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五十鈴メールマガジン〔No.650〕カラス何故鳴くの~
配信日時:2016/02/25 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.02.25発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.650≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
         子供のころに教わった唱歌や童謡。

      今でもふと思い出して口遊むことはありませんか。

            それぞれの歌の意味を

        後から知ったということもあるでしょう。

         歌の内容を現代に照らし合わせて

        考えるのもよいのではないでしょうか。

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☆No.650 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_カラス何故鳴くの~
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_基礎体力(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_売れる力(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― カラス何故鳴くの~ ―――
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鈴木貴士です。

今週は五十鈴グループではIOC週間で、各拠点発表の準備や本番の実
行で忙しく大変だと思います。したがって、今日のメルマガは難しい話
はやめて、軽い話題にしたいと思います。

ドルチェが亡くなってから、魔女と毎朝歩くのが日課になっていますが、
さまざまな会話があり、面白いことになっています。

この間は公園でカラスと遭遇しましたが、突然、魔女が「カラス~何故
鳴くの~」と歌いだしたのです。野口雨情のちゃんとした歌詞で述べて
みると「烏なぜ啼くの 烏は山に 可愛い七つの 子があるからよ 可
愛可愛と 烏は啼くの 可愛可愛と 啼くんだよ 山の古巣へ 行って
見て御覧 丸い眼をした いい子だよ」という童謡ですが、さて何とい
う題名でしょう。

そうです。「七つの子」という大正10年に作られた、本居長世の作曲
で有名ですね。皆さんは最後まで歌えますか? 魔女も私も「行って見
て御覧~」の後が「カワイイ、七つの~」と元に戻ってしまい、「まあ
るいめをしたいいこだよ~」とは思いませんでした。

さて、そこで話題になったのは、今ではカラスは都会では悪者になって
いますが、この歌で知る限り大正の人々には愛されているようですね。

だから都会のゴミをあさり、散らかすのは人間がちゃんとしないからで、
カラスに罪はないというのが魔女の見解で、未だに近所のカラスと仲良
くしているのですが、この素晴らしい童謡の不思議なところは「七つ」
が7羽を指すのか、7歳を指すのかということですが、7歳だと子とは
呼べず、7羽だとそんなに育てられないということになります。

そういうことが論争になったこともあるらしく、野口雨情の息子が7歳
の頃に作られたもので、そうなったというのが有力らしいのです。

さて、我々世代では「カラス~何故鳴くの~カラスの勝手でしょう~」
という替え歌を、1980年頃、ザ・ドリフターズの志村けんが「8時
だョ!全員集合」という番組のなかで歌って子供たちの間で流行り、P
TA等で問題になりました。

それはともかく、考えてみると日本の童謡は良い歌がたくさんあります
が、大正時代に作られたものが非常に多いのです。

大正時代は短いですが2つの大きな戦争に勝利した日本は、大正デモク
ラシーも台頭し、平和な良い時代だったようです。議会制民主主義も定
着しつつあり、そういうこともあって唱歌といわれる良い歌が数多くで
きたのでしょう。

思いつくままに列記してみると「春の小川、村の鍛冶屋、鯉のぼり、冬
景色、海、故郷、浜辺の歌、歌を忘れたカナリヤ、待ちぼうけ」と書き
出したらどんどん出てきます。

そしてなんと結構、歌詞を覚えていて歌えるのです。どこで習ったので
しょうね。今の子供たちは、どういう歌を歌っているのでしょう。唱歌
から童謡に我々の世代はなりましたが、最近は童謡という言葉もあまり
聞かなくなりましたね。

「たき火」という童謡もありましたね。「垣根の垣根の曲がり角、たき
火だ、たき火だ、落ち葉焚き~」という風情は都会だけでなく、無くな
ってしまいましたね。

そういう童謡を口遊みながらぶらぶらと散歩をして、世の中を見てみる
と、また違った意味でいろいろなことを感じ取ることができるのではな
いかと思います。

「春の小川はさらさらいくよ~」これは渋谷で作られたそうですが、今
の渋谷とは全く違いますね。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

          ――― 基礎体力 ―――
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最近、基礎体力が落ちたことを痛感しています。階段の上り、早歩き、
休出、夜遅くなる宴会等、息切れしたり、疲れを早く感じたり、集中力
が早めに切れたり、と明らかに以前との違いを感じてしまいます。人は
年齢のせいにしたがりますが、一概にそうとは言えないと思います。

ネットに、「基礎体力とは、体を効率的に動かすために必要な筋力、持
久力、柔軟性などの全般的な体力のことを指し、基礎体力を上げるとい
うことは、全身の筋肉をバランス良く鍛えるということなのです。」と
ありました。

やはり、何もしていない現実がそこにありました。基礎体力の維持・向
上に習慣性をもって取り組んでいれば、その年齢を克服していけるので
はないかと思います。しかし、私自身、その習慣性は3日限りという習
慣なのが残念です。自分に甘いという人間的弱さが出てしまいます。

さて、ここで組織の基礎体力について考えてみてください。全員でバラ
ンス良く鍛え、習慣性をもってやっていることをあげてみましょう。

今が旬のIOC活動、拠点開発活動、QC活動、安全活動、5S活動、
TPM活動、個別目標達成活動、ショールーム活動、これらはグループ
全体の標準的な組織活動です。これ以外に、個社ごとに特徴的な活動が
あると思います。

各活動は、目標(定量面、定性面)達成に主眼があると思っているでし
ょうが、実は上記にあるように未来に向けた組織(会社)の基礎体力の
向上も狙っています。実際に、企業目標、個人目標のレベルアップとそ
の実現を見れば、完全とは言わないまでもそれを実感できるはずです。

不自由さを感じる時があるかもしれませんが、全員ということと、習慣
性ということが、組織の基礎体力向上の必須条件なので、極めれば不自
由さよりも違った感じ方になると思います。

組織、会社の基礎体力向上のために、自分に甘いという人間的弱さを感
じながらも、強い意志のもと未来につなげるべく、全員参画経営をやり
続けていきましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

          ――― 売れる力 ―――
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今期も残すところ1ヵ月余り。今週はIOCの成果発表会です。このメ
ルマガが発刊されている時には、来期へのつながりと拡がりが感じられ
る成果を実感していることを期待しています。

話は変わりますが、皆さんは週に何回コンビニエンスストアを利用しま
すか? 私はほぼ毎日といってもよいくらい、かなりの頻度でお世話に
なっています。

コンビニが私たちの生活に欠かせないものとなった今、その利用目的は
多様となり、日常生活の便利さの追求がコンパクトな空間に展開されて
います。

便利さの追求とは機能の充実です。個人的には、昼食の調達、ATM、
観劇チケット受取は頻繁に利用しています。機能以外に力を入れている
一つに価格がありますね。最近はコンビニでも値引き商品が各種ありま
すし、PB商品は一流メーカーのものであってもお手頃価格になってい
ます。

もう一つは、自社ブランドを具現化する動きが活発になっています。お
弁当・パン・コーヒー・スイーツなど商品を通してそれぞれのこだわり
を訴えています。

そして、私がいつも感心するのはコンビニにはブームや天候、季節とそ
れに応じたイベントが常に行われていることです。先日も節分の日に何
種類もの恵方巻きがずらりと並んでおり、関西でのイベントがすっかり
国内に定着したことを実感しました(ちなみに恵方巻きを全国に普及さ
せたのはセブン‐イレブンだそうです)。

新製品もいち早く並ぶため、つい予定外のモノを購入してしまいます。
私にとって、コンビニは楽しい発見の場所でもあるのです。

コンビニは機能の充実からライフスタイルへの新たな提案やサポートと
モノ言う業態へと進化し続けています。それぞれの店舗自身が私たちに
語りかけてくる「対話力」が「売れる力」になっているのですね。

私たちのショールーム活動も「売れる力」の進化に向けてさまざまな取
り組みが展開され、変化し続けています。

一方、すでにコンビニ業界は飽和状態に入っており、それぞれが選ばれ
る存在であり続けるためにさらに厳しい競争下にあることも現実です。

対話力以上の力を開発していくことが求められるなか、それぞれが定め
るこれからの方向性・戦略は極めて重要なものとなってきます。

「売る力」ではなく「売れる力」。売る力や売れる仕組みを考えること
も大切でしょうが、選ばれなければ売れない環境にあって、売れる力と
は何かを今一度アイコミ全員で問いただしながら、多くの方から協創し
たいと思っていただけるよう、来期に向けてしっかりと方向性を定めた
いと思っています。

残りの1ヵ月を今期の締めくくりと来期へとしっかりつながるよう大事
に過ごそうと思います。


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       WEBマガジン「五十鈴変革の今」vol.23更新
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  ■テーマ■
           「価値づくり」への全員参画へ

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2015-16中期、そして2010年よりスタートした、長期経営目
標「Will‐Navi」も、間もなく折り返し地点となります。
五十鈴が実践している「全員参画」は、取り組みテーマが増えたり、協
働パートナーが広がっています。
今回は、五十鈴の「全員参画の歴史」をひもときながら、全員参画での
価値づくり活動の実践を紹介しています。 


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.651〕は、2016年3月3日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今週、五十鈴グループではIOC成果発表会が各拠点で行われています。
今期は中期戦略(2年間)の1年目ということもあり、今回の成果発表
が中期戦略の折り返しの状況を表すことになります。
業績についての見込みはもちろん大切ですが、成果に至るまでの種々の
プロセス(1年間の成功・失敗からの学びと成長)について共有するこ
とが重要です。各社がお互いのプロセスを学び取り活かすことにより、
中期後半に向けてさらに成長していきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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