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五十鈴メールマガジン〔No.453〕先生から孫への手紙
配信日時:2013/08/30 17:00
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.02.23発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.453≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

        幼い頃にお世話になった先生や友人の

         アドバイスは大変貴重なものです。

         大人になった今こそ読み返して

       改めて自己を見つめ直したいものですね。

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☆No.453 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_先生から孫への手紙
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_IOC成果発表会の真っ最中(壁屋専務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_天命追求&目標達成(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 先生から孫への手紙 ―――
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鈴木貴士です。

私の子供2人は、所謂お受験をしたのですが、その際塾に行っていまし
た。その先生がとてもいい先生なので、孫にもその塾へ行かせようと思
っていた矢先、息子が海外転勤になってしまったので、資料や宿題など
で遠距離教育をしてもらっています。

今回、先生からのメッセージが素晴らしいのでご披露したいと思います。
手紙はすべてひらがなだったのですが、大人が読むと読みにくいので、
私が勝手に漢字で書き直しました。

「皆さん、これからは自分の仕事や仕度・約束・宿題など、自分のこと
は人に頼らず進めたいですね。でも、急に任されてもなかなかできませ
ん。ですから、これからのおけいこで自分に任されたことをしっかり進
めるとはどういうことか、練習していきましょう。

まず、説明の聞き方が大切です。後から教えてもらおうと思っては、自
分の力が出せませんよ。一人でやるのだと強い気持ちで聞きましょう。

次に、仕事をする時のことです。説明はどうだったかな? と、いつも
注意深くやりましょう。覚えたからと油断をすると、大抵困ることにな
ります。

最後に、自分の仕事を確かにやったかを、見直しましょう。そうすると、
うっかり間違いなどを防ぐことができます。

どうしても分からなかったり、おかしいなと思ったら、質問をして確か
めましょう。よく分からないまま平気で続けることは、良いことにつな
がらないと知ることはとても大切です。

これからのおけいこでは、自分で注意しなければならないことがたくさ
んあり、良い練習になりますから、嬉しく取り組んでください。

『歌の書き写し』は一つも間違えずに仕上げなければなりません。勝手
に思い込んだり、覚えたと思ってよく手本を見ないことなどが失敗の原
因になります。いつも細かく注意しましょう。

『暗唱』はただ覚えるのではなく、こういう時は、どんな気持ちかな?
とそのつもりになれることが大切です。また、スピードを出しすぎず、
じっくり味わって発表しましょう。

『感想』は自分の思ったことを、なぜそう思ったかまで書けていると、
読む人は楽しいものです。自分の気持ちを人に分かってもらうことは嬉
しいことですね。

この歌の仕事で、一番大変なことは、自分がどこまでどのように仕上げ
ているのか、いつも知っていることです。そのために『記録表』がいく
つもあります。全部の『記録表』にきちんと印をつけることは、とても
大切です。なぜなら、一つに記録すると安心して、後は忘れてしまうも
のだからです。

どれもこれも同じように記録できる良い習慣を手にいれましょう。

この仕事は、初めはとても大変ですが、自分のためだと思って取り組ん
でください。

らくらくあれにもこれにも気持ちがかけられて、すばやく仕上げられる
ようになると、パワーが増して、考える力がぐんぐん増えます。そして
人の役に立つ、頼りになる人に育ちます。

人に喜んでもらえることができるなんて、ワクワクしませんか。」

どうです! 私が五十鈴に入った頃、先生とお話しをしましたが、私は
会社のこと、先生は子供たちのことで頭が一杯で、ストレスがたまり、
爪をお互い噛んでいたので意気投合したのを今でも覚えています。いい
先生とのめぐり会いはいい人生のスタートですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_壁屋専務

     ――― IOC成果発表会の真っ最中 ―――
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1年って早いものですね。今期のスタートは大震災後の大変な状況でし
た。どうなることやらと内心びくびくしましたが、何とか自動車の生産
活動が軌道に乗り、弊社もほぼ予定通りの業績が残せる状況となってい
ます。

東日本の震災復興は遅々として進んでいないような気がします。政府の
対応が遅すぎるのではないでしょうか。

いろいろな復興に対する国や民間のプロジェクト組織が活動しています。
今週は新聞に、政府が銀行で10年以上お金の出し入れがない「休眠口
座」の預金を被災地支援に使うことを検討するという話が出ていました。
休眠預金は、毎年800-900億円発生しているというのも驚きです
ね。

国会内でどんな議論がされているか詳細は分かりませんが、新聞やテレ
ビでの報道は三面記事的報道要素が多く、本当はどうなのかよく分かり
ません。

震災直後の日本各地や海外からの支援は大変大きな反響を呼んだもので
した。今は復興があまり進んでいないようですね。

「踊る大捜査線」の青島刑事が言っていた「事件は現場で起きているん
だ」ということなのですね。ですから、震災復興を進めるのであれば、
政府は政府機関を東北の現場に置くべきですよね。いろいろな議論は福
島でやるとか、岩手でやるとか。

我々の仕事においての活動もやはり、「事件は現場で起きている」ので
すよ。机上の議論も必要ですが、現場へ行って、見て、肌で感じて、相
手と話す。言い古されていることですが、最近特に思うことです。

今週五十鈴では、IOC成果発表会の真っ只中です。これこそ、現場で
の事件をどのように捉えるのか。また今後の拠点の経営にどのように活
かすのか。お客さまとの協働が始まるネタが満載だと期待しています。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

       ――― 天命追求&目標達成 ―――
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IOC成果発表会最中の寄稿となります。3ヵ年の最終年度を締めくく
る場として皆が集中して発表する姿に触れながら、次なる3ヵ年にまた
どのような進化をするのか思い描いています。

幼い頃、「大きくなったら何になりたいの?」と誰もが幾度となく聞か
れた質問です。自分自身を振り返っても、その時々によって幾つもの選
択肢があり、オリンピック直後ならスポーツ選手であり、優しい先生に
出会えば先生となり、飛行機に乗って海外を旅したいと思えばスチュワ
ーデスでありと、いくつの職業に憧れたか数知れません。

でも、思い通りの夢を実現する確率はかなりハードルが高く、イチロー
選手のようにうまくできないのが現実です。

先日「致知」を読んでいたら、そんな疑問を解消してくれる内容に出会
いました。

「人には目標達成型と天命追求型がある。目標達成は、まさに夢実現の
ために頑張る人のことを言う。

天命追求型とは、将来の目標に縛られることなく、自分の周囲の人の笑
顔を何より優先しながら、今自分が置かれた環境でベストを尽くす人を
言う。それを続けていくと、天命に運ばれ、いつしか自分では予想もし
なかった高みに到達するという考え方。

その典型は秀吉。天下統一を目標としていたわけではなく、百姓から小
者・足軽・侍となり自分に機会を与えてくれた信長に一心で応えようと
した結果、天下人という天命に導かれて関白の座に上りつめた。

成功を収めたというタイプには確かにこの2パターンが存在する」とい
うものでした。

私自身は物心ついた時に描いた夢とは、かけ離れたところに今存在して
います。無論、会社の経営に携わるという夢は描くこともありませんで
した。

でも、若い頃漠然と夢見ていた状態より、紆余曲折、波乱万丈、色々あ
りましたが、はるかに満足のいく豊かな人生を歩んでいることに感謝し
ています。

天命は誰にも授かっています。それが強い流れをつくってくれるかどう
かは、その人自身がたとえ目先のことであれ、何かのため、誰かのため
になろうと必死になって頑張ることで、自分が予測することもできなか
ったもっと大きなものに出会える可能性を高めていることなのかもしれ
ません。

だから、天命を追求することで大きな目標が達成できるようになるので
すね。2つのパターンではなく、ANDの発想です。「お得意さんに誠
意をつくそう」「世のため人のために仕事をする」五十鈴の社訓や価値
観は、その大切さをわかりやすく示しています。

IOC活動もその一環です。多くの方々に喜んでもらえる価値を必死に
考えて創り上げて、たゆまね努力を重ねていくことで、きっと私たちが
今予測できない夢へと天命が運んでくれるものと信じています。新しい
扉を総力を挙げて開いていきましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.454〕は、2012年3月1日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

五十鈴では今IOC成果発表会が行われておりますが、今回の発表会は
来期からの組織再編も視野に入れて、いつもとは違った展開となってい
ます。特に直近では来期以降の方向性を描きながら進めていくため、あ
れもこれもとなりがちですが、グループの10年後のビジョン「Wil
l-Navi」を基に、自分たちの描いた将来像をしっかりと見据えて
いくことが改めて重要だと思います。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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