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五十鈴メールマガジン〔No.625〕夏は終わりぬ
配信日時:2015/08/27 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.08.27発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.625≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
            夏も終わりに近づき、

       2/四期も残り1ヵ月ほどとなりました。

          今年度の最終ゴールに向けて

          良い折り返しができるよう

       この1ヵ月を集中していきたいものですね。

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☆No.625 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_夏は終わりぬ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_スマートコミュニティづくり(鈴木副社長)
┃                        
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_クレーム(牛島社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 夏は終わりぬ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今年の立秋は8月8日でしたが、最高の暑さを感じながらも、それを境
に確かに段々と秋の気配を感じるようになりました。立秋は22日まで
で、23日からは次の節気である「処暑」になります。

最近、天は高く見えてきますし、風や落ち葉がなんとなく、もう夏は終
わったぞというサインを出しているように思えます。節気での兆し(き
ざし)は目に見えないものですが、それが明らかになると萌し(きざし)
となります。

兆候とは景気回復のようなことにも使われますが、堺屋太一さんが経済
企画庁の長官だった時に、景気回復の「変化の胎動」と表現したのは懐
かしい話です。

我々経営者は兆しを読み、次に備えなければなりません。兆しが、萌し
になり誰の目にも明らかになってからでは遅いのです。しかし、先を読
むのがあてずっぽうではいけません。そういう意味では、暦の上での二
十四節気は本当に良くできています。

同じように景気や経済指標でも、先行指数みたいなものもありますが、
それが整う前からでも世界の情勢や身の回りの出来事などを総合的に考
えて兆しを読むことが重要です。

東京オリンピック招致が決まってから、オリンピックまでは景気が良い
だろうと思っていたのは幼稚な話でしたね。スタジアムからエンブレム
までケチが付きっぱなしで、盛り上がっていたものがいっぺんに吹き飛
んで行ってしまいました。

このように景気には、人々の心情が最も影響を与えるといっても良いで
しょう。中国を発端とする世界の景気が減速していくということで、株
は世界的に大きく崩れ、それがまた世界的な不景気を連想させるのです。

ギリシャ問題やロシアの問題、国内ではアベノミクスの成長戦略に対す
る不信感、そして原油価格の下落や人件費を始めとする諸物価の高騰な
どで、入口インフレ出口デフレが続いています。

そういった環境のなかで、五十鈴グループの第1四半期「代表ヒアリン
グ」も終わりましたが、数量的に厳しい状況で各拠点とも利益に対する
執着が出てきて、所謂「馬なり」の言い訳をする社長は一人もいません
でした。

「馬なり」とは、景気が悪いからとか、生産計画が下方修正されたとか
の外部環境の連動で結果が悪くなったという解説です。経営はそういう
状況変化やマイナスな環境のなかで、どのくらい予応し対応したのかが
腕の見せ所です。

与えられた状況のなかで、自分の意志でどういう施策を打っていくのか。
ヒアリングでは各拠点がどのようなことを模索し実行したか、どういう
種を蒔いてきたかが語られます。

しかし私が一番力強く思ったのは、各社長が強気で企業家精神に富んで
いることです。環境のせいにする人は一人もいません。そして、長期や
中期にも目を配っています。

「グローバル・バリューセンター」を長期的に目指してきましたが、5
年経過し後の5年でどのように達成するのか、楽しみでなりません。

そういう意味では、シルバーウィークに行われる「IOC成果発表会」
での各チームの発表でその成果や展望が明らかになるでしょう。「天高
く馬肥ゆる秋」は我々にとって「実りの秋」であり、今年度を見通す試
金石になるでしょう。

新人のフォロー研修でも講話しましたが、新入社員の成長ぶりがその態
度に満ち満ちていました。下期はすぐにスタートします。そして、年末
「師走」はすぐにやってきて、新年を迎えてしまいます。春夏秋冬季節
は廻ります。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

     ――― スマートコミュニティづくり ―――
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暑さも峠を越え、秋の虫の音が聞こえる夜、上期の締めを意識する日々
となりました。この上期は業績に直結する業務精度を向上させ、細かな
ところまで気を配り、ロスを抑える、発生させないことに集中しました。

みなさんの努力は成果として、しっかりと業績に結びついています。ま
たリーダーや個別テーマの責任者には、昨年度以上にチェックとフィー
ドバックを厳しくし、スケジュールを守ることを徹底してもらいました。
お蔭で、組織全体にとても良いリーダーシップが取れています。

窮屈かもしれませんが成果を出すための型とは、自分の勝手にできない、
全体の歩調に合わせ、意識を目標成果に集中することです。甘えを出す
ことなく、結果とデータを重視して試行錯誤を繰り返すことで、成果を
出す型を作り上げてください。

さて今年度のグループ基本方針概念図に、「タスク3.スマ-トコミュ
ニティの創造」があります。これは上記のようなことを実践することで、
以前とは違ったスマートさが生まれていると思います。もちろん、上位
下達組織という側面だけでなく、コミュニティらしさも少なからず実感
できているのではないでしょうか。

それを基盤として、イノベーションに向けてスマートコミュニティをど
のように創るかを、この下期に取り組んでほしいです。

まずは意識的に、広範囲な協創体を作り上げることです。異業種といっ
ていい広範囲な人たちと密接に会話し、アイディアを統合、実践するこ
とを繰り返すことがイノベーションの第一歩となると思います。

SS拠点ではこのようなモデルはありますが、まだまだ限定的です。連
続性、継続性をもって、多岐にわたるテーマをスタンバイさせておく必
要があります。

そして成功のポイントは、コミュニティなのでメンバー全員が問題の全
体を理解することです。直接関係することだけを改善するのではなく、
いわゆる部分最適の追求に終始するのではなく、全体における問題解決
を図ることを唯一の目標と捉えることです。

あとは意見の対立を恐れることなく、できる限り幅広い提案やアイディ
アを取り入れられるコミュニティになっていれば、強い意志で実践する
だけです。

スマートコミュニティは、バリュープロセスの重要なポイントです。グ
ループ基本方針概念図のアウトプットをイメージし、下期突入準備をし
ていきましょう。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_牛島社長

         ――― クレーム ―――
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このメルマガの配信日の8月27日はもう立秋ではなく、その次の節気
の「処暑」になっているそうです。長い夏季休暇も終わり、9月のIO
C成果発表に向けて気持ちを準備していきましょう。

今年の夏は本当に暑く、体調を崩す人が多かったのではないでしょうか。
天気予報で猛暑日、真夏日といっていましたが、その意味は最高気温が
30度以上の日を真夏日、35度以上を猛暑日というそうです。

今年の東京は真夏日が44日(前年45日)で、猛暑日が11日(前年
5日)ということで前年より暑い日が多かったそうです。感覚的にも今
年の夏は昨年と比べて暑かったと感じる人が多かったのではないでしょ
うか。

秋に向けてというわけではありませんが、ワイシャツを買うことにしま
した。以前このメルマガでネットでワイシャツを買っている記事を思い
出し、いろいろ調べましたが自分で採寸したりすることが面倒で、結局
ネットに出ていた店舗に行って買うことにしました。

休日の早い時間に行きましたが、結構混んでいました。予約していたの
で待たされることなく、スムーズに採寸をして生地を選んで注文しまし
た。納期は3週間ぐらいでした。

ほぼ納期通りの日に携帯に連絡が入り、7月の真夏日の休日にワイシャ
ツを取りにいきました。店員から手渡されたとき、「商品の確認をお願
いします」を言われましたが、あまり気にせずに商品の確認をしないで
「ありがとう」と言って店を出ました。

8月の夏季休暇中にワイシャツを確認すると、イニシャルを袖に入れる
ように依頼していましたが、イニシャルが半分しか入っていませんでし
た。今までにこのような経験がなかったので、注文した店に連絡して修
理を依頼しました。

またネットで書き込みを見ると、結構オーダーした内容に対しての不満
が書き込まれていました、が今回のようなことはありませんでした。

その店ではオーダーのスーツも取り扱っていて、価格も手ごろなので購
入しようと思っていましたが、今はどうするか思案中です。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.626〕は、2015年9月3日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

8月末となり、年度の折り返しの9月末まで残り1ヵ月になりました。
この時点で最終目標のおよそ半分までが到達できていることが理想なの
でしょう。
前半で想定どおりにスタートダッシュが切れ、計画が予想以上に進んで
目標を上方修正する企業もあるかと思えば、なかなか思いどおりにいか
ず、これから戦術を練り直して軌道修正を図っていく企業もあるかと思
われます。
いずれにしても年間で目標を捉え、ゴールの状態がどうあるべきなのか
をよく分析して後半戦に臨んでいくことが大事ですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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