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五十鈴メールマガジン〔No.614〕世界観
配信日時:2015/06/04 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.06.04発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.614≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
            五十鈴グループでは今、

        拠点社員総会が各地で行われています。

          前年度の振り返りと本年度の

        目標共有をしっかりと行い、20日の
  
         グループ社員総会に臨みましょう。

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☆No.614 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_世界観
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_GVCの実現に向けて(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_イメージトレーニング(臼井社長)
┃
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【代表メッセージ】

           ――― 世界観 ―――
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鈴木貴士です。

五十鈴グループの拠点社員総会が始まりました。その流れを受けて、6
月20日のよみうりホールでの「五十鈴グループ社員総会」本番へと続
くわけですが、今年度のキャッチフレーズは「世界観を変えよう」とい
うことで各地の総会で講話をしているのですが、これがなかなか難しい。

そこで、このメルマガで少し補足の解説をしてみたいと思います。「世
界観」という言葉を調べてみると、Wikipediaには「世界観と
は、世界を全体として意味づける見方のことである。人生観より広い範
囲を包含する。単なる知的な理解にとどまりはせず、より情意的な評価
を含むものである。情意的な面、主体的な契機が重要視される。」とま
ず書いてあります。

特に後半部分が気になりますね。「自分の気持ちの部分」が重要だとい
うことでしょう。要するに世界があって自分があるのではなく、自分の
主体的な気持ちをどう広げていくかということではないでしょうか?

五十鈴流にいえば「Will」の拡大ですね。さらに概説(編集)では
「世界観とは、世界の意味を問うもので、たとえば『この世界は私にと
ってどんな意味があるのか』『この世界で私はどのような役割を果たし
てゆくことが期待されているのか』『世界の中で人間はいかなる役割を
果たせば意味があるのか』などの問いに答えようとするものである。

したがって、世界観とは、世界に対する態度およびその表明であるとみ
なすこともでき、人生観や実際の生き方と結びついている。さらに『世
界観』を背景にして『理想』や『善』などの意志的側面、行動原則など
実践の指針が与えられる。(以下、略)」ということです。

どうです、なんとなくわかってきたような感じがするでしょう。そうで
す! こういう世界がこう変わるから、世界観を変えなくてはならない
ということではなく、自らの意志で目的的に世界観を変えていく、拡大
していくということなのですね。

5年前の2010年「長期経営目標、Will-Navi」で、五十鈴
は10年後の2020年までに「グローバル・バリューセンター」を目
指すという目標観を明示しました。といっても、具体的なものではなく
漠然としたものでした。

暗中模索の中から5年間、我々はさまざまな活動を通して、その目標観
に近づいてきました。昨年度は「Change The Energy」
というキャッチフレーズで、仕事そのものに与えられている力の源泉を
変えていこうと「価値創造力の向上」に挑戦してきました。

そして、今中期では「グローバル・バリューの創出」ということで、5
年前に「未来協創概念図」に掲げた基本方針「グローバル・ブランドへ
の進化」を実現すべく、新中期のスタートを切りました。

2年間しかない今中期の本年度は基本方針を「価値への進化」とし、グ
ローバル的に「世界観を変えよう」ということなのです。そして、「ス
マートな地球市民へ」というサブタイトルも付いています。

五十鈴は「ビジョナリーカンパニー、時を超えて繁栄し続ける会社」を
目指しています。「グローバル・バリューセンター」の実現はその過程
です。5年前はイメージがあまりわかなかったものが、現在ではかなり
具現化され、全員参画経営につながっています。

「魅せるショールーム」も充実し、丸の内の東京本社にもショールーム
が完成しました。本番の社員総会では理屈ではなく情意的に楽しいもの
にしていきましょう! 楽しみです!


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

       ――― GVCの実現に向けて ―――
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6月に入りましたが、真夏のような暑さが続いております。先月は気温
として統計を開始した1867年以降で最も高い気温になったそうです。
水分補給はもちろんですが、栄養補給や休息をしっかり取り、各自で熱
中症対策をしっかりと取って体調を崩さないように十分注意をしてくだ
さい。

さて、6月のグループ社員総会に向けて、先週の日曜日に総勢100名
を超える社員が小山SCに集まり、五十鈴関東の拠点社員総会を開催し
ました。会の前半では前中期戦略の振り返りとして、自社・自SCの成
果・価値・組織進化の検証を行いました。

サービスセンターになりきることを目指して、各人や組織のパラダイム
がどれだけ拡大・転換できたのかを「Willの捉え方」「協創」「ワ
ークスタイル」の観点で、各SCの具体的事例や社員のエピソードをま
じえて対話形式で振り返りました。

こうして自分たちが目指して取り組んできたことを正しく振り返ること
はとても大切なことだと感じますが、取り組んできたことに満足するだ
けでなく業績成果へのインパクトがどうだったのかを冷静に見ることも
重要だと気付いた社員が多かったのではないかと思います。

挑戦的でアグレッシブな取り組みは聞いていて楽しいですしワクワクも
しますが、最後は結果が問われるので、そのあたりは新中期ではしっか
り意識しながら進めていくことが必要になります。

会の後半では長期経営目標のWill-Naviに掲げる「グローバル
・バリューセンター(GVC)」に向けて、グループ社員総会のテーマ
でもある「世界観を変えよう」に沿って今後のバリューセンター(VC)
パラダイムへの変革について議論を交わしました。

各人が自分の意思・志を持って、どれだけ世界観を広げて実践的な知を
生み出せるかがGVCへの実現には欠かせないと感じています。

CCにはCCの凡事があるようにSCにはSCの凡事があり、これを徹
底することでSCとして目指してきた企業像「マーケット価値協創企業」
に近づいてきたと感じています。新中期では、各人がパラダイムの変革
を図りVCの実現に必要な凡事を徹底して蓄積していくことがVCへの
基盤となるはずです。

ビジネスで実現したい世界観を拡大・共有して、GVCに向けたIOC
への転換をいち早く図り、新たな実践知を生み出して、お客さまやマー
ケット、業界のためになる価値を追求していくことがVCへの道筋にな
ると考えています。

新たな決意がみなぎるグループ社員総会にして、GVCへの確実な一歩
を踏み出していきましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

      ――― イメージトレーニング ―――
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6月に入りました。梅雨入りはまだのようですが、暑さも日に日に増し
ています。体調管理をしっかり行いましょう。

さて、6月といえば年に一度の社員総会が開催される月です。その序盤
戦として拠点社員総会が各所でスタートしています。例年通り代表が全
拠点を巡回し、検証と今年度の方針についてお話いただいている最中で
す。

今期はすでにスタートしていますが、改めて今期の位置づけやこれから
の私たちの進化にあたっての考え方や取り組みについて再認識する大切
な機会です。掲げられた方針の言葉の行間を埋める思考の深まりをそれ
ぞれができるようになることを期待しています。

五十鈴グループにいると、否応なしに未来について考える機会がたくさ
ん存在します。個人では毎年自分の3年後をイメージし、キャリアビジ
ョンを設定します。会社も同様に目指す企業像をイメージしながら長期
・中期・短期を思考します。

イメージするということは、スポーツの世界でも大事なことだといわれ
ています。アメリカの学者が、同じくらいの能力を持つバスケットボー
ルの選手3人に対して、一人は全く練習させない、一人は毎日シュート
を入れる状態をイメージさせる、最後の一人は毎日シュートを練習させ
るということを行いました。

数日を経て3人に実際にシュートさせたところ、全く練習をしなかった
選手は入る確率が下がりましたが、毎日練習をしていた選手とイメージ
だけをしていた選手の結果はほぼ同じだったそうです。成功する自分を
イメージすることによって、能力の向上が図られるということを示した
事例です。

成功した姿を自分の頭の中にイメージすることは皆にできることです。
将来を漠然と危惧するのであれば、自分の成りたい姿をイメージするこ
とにエネルギーを注いだほうが良いということです。

イメージすることが力となり、新たな思考と自信を生むのです。その姿
が頭の中でどんどん具体化し、鮮明になっていくことで今の行動や思考
が変わると思います。

この5年間でグローバル・バリューセンター(GVC)を自分なりにイ
メージすることにより、随分自分自身の考え方や仕事のとらえ方が拡大
したという人はたくさんいると感じています。

GVCそのものがこれだというものだと断定できませんが、それぞれが
イメージしていることをぶつけ合いそのイメージをより鮮明にし、これ
からの道筋を確認しあう段階に来ていると思います。

ちなみに仕事から離れたところでの私のイメージトレーニングは、落語
を聴くことです。噺を聴いていると笑いやほろりとくる感情と共に江戸
時代の町や家の中の様子、登場人物たちの表情や所作が頭の中に広がり
ます。

豊かな感情に包まれると、色々なことがまた違って受け止められるよう
な自分になっている気がします。「脳トレならぬイメトレで新たなエネ
ルギーを生む」。そんな風土を創り上げたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.615〕は、2015年6月11日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

グローバル・バリューセンターへの道筋が見えてきたという内容が、今
号の代表の原稿に書かれています。5年前にはまだ漠然としていたもの
が、より具体的にイメージされるようになり、自分たちの周りに5年前
とは違う姿や世界が見えてきているということです。それは一つの目標
に向かって、社員皆が注力してきたことの成果ではないでしょうか。
各社で今行われている拠点社員総会では、拠点ごとに成長の振り返りや
学びを整理していますが、その後20日のグループ社員総会に臨むこと
でさらにその学びを昇華させて、よりいっそうしっかりとした明快なビ
ジョンを思い描いて邁進していってほしいと願うところです。
                     
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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