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五十鈴メールマガジン〔No.608〕なめんなよ!
配信日時:2015/04/16 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.04.16発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.608≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
         4月がこれほど雨の降る月だとは

         あまり思っていませんでしたが、

         時折晴れる日がなによりもうれしく

           感じる今日この頃です。

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☆No.608 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_なめんなよ!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_つけ麺の父の成功事例に学ぶ(黒田常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_お花見(新川社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― なめんなよ! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

よく言われることですが、このメルマガで自分のことを赤裸々に書き過
ぎではないかと指摘されます。確かにそうかもしれませんが、「面白く
て、ためになる」にはその方が良いと思って、スタンスを変えていませ
ん。

先週も私の弱みのようなことを書いたら、「あのようなことを書いて、
社員になめられませんか?」と聞かれました。私は今までの経験上、な
められるなら、怖がられたほうがまだましだと思っています。

ともかく、なめられたらおしまいです。組織は秩序を失い、規律は乱れ
ます。怖がられると、悪いことは隠蔽され、面従腹背のようなことが多
くなります。トップの顔色ばかり見る組織になって、自由度はなく、自
律できません。

ですからその塩梅が難しいのですが、自由でいながら自律し、トップに
ある種のヘッドシップが効いている状態が一番いいと思っています。

その一番良い例が、畏れ多いことですが天皇陛下だと思います。陛下や
皇族の方々に我々日本人は敬意を払い、暮らしています。

災害等、事が起きた時の陛下のお言葉や視察されお話をお聞きになるお
姿を拝見するだけで、有り難い気持ちになります。

日本の天皇にはもともと統治という概念はなく、国を治めるということ
は「シラス」「知る」ということで、国民のことを良く知り、同情し、
祈るということであり、それを開国し近代国家になるべく、西洋文明が
大量に入り込むなかで憲法を制定することになり、明治憲法では当ては
まる言葉がないので、天皇が国を「統治す」というように意訳してしま
いました。

論語にあるように、徳を持って治めるという概念が日本人のDNAだと
私は思います。それは聖徳太子の「十七条の憲法」や明治天皇の「五箇
条の御誓文」を見てもわかります。

決して独裁ではなく、和というものを大切に、人々の意見を良く聴くと
いう素晴らしい概念です。「西洋の民主主義」というものを突き抜けた、
日本の治国の考え方がそこにあります。

そして神道や仏教、儒教というものをすべて受け入れるということで、
思想的にも柔軟なものになっています。

さて、このメルマガの話に戻りますが、私は自分という人間を通して、
その物の考え方を伝え、尋ねるということをしているのだと思います。
魔女やドルチェを通して、日常に起きる平和な出来事のなかで、さまざ
まなことの問題提起や受け止め方が表現できるのだと思っています。

ましてや、私は悪いところや弱いところが数多くある人間です。それで
も今まで一生懸命考え抜いて、人々と会社を経営してきました。そして
そういうことを伝えるべく、昨年も「代表塾」を開講し、拠点の若い人
々と接してきました。

ですからそういうなかで、「働く人々の成長」ということが私の一番求
めていることです。そういう私に対し「なめている」人がいるとは思っ
ていません。いるかもしれませんが、それでも構いません。何故なら、
その結果は見えているからです。

「因果応報」やったことは、必ず戻ってきます。やさしい人をなめたり、
怖い人には言われるままに従ったりでは好ましい組織文化は醸成できま
せん。

明るく、厳しく、自然に振る舞って、秩序ある日常が過ごせる。「元気
・笑顔・素直」が当たり前のこととして行動できる。このような会社を
目指してきましたし、そのための広報としての役割がこのメルマガにあ
ると思っています。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

     ――― つけ麺の父の成功事例に学ぶ ―――
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新年度が始まりました。五十鈴中央の今年度の基本方針は「中央シナジ
ーの進化」、キャッチフレーズは「未知なる力を生み出そう」です。

2年間と短くなった新中期の1年目として、シナジー領域を拡大進化さ
せ、今までに無い新たな力を生み出していく1年としていきます。

また、ビジネスラボラトリーのさらなる推進に向けて、バーチャル組織
としてビジラボ推進室を立ち上げたり、大和SCをライン別チームから
機能別チームへと体制を切り替え、新体制のもと新たなビジネスや新事
業につながるマーケットを創り出していきたいと思っております。

話は変わりますが、私はつけ麺が大好物で、よく昼食や夕食につけ麺を
食べに行きます。そのつけ麺考案者の「大勝軒」の山岸さんが先日、お
亡くなりになりました。

聞くところによると、山岸さんが修業時代にラーメンの麺を湯切りした
際にざるに残った1、2本の麺をためておき、「まかない」として湯呑
のスープに浸して食べていたものから新たに考案、商品化したものがつ
け麺になったと聞いています。

また、弟子をとることを拒まず、多くの弟子を短期間で育成して暖簾分
けすることで各地に暖簾分店が増加し、急激につけ麺が世に広まり、つ
け麺のマーケットを創りあげました。

さらに暖簾分けした店からは暖簾の使用料などを一切取らずに、麺スー
プなどを大手食品メーカーから販売させてビジネス化したそうです。

山岸さん本人はあまり金銭的な欲は無く、弟子のために大勝軒やつけ麺
を広めることが目的だったようですが、真剣に思考した成果だったと思
います。

私も各地の大勝軒に行き、食べ比べをしました。特に「群馬大勝軒」に
はよく通いました。山岸さんのご冥福をお祈りします。

今各拠点では、新中期の2年後のゴールに向けたIOCのキックオフが
開催されている頃だと思います。五十鈴中央でも先週、大和・青梅SC
のキックオフが開催され、ロケットスタートが切れるように各チームと
もしっかり準備をして臨んでいましたが、まだ前中期からの延長線上的
な思考から抜け出せていないように感じます。

会社でも仕組みや体制を変えていますが、やはり社員一人ひとりが真剣
に考え、新たなチャレンジをしていかないと、世界観を変えたり、未知
なる力を生み出すことはできません。全員で、新中期の目標達成ができ
るように頑張っていきましょう。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

          ――― お花見 ―――
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東京ではすっかり桜も散り、木々に新しい芽が出はじめました。

IMSでは、勤務場所が離れていたり、一人でサービスセンターに常駐
しているメンバーもいて、同じ会社でありながらもなかなか交流を持て
ない職場環境にあります。

そのような中、もっと仲間意識を高めたい、楽しく仕事をしていきたい
という思いもあり、若手社員の発案で、東京・関東・中央の社員が集ま
った花見が先日行われました。

さまざまな場所から社員が集まってきますので、交通アクセスを考えて
隅田公園で行いましたが、ここは、江戸時代に8代将軍・徳川吉宗が桜
を植えたのが始まりとされ、約640本の桜が植えられています。

当日は、満開~散り際のタイミングだったこともあって、多くの人出で
賑わっていました。また、この日は、約半年ぶりに“皆既月食”が観察
できるということもあって、ニュース番組の取材・インタビューもあり、
私たちの姿が全国放送で流れたのも、共通の思い出として笑い話の一つ
になりました。

今期のIMS基本方針は、「創造性の発揮」。特に、人とは違うことを
考えよう、今までとは違うことをやっていこうと話をしています。今回
の花見のようなものも、そのベースとなる風土醸成の一つだと思ってい
ます。

いつもと違うことをすることで、新しい発見ができるし、変化を楽しむ
ことができるようになります。また、ちょっとした変化の積み重ねが、
大きな変化に結びついていくこともあります。

「創造性は、才能ではなく習慣」という思いで、新たな価値の創造に向
けて、創造的な思考を習慣化していく一年にしたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.609〕は、2015年4月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今期五十鈴グループ各社は2年間という中期経営計画での1年目を迎え、
例年以上に1年目の重要性について言及されることが多くなりました。
そこで今年度をこれまでとどのように変えていくかが鍵となってきます。
これまでどおりしっかりと業務をこなすことは勿論大切ですが、やはり
経営者・社員が一丸となってこれまでの発想や価値観を変えて、ゴール
に近づいていくことが重要になってくるのは間違いないと思います。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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