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五十鈴メールマガジン〔No.618〕さよなら、ドルチェ!
配信日時:2015/07/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.07.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.618≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        動物を飼ったことがある人にとって

        先立たれることは本当に辛いですね。

      それでも飼い主に大事にしてもらったことに

      動物たちは感謝しているのではないでしょうか。

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☆No.618 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_さよなら、ドルチェ!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_正解のない時代の経営(黒田常務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_振り返りの大切さ(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― さよなら、ドルチェ! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今週の日曜日、私の愛犬のグレートデーンのドルチェがついに逝ってし
まいました。最近は寝たきりでしたが、食欲もあり、まだまだいけると
思ったのですが残念です。

14歳の誕生日の一日前に旅立ちました。当日は家族全員が集まれない
ので、前日にお祝いをしようと近所のケーキ屋さんにドルチェの大好き
なバースデーケーキを注文しておいたのに、涙が出ます。

その日私はゴルフで、「昨夜はほとんど寝られなかったわよ」という介
護疲れしている魔女に「すまんなぁ」と言い、何か手招きしているよう
なドルチェに「頑張るんだぞ!」と珍しく声をかけて家を出ました。

最近のゴルフの調子は50を切れば嬉しいぐらいの出来だったのですが、
この日は前半からいい調子で、それでも48という平凡なスコアで前半
は終了しました。

午後になると何だかやたらに調子が良く、バーディーが出たりして、終
盤は3ホール連続パー、2オーバーというスコアで最終ホールを迎えま
した。

ティーショットはナイスショットでセカンドも2オンを狙っていったの
ですが、惜しくもガードバンカーに捕まりました。まあボギーでも、久
しぶりの30台で、ひょっとすると生涯最後の30台かもしれないなあ、
などと思ってバンカーショットすると、ピンから5メーター位の下りの
パットが残りました。

慎重にラインを読み、打ち過ぎないようにパットすると、ボールは少し
フックしてホールの左淵に止まりました。「惜しい!」というメンバー
たちの言葉から2秒ぐらいして、そのボールが右にストンと消えてしま
いました。

奇跡のような状態で、誰かが操作したようなシーンでした。このとき私
の脳裏にドルチェの姿が浮かんだのです。急いでロッカーに行き、メー
ルを見ると、魔女から「9時40分、ドルチェが身罷り(みまかり)ま
した」と送信がありました。

ショックでしたが魔女にお礼と労いの言葉を返信し、あのパットはドル
チェの挨拶だったのかなと思いました。家に帰ると、魔女と小魔女が悲
しんでいましたが、まあドルチェはよく頑張ったということで、献杯を
してドルチェのアルバムを引っ張り出して思い出に浸りました。

このメルマガにも何回登場したでしょう。倅が社会人になり、独立し、
寂しさを紛らわすために飼ったビーグルが突然死し、私はペットロスに
なり、富士のブリーダーさんから衝動買いした経緯はこの前も話しまし
たね。

その夜、九州の大魔女からお悔やみの電話があり、以前東京に来て仲良
くなったドルチェの訃報に残念がっていました。

私はその後、敬愛する伊丹十三監督の「お葬式」という映画のDVDを
観ました。「生と死」というものを改めて考えたかったからです。次の
日、ソウルの倅から7月1日で昇格したという喜びのメールが届きまし
た。

ドルチェが亡くなったのを知ると、「親父、大丈夫か?」と心配してい
ました。これも何かの縁ですかね。忘れられない、ドルチェ14歳の誕
生日の日です。

そして火曜日、ドルチェの葬儀が行われました。獣医の先生の紹介で、
品川のペット霊園で荼毘に付されました。私は仕事で収骨まではいられ
ませんでしたが、最後のお別れをしました。

用意された数珠をドルチェの前脚にかけ、最期は白い布を顔にかけてお
別れです。「ありがとう、ドルチェ! さよなら、ドルチェ!」、彼女
との13年の愛の暮らしは終わりました。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

       ――― 正解のない時代の経営 ―――
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社員総会も終わり、今期もすでに1/4が過ぎてしまいました。この四
半期で方向性や目標観の共有は十分できてきていると思いますが、全体
的には今期の活動がまだ上手く結果や成果には結びついていないように
感じます。

先日、五十鈴中央でも各課題の進捗を確認しましたが、目指すべきもの
が難しすぎるのか、正解があるのか無いのかわからないようなこともあ
り、活動自体が前中期からの延長線上であったり、具体的な行動ベース
に落とし込めきれなかったりと、あまり芳しい進捗ではありませんでし
た。

だからこそ、「ビジネス・ラボラトリー」によって実験的に、より正解
に近いと思われるものを新しく創り上げていくことが必要であり、今中
期はさらにスピード感も求められるため、連続的にアプローチすること
が重要になると思います。

以前、こんな記事を読んだことがあります。

日本では大学の最高峰である東大。しかし世界で見ると大学ランキング
のトップ10にも入れない。これは日本の大学は暗記で蓄積された知識
から一つの「正解」を導き出すことを重要視しているのに対して、世界
のトップクラスの大学ではさまざまな知識を活用して「納得解」を求め
ることを重要視している。

つまり、日本はたった一つの正解が存在するという前提でパズルのよう
な見本通りのパーツを早く正確に組み立てる処理能力が必要とされる、
「ジグソーパズル型」の20世紀成長社会タイプで、それに対して世界
では正解はどこにもない前提で手持ちのパーツを使い、発想力・想像力
を発揮して自由に完成形を創り出す「レゴブロック型」の21世紀成熟
社会タイプとのことでした。

私たちのビジネス環境も、この正解のない時代にすでに突入していると
思います。

正解探しをするのでなく、一人ひとりが自分なりの意思を持って卓越し
た納得できる解答を出し続けることが成果に繋がるのではないかと思い
ます。

残る9ヵ月間で目標達成できるように頑張っていきましょう。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

        ――― 振り返りの大切さ ―――
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6月初めにSL部門合同社員総会、先々週の土曜日には五十鈴グループ
社員総会、また先週の土曜日には弊社社員の結婚式、とさまざまな公私
にわたるイベントが開催され、6月がアッという間に過ぎてしまいまし
た。

そんな気忙しい時でしたが、自分自身で昔を振り返る機会が多くありま
した。

その機会に、BITのヒストリカルレビュー(私自身が毎年記録してい
るのですが・・・)を見ながら振り返ると、その年、その年のBITや
自分自身が経験したさまざまな出来事(学んだこと、悩んだこと、うれ
しかったこと等)が思い出されました。

たとえば、システム部から分社(BIT設立)、MVC受賞、IOC最
優秀賞受賞、ATOM(当時:S-IBICS)プロジェクトでの苦悩、
外部のお客さまとの種々のプロジェクト、個人的には入社からの担当業
務の変遷、管理職・役員就任、等々が昨日のことのように頭に浮かんで
きました。

五十鈴グループ社員総会でも、「五十鈴の業態・業容の進化」で代表が
創業からの進化を話されていましたが、現在を理解するには過去のさま
ざまな起源・経緯を知った上で活動していくことも大切なんだなぁ、と
改めて思った次第です。

そこで感じたのが、変えてはならないもの(経営理念・社訓・創業者精
神)、あらたに創造・進化させていくもの(IOCから生まれるバリュ
ーモデルやフルオートメーション等)の生い立ちや起源を知らずに、そ
れらのことを語ったり、働いている社員が多くいることです。

そのことを語っていない自分自身、今年度のキャッチフレーズ「世界観
を変えよう」となれば、今までの生い立ち・歴史を知らずして、あらた
な旅立ち・ステージアップには繋がらないのだろうなという思いでした。
 
今回のBIT社員総会では、五十鈴やBITの生い立ちから始まり、J
KからOD、IOCに至った経緯、ATOM(S-IBICS)プロジ
ェクトの生みの苦しみ、直近の外部とのプロジェクトの苦しみと喜び等
々を踏まえつつ、BITが今まで経験してきたことを共有化しました。

もう今期も四半期が終わりました。気を引き締め直して、今期目標達成
に向けてスタートしていきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.619〕は、2015年7月9日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

当メルマガで代表がドルチェの近況を常々書かれていらっしゃったこと
もあり、私にとっても身近な存在でしたが、今回の訃報に接してドルチ
ェの存在感の大きさを改めて感じました。ドルチェのご冥福をお祈りし
ます。
今週から2/四期が始まりました。まだ、梅雨が明けず蒸し暑い日が続
きますが体調には十分に気を配って、今年の夏を迎えたいものです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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