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五十鈴メールマガジン〔No.596〕間違った規範
配信日時:2015/01/22 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.01.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.596≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
         一度規範が出来上がってしまうと、

      それを打ち崩すのには時間とパワーが必要です。

         一人ひとりがものの本質を見極め

     健全で力強い規範を創り上げていきたいものです。

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☆No.596 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_間違った規範
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_継続すること(岩織常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_時間の有効活用(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 間違った規範 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

最近、休日はなるべく電車で移動することにしているのですが、いつも
おかしいと思っていることが、エスカレーターの乗り方です。みんな当
然のように右側を空け、そこを急いでいる人がかなりなスピードで歩い
ています。ですから、混雑しているときは、左側に乗る人は長い列に並
ばなくてはいけないということになるのです。

右側の人はどんどん歩いていくのですが、どうみても危ない。そして、
エスカレーターには「歩かないこと」と明確に書いてあるのに、そうい
う規範が出来上がってしまっているのです。

私が一番困っているのは、魔女と出かけると、彼女はわざとエスカレー
ターの右側に立って、歩いてくる人を阻止するのです。いわゆる通せん
ぼをするわけですが、それをかき分けて無理やり歩いていく人もいて、
なにやら不穏な空気が漂います。

「どけどけ!」という感じの人もいて、「けんかになるといけないから、
止めておけよ」と私は注意するのですが、「いいえ! 間違っているの
は相手の方です!」と言って正義の魔女は聞かないのです。もしトラブ
ルになったら出るところに出て正当性を主張する、「全国正しくエスカ
レーターに乗る会」の会長を自認する魔女はそうのたまうのです。

東京の地下鉄は急傾斜でかなり長いエスカレーターが沢山あります。上
りはともかく、下りをすごい勢いで歩いていくのはかなり危険です。ぶ
つかって倒れたりしたらどうなるのかと、いつも緊張しています。

聞いたところでは、関西では右と左が逆らしいですが、そもそも歩いて
はいけないエスカレーターで、何故このような規範が出来てしまったか
理解に苦しみますし、駅員がそれを注意しているということでもありま
せんね。

要するに、ルールは歩いてはいけないことになっているけれども、急い
でいる人が多数いて、そういう便宜上の規範が生まれてしまったという
ことになるのでしょうか。

これと同じような話で、ママチャリの二人乗りや、三人乗りがあります
ね。一時は危険ということで規制を強化したら反発されて、いまではど
ういうことになったか知りませんが、みんな平気で乗っていますね。

最近では、アシスト自転車で凄いスピードで前と後ろに子供を乗せて走
っている姿も多く見られます。これも本当に危ない。さらにそういう状
態でイヤホンを付けていたり、携帯電話をしていたり、信じられないよ
うなママチャリ族もいます。そういう危険な行為が当たり前になり、規
範や世の中の常識になってしまうのはいかがなものでしょうか。

やはり当局は「エスカレーターでは歩かない」とはっきり示し、安全キ
ャンペーンかなにかでルールを徹底するべきだし、自転車の二人乗り、
三人乗りのガイドラインも徹底させるべきだと思います。

特に自転車は歩行者のような扱いになっているのは絶対におかしい。歩
道や歩行者天国で、我が物顔でかなりなスピードで走っているのは本当
に危険です。

しかし、正義感の強い連れ合いといるのも危険ですね。誰でも彼でも平
気で注意してしまう。他人の子供でも、叱るどころか、手を出してしま
うときもあるのですから。

あるときは本当に子どもの親が血相を変えて、文句を言ってきたことも
ありました。しかし、皆が見て見ないふりをする社会になってしまった
ら問題なので、気の弱い私は消極的に魔女の行為に賛同しているのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

        ――― 継続すること ―――
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新年あけましておめでとうございます。皆さん年末年始はリフレッシュ
できましたか? 昨年に続き曜日の並びが良く、長い休みになってゆっ
くりと休めたのではないでしょうか。まずは五十鈴グループと皆さんに
とって、今年も円満な一年になりますようお祈りします。

さて、今回は身近なことですが、私が少し反省をしたことについてお話
をしたいと思います。

私ごとですが、今回は30数年ぶりに東北にある故郷で年末年始を過ご
し、小さいころに行った神社に初詣でに行きました。日中の最高気温が
0度を超えない「真冬日」の、肌を刺すような寒さの中凍える手で手を
合わせ、去年一年間を無事に過ごせたことへの御礼と、今年もまた良い
年であるよう祈りました。そして年始恒例のおみくじは「末吉」でした
ので、これをスタートにしてより上を目指して頑張れるちょうど良い感
じかなと思っています。

こうしてまた新しい年が始まりましたが、今年は、あらためて「継続す
ること」を意識して過ごしていきたいと思っています。そのきっかけは、
以前このメルマガでも何度かお話をした「皇居周辺のウォーキング」で
す。

それまで朝の通勤途上や昼休みに健康(メタボ対策)のためにやってい
た皇居ウォーキングを一度やめてしまい、その結果どうもお腹の周りが
膨らんできていて少し気にはなっていたのですが、ついつい怠けてしま
っていたのです。

ある日スーツを新調しようとして測ってもらった時のことです。悲劇が
待っていました。人生最大のお腹周りの数字に驚き、無理して「前と同
じで」と頼もうとしたのですが、仕立屋の親父さんに「xxcmです!」
と言われ、さらには、「全体にゆったりする感じにしましょう」とまで
言われてしまいました。

ウォーキングをサボったことでこんな悲劇が訪れようとは思いもよりま
せんでしたが、ちょっと大袈裟ですが、「継続すること」の大切さをあ
らためて痛感した瞬間でした。

これだけが理由ではありませんが、今は朝の通勤途上のウォーキングを
再開し、先ずは毎朝「爽快」な気分を味わうことができ始めています。
冬ですので、皆さんは「寒い」と思われるかもしれませんが、約20分
のウォーキングは半分を過ぎたころには体が温まって、結構気持ちがい
いものです。

これからも、寒さに負けずウォーキングを「継続」し、「気持ち」だけ
ではなく「体」、特にお腹周りにも効果が表れるように頑張りたいと思
います。

実はもう一つあります。おみくじの「健康」のところにこう書いてあり
ました。「お酒はほどほどに」と。ウォーキングだけではなくこの言葉
との合わせ技で、「前厄」の今年は、今まで以上に「健康」について大
いに気をつけて過ごしていきたいと思います。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

        ――― 時間の有効活用 ―――
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2015年の1月も残すところ10日弱で終わってしまいます。あれや
これやと予定が入りだすとやることリストが満杯になり、もっと時間が
ないものかと思ってしまいがちなのですが、万人に平等なのが1日24
時間という時間で、この時間の使い方をもっと効率的、効果的にするこ
とで成果創出の度合いも変わるものと思い、会社の時間の使い方、自身
の取り組み変革を行っているところです。

ある読み物に、時間は色々なものと交換できるチケットのようなもの、
という考え方が記載されていました。例えで書いてあったのが、仕事を
すれば「お金」、食事をすれば「栄養」、散歩をすれば「健康」、友人
との時間で「思い出」、恋人や奥さんとの時間で「愛情」、読書をすれ
ば「知識」が手に入るということが書かれていました。

人間は常に「何か」とこの時間を交換し続けているということなのです
が、最も手にしたいものと交換しているかが重要なポイントで、それを
決めていないと、無駄に時間をつぶしてしまうことになります。一日の
時間やその瞬間を有意義な時間として活用できるように、皆さんも時間
の使い方を振り返ってみてはいかがでしょうか。

話は変わりますが、世の中思い通りにはいかないのが常で、わが社の業
務も当たり前ですが、思ったように全てがうまく進むわけではありませ
ん。それでも、会社設立から19年目となりますが、お客さまやグルー
プの皆さんのお陰さまで会社も少しずつ成長させていただいており、感
謝する毎日です。

思い通りにはいかないという意味では、お客さまと話をしていると、困
っていることや我々への期待というものを感じ、お客さまの方向性に沿
ったお手伝いを思考して準備していても、その環境が変わったり、お客
さまの方向性が変わったりと、準備していたことが全く変わってしまう、
無くなってしまうこともしばしばあります。

また、逆に何の予定もしてなかったお客さまから、緊急支援の要請が入
ることもあります。この緊急支援要請の場合は、だいたい即動く必要が
あるような状況で、我々の業務状況などは関係ありません。頼られると
何とかしてあげたいという思いが強い会社なので、色々なことを調整し
ながら対応させていただいております。

以前のITCは仕事が忙しくて、人数も少ないから仕事が頼みづらいと
いう声をよく耳にしたのですが、最近では協働していただけるパートナ
ーや関係者が数多くなり、想定外の緊急対応も想定内のごとく対応でき
るようになってきています。

今後もいつでも、どこでも、何にでも対応できる会社として成長してい
けるように、時間を有効活用しながら新たな取り組みをし続けていきた
いと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.597〕は、2015年1月29日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今回の代表が書かれているメルマガを読み、規範というのは少し考え方
を間違えると、正解不正解に関係なく根付き、広がっていくものなのだ
ということが分かりました。通勤時間等の混雑時は、「多くの人が乗れ
るように前の人と間を空けずに乗るのがマナー」という声も聞いたこと
がありますが、今回興味を持って調べてみるとこれも誤りで、むしろ過
積載になり危険との情報もありました。
もちろん、物事によってはその時の事情や時代によってルールを変えて
いく必要もあるかと思いますが、安全などの原則的な意義を理解するこ
とをなおざりにしてはならないと感じました。
                     
                    (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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