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五十鈴メールマガジン〔No.607〕花冷えの日々
配信日時:2015/04/09 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.04.09発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.607≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
             このところ関東は

           ぐずついた天気が続きます。

         桜も雨で相当散ってしまいましたが

        週末の休日には、たまにはゆっくりと

         外に出て自然のなかで癒されるのも

           良いのではないでしょうか。

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☆No.607 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_花冷えの日々
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_地場の企業に学ぶ(山田常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_花粉症(牛島社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 花冷えの日々 ―――
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鈴木貴士です。

桜が満開になり、春爛漫と思いきや天候が不安定になって、一気に暖か
くなるとはいきませんでした。所謂、「花冷え」ですね。「花」という
と俳句の世界では「桜」のことになるらしいのですが、桜の咲くこの時
季に陽気が定まらず、一時的に寒くなることをいうのですね。

アベノミクスのほうもなんとなく「花冷え」現象で、景気も一気に良く
なっているとは思えません。特にわが業界はパッとしませんね。対面業
界は円安効果などで収益的には潤っていますが、私たちの業界ではお客
さまの国内での生産が減少する一方で、支出のほうはすべて値上がり傾
向で収益的に厳しい状態が続いています。

五十鈴グループもそういう状況のなかで年度決算を迎えましたが、まだ
最終的な結果は出ていませんが、全員参画経営で健闘してくれたと思っ
ています。

株主サイドからみれば株主利益の最大化には程遠いかもしれませんが、
数量的に苦戦を強いられるなか、収益的にはほぼ計画通りの成果が収め
られたのではないかと思っています。

スチールサービス部門の売り上げは、どうしてもお客さまの数量で収益
は左右されます。しかしお客さまもマーケット環境やグローバル展開の
推進により、こちらが思っているような売上トン数になりません。

そして軽量化の潮流はどんどん進んでいますから、放っておけばどんど
んトン数が減っていくのは当たり前のことです。

ですからこちらとしては、まずは柔軟な組織構造にして、固定費をなる
べく変動費化させることが重要ですが、それよりもトン数に左右されな
い収益構造を目指していくのが一番いいのですが、なかなか難しいのが
現実です。

特に21世紀に入り、「フル・フル・21」を掲げ、フル生産・フル操
業でリーマンショックまで、ATOMと工場の自動化で一時は150万
トン体制で数年続くのではないかというぐらい大躍進が続きましたが、
好事魔多し、その例え通り一転、世界同時金融恐慌で数量は落ち込み、
未だ完全に元には戻りませんし、戻らないのを前提にものを考えなくて
はなりません。

もちろん全員営業で販売を強化して、ある程度の数量を確保しています
がここは「全員参画経営」で、数量を追うのではなく収益にこだわって
いかなくてはなりません。

と言っても、収益は経営目的ではなく、制約条件です。経営の目標は需
要の創造であり、新しいマーケットの開拓です。

そういった意味からは、数量で苦戦が続く拠点がさまざまな知恵や工夫
で、新しい考えやパフォーマンスを見せてくれたことが、昨年度の成果
だったのではないかと思っています。

それも歯を食い縛ってという悲壮感ではなく、IOC活動を通して楽し
んでやってくれたものと思っています。拠点のみならず、「魅せるショ
ールーム」の集大成として、丸の内本社には「五十鈴グループのショー
ルーム」が完成しました。

こちらに来ていただければ五十鈴のすべてがわかる仕組みになっており、
お客さまの知りたいこともやりたいこともカスタマイズされ、具体的な
事例とともにわかっていただくことができます。

そして、その臨場感や現場感が求められれば、そこから目的に合った現
場のショールームにご案内することもできます。「花冷え」は短いもの
です。五十鈴グループも立ち止まっているわけにはいかないのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

        ――― 地場の企業に学ぶ ―――
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新中期がスタートし、どのサービスセンターも成果創出に向けロケット
スタートしたのではないかと思います。

さて最近、駅や街角で初々しい新入社員の姿を見かけます。新入社員に
は、一日も早く仕事を覚えて、会社に貢献することが求められています。

では、今の段階で新入社員がどんなが貢献できるかというと、新人にし
かない力「職場の空気を変える力」があります。職場に新鮮な空気を吹
き込み、先輩に新人時代を思い出させ、新鮮な気持ちにさせることがで
きます。

その新人力を強みに、わからないことは堂々と尋ね、一つひとつの仕事
を謙虚に身につけていってほしいと考えます。また先輩社員はそんな新
人の謙虚な姿を見習い、新たな気持ちで仕事に取組み、相乗効果を生み
出してほしいと思います。

そしてベテラン社員には新人に対し、五十鈴が大切にしている創業精神
を実践で伝えていく責任があると思います。五十鈴は歴史を大事に常に
進化し続けている会社だからこそ、ベテランが存在感を行動で示す責任
は重いのです。

話は少し変わりますが、法事で故郷へ戻った時、以前メルマガでも紹介
した「こうじ屋ウーマン(浅利妙峰)」さんに会うことができました。

彼女は、日本の発酵調味料を支える糀の活躍の場を、もう一度家庭の台
所に戻したいと一念発起し、自らを糀屋ウーマンと名乗り、講演会や料
理教室などを通じて、糀文化の普及と伝承に心血を注いでいます(その
活躍はNHKの番組「プロフェショナル」でも紹介されました)。

江戸時代の書物からヒントを得て、現代の調味料として甦らせた「塩糀」
は一大ブームとなりましたが、最近はちょっと下火になった感があり、
心配していました。

しかし、今でも砂糖の代わりに用いる自然な甘みの「甘糀」(フジテレ
ビでも紹介され、大きな反響をいただいているとのことでした)や、隠
し味として重宝がられる風味豊かな「だし糀」など、独自の糀を使った
製品の研究を続けているそうで安心しました。

今でも、世界中から見直されている日本の食文化ブームを背景に「世界
中の人のお腹のなかから元気にしあわせにしたい」との想いで日本中、
そして世界各国を飛び回っているそうです。

還暦を過ぎてもなお「感謝・謙虚な気持ち」を持ち続け、向上心・挑戦
心を持って活躍を続けるお姉さまは、かっこいいと思いました。

五十鈴東海は今中期CC事業を極め、新たなダントツ価値を創出してい
きます。そのためにも私自身、浅利姉さんには負けられないと改めて今
回の帰郷で思った次第です。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_牛島社長

          ――― 花粉症 ―――
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花粉症という言葉を聞くだけで鼻がムズムズしてくる人も多いと思いま
すが、私もその一人です。

花粉症の患者数は近年増加の一途をたどり、スギ花粉症だけで1,50
0万人以上、日本の花粉症総人口は2,000万人以上、5人に1人は
花粉症ともいわれ、今後も増加する傾向にあるそうです。

日本で最初に確認された花粉症は、1961年にアメリカから持ち込ま
れたといわれているブタクサによるものでした。この報告を機に日本で
の花粉症の研究が本格化し、1964年にはスギ花粉症が報告され、こ
れ以降さまざまな花粉を抗原とする花粉症が次々と報告されるようにな
り、今では50種類以上の原因植物が確認されています。

1960年代は花粉症といえば、ブタクサ花粉症のことで典型的な秋の
症状でしたが、1980年以降はスギ花粉症が主流となり、春の症状と
なってきました。近年は人間以外の動物にも花粉症の症状が確認されて
います。

私が花粉症を発症したのは今から5年前の春、近所の商店街を歩いてい
るとき、急に鼻がムズムズして鼻をかんでも効果なく、仕方なく近くの
薬局で花粉症の薬を購入して飲みましたが殆ど効果なく、マスクをして
その場所から立ち去りました。

まさか自分が花粉症になるとは夢にも思っていなかったので、かなりシ
ョックでした。一度発症してしまうと治る事がないので、当時の勤務地
の小山に戻っても外にいると鼻がムズムズして我慢できず、近くの病院
に行き検査をしてもらい、処方してもらった花粉症の薬を飲んで治まり
ましたが、それ以降は毎年3月頃より薬のお世話になっていました。

今年は1月より最近流行っているドリンクタイプのヨーグルトを飲み、
マスクをして花粉症対策をしていますが、少しは効果があるような気が
します。

全く大丈夫という訳ではありませんが、病院で処方されていた薬を飲ま
なくても症状が軽くなったような気がします。花粉症は一度なってしま
うと完治が困難なので、今後も症状があまりでないようにいろいろ試し
ていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.608〕は、2015年4月16日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年の春は花見をしましたか。1年のこの時期は、忙しさとぐずつきが
ちな天候と短い桜の開花期間との兼ね合いで、なかなかゆっくりと鑑賞
する機会が少ないものですね。それでも通勤の電車のなかから観る桜の
花盛りには毎年癒されているものです。
同時に、日々健康に暮らせて、仕事をする機会があり、生かされている
自分を実感することで、世の中に感謝の気持ちを持つことが大事だと気
づかされています。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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