バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.452〕ビジネス・スケジュール
配信日時:2013/08/30 17:00
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.02.16発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.452≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

          今期もあと1ヵ月半となり、

       もうすぐ新年度を迎えることになりますね。

         スケジュールに追われることなく、

    しっかりと自らの意思を持って過ごしていきましょう。

================================

☆No.452 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ビジネス・スケジュール
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新たな挑戦(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_海外の日本化(川合社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― ビジネス・スケジュール ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

年が明けたと思ったら、もう2月に突入してしまいました。1月21日
は五十鈴の創立記念日でしたが、土曜日だったため前日の金曜日に六郷
本社において、六郷神社の神官様に来ていただいて記念式典を開催しま
した。60周年ということで、感慨深いものがありました。

2月に入ると、積み残しの新年会や恒例の三菱商事の鉄鋼製品本部の新
入社員の研修等、スケジュールが埋まっていきますが、なんといっても
今週金曜日から始まるIOC活動成果発表会が経営会議とともに行われ、
今年最初のビッグイベントになります。

土曜日はソリューション部門となり、各社の経営会議の後、私の講話が
あり、それから各チームの発表があります。私の講話は今回、60周年
でもあるので五十鈴の近代史を話そうと思っています。自分が通ってき
た道なので、普段は当たり前に思っていることも、話してみると若い社
員には初めて聞くようなこともたくさんあると思います。

今、ヒットしている「ALWAYS三丁目の夕日64」も私たちの世代
にとっては通ってきた道なので懐かしいだけですが、若い人たちは驚く
ことも多いので、幅広い年齢層に受けているのだと思います。

思えば平成も24年になるのですから、昭和も遠くなりにけりというこ
とになるのでしょう。しかし、いつも思うのですが、歴史は現在から遡
ったほうが面白いのではないでしょうか。ましてや日本史はいつからか
神話の部分は無視されて、縄文時代からはじまるのですから面白いはず
がありません。

そういったことで、入社後30年間、社長になって20年間の歴史を面
白くてためになるように解説したいと思っています。裏話が多すぎて、
収拾がつかなくなる恐れがありますね。

来週いっぱいIOCの発表会が連日行われ、終わると年度末が待ってい
ます。もちろん決算処理で忙しいのですが、中期の最終年度ということ
もあり、また、新年度からの五十鈴グループの組織の再編や、五十鈴運
輸と鈴康運送の事業統合等、スケジュールが目白押しです。

新年度はすぐそこまできていますから、新中期の浸透や年度の基本方針
の徹底等、やることはごまんとあります。東大が入学時期をグローバル
化を意識して、秋に移すと言っていますが、それはいいことだとしても、
桜の花が舞い散る卒業式や入学式がなくなるのも寂しい感じがします。

新年度に突入したら、すぐにゴールデンウィークがきてしまい、6月は
社員総会や株主総会、様々な総会が行われます。そうこうしているうち
に、梅雨の季節になり、今年もクールビズということになるのでしょう
が、電力はどうなるのでしょう。また、輪番制などが行われたら大変で
すね。

ともかく、1年があっという間に過ぎていきます。ビジネス・スケジュ
ールは毎年、リーマン・ショックや大震災があっても、淡々と流れてい
きます。スケジュールに流されること無く、ただこなすだけでなく、自
分の主体性を発揮して充実した日々を送りたいものです。

今年は10月に新日鉄と住友金属の統合もあります。必ずその日は来る
わけで、その後の鉄鋼流通、我々のような末端流通がどうなっていくの
か分かりませんが、変化し続けていくことは間違いありません。しかし、
そういうなかで自分の基軸をしっかりもち、自ら変化していく者が生き
残り、勝ち残るのだろうと思います。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 新たな挑戦 ―――
========================================================□■□■

2月という月は、新年の始まりである1月と、年度の終わる3月に挟ま
れ、あまり慌ただしさを感じない月だと思います。しかし、五十鈴にお
いては、2月から4月が一番イベントの多い月日となります。

その始めが、2月下旬からのIOC発表会です。今回は、特に3ヵ年目
標に対する成果発表となります。どのように組織変革を遂げ、お客さま
に喜んでいただける価値のご提供ができるようになったのかを分かりや
すく発表できると良いと思います。

コイルセンター事業を通しながらも、今までと違う機能と領域に挑戦し
てきた私たちは、サービスセンターとしての価値づくりプロセスを、テ
クノロジーとして確立することで、お客さまにとっての効能、効果性を
商品化していくことをめざしています。

外部環境変化の激しい今、いつまでも今の業態に安住することなく「顧
客(マーケット)の創造」を永続性をもって行っていくことが、私たち
の「新最適」と考えています。

そのような中で、社員のみなさんに求めること、大切にしてほしいこと
は、アイデンティティーです。60周年記念誌や他の資料を読み直して、
改めてアイデンティティーを考えてみてください。新たな第一歩のため
に、今までの歩みを知ってほしいです。

その上で、今までのパラダイムを変えていくことです。とても難しいこ
とですが、新たに成長するために自分の中にある壁を取り払う必要があ
ります。壁の向こうには、また違った世界が広がっていて、その世界は
私たちの挑戦を待っているのです。

来年度以降、新中期戦略に基づいて、イノベーション協創を業務系ソリ
ューションから経営ソリューションへシフトしていきます。そこで、新
年度基本方針を「SL事業の強化」としました。

また、Will-Naviのテーマにある「新最適の追求」には、社員
の能力、テクノロジーをイノベーション力、ソリューション力等、色々
な力に変え最適な力として発揮できる組織を創ることも必要です。

さあ! 新年度と言わず、今からその挑戦をスタートさせましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

         ――― 海外の日本化 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

先日「大手商社7社が海外子会社からの配当1兆円超え」という記事が
出ていました。この10年で貿易業務から事業投資で利益を上げるモデ
ルへ転換してきた効果が出始めたという記事でした。

我々ITCも海外の工場改革のお手伝いをしている関係上、海外事業投
資先の利益が増えるというのは非常にうれしいニュースでもあります。

海外の事業投資先、特に発展途上国では人件費が安いこともあり、多く
の社員を雇用して工場を運営している現場をよく見ます。理由は、欠勤
率が高いので代替要員が必要、ある範囲の仕事しかできない、またはや
らない、日本人とは違うから…。

というような理由で、なかなか少数での工場運営ができないという声が
よく聞かれます。しかし、年々発展途上国の給与水準も上昇し続け、利
益を圧迫する要因になってきているのも事実のようです。

また、機械の生産能力も現状で一杯だから受注増には設備を新規購入す
るという海外のお客さまの話を聞く機会がありますが、工場をよく見る
と、現状設備の改造や操業の方法を変えることで2、3割の生産性はす
ぐに上がるのではないかという状況を目にします。

このような少人数化や生産性改善は今後の海外事業投資先の重要課題で
あり、現に多くの相談があります。生産性の改善案提示を含んだ工場診
断も行いますが、改善するのは現地の工場であり、実際にはなかなか進
まないことが多くあります。また、いくら設備改善を行ってもそれを動
かすのは人であり、人が操作しなければ設備は動きません。

現地には現地の文化があり、日本のようにはいかないという声もよく聞
きますが、そうはいってもいかに日本の良い規範・文化をその工場に根
づかせられるかがキーポイントになるのだと感じます。

ITCでは工場の生産性診断~現場の操業指導をセットにしたソリュー
ションを展開しています。診断結果では、個別改善アイディアも提案し
ますが、それよりも改善ポイントの見方や考え方を現地の方に理解して
いただくことを重視します。また、操業指導も操業技術を教えるという
よりも、チームプレーの大切さや連携作業の目的やポイントを指導して
いきます。

このような診断~操業指導だけで日本の良い規範・文化になるとは言い
ませんが、それらがベースになり、海外工場の日本化に近づいていくも
のと考えています。操業指導コンサルティングはITCだけではなく、
五十鈴グループの工場メンバーと協創したプログラムとなっています。

Will-Naviの目標に向けて、世界に通用するソリューションと
して、世のため人のためになる貢献をしていける会社になっていきたい
と思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  


┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.453〕は、2012年2月23日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

月日の経つのは本当に早いですね。特に1~3月は毎年あっという間に
過ぎていきます。しかしながら、時間に追われることなく過ごすために
は、どれだけ実行スケジュールに自分の気を入れて取り組むことができ
るかではないかと思います。来期に向けて、組織や社員が心機一転臨ん
でいける状態を創造していく重要な時期だと肝に銘じて、取り組んでい
きたいものです。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.452≡

======================= ISZ Mail Magazine