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五十鈴メールマガジン〔No.602〕組織の成長
配信日時:2015/03/05 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.03.05発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.602≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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      皆さま、IOC成果発表会お疲れさまでした。

       次期中期に向けた課題や体制について

    議論を尽くし、4月からのスタートダッシュに向けて

          準備を進めていきましょう。

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☆No.602 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_組織の成長
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_リーダー(山田常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_来期に向けての準備(岩崎社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 組織の成長 ―――
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鈴木貴士です。

2014年度下期の五十鈴グループIOC活動成果発表会が終了しまし
た。どこのサービスセンター、拠点でも、それぞれのチームが一生懸命
発表してくれました。みなさんありがとう! 3年間の中期計画の最終
年度としての成果ということもあり、その集大成を見せようと、発表に
は熱がこもりました。

「三日、三月、三年」とはよく言ったもので、赤ん坊でも3年経てば歩
くことができます。この3年間で五十鈴は良好な組織から、偉大な組織
に脱皮できたでしょうか。

私は完全とは言えないけれど、ある程度成長できたと思っています。そ
れは、社員が3年前に比べて、驚くほど成長しているからです。「自分
の意志で偉大になる」という『ビジョナリー・カンパニー4(ジム・コ
リンズ著、日経BP社)』の概念が、代表からの3つのお願い「意志を
確認する・覚悟を決める・人の心に火をつける」というものも意識され、
展開されたのではないかと思っています。

中核事業であるスチールサービス部門では、バラつきはあるものの、拠
点ごとのブランドコンセプトに基づき、イノベーションの日常的な取り
込みがチームごとにできています。

ダイナミックな展開が続くロジスティクス部門では、中心となる輸送部
門のワーレックスが自然増殖的に事業規模を拡大し、トラック200台
以上を保有する一大物流サービス業として、量ばかりではなく質を追求
し、倉庫や整備工場を巻き込んでいます。

今回の発表でも、六郷本社の大会議室が溢れんばかりの人数と熱気で、
初出場の人も多い中、バラエティとバリエーションのある、元気の良い
発表をしてくれました。冒頭、三谷社長からワーレックスの長期方向性
と考え方が語られ、「ロジスティクス・バリューネットワーク」の目標
観の解説がありました。

「夢を見ることは実現できる」というウォルト・ディズニーの有名な言
葉がありますが、「それを実現するのは人間である」という言葉も続き
ます。活性化しているメンバーを見ていると、本当に将来が楽しみです。

そして、この3年間で基盤固めができた「ソリューション部門」は、本
社を丸の内に移して活動した3年間でした。忙しくて、活動の展開とし
てはイノベーション的なところがなかった会社もありましたが、遅れて
いた会社はその活動で、先行する会社に追い付いてきたのではないかと
思っています。特に女性の活躍が目立ち、発表やコメントも出番が多く
ありました。

昨年度大幅な赤字を出した建設も体制を立て直し、個人商店から、五十
鈴の全員参画経営に目覚め、スタートラインに着くことができました。
こちらも、皆の気づきができて良かったと思っています。

ともかく「組織の成長」は「社員の成長」です。そして何より好ましい
企業風土、文化がそれにより醸成されれば、どういう環境であっても怖
いものはありません。鉄の商売は、どんどんトン数が落ちてきています。
そういうものに左右されないような活動に、SS部門の人間だけではな
く、グループ全体で取り組めるようになりました。

次期中期計画は2年のスパンで、純利益だけの定量目標です。親会社で
ある、メタルワン、MOSHDの体制も変わりました。この2年は五十
鈴にとって勝負の年です。2020年の「グローバル・バリューセンタ
ー」という目標観にどのぐらい近づくことができるのか。そういう手応
えを感じさせた、IOC成果発表会でした。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

          ――― リーダー ―――
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五十鈴グループのIOC成果発表会も終わり、各SCとも今中期の変革
状況の確認、そして次期中期に向けた方向性の確認ができたのではない
かと思います。

どの発表会の会場でも、新人が堂々と発表する姿や、若手プロジェクト
リーダーがリードする姿を見ると頼もしく、新たなリーダー育成が進ん
でいると実感できました。

リーダー像というのは人によって異なると思いますが、IOC活動にお
いては、リーダーというのはイコール変革する人だと思います。どんな
分野でもどんな立場でもいいので、新しい価値観を世の中に発信してい
く人のことだと信じています。いろいろな分野で、これまで誰もやらな
かったことに対してアクションを取っていく人こそがリーダーだと思っ
ているからです。

リーダーというのは、必ずしも完璧である必要はないと思います。プロ
ジェクトでは、自分で何でもかんでもやろうと思っても、それは難しい
話です。

でも、自分の限界を知ることによって初めて人に任せることができたり、
自分だったらできないけれど、この人のおかげでこんなにやれたんだと
感謝できるのは本当に大切なことです。自分の良いところも悪いところ
も理解していくということが、リーダーへの第一歩なのではと考えます。

先週末、第38回日本アカデミー賞が決定し、最優秀作品は「永遠の0」。
最優秀主演男優賞も同じ作品の岡田准一さんが、そして最優秀監督賞も
同じ作品の山崎貴さんが受賞されました。

例えば映画監督も、その映画づくりにおけるリーダーです。映画監督は
一番脚本を理解している人ですが、演技については役者さんの方が当然
うまい。しかし「この脚本においては、その演技は違う」ということが
言える。そうやってその映画全体をガイドしていくわけで、全体を導い
ていきます。これは、前段で触れたプロジェクト活動におけるリーダー
の役割に似ていると思います。

五十鈴東海では次期中期の戦略課題の一つに、ゼロレステクノロジーの
開発を掲げています。「永遠の0」に負けないような成果を出すために
も、具体的な脚本をちゃんと創り、いろいろな革新的テクノロジーへと
導いていけるリーダーの出現を、目指していきます。

3月は次期中期の変革活動をロケットスタートさせるための大切な準備
期間となっています。次期中期も新たなリーダー誕生が楽しみですし、
ぜひ自ら新たなリーダーに名乗りを上げていきましょう。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

       ――― 来期に向けての準備 ―――
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今年度も残すところ1ヵ月を切りました。今の時期は年度の締めくくり
として期末の追い込みをかける一方、次年度へのスタートづくりに日々
熱が入って忙しいころだと思います。

街角では早咲きの寒桜が満開を迎える時期ですが、まだまだ寒さも続く
ので、風邪などを引かないよう体調はしっかり管理して、最後に良い成
果が達成できるようにしていきましょう。

NS九州として今やることは、年初に掲げた予算に対して適正な決算を
することは当然にして大事なことでありますが、同時に来期に向けた正
しい事業計画を立てなければなりません。

その決定は社内外に会社の方向性を宣言し数字をコミットメントするこ
とでありますので、極めて慎重に吟味し身の引き締まる思いで行ってい
ます。

そしてその過程の中で色々な勉強ができます。市場はどのぐらい伸びる
のだろうか、自社のポジショニングはどうなっているのか、お客さまに
提供できる価値は整っているのだろうか、どんな問題点を抱えているの
だろうかと、社内議論を通じてとことん考える機会であり反省の時とな
ります。

実行はさらに重要で困難があるものです。過去の数字を眺めると、そこ
からは様々なドラマが見えてきます。上手くいったこと、大失敗をして
しまったこと、お客さまに助けられたこと、認めていただき大感激した
ことなど、感謝と反省の思いがモチベーションとなっています。

計画成就は簡単なことではありませんが、どんな計画を掲げるかで会社
の未来も変わります。将来像をイメージし、主体性を発揮して、新しい
もの、今までにないものを創造していくことで、自社ならではの価値を
モノに換えていけるよう、以前の自分たちから相変わって脱皮する行動
を進めていく必要があると考えます。

春に向け、お客さまから信頼・信用される存在感のある一致団結した組
織をつくりましょう。計画達成はくじけず強烈に思い続ける心にかかっ
ていると思います。よって、決意と覚悟を社員に示す大切さを感じ、会
社としての使命や役割を日々の仕事に落し込み考動することで、自覚や
自信、今後への決意をより一層高められるよう活動を進め、挑戦的な目
標に挑んでまいりたいと思います。

また、今以上に活動に拍車をかけるためにも、慌てることなく基軸をぶ
らさずにどんな環境変化が現れても、将来良くなると信じ、必要とされ
る能力・技術をさらに高めながら、イノベーションを楽しんで進化して
いきたいです。

我々を取り巻く環境として、九州地区の来期自動車の生産台数は、幸い
に思った以上に高い数値が提示されており、大いに期待しております。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.603〕は、2015年3月12日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

IOC成果発表会も終わり、今ごろどこの拠点・SCでも、来期や次期
中期に向けた取り組みが早くもスタートしていることと思います。
今期残り1ヵ月ではありますが、4月から様々なことをスタートするの
ではなく、今の時点から来期の進化のイメージを抱き、それを見据えた
準備や自分自身の行動変革などを思考する残り時間にしていけると良い
ですね。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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