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五十鈴メールマガジン〔No.454〕IOC活動の展開
配信日時:2013/08/30 17:00
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.03.01発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.454≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

        今期も残すところ1ヵ月を切りました。

     今期を振り返り、自分たちの成長を確認しましょう。

     そして、来期へ向けた計画と準備を進めましょう。

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☆No.454 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_IOC活動の展開

┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_明治神宮で見つけたもの(岩織常務)
┃
┃【五十鈴オートの現場から】
┃ ■_ジャンプの前の…(深井社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― IOC活動の展開 ―――
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鈴木貴士です。

今年度下期IOC(組織変革)活動の成果発表会が、先週行われ、SS
部門では小山五十鈴、その他部門ではBITがそれぞれ、最優秀賞を獲
得しました。ともに、イノベーションチームが選出され活性化された組
織変革活動だったと思います。本年度は中期計画(2009-2011
年度)の最終年度ですから、下期の結果はすなわち、今中期計画の成果
となります。

2008年9月のリーマン・ショックのあおりを受けて、2009年2
月にSS部門の売上重量が半減するという状況に陥りました。そういう
状況下で同年4月からスタートする中期計画をつくったわけですが、売
上重量120万トン、経常利益17億円と、その時としては挑戦的なも
のでした。

予想通り、お客さまの回復は早く順調に推移していきましたが、昨年の
大震災やヨーロッパのソブリン問題、タイの洪水の影響などで、結果的
に定量目標には若干届きませんでしたが、定性面の目標である「ビジネ
スリソースの充実」は達成したと思いますし、目指す企業像である「魅
せる未来協創企業」には、相当近づいたと確信しています。

それもこれも、IOC活動が充実したからで、一生懸命やってくれた、
五十鈴グループ社員全員にお礼を言いたいと思います。それぞれの拠点
の成果発表会もほとんど合格点をあげられる状態になってきました。

特にこの3年間は「コイルセンターからサービスセンターへ」というこ
とが強く意識され、テーマである「鋼板流通サービス業として、五十鈴
ブランドを高める」という活動ができてきたと思います。

協創という言葉が当たり前になり、それも、社内ではなく、お客さまと
の創造的なエナブリング力が構築される結果となって表われ、卓越した
マーケティング力となってきています。

工場営業から出発したものが、ここまで変革できるとは誰が想像できた
でしょう。3年間という時間は充実して過ごせば、このような発展がで
きるのです。

中期の3年間の話をするときに、私はよく孫の話をします。私の下の孫
はちょうど3歳になりますが、産まれた時から3年も経つと、言葉も話
すし、飛び回ることもできます。そして、新しいことができるとき、い
つも笑っています。

ヨチヨチ歩きができた時、言葉を話せた時、いつも機嫌良く笑っている
のです。これは小恍惚状態(ピーク・エクスペリエンス)が得られるか
らで、喜びながら子供はドンドン成長していきます。

これと同じ状態で、IOC活動もうまくいきだすと、セルフエスティー
ムが上がり、それが組織のエンパワーメントとなって好循環していくの
です。

「21世紀整合性モデル」で掲げた、組織文化の「エンパワーメントの
発揮」個人の「セルフエスティームの向上」はIOC活動の展開によっ
て達成されたのです。

さて、新年度からは五十鈴グループの組織も再編成され、新中期計画も
スタートします。何でも最初が肝心です。1年目である、2012年度
の基本方針「ソリューション事業の強化」を掲げて、良好な組織から偉
大な組織への挑戦が始まります。

「ビジョナリーカンパニー」の実現の旅に終わりはありません。「魅せ
る未来協創企業」も一つの通過点です。

次期中期の3年も、様々なことがあるでしょう。10月の新日鐵、住友
金属の合併はすぐそこまでやってきています。

変化に対応するのではなく変化をつくり出して、イニシアチブを取って
いくためには、IOC活動の進化・展開の強化が期待されるのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

      ――― 明治神宮で見つけたもの ―――
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2月初旬に明治神宮を訪れる機会がありました。日の出直後の早朝でし
たので、鼻の頭や耳たぶが痛いくらい寒かったのですが、ピリッと身も
心も引き締まるような荘厳な感じでした。

勿論、御社殿で参拝をしましたが、脇におみくじがあったので引いてみ
ました。皆さんは明治神宮のおみくじって、どのようなものか知ってい
ますか?

“大吉”とか“凶”といった運勢は書かれておらず「大御心(おおみご
ころ)」と書かれています。神や天皇に関することの最大級の敬語で、
「御祭神」(神社に祀られている神。明治神宮は「明治天皇」)のあり
がたいお考えやご恩徳高い御心(みこころ)のことだそうです。

私が引いたおみくじには、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の御歌(みう
た)で「慎独」(独りを慎む)という題となっていて、『人知れず思う
こころのよしあしも照し分くらむ天地のかみ』と歌っています。

これは「他人が見ていようがいまいが、悪いことをしてはなりません。
神々様は、すべてを見通していらっしゃいます」ということを言ってい
るのだそうです。

初詣で引いたおみくじは「大吉」でしたので、その時に逆に気を引き締
めたのですが、この明治神宮のおみくじでは、あらためて公明正大にあ
らんことを肝に銘じることができました。皆さんも初詣以外でも時には
明治神宮を訪れて(できれば早朝がいいと思います)、「大御心」を賜
るのもいいのではないでしょうか?

明治神宮ではもう一つ「一日一首 明治天皇御製(ぎょせい) 昭憲皇
太后御歌」というものにも触れることができましたので紹介します。

全部で31首、いわば“人間としての生き方”を天皇と皇太后が歌った
歌が一日おきに交互に記されているものですが、その中の一首に『さま
ざまの うきふしを経て呉竹の よにすぐれたる人とこそなれ』とあり
ます。

これは「努力なくして成功はありません!」ということを言わんとして
明治天皇が歌ったものだそうです。これでまた、これから自分がさらに
(しぶとく?)歩んでいく上で、あらためて自分自身に言い聞かせるこ
とになりました。

さて、明治天皇といえば、大変革を目指す新生日本の大方針を示した、
「五箇条の御誓文」を発し、さらに「教育勅語」を発して日本の教育方
針を明らかにされましたが、日本人にとって何が“大切なこと”なのか
を示したものだと思います。

日本人が先祖から受け継いできた豊かな感性と美徳が表され、人が生き
ていく上で心がけるべき“徳目”(「孝行」「友愛」「夫婦ノ和」「朋
友ノ信」「謙遜」「博愛」「修学習業」「知能啓発」「徳器成就」「公
益世務」「遵法」「義勇」)も述べられています。

これらの「一日一首」「教育勅語」「五箇条のご誓文」をまとめて一つ
に書かれたものが明治神宮の中にあり、手に入れることができます。古
くさいと思う方がいるかもしれませんが、それぞれの意味を研究してか
み締めてみて下さい。今の私たちにとっても大切なことですよ!

私にとって様々な発見のあった明治神宮ですが、皆さんも一度訪ねてみ
てはいかがですか?


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【五十鈴オートの現場から】_深井社長

        ――― ジャンプの前の… ―――
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寒暖の差が厳しい気候が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでし
ょうか。オートは期末に近づき車検台数も増加し満員御礼ですが、全員
で元気に仕事に打ち込んでいます。

先週はグループ各社の経営会議、そしてIOC成果発表会が行われまし
た。各拠点、各チームともこの1年の振り返りと活動成果を充分に発表
できたことと思います。

我々オートも中期最終年度を迎え、メンテナンスサービス創出企業への
変革を目指し、基本方針「経営資源の集中」のもと、運送事業者向け予
防整備の実現と、遠距離のお客さまにも対応が可能となる遠距離メンテ
サービスモデルの実現に向けて2チームで活動してまいりました。

11月よりお客さまの整備棟へオート社員が直接現地に常駐し、お客さ
まの車輌を日常点検から整備までのメンテナンスをリアルタイムで行っ
ております。これらの活動で、お客さま車輌の道中故障0件を達成する
ことができました。

いよいよ、本日、運輸局の事前審査を経て、車輌の分解整備が可能とな
る認証工場の認定が始まり、4月より本格的に認証整備工場として活動
を開始する予定です。

社員も手探りの中、「LG部門に貢献できる機能とは?」「法人の運送
会社に必要なこととは?」と自問自答し、お客さまと手を携え他社と差
別化が図れるサービス機能を開発してまいりました。

今回の中期の活動で、オートとしての槍(新しい法人向けサービス)と
盾(コンプライアンスメンテナンスを保証する組織体制)はできたと思
います。

今週は、次期中期に向けた戦略推進会議も開催され、グループ全体が次
年度に向けて本格的に始動いたします。オートも次年度は、着実に成果
にコミットする年度にすべく邁進してまいりますので、今後とも五十鈴
オートをよろしくお願い申し上げます。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.2.29 「2011年度 三菱商事新人受入研修」を実施 
       →http://www.isz.co.jp/news/2012/0229_000100.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.455〕は、2012年3月8日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

本年度最後の月となりました。この1年だけでなく中期計画の3年間を
振り返り、しっかりと自分たちの成長を確認したいものです。やはり、
3年前に掲げた目標にどれだけ近づけてきたのか、自信を持って語れる
ようになることが一番大事なことだと思います。その振り返りのもとに、
来期以降の中期ビジョンを確立させると共に、初年度となる2012年
への第一歩を4月1日からしっかりと踏み出していきたいものです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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