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五十鈴メールマガジン〔No.642〕年末雑感
配信日時:2015/12/24 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2015.12.24発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.642≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        慌ただしく駆け抜けた、師走の日々も

           残りわずかとなりました。

           いったん立ち止まって
  
        この一年を振り返ってみませんか。

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☆No.642 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_年末雑感
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_トップアスリートに学ぶ、ダントツ(山田常務)
┃
┃【五十鈴オートの現場から】
┃ ■_年の瀬に思うこと(小林社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 年末雑感 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今年も最後のメルマガになってしまいました。今から、年賀状の準備を
していますが、喪中のはがきがとても多かったですね。そして、高齢に
なったので、挨拶は今後辞退する旨のはがきも多々ありました。

私もある程度の年齢なので、相当な枚数の年賀状を書きますが、もう、
何十年も会っていない友人や、良く知らない人物、なんとなくやめられ
ない相手に出しているのがかなりあります。

出すのを止めたら、相手から来てしまったり、また出したら、相手から
来なくなったり、どうも、こういうときは義理を欠いても合理的な方が
良いと思うのですが、人間関係を配慮して続けてしまうのが現実です。
ある程度の節目で、お互いのために見直すことが必要ですね。

さて、仕事の話になりますが、今年は我社を取り巻く環境は非常に厳し
いものがありました。ともかく、スチールサービス部門の売り上げが伸
びない。人手は不足する、費用関係は値上がりする、スクラップ価格は
下落する。そういう状況で社員の皆さんは非常に良くやってくれました。

特に生産性や歩留まりの向上、そして、知恵を絞った拡販活動で、自然
体ならもっと数量も落ちたでしょうが、ある程度、踏ん張ってくれたと
思っています。

そして、拡大を続ける、ロジスティクス部門やソリューション部門への、
異動や応援、プロジェクトの参加等、流動的な人員配置で、全体的には
経営効率が上がったと思っています。原油価格が下落したのは、ワーレッ
クスにとっては唯一の環境プラス要因でした。

結果、今の所、売り上げは予算未達でも、収益は予算をやや上回る状況
になっています。

そして、その分、皆さんにある程度の負荷が掛かっているのではないか
と心配しています。ショールームの開設や充実でもいろいろ悩んだこと
もあるでしょう。IOCやその他のプロジェクトでも、苦労したと思い
ます。

そういった皆さんに心から感謝したいと思います。一年間本当に一生懸
命やってくれました。

さて、来年ですが、引き続き厳しい年になると思いますが、アベノミク
スも第二ステージに入り「強い経済」を標榜しており、景気を良くする
方向で政策を打ってくると思いますし、参議院選挙の年でもあるので、
相対的には景気は緩やかに上昇していくと思います。

しかし、 国内の流通業者という立場から見ると、国内での需要が拡大
しなければ、特に自動車国内生産が伸びていかなければ、苦しいと思い
ます。

消費税の増税を控え、駆け込み需要を期待する向きもあるようですが、
軽減税率や増税後の景気の失速まで、いろいろ考えると憂鬱な気分になっ
てしまいます。

申年だけに、「見ざる、聞かざる、言わざる」ということになってしま
いそうですが、現実に経営している者としてはそうはいきません。

西郷隆盛曰く「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己
を尽くして人を咎めず、わが誠の足らざるを尋ぬべし」ということで、
来年は行きたいと思います。

まあ、世界を見渡せば、イスラム国や難民問題、テロと様々な大問題が
あり、そういう中で、この平和な日本で、ある程度の需要があるという
ことに感謝しなければなりません。

そして、我々は長期ビジョンである「グローバル・バリューセンター」
を目指し、希望を持って来年も挑戦していかなければなりません。

今年も一年、ご愛読ありがとうございました。どうぞ良い年をお迎えく
ださい。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

   ――― トップアスリートに学ぶ、ダントツ ―――
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早いもので今年一年の最終月、ここ最近は、お客さまへの年末のご挨拶、
協力会の年末行事と、お客さまの経営層の方と接する機会が増えていま
す。

今年の経営状況や来年に向けての経営予測等をお聴きすることができて
いますが、お客さまのお取引先の状態や受注部品の内容によって、忙し
さの状態にかなり差が出ていると感じています。

そんな中、開催された協力会での講演会の内容をお伝えしたいと思いま
す。

講師は、『人望の正体』『イチローに学ぶ、勝利する人の習慣術』等の
著者で、スポーツ心理学者の児玉光雄氏です。スポーツの天才の思考、
行動パターンのエキスパートとして知られています。

内容は「トップアスリートに学ぶ勝者の思考法」で、イチローや錦織圭
といったトップアスリートやスポーツ指導者の行動分析から、ビジネス
リーダー必須のスキルについて語ったものでした。

「チャンピオン、トップアスリートの行動思考パターンに必要な力とし
て、1.持続力 2.没頭力 3.執着力 4.夢実現力 5.直感・
創造力 が必要である」と熱く語られました。

また今回の講演の対象者が、協力会各社の経営者ということで、名将・
各リーダーの「人心掌握スキル」についても語られました。

「たとえイチローや北島康介が部下だとしても、上司として信頼を得る
ことができる『人望』は先天的な能力ではない。誰でも習得できるスキ
ルであり、リーダーの真の役目は『チーム機能の最適化』を図ることで
ある」

と人望あるリーダーになるための具体策を、幾つかのチェックリストを
基に説明していただきました。

例えば、一見面白くないことでも、いかにしてモチベーションを高めさ
せることができるか?のめり込ませることができるか?と、改めて考え
させられる機会となりました。

また、今回の講演はスポーツ界のチャンピオン・トップアスリートにつ
いての内容でしたが、講演会後の懇親会の席上で、お客さまの経営者の
方とは、我々も業界No.1ダントツ企業、No.1協力会としての勝
者の行動思考についての話題にもつながり、なかなか有意義な時間でし
た。

冒頭に書いたとおり、東海地区の各部品メーカーの経営者は、今回の新
型プリウス増産効果に期待を寄せるものの、品質管理、コスト管理につ
いては厳しい見方をしており、今まで以上に自社の競争力向上について
真剣に考えています。

また、お客さまもグローバルの観点で系列や業界そして過去のしがらみ
を超えた関係づくりで、新たな存在価値を模索しています。

当然、我々が提供するサービスが「革新的テクノロジー」として認めら
れ、実証できればお客さまの競争力向上にも貢献できると信じています。
我々が目指す「革新的テクノロジー」にもスポーツ界同様、業界に於け
るダントツの力が必要なのです。


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【五十鈴オートの現場から】_小林社長

         ――― 年の瀬に思うこと ―――
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今年もあとわずかになりました。新年を迎えるにあたり慌ただしい毎日
ではないかと思います。また、長い休みに入りますが仕事や会社から離
れる時こそ、事故やコンプライアンスには十分注意してください。

4月にオートに着任し早8か月が経ちましたが、最初に新鮮な目で見た
時に、特に規範やルールが曖昧になっていることや、しっかりやってい
るようで管理が甘い部分がありました。

このような自分たちでは気づかない、気づきにくいところの改善や視点・
意識変革を、環境を変えることで、皆の「気づく力」を養い組織の活性
化につなげることに重点を置きました。

戦略的には、オートの中期戦略のテーマでもあるジャストフィットサー
ビスの追求と提供で、お客さまへの価値を高め、需要の掘り起こしを行
うことを目的に、お客さまへの巡回サービスでニーズや思いを把握する
など、お客さまとのコミュニケーションの強化を図ってきました。

まだまだ活動のスピードなど甘い部分はあろうかと思いますが、少しず
つ入場台数も増えてきています。来年はさらに活動のスピードを高めて
いきたいと思います。

先日、池井戸潤の小説をTVドラマ化したもので、『下町ロケット』が
最終回となりました。ご覧になった方も多いのではないかと思います。

佃製作所という中小企業が、ロケットの部品や医療用のバルブを大企業
に負けない技術力で作り上げるまでの、ライバル企業や大企業との葛藤
を描いた内容です。

特に印象に残ったのが、下町の佃製作所の社員が会社を思う気持ちや社
長を中心とした一体感です。我々もこのような会社を目指したいという
共感を持ちました。皆さんもいろいろな感想を持たれたのではないでしょ
うか。

数日で休みに入りますが、一年の計は元旦にありといいます。来年、来
期に向けて有意義な休みとなるよう祈念いたします。それでは、よいお
年をお迎えください。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2015.12.18 五十鈴オートが国土交通省関東運輸局 関東運輸局長表彰
      「環境に優しい自動車整備事業場」受賞

      http://www.isz.co.jp/news/2015/1218_000246.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.643〕は、2016年1月7日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

2015年は皆さんにとって、どんな一年でしたか。組織での検証と比
べると、個人的には年が改まると「今年こそはこんな年にするぞ」とつ
いついリセットしてしまいがちです。その前に良かったことも至らなかっ
たことも、糧にできるよう、振り返る時間をつくりたいと思います。
2016年も、自分たちの意志で、明るく、元気に、良い一年にしてい
きましょう。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

                     (編集室/北島 藍子)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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