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五十鈴メールマガジン〔No.626〕魔女とカラス
配信日時:2015/09/03 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.09.03発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.626≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        すっかり秋のような涼しい日が続き

        体調を崩しがちな今日この頃です。

        これから秋のシーズンを迎えるにあたり

    さまざまなことにチャレンジされる人も多いと思いますが

        寒暖差に体調を崩さぬようにしましょう。

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☆No.626 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_魔女とカラス
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_監査を前向きに捉えよう(小久保常務)
┃                        
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_マイナンバー制度の導入に向けて(新川社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 魔女とカラス ―――
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鈴木貴士です。

ドルチェが亡くなってから、我が家には少しずつ異変が起きています。

まず犬舎化した家を人間の家にしなければなりません。どこもかしこも
直さなければならないのですが、初めにドルチェのケージやベッドを始
末しなければなりません。

思い出が多いのですが、すべて捨てると家が物凄く広く感じました。そ
してドルチェが留守番をしているときに畳を引っ掻いて、悪さをしてい
た和室をリニューアルしました。

またドルチェの涎が飛びまくっていた居間をどうするかとか、ソファー
を買い替えるかどうかとか、大変な作業が待っているのですが、すべて
魔女に任せて私は気楽なものですが、そうではないこともあります。

それは朝の散歩です。ドルチェとの思い出があり過ぎる朝の散歩は、一
人でドルチェが元気なころのコースで歩いていましたが、なんとそれに
魔女がついてくるようになってしまったのです。

ドルチェが死んでからの彼女には、やはり相当な負荷がかかっていたの
でしょう。その時間をいろいろなところに向け始めました。娘のことに
今まで以上に関与するのも、もういい年なのだからやめたほうが良いと
思うのですが、それはしょうがないにしてもスマホの機能を取り入れて
さまざまなことをしています。

「素敵なヨウコサンお早うございます!」と朝から言わせてみたりして
いるのですが、そのなかに万歩計機能が付いていて、いろいろなデータ
が出てくるものがあります。

目標を達成するとスマホが褒めてくれるようになっているらしく、「あ
と700歩足りないから、歩いて来るわ!」などと言って、夜中に出て
いくこともありました。

結局、目標達成のために朝は私と一緒に歩くのですが、こちらは自分の
ペースとかドルチェとの思い出とかがあるので、あまり歓迎していなか
ったのですが、これも老後の練習ということで日課にすることにしまし
た。

しかし、何十年も一緒に住んでいるのにこういうことがなかったので、
結構面白いことがあります。彼女は田舎育ちなので花や植物や自然に興
味があり、「これ、何の花か知っている?」というような話になります。

私は歩いている人の印象や家の造りとか新しい家ができているとかの話
が多く、まったく興味の対象が違うのです。また、この間はセミが低い
ところにとまっていたら、魔女がさっと近寄っていって、素早く素手で
捕まえたのでビックリしました。

困っているのは、花の名前を毎日聞いているのに覚えられない私に「勝
がお受験の頃は3日言って覚えないから、ぶん殴って教えたら、すぐ覚
えたわよ!」などと言うので、怖くなり、教えられたら花や樹木の名前
をなるべく覚えることにしています。

そういう感じで、1時間以上歩いて帰ってくると、カラスが「カーコウ」
と近所の信号のところで鳴きました。するとなんと彼女はそれに「カー
コウ」と応えたのです。

そして、「あのカラス、私が手懐けているの。だって魔女にはカラスで
しょう!」と言いました。以前から餌をやっているようで、呼ぶと子供
まで連れてやってくるそうです。

私が居ると警戒して傍まで来ませんが、明らかに会話は成立し、カラス
の方から呼びかけることもあるし、魔女から呼びかけることもあります。

その日は待ちかねて、家の近くの信号に来ていたのですね。ドルチェへ
の愛情がいろいろなところに拡散していますが、やはり魔女にはカラス
ですね。参りました!


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【執行役員が伝えたいこと】_小久保常務

      ――― 監査を前向きに捉えよう ―――
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6月にCFOに就任して以来、2ヵ月が経ちました。その間、五十鈴グ
ループの経営システムをレクチャーいただいたり、SS部門の各拠点を
訪問させていただきました。

代表はよく「馬なり」で外部環境を受け入れるだけではなく、外部環境
が変化(不利に働いたと)しても目標実現に向けていかに施策を講じる
かが重要であるということをおっしゃっています。

各拠点を訪問し、業務の内容や苦労していることなどをお聞きしている
なかで大変感銘を受けたのは、各人がピンチや逆境に真正面から取り組
み格闘した結果、歩留まりや経費の削減等を実現することに加えて、新
しいビジネスチャンスにつなげている例が数多いということでした。

まさにこのような姿勢がDNAとして根付いており、これがIOC活動
となって活発に展開されているのだと思いました。9月からのIOC成
果発表会に初参加させていただきますが、とても楽しみです。

さて、2011年以来となりますが、今般三菱商事の監査が実施されま
した。7月以降、各拠点からは諸資料の提出、経営幹部へのインタビュ
ー対応、監査部の往査対応など皆さまには迅速かつ適切な対応をいただ
き、無事一連の監査手続きを完了することができました。日々の業務多
忙ななか、ご苦労さまでした。

一連の事業所における監査手続きにて確認・抽出された内容を監査部に
て取りまとめ、9月末に向けて結果報告がなされる予定となっており、
指摘提言事項に対しては、必要な改善策を検討していくこととなります。

監査というと、どうしても嫌悪感につながりかねない面もあるのは事実
ですが、むしろまたとない会社の健康診断であると、前向きに捉えるべ
きではないかと考えています。

健康な人のなかには、自分が健康であると過度な自信を持ったり、また
病院(白衣)嫌いのため、長らく健康診断をしないでいたところ、不幸
にも相当進行した状態で発病してしまうということが現実にあります。
これは会社においても、同じことではないでしょうか。

五十鈴グループとしては、「ビジョンの礎」における理念をもとに企業
風土を築き、事業運営においても適切な経営管理サイクルを回している
のですから、この状況を外部の目からレビューいただき、万が一見落と
しているようなことがないかを確認してもらえる良い機会です。

その点では監査実施側にも是非名医として、より健全に企業価値向上を
図るためには何が必要かとの観点から、改善に資する診断と処方をいた
だくことを望んでいます。

内部統制やコンプライアンスの充実は、さまざまなリスクを未然に防止
するための、転ばぬ先の杖であり、これは他社との差別化にも使えるも
のだと思います。

今回の監査のほかにも、五十鈴本社や五十鈴本社監査役による往査、自
己監査などがスケジュールされますが、業務をより適切・健全にするた
めの健診と捉えて、前向きに対応いただければと思います。

当方でも効果的な健診とするための継続的な見直しを図りながら進めて
いきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

    ――― マイナンバー制度の導入に向けて ―――
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2015年10月から国民への個人番号(マイナンバー)の通知が開始
され、いよいよ来年1月からマイナンバー制度がスタートします。

企業においても、社会保険関連の手続きや源泉徴収票への記載などでマ
イナンバーの取り扱いが必要となり、円滑な対応に向けた準備を行う必
要があります。この準備には、

1.社内体制の整備
2.収集対象者の洗い出し
3.方針の明確化と規程整備
4.収集対象者への周知
5.安全管理措置の検討
6.社内システムの改修
7.委託先・再委託先の体制確認・監督

等が必要といわれていますが、IMSとしても準備を進めているところ
です。

このマイナンバー制度の確立に至るまでには、1968年の「国民総背
番号制」構想や、2002年に稼働した「住民基本台帳ネットワークシ
ステム」などもありましたが、さまざまな理由で進展しなかったことを
ふまえ、今回の制度では多様な仕組みや運用も考えられています。

今回のマイナンバーの導入においては、初期費用で2700億円、運用
開始後の維持・管理コストが年間300億円程度と報じられていますが、
多額の税金を投入するわけですから、私たちも導入の主旨を理解し、機
能するものにしていかなければならないと思っています。

いろいろなことにいえると思いますが、新しいことを始めるには、メリ
ットがある反面、当然リスクも伴いますので、しっかりと内容を認識し、
予応していくことが重要です。

一方で、このマイナンバーのような社会制度の変化に対して、世の中が
変わっていこうとしていることも感じなければいけないとも思っていま
す。

ソリューション部門にいるIMSとしては、環境変化を認識し適応して
いくだけではなく、さらに有効に活用できる方法はないのか、新しいビ
ジネスや新商品開発に結びつく可能性はないのかなど、新しい発想や行
動力を大切にしていきたいと考えています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.627〕は、2015年9月10日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

夏から一気に秋になったような雨模様の日が長く続いていましたが、油
断すると風邪を引きがちで、電車では咳をしている人を何人も見かけま
した。体調の管理はしっかりとしていかなければなりません。
秋になって毎年思うことは、これから冬までの期間で何か自分らしい目
標を立てて取り組んでみたいということです。スポーツでも読書でも、
芸術でもとにかく何かやることで、仕事への弾みになることを期待して。
9月に入りましたが、半期の締めくくりの月として、これまでのふりか
えりと後半の半年への意識づけをしっかりと行っていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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