━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.01.28発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.646≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

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◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
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　　　　　　　　　　　　１月も後半となり、

　　　　　　　　　今年度もあと２ヵ月で終了します。

　　　　　　　　　　この期間に今年度の振り返りと

　　　　　　来期の方向性をしっかりと確認していきましょう。

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☆No.646　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃　■＿歌舞伎の魅力
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿柔軟性ある活力を維持しよう（小久保常務）
┃
┃【ＮＳ九州スチールサービスの現場から】
┃　■＿会話をして、思いを伝える（岩崎社長）
┃
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【代表メッセージ】

　　　　　　　　　―――　歌舞伎の魅力　―――
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鈴木貴士です。

あまり詳しくはないのですが、たまに歌舞伎を観に行きます。今回、偶
然チケットが手に入ったので、新春歌舞伎を魔女と行くことにしました。

昼の部に引き続き、夜の部が始まるのですが、入れ替えの時間は２０分
あり、早く着いても歌舞伎座に入れてもらえません。

私たちは夜の部だったのですが、例のごとく早く着いてしまい、その辺
をうろつくこととなりました。「だから、私がゆっくりでいいって言っ
たでしょ！」と魔女に怒られましたが、しかたなく、地下のお土産屋の
ようなところを散策しましたが、人でごったがえしていました。

あまり高いお土産物は無く、さまざまな歌舞伎にちなんだようなものが
あり、値段も安価のものが多かったです。時間が来たので入場し、解説
用のイヤホーンと字幕ガイドを借りましたが、両方借りている人は殆ど
いませんでした。

しかし私は難聴なので、字幕ガイドは必需品です。新歌舞伎座の座席は
この間もメルマガに登場したお客さまのＯ社の製品で、この字幕ガイド
の機械が装着できるようになっています。

一方、イヤホーンの方は解説者がいろいろなことを情報提供してくれる
ので、こちらは人気があり、多くの観客が使用しています。

４時半から９時過ぎまで、出し物は４つあり、間に合計１時間の休憩時
間があります。３０分の幕間のときに、大体の観客は弁当や歌舞伎座内
の食堂やレストランで食事をしますが、我々は忙しいので食べないこと
にしましたが、最近ウォーキングに凝っている魔女は外に出て歩くと言
い出しました。

必ず毎日１万歩を日課としているので、そのために歩くというのです。
私はコートもなく付き合ったのですが、寒くてデパートの中に入ること
にしましたが、運悪くそこが宝石売り場だったりして、危うく魔女の作
戦にハマるところでした。

時間が来たので戻り、歌舞伎を観たのですが、出し物は「二条城の清正」
が面白かったですが、あとは男女の話が多く、ともに花魁がらみなので、
現代人にはちょっと違和感がありますが、花魁言葉は遊女が方言を喋る
者が多く、それを隠すために共通言語化したと解説を聴いて、なるほど
と思いました。「ありんす」とか「くんなまし」とか、「笑点」で木久
翁が言っているやつですね。

最後の幕間で一人、生ビールを飲んでいると、テレビのクルーが近寄っ
てきてインタビューされてしまいました。

「歌舞伎の魅力」について聞かれたのですが、ともかく生なので臨場感
があるということと、「長唄」「義太夫」「常磐津」「浄瑠璃」等、さ
まざまな邦楽が楽しめ、違いが分かるというようなことを言いましたが、
女形をどう思うかと聞かれ「本当の女性よりも色っぽい」とつまらない
答えをしてしまいました。実際、坂東玉三郎も出演していましたが、本
当に立ち姿とか美しいですね。

インタビューはあまりいい出来ではなかったので多分、編集でカットさ
れたと思いますが、「花道の魅力」を語れば良かったと、後から思いま
した。

花道から登場したり、退場したり、見えを切ったり、さまざまな六方を
踏んだりと、「花道」というくらいで、派手な演出になりますね。上手
く表現することはできませんが、舞台回しや幕の引き方、黒子の動きな
ど、日本文化と歌舞伎の魅力は相関し、奥深いものになっています。

そしてあの「○○屋」という、大向うの掛け声が呼応の文化を体感させ
てくれます。たまには歌舞伎もいいものですよ。


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【執行役員が伝えたいこと】＿小久保常務

　　　　　―――　柔軟性ある活力を維持しよう　―――
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早くも節分が目前になりました。旧暦では節分が大晦日で、立春から暦
が変わります。申年は騒ぐ年と言われていますが、今年は暦が変わる前
から、世界の騒ぎ方は相当なものです。

中国をはじめ、資源国、新興国の不安定さが世界経済を巻き込んでいま
す。原油価格は簡単に３０ドルを割りました。政治的、地政学的なリス
クも懸念されています。

日本においても、民間投資を喚起する成長戦略が足踏みしているうちに
日経平均は年末から２，０００円も下がり、インフレ目標２％への難易
度が高まるものの追加の金融緩和策への効果も不安視されています。

外部環境からの影響は避けられないものの、足下の変化に一喜一憂する
ことなく、中期的にあるべき目標に向かってやるべきことを準備し実行
していくことが、ひいては新しいことを作り出すことにもつながるよう
に思います。

そのためにも、一人ひとりのレベルでは、活力を維持できるように自分
をコントロールすることに目を向けてみてはどうでしょうか。

一流のアスリートは柔軟な筋肉を持っています。強力なパワーを発揮す
る筋肉も緊張してばかりではあっという間に疲労して本来の力を失って
しまうので、ストレッチに多くの時間を割いています。心と体の柔軟性
を強化するための工夫をしてみてはどうでしょうか。

私は腹式呼吸が自然にできるよう気を付けています。呼吸には胸式呼吸
と腹式呼吸があり、多くの人は肩を使って胸を広げる胸式呼吸をしてい
るようですが、これは緊張を強くする交感神経を活性化させてしまうよ
うです。

一方腹式呼吸では、副交感神経が優位になり、緊張を解きリラックスさ
せ、さらには免疫力を高めることができるようです。お腹を大きく膨ら
ませるのは抵抗があるかもしれませんが、忙しい時にも落ちつくことが
できます。さらに、最近注目されている体幹の強化にもなっているよう
です。

怱々たる毎日、時間に流されることなくオン・オフをうまく切り替え、
趣味、体のケア、自己啓発など、いろいろな切り口があると思いますが、
意欲的に生活レベルを上げること試してみませんか。ひいては自分のモ
チベーションアップにもつながるように思います。

今年の恵方は南南東です。節分にはそちらに向いて恵方巻を完食したい
と思います。


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【ＮＳ九州スチールサービスの現場から】＿岩崎社長

　　　　　―――　会話をして、思いを伝える　―――
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今年度も残すところ２ヵ月余りとなり、年度最後の追い込み、さらには
来期に向けた方向づくりに熱が入っている時期だと思います。

九州は先週末から過去最強クラスの寒波が到来し、最近は一段と寒さと
共に環境も厳しくなってきました。体調を崩さず、細心の注意で今を乗
り切っていきましょう。

九州地区の自動車生産はそれなりの水準をキープしておりますが、今月
よりＴ社九州様の生産車種が一部北米に生産移管され、なかなか思うよ
うには増えてくれず、我々を取り巻く景気環境は厳しい状況に変わりは
ありません。期待すれども好転せずです。

こんな時こそ、組織の体制をさらに足固めして「備え」を怠らず、やる
べきことを将来に向けて実行していくことが大切だと思います。

五十鈴グループの来年度の方向性も発表されましたが、我が社は来年度
も「新最適パフォーマンスの追求」で合理化・効率化・精鋭化の推進を
推し進めていくことが、継続して直近のやるべきことと考えております。

それには新しい価値づくりへつながるような考動を起こしながら、課題
を着実に実現していくことです。

その上でも大事なことは、相手をきちんと知るためのコミュニケーショ
ン力を培って、お客さまのことをきちんと知り、一つでも多くの困りご
とを解決できるような力を高めていくことが重要だと考えます。

そのためにどう私たちの言動を変えていかなければならないか。重要な
ことは会話をして、「思いを伝える」ことではないでしょうか。相手に
説明する力がなければ伝わらないと思います。説明力を身に付けること
が第一優先と考えます。

社内外のお客さまやメンバーに対して、言いたいことを最大限に伝える
円滑なコミュニケーションをとるために必要なことは「説明力」を養う
ことであり、そのポイントは、

１．相手の質問内容を理解し、意図を汲み取る
２．事実と所感を明確に分ける
３．最初に、伝えたいテーマ・要点の数を示す
４．説明のポイントごとに、分かりやすいキーワード＝見出しをつける
５．相手がイメージし易いように工夫する
６．言葉や表現方法を相手の理解度に合わせる
７．会話のペースを読み、相手に合わせる

ことなどがポイントではないでしょうか。

また、いくら上手な説明であっても口先だけでは人は動かせません。一
番大切なのは一生懸命伝えようとする姿勢だと思います。

さらに「何を・どうやって」ではなく、「なぜこれらのことを行うのか」
を、一番大事なことと捉え、何事にも興味を感じて楽しんでやっていき
ましょう。

何はともあれ、会社も個人も健康と安全が第一であることを肝に銘じ、
来年度も良い年になるよう期待感を持って、明るく取り組んでいきたい
です。


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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.647〕は、２０１６年２月４日に配信いた
　します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

寒波のニュースが台湾やアメリカなど世界各地からも伝えられています。
この寒波は温暖化により北極圏に偏西風の塊が積み重なっていたものが、
今回一斉に崩壊したため、何十年に一度というような異常な天候をもた
らしていると聞きました。
私たちにできることは、前もって予報などを収集し、対応策を勇気を持
って実行することが重要ではないでしょうか。たとえそれが空振りに終
わっても実行することに価値があると思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／本間　靖啓）
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　発行人：五十鈴株式会社　鈴木貴士
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