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五十鈴メールマガジン〔No.624〕席を譲られた!
配信日時:2015/08/20 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.08.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.624≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
          電車のなかで席を譲られたら、

          どういう対応を取りますか。

           また、お年寄りなどに

       席を譲らない若者を見てどう感じますか。

     自然な感じで譲ったり、譲られたりしたいですね。

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☆No.624 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_席を譲られた!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_GVCの世界観を実現していくために(瀬戸執行役員)
┃                        
┃【五十鈴オートの現場から】
┃ ■_過去の振り返りとあらたな創造に向けて(小林社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 席を譲られた! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

夏休みに突入した最初の日、土曜日は何も予定がなく、午後からジムに
行くことにしました。休日ですから当然ラフな格好で、それでいて自分
では結構洒落たつもりで、ホワイトジーンズに黒いTシャツで白いライ
ンの入ったもの、サングラスにボルサリーノのパナマハットを被って、
要するに若作りをして出かけたのですね。

ジムでは水泳とストレッチをやって、地下鉄で帰る途中、事件は起きま
した。電車は結構混んでいて、私は吊革に両手でつかまって座席を見下
ろすような感じで立っていました。

座っている女性は大人しそうな30代ぐらいの人でしたが、スマホを操
作していました。そして、突然私を見上げると「席に座りますか?」と
言ったのです。

私は難聴なので当然聞き返したのですが、「席に座りますか?」と同じ
言葉で言うので、私は「いや、いいです」と答えましたが状況がよくの
みこめず、次の駅で人がだいぶ降りたのでシルバーシートに堂々と座っ
てしまいました。

なにせ、席を譲られるぐらいな年寄ですからね。という感じで、私はガ
ックリ落ち込んでしまいました。

以前、仲の良い先輩に「鈴木ちゃん、初めて電車で席を譲られるとガッ
クリくるぞ!」と言われていたのですが、現実のものとなりしばし呆然
としていたのですが、「そういうときは辞退せずに、『ありがとうござ
います』と言って、座った方が良い」ということでしたが、今回の場合
は言葉だけで立ち上がったりする動作が全く見られなかったのです。

家に帰ってその話をすると、魔女は「状況判断からすると、その女性は
私がスマホを覗き込んでいたと思い、そういう行動に出たのではないか」
という推測でした。

娘は、私が怖そうだったので思わずそういう行動に出たのではないか、
ということでしたが、すると今度は相当ガラの悪い男ということになっ
てしまいます。

ということで、その後女性を中心にこの話を多くの知人にしたのですが、
圧倒的に年寄だから席を譲ったのではないという意見が多く、やはり怖
かったのだろうという理由がスマホを覗いていたというものより数では
上まわって出ました。

しかし考えてみると、年寄に見られるのとガラの悪いおじさんに見られ
るのとどちらが良いかわかりませんね。それ以来、私は吊革につかまる
ときは片手で行儀良く持つようにしていますが、いつかは座っている人
が立ち上がって「どうぞ!」と言われるときが来るのだろうとビクビク
しています。

そのときは上述したように、にっこり笑って恐縮し「ありがとうござい
ます」と言えるような素直な年寄を目指したいと思います。

しかしそうしてみると、電車やバスのなかは老人が多いですね。そして、
シルバーシートに座っている若者が多くいて、席を譲るどころか、寝た
ふりなんかしているのはどういうことか。

それと子供連れの一家の行儀が悪いこと。子供を絶対に座らせようとし
たり、家族で広いスペースを独占してしまったり、エチケット・マナー
が全くできていないのは残念なことです。

振り返ってみると、あの女性はなぜ「席に座りますか?」と言ったので
しょう。スマホから目を上げたら、怖そうな人がガラ悪く立っていて、
怖くなって思わず言った? 覗いていたようなので、文句を言うと角が
立つので言った? やはり、吊革にぶら下がった疲れた老人が哀れで言
ったのではないでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

    ――― GVCの世界観を実現していくために ―――
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夏季休暇も終わり、上期の後半戦がスタートしました。連休明け初日の
「社訓の唱和」はいつも気分が良いものです。気持ちを一気に仕事モー
ドにしてくれます。気が引き締まります。後半戦も残暑に負けないよう
に体調を整えて良い結果を出していきましょう。

また、特に連休明けは些細な不注意による事故やミスが起きないように
一つひとつ慎重に丁寧な仕事を心がけていきましょう。

2/四期も残すところ1ヵ月半となりましたが、今期から中期戦略が3
年から2年に変わったこともあり、目標達成に向けたさまざまな課題に
対する取り組み方が変わってきたように感じています。

時間軸で捉えても従来とは1.5倍の違いがあります。結果を出すスピ
ードがこれまでとは違うという認識をしていると思います。

勿論すべてのことを2年でやりきるわけではありませんが、数値目標や
GVCで達成したい世界観を実現していく実践的なスピード感は明らか
に従来とは異なるものが求められてきます。

それもより具体的な実践でなければ、数値に表出する成果や目に見える
価値には繋がらないと思います。そういったことからすると、今期から
取り組んできていることの成果の表れが早まってきていると感じていま
す。

従来との相対比較なので、目標とする成果にはまだまだの部分はありま
すが、そこは個々やチーム・組織単位でのバラツキを修正して、全体が
1.5倍のスピード感を意識して動くことができれば成果の出方ももっ
と良くなると考えます。

一番良くないのが従来の感覚やイメージのままで、「今までのパターン」
を繰り返すことだと思います。個々や自分たちの組織のなかにある常識
的な思考や行動習慣を変えていかないと、「今までのパターン」からは
なかなか抜け出せないと思います。

9月下旬には新中期最初のIOC発表会があります。この2年で実現し
たい世界観をしっかりと捉えながら、より実践的な取り組みが展開でき
ているように、従来のパターンを変えて上期後半戦も集中して取り組ん
でいこうと思います。


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【五十鈴オートの現場から】_小林社長

   ――― 過去の振り返りとあらたな創造に向けて ―――
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群馬県では館林が連日39℃を越える暑さを記録しましたが、五十鈴オ
ートが位置する邑楽町も館林から近く、同じような暑さが続き、現場で
の作業も限界に近い状況でした。

この異常とも思える暑さを乗り越え、夏季休暇は皆さん心身共にリフレ
ッシュし有意義に過ごされたと思います。暑さはピークを越えたのでは
ないかと思いますが、まだ残暑が続きそうなので体調管理には十分注意
してください。

この時期は終戦記念日があり、今年は戦後70年ということですが、な
ぜかわかりませんが、私の記憶に強く残っているのが戦後25年で、当
時中学生ぐらいだったと思いますが、その頃は「戦争を知らない子供た
ち」という歌が出た時期だったかもしれません。

また小学生の頃は、何も知らずに戦車や戦艦、ゼロ戦といった模型を作
ったり絵を描いたりしていたように記憶しています。しかし今あらため
て感じることは、私だけかもしれませんが戦争についてよくわかってい
ないということです。

70年経った今でも、中国や韓国と歴史認識で政治的にも問題になって
いますが、再度事実に基づく振り返りと新たな教育が必要ではないかと
思った今年の夏でした。

すべては過去の経験や学びから現在があり、また将来があると思います。
そのようなことから五十鈴オートも設立40年近く経ち、変えなければ
ならないものを変え、変えてはならない基本や原則をベースに機能、構
造、戦略を転換し、GVCを目指さなければなりません。

そのためにはお客さまの欲求や価値を把握することが大切であり、五十
鈴オートではただ点検、整備を行うだけでなく、エンジニアによるお客
さまとの直接会話を重視した活動を行っています。

そして一番重要なことは、社員一人ひとりが現状に満足せずイノベーシ
ョンを追求していくことだと考えています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.625〕は、2015年8月27日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

電車のなかで席を譲られたことはまだ経験したことはないのですが、や
はり代表が書かれているように、初めてのときはショックを受けるので
はないかと思いました。
電車のなかのような、狭い空間での世間とのつながりを体験できる機会
こそ、お互いに譲ったり、気を配ったりすることが大切ではないでしょ
うか。他者を他人と思うのでなく、先達として敬意を払えるかどうかが
大事だし、自分自身がそういう風に思われるような年の取り方ができる
かどうかを心して生きていかねばならないとあらためて感じた次第です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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