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五十鈴メールマガジン〔No.603〕あーあ、やんなっちゃた!
配信日時:2015/03/12 12:40
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.03.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.603≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
      今週で、東北での大震災から4年が経ちました。

        産業・インフラなどの復興にはまだ

          時間がかかる見通しですね。

           私たちは何をすべきか、

    このような議論は絶えずしてゆかなければなりません。

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☆No.603 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_あーあ、やんなっちゃた!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_最後には人間(黒田常務)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_IOCを終えて人想う(三谷社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― あーあ、やんなっちゃた! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

昔、ウクレレ漫談で一世を風靡した、牧伸二という芸人がいましたが、
「あーあ、やんなっちゃった、あーあ、驚いた!」というフレーズで人
気を博しました。しかし本当に昔から、こういうことが多すぎますね。
とくに政界はこういうことばかりのように思えます。

国会での予算委員会を見ても、予算に関係のないことであるばかりか、
議論というより情けないような話ばかりで、本当に嫌になってしまいま
す。「政治と金の問題」「スキャンダル」。もういい加減にしてもらい
たいと思います。そもそも政党助成金というのは企業献金をなくすとい
う名目でできたはずなのに、取るもの取ったらまた逆戻りはないでしょ
う。

それから、週刊誌的なネタを国会で問題なんかにしてもらいたくないの
です。本人が脇の甘いのは本人が悪いとしても、そんな恥ずかしい話を
予算委員会でやるのはヨサンカイ!と思ってしまうのです。

だいたい、政治家の資産公開とか縛りをきつくしておいて、そのくせ、
逃げ道があるようなことばかりがまかり通っています。政治家が金持ち
でも、ちゃんと仕事をしてくれればいいわけです。だいたい、政治家の
収入だけで、あんなに金持ちになるのは観念的におかしい、個人や団体
献金をどんどんしてもらってこうなりましたという話は聞いたこともあ
りません。

昔の政治家は、自分の資産の持ち出しの方が多いというような人もいま
したが、田中角栄あたりから、政治とカネの問題がクローズアップされ
るようになってしまいました。

大きな、政治的な仕事をちゃんとやろうとすれば、お金がいるのは当然
の話で、それをどう調達するかというのが昔からの問題です。これだけ
コンプライアンスの時代になったのですから、重箱の隅をつつくような
ことではなく、癒着の構造や、不正献金のようなものには抜本的な対策
が必要だと思うのです。

あとは国民の民度の問題で、地元の政治家に何かしてもらおうと思うこ
とが、政界が成熟していかない根本原因です。折角の本格的な政権とな
った安倍政権でも、不祥事やスキャンダルが続きます。

また、野党第一党の民主党も同じようなことをやっていたのでは話にな
りません。団扇だの、路チューだの、そんなことはどうでもいいから、
議論しなければならないことを真剣にやってもらわなくてはなりません。

本当に「平和憲法」といわれる今の憲法を、その美名のもとで変えなく
ていいのでしょうか。憲法の前文を読んで、あれでいいと思っている日
本人が多いとするなら、本当に残念です。こんなに平和でいられるのは
「平和憲法」があるからではなく、アメリカの基地があり、アメリカの
核の下で護られているからという事実を何故もっと議論しないのでしょ
うか。

沖縄もしかりです。あのようなデリケートな問題を正面から議論しない
で、大反対されながら推進していけるのでしょうか。そして、反対され
たら基地の移転を中止できるのでしょうか。

敗戦を終戦とするとか、軍隊を自衛隊にするとか、そういう誤魔化しが
ややこしいことになるのです。多くの国と同じように単純化しなければ、
説明が難しすぎますし、自己矛盾だらけになります。

そこを突いて、中国や朝鮮半島の国々が歴史問題として攻めてくるので
す。アメリカは沖縄を返してくれました。北方領土は還ってきません。
こういう単純な話から議論すべきだと私は思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

         ――― 最後には人間 ―――
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3年間の今中期も残すところ1ヵ月を切りました。各拠点とも次期の中
期目標や基本方針等明確となって、来期に向けての準備にしっかり取り
組んでいることと思います。

次期中期は2年間となりスピード感が変わるとともに、今までの延長線
上ではない新たなステージへと進み、これまで以上に難しいことや考え
抜かなければならないことがもっともっと増えてくると思われます。

さらなる人財や組織の成長が不可欠となってきます。新たなステージで
具体的に何をしていくかを、各個人でも考えて準備するようにお願いし
ます。

話は変わりますが、前回のメルマガでネットショッピングの話をしまし
たが、このネットショッピングのサービスに不可欠なものは、やはり宅
配業者だと思います。

宅配業者が物流革命を起こし様々な便利を生み出し各家庭にしっかりと
配達するからこそ、利用者が利便性を感じるのだと思います。

先日の週末に自宅に帰った時、宅配便で3箱段ボール箱が届いていまし
た。家内がその箱を指しながら「ネットで買い過ぎ」と怒っていました。

これからネットで買い物ができなくなるのかと心配しながらよくよく話
を聴いてみると、ネットで買ったモノはほぼ2社の宅配業者のどちらか
で配送されるのですが、そのうちの1社の配送員が無愛想のうえトラブ
ルが多くて、不在時などの対応が面倒で嫌だとのことでした。

以前生モノが宅配便で届いた時も留守で不在票が入っていて、生モノの
ため3日以上連絡の無い場合は送り元へ返送すると書かれていました。

返送されては困るので、記載されていた配送員の電話番号に電話しまし
たが、何度かけても連絡はつかず、集荷場に連絡しても「荷物は配送員
が持ってるので・・・」と埒があかず、やむなく翌日配送員に何度も電
話してようやく電話に出たと思ったら荷物が見当たらないとのことで、
結局荷物が届いたのは3日目のことだったそうです。

その後も何度か不在票が入り、その度連絡が取りづらかったようです。
そんな話を聞いた翌朝ウォーキングに出掛けようと玄関のドアを開けた
時、丁度宅配便の車が来ていて、配送員が降りてくるなり名乗りもしな
いでいきなり「着払いで○○円です」と無愛想に送り状と荷物を差し出
してきました。

その時、昨日の話はこの人なのだと感じました。その後お金を支払い、
求めらるようにサインをしたのですが、無愛想のままでなんとなく気分
の悪い朝となりました。「ネットで購入時宅配業者を選択できるサービ
スはないのか」と家内が言っていたのですが、私も同じことをその時考
えました。

先週、圏央道や首都高の区間がさらに延長されたことがニュースで流れ
ていました。ネットショッピングでは物流網はどんどん拡大され速く便
利になり、新たなサービスも開発されています。しかし最後に届けるの
は人間なのですね。


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【ワーレックスの現場から】_三谷社長

       ――― IOCを終えて人想う ―――
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2014年度は、一年を通してみると人に始まり、人で終わった年でし
た。葵商店さま、MSS成田さま、MOBYさまに3つの営業所を開設
し新しい仲間が増えた反面、様々な事情で去った人も数多くいました。

人が入れ替わっても立ち止まるわけにもいかず、常に新しいWORLE
Xを目指し前向きに進んできました。

理念の浸透を図り成果を求め、社員がやりがいと誇りを持てるような活
動を目指し、今期のIOCのベースに据えたのはOD(組織開発)でし
た。

文化や規範の違う他所の会社から来て、よく分からないまま変革活動に
取り組み、エリア内の他拠点や自拠点の生産、業務と連携しながら効率
配送を実現すべく協創モデルを創り上げ、社員の皆が一つになって頑張
ってくれたおかげで今期も想定以上の業績を上げることができたと思い
ます。

また、今回のIOCでは初めて敢闘賞をいただきました。これもWOR
LEXの名の通りWORLD EXPRESS、世界に羽ばたくという
夢の実現に向け、まずMOSHDさまのサービスセンターを巻き込み、
MOさまの事業の物流を担い、鉄における国内制覇を果たし、やがて世
界へと、という成長のシナリオを社員が十分に理解してくれているから
だと思います。そういった意味でも新人や新営業所の発表はよく頑張っ
てくれたと思います。

シナリオといえば話は変わりますが、私は63歳から一部、年金をもら
える権利を得ておりますが働いているので65歳になるまでは満額支給
されません。周りにはそろそろ老後の準備をしている人も結構いますが
私は何もできていません。まるっきり老後のシナリオが描けていないの
です。

定年になったら必要なのは教育と教養だと言われました。なるほど幾つ
になっても学ぶことは大切なんだと感心しました。しかしながらよくよ
く聞いてみると、今日行く(教育)ところと今日の用事(教養)を毎日
つくるのは大変なことなのだそうです。先のことが考えられず、一日を
どうやって過ごすかが一番大事なことなのです。

目先の千円札は拾うなという言葉がありますが、思うように利益が上が
らず目標が達成できないと小手先に走りがちです。貧すれば鈍するとも
いいます。我が社ももう少し利益を出さなければいけないのですが、大
きな夢のためにもしっかりとしたグランドデザインを描き、今はやるべ
きことをやる時期だと考えております。

鋼材運搬利益は少なく、トン70円で大型トラック一杯運んでも700
円でお昼のランチがやっと食べられるレベルです。この小さな積み上げ
で安全とコンプラを確保せねばならないので、下請けからの脱却、業界
の変革をワーレックス自らが進めていかねばと考えております。

幕末から明治維新にかけて新しい日本をつくっていった指導者、佐久間
象山、山田方谷、孫弟子の勝海舟、坂本龍馬、吉田松陰などに多大な影
響を与えた佐藤一斎の『言志晩録』の三学戒というものがありますが、
要約すると

小さいときに学べば人の役に立ち
若いときに学べば中高年の日々が充実する
老いて学べば後世の人の目標になる

となります。確かに若いときに教えてもらったことが役に立ってワーレ
ックスも大きくなっており、これからはいろいろと教えてもらい自らも
学んで、後世の人に目標とされるべき会社に仕上げていかなければなら
ないと使命を感じております。

また、孔子の論語に「五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十
にして心の欲する所従えども矩をこえず」とありますが、他人の言葉を
自然に受け入れ、思うがままの行動をとってやりたいことをやっても、
コンプラ違反はせず、悟りを開いて自然と増殖スパイラルに入っていく
会社になればと思います。

「割って見せたや私の心、割れば色気と欲ばかり」という都都逸があり
ますが、目先の欲にふりまわされないでサラサラとした清々しい心にな
れるようにしたいものです。またそういう社員の集まりにしたいもので
す。

自分の老後の話なのについつい会社の話に置き換わってしまいますが、
会社でそのように振舞っていれば自分の老後もそのように生きていける
のではと思っています。

老後のことはまだ先のこととしても、60歳代で学んだことは後世に残
り、人の目標になる、このように言えるような生き方をしていれば老後
も何とかなるでしょう。そう信じていたいものですね。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2015.3.11  小山商工会議所さまとタイアップし、
           5S体感型実践セミナーを開催
           ⇒http://www.isz.co.jp/news/2015/0311_000223.html

2015.3.11 小山サービスセンターに新日鐵住金さま、三菱商事さまが
      ご来社
           ⇒http://www.isz.co.jp/news/2015/0311_000224.html

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┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.604〕は、2015年3月19日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

花粉症の季節到来といった感じで、この時季お悩みの方も多いのではな
いでしょうか。飲み薬や点鼻薬などそれぞれ対応しているかと思います
が、私もネットで調べると「オフィスでもできる対策」なるものを発見
しました。
その中の一つは「脱力体操」で、脱力して深呼吸しながら肩や首を回す
ことで筋肉の緊張を和らげ、そのことがアレルギー症状を緩和するとの
ことです。朝礼に取り入れたりすれば、花粉症の症状が抑えられ、業務
効率も上がるかもしれませんね。他にも色々あるみたいですので、調べ
てみるとおもしろそうです。

                     (編集室/野々村 悠希)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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