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五十鈴メールマガジン〔No.605〕大病犬
配信日時:2015/03/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.03.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.605≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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         早いもので、今年度もあと数日で

        終了しますが、来期への準備などは

           順調に進んでいますか。

        新しい年度をしっかり迎えられるよう

        いま一度状況を確認していきましょう。

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☆No.605 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_大病犬
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_備えあれば、憂いなし(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_新年度に向けて(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 大病犬 ―――
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鈴木貴士です。

昔、私の大好きな伊丹十三監督の「大病人」という話題作がありました
が、我が家のグレートデーンのドルチェが高齢にもかかわらず、大手術
を受けることになりました。

もう相当に弱っていて毎日の散歩もままならないし、夜中に自分で寝返
りをうつことも難しいというような状況で、手術はやめておいたほうが
いいとは思ったのですが、主治医の先生に慎重に身体の状況を診てもら
い決断しました。

まず、口の横に大きなこぶのような腫瘍ができてしまい、そこからかな
りの頻度で出血するので、本人も嫌でしょうし、そこらじゅうが血だら
けになるので、まずそれを除去することにしました。

それからお腹のお乳のようなものが長く伸びて醜くなっています。一種
の皮膚病ですが、こちらは命に別状がないのでそのままにしておくこと
になりました。問題は腹部にある癌と思われる腫瘍です。これを削除す
るかどうか、それだけの体力がドルチェにあるかということでした。

全身麻酔をかけるのですが、高齢のため強くかけるのは良くないという
ことで、浅めにかけるので短時間で手術を行わなくてはなりません。

虫が知らせるのか、手術当日ドルチェは元気がありません。食欲はある
ものの、逆に手術前は餌はやることができません。それもあって異変を
感じていたのでしょう。ここからは聞いた話ですが、魔女がドルチェを
表に出して病院に向かおうとすると、反対の方向に歩いて行こうとした
そうです。

騙し騙し病院まで連れて行っても最後の階段を上がらず、看護師さんた
ちと3人がかりでやっと病院内へ。そして待っている間はずっと震えて
いたようです。

手術が始まり、まずは順調に口の横の腫瘍は削除され、問題の腹部の腫
瘍を削除したのですが、大量に出血し、ドルチェも麻酔がかかっていた
にもかかわらず痛がったとのことでした。

12時過ぎに病院に入り検査や麻酔をして、3時頃から4時過ぎまでの
手術だったようですが、手術は見事成功したのですが、やはりドルチェ
は動けず、ドクターと看護師さん2人に車で連れられて我が家に戻って
きました。

ドルチェのベッドまで運んでもらい、いつも寝ているところに来て彼女
も安心したようで、私が家に帰った時にはいつも通りの感じで休んでい
ました。

私がリビングから寝室まで彼女のベッドを運ぶと、自力で歩いて来るこ
とができました。翌朝はぐっすり寝込んでいたので、私は自分の散歩を
先にして、その後ドルチェを促すと、大変でしたがやっとのことで立ち
上がり表に出ました。

用を足すだけですぐに家に帰りたがったので戻ってきましたが、一応元
気な様子なので安心しました。何と言っても人間では百歳を越えている
ので、これからも養生をしていかなくてはなりません。

生きている物は必ず死にますが、それをふまえて今現在をどう生きるか、
またしてもドルチェに教えられたように思います。

どのような状態になっても、希望を持って生きること、それが生きとし
生けるものの使命だと思います。

そして、長く生きることが楽しく嬉しいものだという環境を是非作って
いかなければならないと思います。

少子高齢化していくなかで、平均寿命を延ばしても将来の不安や、現在
の暮らしで不都合なことがある高齢者が数多くいる状況を見ると心配に
なりますね。ドルチェにも幸せな老後を少しでも長く過ごさせてやりた
いと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

       ――― 備えあれば、憂いなし ―――
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3月に入ると、主要なお取引様からBCPに関する調査アンケートが送
られてきます。2011年3月11日以降毎年来るのですが、求める内
容のレベルアップと共に、さらに詳しく答えるものになっています。

弊社も当事者意識をもって現状の調査と対策を講じているので、201
1年以降、かなり改善されています。当然ながら、地域により新たな条
例で定められていることは言うまでもありません。

しかし改善を図りながら備えを厚くしているのですが、万全だ、と言い
きれません。ハードの備えはさることながら、ソフトの備えが立ち遅れ
気味です。

震災BCPの教育・訓練は実施していますが、臨場感が乏しいのでどう
しても気が締まってなく、目標時間内での社員の安否確認や現場確認手
続きが遅いです。

「全員参画経営」は、足並みを揃え組織全体で結果を出すスピードが命
です。震災BCPの訓練とはいえ、訓練目標があるので、やはり結果を
出さなくてはダメです。気を引き締めて、事に当たってください。

それにしても最近は地震だけでなく、火山の噴火にも対策を検討する気
配が出てきました。富士山の噴火で影響を受けるのは、富士市にある富
士サービスセンターです。

風向き次第では、浜松や大和、青梅のサービスセンターにも影響があり
ます。噴火対策はまだ何もできていません。今後、情報収集と勉強を重
ねて、命を第一に対策をしていかなければなりません。

万全の備えは難しいですが、備え続ける努力は大切だと思います。憂い
は尽きないことですが、備えの知恵も同様に尽きなければ、憂う時間は
備える時間に変わり、憂う暇がなくなります。何事も、備えの実践で大
事に至らないようにしていきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

         ――― 新年度に向けて ―――
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関東地区では桜も蕾から今週末くらいには見頃の状態になるようで、例
年より少し早目の開花となりそうです。東京でも桜の名所はたくさんあ
りますが、見られる期間が限定されるために全てを見て回るわけにはい
きませんので、今週末は今まで見たことのない場所へ花見に出かけよう
かと思っています。

さて、2012年度から2014年度の3年間の中期経営計画も締まり、
ITCとしては社員一丸となって取り組んできたこともあって、考えて
いた施策等々も順調に進み、ほぼ予定通りの成果を出すことができたと
思っています。

桜の開花時期と同じくして新年度としての2015年度がスタートしま
すが、2015年度からは2年間の中期経営計画となり、この変化の激
しい時代に合わせて今までよりも短い時間軸で成果創出をしていかなけ
ればなりません。

この2年間の中期戦略の課題として、「グローバル展開力の発揮」「成
果創出力の強化」「バリューの拡大」の3つを設定しました。すでに全
社員で共有し、準備事項や実施事項など新たなスタートを切っています。

我々は工場運営管理に関するソリューションを中心にお手伝いをさせて
いただいています。お客さまからは「体系的な改善を進められないので
手伝って欲しい」「現場の社員は頭ではわかっているが文章化が苦手な
ので手伝って欲しい」「プロジェクト推進がうまくマネジメントできな
いので支援して欲しい」等々のご要望をいただき、それらに最適なソリ
ューションを提供させていただいています。

お客さまの狙いとしては、最終的に安全性の向上=労災の撲滅、品質の
向上=クレームの撲滅、販売量の拡大・コスト削減=生産性の向上とい
う目的があります。

我々は品質管理体制の構築支援として品質マネジメントシステムの体系
化をお手伝いし、ISO9001やTS16949の認証取得までを業
務として請け負うことが多くあります。

今までも体系化のお手伝いを通じて「クレーム0」という成果を意識し
ながら業務推進をしているのですが、実際にはお客さまの事情や考え方
もあり、「クレーム0」という成果をなかなか出せていない実態もあり
ました。

しかし、我々が支援させていただいている昨年9月から立ち上がった工
場では、この半年間一つのクレームも出さずに工場運営を行うことがで
きています。これは現地経営陣の皆さんや工場社員の方々との目的の共
有化を含め、関係者皆で成果にこだわって実施できている結果だと思っ
ています。

我々の中期戦略課題の一つの「成果創出力の強化」というのは、ただの
体系化のお手伝いや文章化支援にとどまらず、お客さまとともに狙う成
果を共有しながら、確実にお客さまに利益貢献できる力をつけていこう
というものです。

形ができたからこれで終わりというソリューションではなく、本当にお
客さまの利益貢献につながっているという実感をお客さま自身に感じて
いただけるソリューションを展開していきます。

実際に作業をして管理していくのはお客さまですので、我々が息巻いて
何をしようが成果は出ません。お客さまとともに目的を共有し、変革を
協創できる真のソリューション会社へ向けて、この2年間を進めていき
たいと思っています。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2015.3.20 五十鈴の全員参画型経営
      「IOC(五十鈴組織変革)活動ダイジェスト」更新
      ⇒http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement03.html

2015.3.24 五十鈴建設のホームページをリニューアルしました
      ⇒http://www.isz.co.jp/news/2015/0324_000226.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.606〕は、2015年4月2日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

来年度を目前に控え、何かと忙しい3月もあと残りわずかになりました。
今年度の自分はどれだけ成長したか。日々忙しさに紛れることで、やり
過ごしがちな性分を反省し、めざすキャリアビジョンに近づいているか
どうかをしっかりと検証したいと思います。
さて、来週から新年度を迎えますが、当メルマガも今年の10月で15
年目に突入します。この間、社内外においてさまざまなことがありまし
たが、これからも組織の目指すビジョンに向けて本質や目的を忘れずに
配信していきたいと考えています。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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