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五十鈴メールマガジン〔No.606〕神経質な男
配信日時:2015/04/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.04.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.606≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        新年度になり、職場にもあたらしい風

           が吹き始めたことでしょう。

          これまでの努力がどのような

        変化を生み出す一年になるでしょうか。

            期待と不安がありますが、

         常に真摯に向き合いたいものですね。

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☆No.606 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_神経質な男
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_心と体を動かす小さなエンジン(岩織常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_新協創フィールド(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 神経質な男 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

信じられない方もいらっしゃるでしょうが、私は相当神経質な男なので
す。最近それが歳を取ってさらに激しくなりました。

そして今一番困っているのが、恥ずかしい話、検尿の時に尿が出なくな
ってしまうのです。私は大酒のみなので、毎月、主治医にチェックして
もらっているのですが、ある日検尿の際、緊張してしまい出なくなって
しまいました。

水を飲んだりして何分も待ったのですが、スイッチが入ってしまったら
しく、全くもよおしません。看護師さんが容器をくれて、「あとからで
もいいですよ」と言ってくれたので、後から持っていったのですが、そ
れ以来そういう習慣になってしまい困っています。

容器に入れて持っていくと、不思議と簡単に病院のトイレで出るのに、
準備していかないと、絶対に出ない。この間も尿を取ることになり、準
備していかなかったため当然出ないので、コーヒー2杯、ペットボトル
の水3本飲んで1時間ぐらいしてももよおさず、自分が情けなくなって
しまいました。

あとは病気になって、それらしい病気をネットで見ると、その通りにな
ってしまう。薬を処方され、その薬の副作用をネットでみるとその副作
用が出てしまうというようなことが起こるのです。

主治医に薬の副作用が出たというと、滅多に出るものではないと言われ
たのですが、そう思い込んでしまうのですね。2年前も心臓がおかしい
のではないかと思い込み、いろいろな検査を受けても良くわからず、最
後はカテーテル検査までしましたが、異常は見つかりませんでした。

まあ、心配性とでもいうのでしょうが、それなら真面目な生活を送れば
いいのですが、暴飲暴食をして、どこか病気ではないかといつも心配し
ているのです。

仕事の方では、最大の危機がリーマンショックの時でした。こういう具
合ですから、社長になっても堅実経営に徹して、大きなリスクは取らな
いことでやってきたつもりです。

社長になった当時は仕事の事ばかり考えて、夜も良く眠れず、枕元にノ
ートを置いて、思いついたらメモを取るようにしていました。いまでも
魔女は、「あのころのあなたは眠っていなかったわね」と言います。

そんな調子で何年もたち、世界同時好況で年間150万トンいきそうな
状況で、突然、リーマンショックが起きました。そのころ、また偶然に
税務調査や親会社の監査も入っていて、神経質な私は緊張していたので
すが、リーマンショックは何が起きているか全くわからない。

今でこそ「リーマンショック」という共通言語になっていますが、世界
同時金融恐慌とでもいうのでしょうか、売上がどんどん落ちて、本当に
生きた心地がしませんでした。

丸の内進出も諦め、迷惑をおかけしたさまざまなところに頭を下げて歩
きました。魔女は赤いネクタイを買ってきて、それを締めさせて、「あ
なたは社長でしょう! しっかりしなさい!」と背中を叩かれて、毎朝
出勤しました。

でも幸いなことに、年間でも赤字も出さずに済みましたが、つくづく精
神的に弱い男だと今も思っています。

当時、あまりにも落ち込んでいる私に、偉い方が何人も心配してくれて、
激励の会食を魔女とともにしてくださいました。「この人、会社が潰れ
るなんて言うんですよ!」と魔女がのたまうので、私ははらはらし、ま
たしても神経質になってしまいました。しかし、こういう大物の魔女が
いるからなんとか無事に暮らしているのでしょうね。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

     ――― 心と体を動かす小さなエンジン ―――
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先週、日本の各地で待ちに待った桜が開花し、週末には気温がどんどん
上昇し、東京ではあっという間に「満開」となりました。今年の桜には
何か勢いを感じます。

そして、今週はほぼ一週間を通して気温が20度超えのようで、さらに
春から夏に向かっていくような速さも感じます。世の中は、年度が替わ
る大きな節目であり、私たちも新中期のスタートとなります。
 
個人的には、今年再開した朝の通勤途上のウォーキングのルートを変え
ました。冬の間は寒いので、まずは体を温めるために地下道で地下鉄の
一駅分を10分歩いたあとに地上に出て、冷たい風を受けながらまた一
駅先まで歩き、そこから一駅引き返すルートでした。
 
今週月曜日からは、地下道ウォーキングをやめて全ルート地上を歩くこ
とにしたのですが、朝はまだ少し肌寒いものの空気が美味しく感じられ、
大変新鮮な気分になりました。

そしてもう一つ、そのウォーキングの途中で、今週から丸の内に引っ越
してくる親会社の方と遭遇し、ここでも私たちの周囲が変わっているこ
とをあらためて感じました。

さて、皆さんご存知の弘法大師・空海の言葉に「それ禿(かむろ)なる
樹、定(さだ)んで禿なるにあらず。春に遭うときはすなわち栄え華さ
く」というものがあります。

冬枯れの樹木もいつまでも枯れてはいない。春になれば花も咲く、とい
う意味だそうです。これに、「増(かさ)なれる氷、何ぞ必ずしも氷な
らん。夏に入るときは必ずとけ注ぐ」と続き、厚い氷でもいつまでも凍
ったままではなく、夏になればとけて流れていくと教えています。

何事も、時がくれば必ず変化をします。常に一定ということはありませ
ん。私たちを取り巻く環境も同じです。そして、そのような中でさまざ
まなことに挑戦しています。

しかし、時にはつまずくことがあるでしょう。あるいは、社内外の人間
関係に悩むこともあるかもしれません。

このように、どうも心や体の動きがおかしいな?と感じた時には「今日
一日だけ」と考えてみたらいいとも説いています。「今日一日だけ会社
で明るくふるまってみよう」と。

今日一日だけなら動けるのではないでしょうか? そして一日が終わっ
て「なんとかやれた!」と感じ、翌日もまた「今日一日だけ」、さらに
その翌日も「今日一日だけ」と。

こんな思いで日々過ごしていくことはそんなに難しいことではないと思
います。

「変化」の大きい世の中で、一気に物事を解決・克服する妙案を編み出
すことができればそれに越したことはありませんが、一方でまずは「一
日だけ踏み出す」ことで自分の心や体が動き始めることを実感すること
も大切だと思います。地道に・・・。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

        ――― 新協創フィールド ―――
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春のあたたかい日差しを感じながら、お花見を兼ねた散策を楽しんだ人
も多いかと思います。このメルマガの発行日には入社式を終えた新人ら
を迎え、いよいよ新しい期に向け本格始動モードに入ったことを実感し
ている人も多いでしょう。

今中期は2年間の短期決戦です。昨年度から準備してきた活動に拍車を
かけて大きな成果を手中にしたいですね。

さて、五十鈴グループには「協創」という言葉がすっかり定着し、組織
の枠を超えたさまざまな活動が常時展開されるようになりました。協創
は何かを得るための手段の一つです。「単独」から「協創」へとプロセ
スを変えることによって、これまでと異なる多くのことを私たちは学ん
でいます。

異なる視点や見識を得ることによって、成したいことの拡がりや深さあ
るいはさらなる将来性が見えてくる、あるいは自前で行うよりも品質や
スピードが圧倒的に異なるといった経験をしていると思います。

私自身も協創プロセスを通してその価値について多くのことを体感して
きましたが、今現在の協創レベルではダメだなと最近よく思うのです。
自分たちの成したいことの次元をもっと大きなものにしないと、結局小
さな成果物しか得られないからです。

成したいこととは、こんなサービスができるようになりたいというよう
なレベルを超えて、本気で世の中にこんな影響を与えられる存在になり
たいという状態をありありと自らの意志で描けていなければダメだと思
うのです。

それが見えてくると成したいことの次元が変わり、協創したい相手も変
わってくるのです。自分の概念を超えさせてくれる協創パートナーや協
創そのものを進化させることが必要な段階にあると考えています。

アイコミの今年度の基本方針概念図のベースにある考え方は「オープン
・イノベーション」です。私たちが培ってきたナレッジ・ノウハウをお
客さまの成したいことに対して今まで以上に間口を広げて活用していた
だくとともに、私たち自身のイノベーションにも大いに参画してもらえ
る関係性に進化させ、イノベーション・ネットワークで新たな世界を広
げていこうと思っています。

テーマの大小を問わず、私たちのWillに共感してくれる組織や人々
とのオープンな協創を生業そのものにしていきたいと考えています。

ちなみに、今年の新人研修は拠点のメンバーも講師やスタッフとして参
画し、共に行いました。事前にセミナーを受講し私たちのノウハウや考
え方を体得してもらい、先輩社員という立場だけでなくプロとして臨ん
でもらいました。

今後外部でも通用するスタッフとして活躍してもらおうという試みです。
現地でその姿を見ましたが、なかなか魅力的でこれからが楽しみです。
部門を超えた補完や助け合いはもはや当たり前です。協創のテーマとフ
ィールドを共に拡大しながら、新しい世界を見いだせる1年にしていき
たいと思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2015.4.01 全員参画型社内報制作ドキュメント
                  「社内報[in]制作の現場」更新
      ⇒http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

2015.4.01 WEBマガジン「五十鈴変革の今」更新
      ⇒http://www.isz.co.jp/ir/

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.607〕は、2015年4月9日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

4月は、新入社員を迎えたり、新しいスタッフ体制になったり、さまざ
まな変化のきっかけが見え始める時期だと思います。
この時期にこそ、次なる目標に向けて一気にロケットスタート、といき
たいところですが、そこは1年という長丁場を考え、ペース配分も戦略
的にとっていくことが大事ではないでしょうか。
今期の目標を今一度想起して、ゴール目指してチャレンジしましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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