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五十鈴メールマガジン〔No.623〕暑い夏!
配信日時:2015/08/06 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.08.06発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.623≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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            夏の風物詩といえば

            花火大会がありますね。

         その派手やかな印象とは裏腹に

      深い願いや思いが込められているということを

            知っていましたか。

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☆No.623 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_暑い夏!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自分の本来のキャリアや目標観を認識しよう(黒田常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_顔(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 暑い夏! ―――
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鈴木貴士です。

ともかく暑いですね!「心頭滅却すれば火もまた涼し」といいますが、
もともとそんな境地になれるほど修養は積んでいませんし、苦しみも苦
しみと思わなくなるような無の境地を考える前に、愚痴やボヤキがでて
しまうのが一般的だと思います。

そういう暑いさなか、行楽地には人が集まりますね。特に涼を求めた花
火大会や盆踊りは日本の風物詩ですが、あまりに人が多すぎて、涼を求
めるどころか暑さ倍増ということになってしまいますが、それでも人々
は集まります。

私は日曜日に初めて長岡の大花火に行ってきました。当日、東京駅は東
北新幹線の遅れでごったがえしていましたが、首尾よく上越新幹線に乗
るとほとんどの人が長岡に向かう人々でした。

結果、長岡駅では混雑して、プラットホームから出口まで10分ぐらい
かかりました。パンフレットには「長岡の大花火に込めた市民の願い。
『正三尺玉』・1945年8月1日午後10時30分から1時間40分
もの間にわたった長岡空襲。市街地の8割が焼け野原と化し、燃え盛る
炎のなかに1,486人の尊い命が失われました。

長岡花火には長岡空襲で亡くなった人への慰霊、復興に尽力した先人へ
の感謝、恒久平和への願いが込められています。大正15年に初めて打
ち上げられた『正三尺玉』が、昭和26年『長岡まつり』に改称された
年の花火大会で復活しました。」とあります。

そして、長岡市はホノルル市と姉妹都市になっていて、ハワイ真珠湾で
慰霊と平和の「長岡花火」を戦後70年の今年、世界の平和と青少年の
未来を願い、8月15日と16日に「慰霊の花火」と「未来に向けた花
火」を打ち上げるとのことでした。

長岡の花火はともかく大きく、腹にズドンと響く感じです。7時20分
から始まって9時半頃終わるのですが、帰りが混むので9時過ぎには撤
収して、歩いて長岡駅に向かいました。

交通規制で車が入れないので、20分ぐらい駅に向かって人々は歩いて
いくのです。もちろん駅ではまた大混雑で、これだけ人がでると事故が
心配になりますね。

しかし日本人のマナーはたいしたもので、酒を飲んで大暴れするような
輩はほとんど見られず、ごったがえしていたものの混乱するようなこと
はありませんでした。

花火はいいですね、派手だけれども儚い一瞬の出来事、そのなかでそれ
こそ慰霊やさまざまな出来事を思い出しますね。私も花火を見ながらド
ルチェのことを何度も思い出しました。

さまざまなところで、あと何度花火大会が観られるかわかりませんが、
その都度自分の情況や思いで感情は変わってくるのだと思います。

長岡の花火には「不死鳥伝説は終わらない。『復興祈願花火フェニック
ス』というのがあります。2004年10月の新潟県中越大震災で被災
した人や復興に尽力した人のために打ち上げられる花火で「未来への希
望」という花火名称で、今宵も打ち上げられました。

それは見事で感動的です。人は何度もいろいろな苦難を乗り越えて暮ら
してきていますが、それを励まし支えていくものが日本各地で行われて
いるお祭りなのでしょう。

人が集まるところに観光気分で行くだけでなく、その意味や思い、そし
てもともとはすべて慰霊や祈り、感謝の意味合いを持つということを考
えなくてはなりません。帰りの新幹線のなかで、走馬灯のように私の頭
は自分の人生を振り返りました。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

  ――― 自分の本来のキャリアや目標観を認識しよう ―――
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もう少しで夏期休暇となります。毎日暑い日が続き大変だと思いますが、
体調管理を含め、ミスや怪我をしないように気を引き締めてしっかりと
この暑い夏を乗り切っていくようにお願いします。

また、すでに今期も4ヵ月が過ぎ、各自のキャリアプランの見直しやキ
ャリア面談等も通常の流れのなかで行っていると思いますが、この長期
休暇でもう一度自己の目標観やキャリアを見つめ直し、休暇明けに備え
るのも良い機会かと思います。

話は変わりますが、先日お客さまの協力会で元巨人軍のプロ野球選手・
吉村禎章さんの講演を聞く機会がありました。吉村さんの現役時代を知
っている人のほとんどは札幌円山球場で選手同士の衝突事故により、大
怪我をした選手として覚えているのではないでしょうか。

私も大の巨人ファンとして、当時これからさらなる大打者へ飛躍するこ
とを期待していた吉村選手の再起不能(左打者の軸足の左膝靭帯が完全
に断裂)の大怪我と聞いて、ひとごとながら相当なショックを受けたと
記憶しています。

ちなみにその事故があったのは1988年の7月。吉村選手が25歳の
時で、その前年には3割30ホームランを記録し、まさに巨人の中心選
手として活躍、将来を嘱望されていたときの事故でした。

その後は前例の無いような大手術と1年以上のリハビリを乗り越えて、
不屈の闘志で翌89年9月に代打として奇跡の復活を成し遂げ、翌90
年の巨人の優勝の起爆剤となりました。

復帰後、多少の障害は残ったものの、選手生活をそのまま10年程続け
たとのことです。

吉村さんは、努力と才能で積み上げてきたそれまでのキャリアや目標を
一瞬の出来事で失ってしまいましたが、苦しいリハビリ期間の経験や自
己の役割を見つめ直す長い時間が、自分の本来のキャリアや目標観を認
識する機会になったのではないかと思います。

講演のなかで「現役は余力を残してかっこ良く引退」と考えていたこと
が、怪我からの復帰後には「お客さまにプレーを見てもらって元気を与
えることが自分たちの役割」と感じるようになり、「ボロボロになって
も現役にこだわることを実践した」と話していました。

自分目線からお客さま目線に変わったのだと思います。そしてその大怪
我は「野球の神様が与えてくれた試練」と考え、その経験こそが自己の
キャリアに大きくプラスの影響を与えたと前向きに捉えているとのこと
でした。

講演後に懇親会があり、吉村さんとは同じテーブルとなりお話しをする
機会があったのですが、我々の下世話な質問にもとても真摯に受け答え
ていただき益々好感が持てましたし、会場の一人ひとりとの写真撮影に
も応じてもらい、会場全体がファンになっているような雰囲気となりま
した。

これも辛い経験をしたからこそ、人を惹き付ける魅力が大きくなったか
らではないかと感じられました。

私たちにはそれほど大きな変化点とか引き際を考えるようなことは無い
かもしれません。しかし誰でも多少の困難や試練、あるいはうれしい成
功体験などはあると思います。そのようなことをしっかりと活かし、自
分のキャリアを自分で考え、創り上げていけるようにしましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

           ――― 顔 ―――
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毎日本当に暑い日が続いています。熱中症だけでなく、室内と外気の温
度差や長時間の冷房など、体調管理が一人ひとりに問われています。皆
で声をかけあって事故なく健康的な毎日をつくっていきましょう。

さて、新しい期がスタートし、気づけばあと1ヵ月半で上期も終わりで
す。今中期は2年間。前中期の活動を活かして各拠点共に今期のスター
トダッシュを誓ったことと思いますがいかがでしょうか。

前年度からアイコミでも中期の策定から今期の計画づくりのプロセスを
変え、4月の頭にはキックオフミーティングを行い良いスタートが切れ
ました。

1/四期は繁忙期でもありましたが、お客さまとの協働機会が多いほど
自分たちの計画への参画度は高まっているという実感があります。忙し
いからできないのではなく、忙しいからこそそのなかで行うことの質が
変わり、お客さまの気づけなかった「顔」や「気持ち」に気づくことが
できます。

その気づきが自らの進化につなげることが多々問われている最中にあり、
この2/四期がとても大切な時期であるととらえています。

会社にも広報や仕事結果として見られている「顔」がある反面、組織の
なかにももう一つの「顔」があります。個人でも、家では穏やかな顔を
した人が仕事となると険しい顔でいることが多い人がいます。その逆も
あるし、外でも家でも同じという人もいますね。

例えば厳しい人の顔の気持ちの裏には本当の愛が存在するように、顔と
気持ちは同じであることは少なくありません。発する言葉と気持ちも同
様です。

外部から見た五十鈴グループの顔、各職場の顔とそれを創っている私た
ちの気持ちが同じであれば特段説明する必要もなく、良き信頼関係が築
けていると思っています。

ショールームも大事な顔の一つです。一人ひとりが働く姿も大事な会社
の顔です。お客さまに私たちの顔がどのように映っているのか、私たち
が知って欲しい気持ちと通じ合っているものなのか、その気持ちがどれ
だけ皆のものになっているのか、都度考えていくことが大切ですね。

アイコミでは、肯定的否定的問わず仕事機会を通して得たお客さまの声
をそのまま記録し、共有することを習慣づけて行っています。たくさん
のお客さまがお越しになる、その他接する場が多いということは、自己
を確認する機会が多いということでもあり、そういった意味から五十鈴
グループで働く私たちは恵まれているといつも思います。

顔色、顔つきは体や心といった内部からつくられます。猛暑にバテるこ
となく元気な自分を整えて、良い顔でこの夏も価値ある時間としていき
ましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.624〕は、2015年8月20日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

猛暑が続いている日本列島ですが、お盆休みにはお墓参りに行って祖先
の霊を供養するのはいかがでしょうか。祖先があってこそ、現在の自分
が存在するということを顧みるのも大切ではないでしょうか。
夏休みは自然と戯れる時間も大事ですが、気をつけたいことは“自然の
驚異を侮らないこと”です。海や川などでの水難事故や山での遭難事故
などは、自然を畏れずに過信や不注意から起こることが多いと思います。
休み明けに職場の人たちと元気に再会し、夏休みの思い出について話し
合えるように、休みの期間中事故や怪我にはくれぐれも注意して過ごし
ましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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