バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.645〕平和な日本
配信日時:2016/01/21 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.01.21発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.645≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
            今週のはじまりは

         関東甲信等では、降雪の影響で

     出勤に大きな影響があったのではないでしょうか。

       何が起こるかわからない時代だからこそ

         前もってさまざまな情報を集め、

        対策をとっておくことが大事ですね。

================================

☆No.645 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_平和な日本
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_バリューコンセプト(鈴木副社長)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_下町で第九(山室社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 平和な日本 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

先週の金曜日は、恒例の鉄鋼流通6団体の合同賀詞交歓会が開催され、
約700人集まりました。今年は全国コイルセンター工業組合が当番で、
主催者を代表して理事長である私が挨拶したのですが、今年のスピーチ
は結構悩みました。

3年前(2013年)も当番でしたが、政権が交代してアベノミクスが
スタートした年だったので、新政権や景気回復の期待と高揚感で会場は
熱気に包まれていました。

当時、全国厚板シヤリング工業組合の高木理事長から、「鈴木さん、い
い年に当番で良かったね!」と言われたのを昨日のように覚えています。
巳年だったので「脱皮しない蛇は滅びる」という話もしましたが、日本
もデフレからインフレに脱皮しなければという期待もあったと思います。

あれから3年経ち、アベノミクスも第二ステージということですが、
「申酉騒ぐ」という相場の格言通り、年初から株価は乱高下して、為替
も一気に円高に振れ、海外情勢もヨーロッパの難民問題から、中東情勢
の混乱、インドネシアでのテロ、北朝鮮の水爆実験と懸念材料が多く、
スピーチの内容が難しかったのです。

年頭からいろいろあったということをお話ししたなかで、ジョークで
「SMAPの解散問題まであった」と申し上げたら、これが一番受けた
のにはいささか驚きました。日本は平和ですね。ベッキーの問題とかS
MAPとかの騒動の方が、一般的には関心があるということです。

さて日本の経済情勢に話を戻すと、3年前に比べれば1ドル80円の為
替が一時は120円を超えていましたが、今は117円位、株価も8千
円台だったのが、2万円を超えていたのが、1万7千円ぐらいとなって
いますが、世界の懸念材料から見ればそんなに落胆することもないと思
われます。

自動車も今年は950万台くらい生産されるようですし、開発物件も底
堅いということなので、政府やエコノミストが言うように、緩やかな景
気回復が期待できるのかもしれません。

しかし、逆オイルショックとチャイナリスク、取り分け中国の鉄鋼の需
給ギャップの問題は業界としては、注視していかなくてはなりません。

賀詞交歓会のスピーチの最後は「今年の歌会始のお題は『人』でした。
干支の申に人偏をつければ『伸』となります。我々一人ひとりが緊張感
と臨場感をもって、それぞれの立場で自助努力していけば、今年も『伸
びる』年になるのでないでしょうか」と纏めましたが、本当にそう思い
ます。

パーティーではさまざまな人が、スピーチに対する感想を言ってくださ
いましたが、やはり「鈴木さん! SMAP良かったよ!」という評価
が一番多く、やはりタイムリーなジョークが一番インパクトあるのだと
思う反面、他のことは印象に残らなかったのかといささか残念に思いま
した。

さて、スピーチのなかでも緊張感と臨場感の話をしましたが、インドネ
シアのテロでは、五十鈴ではITCの橋本君が赴任していますが、アパ
ートの傍で爆発が起こったとのことですし、ソウルに戻った倅からは、
特段のことは起きていないが、やはり金正恩の誕生日に韓国の宣伝放送
が行われたことによる緊張状態が続いているとのことで、海外で勤務し
ている人たちと日本で芸能ニュースを気にしている人たちの違いを感じ
ました。

グローバル化と言っているなら、当事者にならなくても、当事者意識を
もっていかなくてはならないと思いました。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

       ――― バリューコンセプト ―――
========================================================□■□■

先日、「湘南T-SITE」(蔦屋書店)という辻堂にあるモールに行
ってきました。とにかく、その発想とプロデュース力が凄いです。本と
CDをメインとしていると見ていた蔦屋さんが、あんな形で業態・業容
を変える試みをしているなんて、勉強不足でした。

ホームページより抜粋します。「ここは、本屋とテーマに即した30の
個性豊かなショップがシームレスにつながり、湘南らしいライフスタイ
ルを提案する文化複合施設です。すべてのショップに本があり、書店と
専門店が有機的な文脈で確かにつながっている、他に類を見ないモール
です。」この通りで、時間がアッという間に過ぎます。

さて、私たちも、コイルセンターからサービスセンター、そしてバリュ
ーセンターへと進化のコンセプトを描いています。しかし、ここであら
ためて、コンセプトの重要さを思い知りました。

単なる思いつきでなく、そこにはポリシーが感じられないといけません。
そして、お客さまが興味を持つ、ワクワクする楽しさを感じ取れるよう
にプロデュースしていく努力が必要です。もちろん、ひとり(1社)で
はできませんので、テーマにマッチした、価値観を共有したコラボ先の
選定も重要です。

私たちは、今、目の前にあるマーケットをマーケットとして捉えがちで
すが、それは、マーケットの固定化につながります。やはり、社会とい
うマーケットへ意識を向けて、お客さまを探す、創り出す、という行動
をとることをしなければなりません。

それには、日常の変化を作り出し、見るものを変え、見方を変え、常識
を超えて、探究心をもって世の中を見ることです。そして、そこにある
Willを見極め、プロデュース力に磨きをかけ、お役にたつ、喜んで
いただけることを提供できる会社になっていくことです。

宣伝するつもりはありませんが、刺激を得るために行ってみてはどうで
しょう。代官山にもT-SITEがありますし、二子玉川に蔦屋家電が
あります。ネットで検索してください。本屋さんに行ったつもりでした
が、私が買ったものは、雑貨と食料品でした。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

         ――― 下町で第九 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

明けましておめでとうございます。

今年のお正月は穏やかな気候に恵まれ、地元の氏神様への初詣、おせち
料理を堪能し、箱根駅伝の沿道での応援等、例年通りに過ごしました。

ところでみなさんは新たな年を迎え、今年一年どのように過ごそうかと
考えましたか? 私自身、今年は「Frontier Spirit」
を常に意識し、行動・考動していきます。

昨年の話ですが、大学時代の友人からの紹介で、友人の奥さんが合唱団
(ソプラノ)として参加された「台東区第九公演」(東京藝大奏楽堂
《上野》にて開催)を先月20日に友人夫妻2組と私ども夫妻とでコン
サートを鑑賞してきました。

私も家内もこのような公演は行くのが初めてでしたが、昭和56年浅草
の公会堂で初演以来、継続公演されており、今回で35回目を迎えてい
るそうです。どんなものなのか、2人とも期待感でワクワクしながら、
開演を待っていました。

満員御礼の観客(約1,000名超)のなかで、台東区民合唱団と藝大
フィルハーモニア(東京藝術大学管弦楽研究部)の百数十名が協働で奏
でる希望と喜びに満ちたベートーヴェンの第九は、実に荘厳で高揚感に
あふれた、本当に感動に値するもので、心が洗われるようでした。

コンサートが終わった後は、客席から「ブラボー、ブラボー」という声
援がどこからともなく連呼され、いつまでも拍手が鳴りやみませんでし
た。

終了後、公演の感想や子供のこと等の話を交わしつつ、友人夫妻たちと
飲んだビールも格別なものでしたが(笑)・・・。このような公演にま
た行ってみたいなあと思いました。

開演当日までには、特に台東区の団員の方たちはそれぞれ家庭や仕事等
を持ちながら、それでも苦労しながら継続して練習を重ね、最初は高音
部など大きく響く声がでないのだそうですが、数ヵ月間の練習をするう
ちに出るようになるそうです。それだけでなく、団員の方の何人かは努
力の甲斐なく選抜から漏れ、出演できないそうです。

だからこそ聴く方もそうですが、出演された団員の方たちの終わった後
の満足感は、想像もできないくらい大きなものだったと思います。

継続することと満足感・達成感を味わうことは、人として成長すること
の基本(モチベーション)となるものだと改めて思いました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.646〕は、2016年1月28日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

1月に入り穏やかな天候からここのところ真冬の天候が続き、今週の初
めは雪に見舞われましたが、天気予報を確認して当日の朝に備えている
かどうかで、朝の出社に対する気の持ちようが違うのではないかと改め
て思った次第です。
天候もそうですが、国内外で起きていることが、いつ何時我が身に降り
かかってくるか予想もできない時代です。だからこそ、さまざまなこと
に関心をもっておくことが大事ではないでしょうか。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.645≡

======================= ISZ Mail Magazine