからだ。こうした心の絆の中核をなすのが『信頼』なのであ
る」と。

この言葉はCSRやESといったものと関連して、ごくごく当たり前の
ように聞こえますが、それでは「信頼」を築くためには私たちは日々ど
のようなことを意識して行動をすればよいのでしょうか?

そんな疑問を持ってあれこれ探していたところ、「信頼残高」という言
葉に巡り合いました。

生きるうえで必要不可欠なものといえばお金ですが、人間関係も生きる
うえで大変大切なことです。しかしながら、人間関係というものは信頼
関係で成り立っていますが、信頼関係をお金で買うことはできませんの
で、「信頼」というものを銀行口座のように目で見ることはできません。

但し、信頼できる行いを積むことが預け入れとすればプラスになり、信
頼を失う行いは引き出すのと同様でマイナスになります。そして、その
残高が多いほど信頼が高く、少ないほど信頼がない、ということになり
ます。この、人間関係における信頼の度合いを「信頼残高」というのだ
そうです。

そして信頼を築くためには、常に相手を思いやり、配慮する心掛けのう
えに立った行いをすることが信頼口座への預け入れであり、自分本位な
振る舞いは信頼口座から引き出す行いです。

信頼残高は貯まるほど信頼が厚くなっていきますので、預け入れのため
に日々心掛けなければなりません。皆さん自身の「信頼残高」はどうな
っているのでしょう。

約束を守れば預け入れ・破れば引き出し、親切で礼儀正しい振る舞いは
預け入れ・不親切で無礼な態度は引き出し、期待に応えることができれ
ば預け入れ・期待を裏切ってしまうと引き出しといったことなどを意識
して、お客さまと接しているとき、会社で仕事をしているとき、家族と
過ごしているとき、週末に遊んでいるときなど、私たちが対面するさま
ざまな機会の中で、自分の振る舞いや意識が「信頼を預け入れ」ている
ことになっているのか? それとも「信頼を引き出し」てしまってはい
ないか? 一度振り返ってみて下さい。 

今年も残り3週間となりました。ちょうど良い機会ですから、良い年を
迎えるためにも、来年を見据えてそれぞれの「信頼残高」をしっかり確
認して下さい。そして良いお年を!


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

       ――― フライングスタート ―――
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陸上競技や水泳競技で、スタートの合図がある前にスタートしてしまう
ことを「フライング」と呼んでいます。正しいスタートタイミングより
早くスタートラインを越えることですから、それは反則で、やり直し、
または失格となってしまいます。

「ヨーイ、ドン!」で、競技者全員が同時にスタートをしなければ競技
として成立せず、誰が一番なのかも分からなくなってしまいます。その
ためのルールが「フライング」ということです。

この「フライング」の由来を調べてみると、ヨットレースのスタートの
仕方からきているそうです。水面に浮かぶヨットは、風や潮流の影響を
受けて特定の場所に静止することは不可能ですから、助走をとってスタ
ート基準となるスタートラインを一斉に通過するスタート形式が採用さ
れています。

本来の使用方法からいけば、フライングスタートは競走開始地点または
競走開始時刻以前から助走を行うスタート方式で、競走開始地点に静止
してスタートするスタンディングスタートの対語ということです。

そこから拡大使用されるようになって、競走競技での不正スタートのこ
とを和製英語で「フライング」と呼ぶようになっているようです。

いずれにしても、スタートのタイミングを正確に合わせていくことが技
術であり、その結果が成果にも大きく影響を及ぼすことを、競技の世界
ではよく目にします。

さて12月に入り、来期以降について考える機会・時間も増えてきてい
ますし、来期からスタートする新中期に向けて準備を進めているところ
です。

この新中期のスタートに向けて、風を感じ、潮目を見て助走していくわ
けですが、今からできるものは来期が来るのを待たずに手を付けていけ
れば、本来の意味での「フライングスタート=飛ぶようなスタート」が
切れるのではないかと考えています。

今年度のIMSのキャッチフレーズ「速・考・動」を実践していこうと
思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2014.12.10  安城サービスセンターに
      フタバ産業さまが安全のベンチマーキングでご来社
      ⇒http://www.isz.co.jp/news/2014/1210_000216.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.592〕は、2014年12月18日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

12月になると、年末の決算と来期の準備が重なり、普段よりも急に忙
しなく、ゆとりが感じられなくなるものです。こういうときこそ、代表
が今回おっしゃっているように、ちょっとした心遣いで、相手に謙譲の
意を表すのが大切だと実感します。
年末年始にあたり、ご挨拶に伺ったり、あるいは訪問を受けたりするこ
とが多い時期だからこそ、たとえ忙しくとも、相手としっかりとコミュ
ニケーションをとって、お互いの人となりが感じられるような会話を心
がけていきたいと思う今日この頃です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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