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五十鈴メールマガジン〔No.652〕もうすぐ春ですね~
配信日時:2016/03/10 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.03.10発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.652≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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           3月も2週目に入り、

          年度の決算と来期の準備など

      多忙な日々が続いているのではないでしょうか。

            忙しさの合い間に

       心身の健康に気を配ることも大切ですね。

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☆No.652 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_もうすぐ春ですね~
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ダントツ価値(山田常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_新しいビジネスの創造に向けて(新川社長)
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【代表メッセージ】

       ――― もうすぐ春ですね~ ―――
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鈴木貴士です。

昔キャンディーズという三人娘のグループがいて、一世を風靡しました。
彼女たちは、「普通の女の子に戻りたい」と言って解散し、その後それ
ぞれの道を歩んでいきました。

ラン、スー、ミキと今でもメンバーの呼称を覚えていますが、スーの田
中好子さんは若くして亡くなってしまったのが残念です。

彼女たちのヒット曲に「春一番」という曲があります。「雪がとけて川
になって、流れてゆきます つくしの子がはずかしげに 顔を出します
 もうすぐ春ですねえ ちょっと気取ってみませんか」という出だしで、
穂口雄右さんの名曲でした。

この時季になると思わず口ずさんでしまいます。ドルチェが死んでから
始めた、我々夫婦の散歩も初めての春を迎えようとしています。梅の花
も咲き、沈丁花の香りもしてきました。

そろそろ、厚手のコートや手袋が邪魔になってきそうな気配です。ビジ
ネスの世界では年度末を迎え、決算や新年度の予算等がありますが、何
と言っても人事異動の発表の時期ですね。

五十鈴グループの今年度は厳しい年でしたが、ロジスティクス部門やソ
リューション部門の躍進で、連結決算は期初計画通りに収まりそうです。

社員の皆さんは本当に努力してくれました。各サービスセンターも数量
が伸びないなかで、それぞれのサービスセンターが特徴を出し、知恵を
振り絞り、拡販活動や改善活動、組織変革活動を推進してくれました。

しかし、我々の対面業界のお客さまもグローバル競争のなかで、素晴ら
しい技術開発をしておられます。その成果は目をみはるものがあります。

我々も「研究開発」という言葉を肝に銘じ、未来に向かってグローバル
・バリューセンターを構築していかなければなりません。

でも鉄鋼業界は本当に厳しいですね。需要と供給だけで観れば、長期停
滞の様相を呈し始めています。

しかし歴史を紐解けば、織田信長が桶狭間の戦いで10倍の軍勢を誇る
今川義元軍に勝利したのは、織田信長の戦いにおける「研究開発」だっ
たといってもいいでしょう。

さまざまな情報をとり、1対10が逆になる場所が桶狭間で、紐状に長
く伸びた軍勢を横から、大将の今川義元の首だけを目指して突破すると
いう発想にたどり着くには、それだけのリサーチが必要だったのです。

そして論功行賞をはじめ今までの常識を覆し、織田信長は天下を目指し
たのです。能力実力主義で羽柴秀吉や明智光秀のような、身分の低い者
や浪人だった人間を積極的に登用し、また、南蛮品を好み鉄砲等も開発
し、実践で多用しました。

そのほかにも楽市楽座等の商業政策にも長けていましたし、信心深いと
ころがあるのに、必要とあらば比叡山の焼き討ちまでやるという、断固
とした男でした。

「研究開発」、そしてその実用化するという行動力は当時群を抜いてい
たと思います。

我々も負けてはいられません。世界的な価格競争の激化、企業の巨大化、
淘汰、ゼロ金利、量的緩和、マイナス金利等、未曽有の出来事が起きて
います。テロも頻繁に起こり、今この瞬間、いつ戦争になってもおかし
くない状態も続いています。

「泣いてばかりいたって しあわせは来ないから 重いコート脱いで 
出かけませんか もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか」今年も春
がやってきます。

そして、夏、秋と続きます。自然の力は本当に偉大です。我々も「自彊
息まず(じきょうやまず)」(自ら努め励んでやまない)といきたいと
ころですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

        ――― ダントツ価値 ―――
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年度末の3月に入り、2016年度の決算数値の締めの作業や個人の価
値創造プレゼンを通した自己成長の確認、そして来年度に向けての準備
を着実に進めている時期です。

五十鈴東海として、2016年度は「ダントツ」「ゼロレス」といった
全社員に受け入れやすいフレーズで、CC(コイルセンター)事業の収
益拡大とVC(バリューセンター)事業型組織への変革を狙いました。

結果、収益改善につながる東海としての管理体制ができ、成果につなが
ったと感じています。

また、マーケットからの認知のされ方も品質、デリバリーといった機能
価値に加え、バッファー機能や情報機能、ソリューション機能といった
サービス価値も拡大しました。

ただし、ダントツといえるレベルには至っていないし、VC事業の手ご
たえは感じるものの、ビジネス化までには至っていないのも現実です。

一人ひとりの自己成長を確認しあう価値創造プレゼンの場においても、
本当にダントツ成果を目指した目標と活動になっていたのかな?と感じ
る内容のプレゼンも多々あります。

ダントツになりたければ、ほどほどの期待ではうまくいくわけがない。
良い目標、つまり感情を揺さぶる目標を持っていれば、そのことを考え
るたびに、自動的に正しい選択ができる。

また目標が具体的であればあるほど、そこへ向かう計画が立てやすい。
実際、「こいつ1年間で大きく成長したな」と感じるプレゼンをする社
員はキャリアビジョンが明確で、具体的な実効策を考え行動しています。

ダントツの人の目標がわかりやすいのは、一流のスポーツ選手を見れば
わかると思います。「世界チャンピオンあるいはオリンピックの金メダ
リストになる」「目標とするタイム、高さ、距離、重量の達成」等々で
す。

ビジネスマンはスポーツ選手よりも目標の定義がはるかに難しく、複雑
になるかもしれません。しかし、成功するビジネスには必ず明確なゴー
ルがあります。

先週末に行われた世界卓球団体戦、男女とも銀メダルを獲得し、かなり
盛り上がりました。特に日本女子の活躍はドイツ戦、北朝鮮戦と彼女た
ちの戦う姿や流す涙に共感しました。

しかし、中国のダントツの強さが光ったのも事実です。中国選手のダン
トツの強さの裏には、いかに対戦相手が格下の選手であっても、事前の
研究や練習といった勝利に対する凄まじいこだわりがTVで紹介されて
いました。

月曜日の新聞のスポーツ欄では「中国の背中が見えた」といった楽観的
な記事も出ていましたが、かなり厳しいのではと感じました。

今回活躍した世界トップクラスの選手は、幼少期にトレーニングを始め
ています。熱心に長時間の鍛錬を積んだ者が、最高の結果が出せ、練習
量と成功の相関性が明確なのはスポーツの分野ですが、ビジネスの分野
では複雑になりがちです。

しかし常に「ベストな自分になる」ことを目標に努力する点では同じで
す。自分の実力を全開にすれば、必ずダントツ価値は発揮できると信じ
頑張りましょう。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

     ――― 新しいビジネスの創造に向けて ―――
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2月最後の日曜日、ソリューション部門のIOC成果発表会が行われま
した。

今回IMSの活動では、ソリューションのプロセスを今までとどう変え
ていくのか、変えることによって何を生み出すのか、どのような成果に
結び付けていくのか、ということを考え続ける活動にしようとやってき
ました。

今回の活動の一部をご紹介すると、自己実現環境を創出するという目標
観のなかでのワークライフバランス推進や、働き方の変革を生み出せる
サービスモデルを開発して、新しいビジネスをつくっていこうというも
のがありました。

一人ひとりが自分らしく組織に参画できる機会を創出し、貢献している
と感じることができる日々のマネジメントや文化をつくっていくことを
目的とした職場の基盤づくりですが、そのなかの一つの要素として着目
したのが、ストレスチェックです。

この「ストレスチェック」は、改正労働安全衛生法の施行によって、昨
年12月から従業員50人以上の企業に実施が義務付けられました。

実際には昨年の12月1日から今年の11月30日までの間に実施すれ
ば良いのですが、この制度を単なる法令遵守や福利厚生の一環として実
施してしまうと、どうしても形骸化してしまいます。

それでは行政の目的である「心の健康保持・増進」は図れても、本当に
大切な人財基盤のベースとなる活力ある職場環境の実現には至りません。

IMSとしては、環境変化を認識し対応していくだけではなく、企業に
おける経営基盤の高度化につながるサービスとして、行政の制度も有効
に活用できる方法はないのか、新しいビジネスや新商品開発に結びつく
可能性はないのかなど、新しい発想や行動力も必要でした。

この展開に際しては、社外へのサービス展開も視野に入れて、制度の構
築サポートから情報通信機器を用いた面接指導等の実施方法設定など、
医師と社員とをつなぐ実施実務従事者代行機能を発揮したトータルなサ
ービスの開発に結びついています。

「経営進化を実現するリアルスタッフカンパニー」を標榜するIMSと
しては、お客さまに喜ばれるには、役に立つにはどうしたら良いかを常
に考え、これからも実践していきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.653〕は、2016年3月17日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

毎年3月は年度の決算と来年度の準備が重なり、時間がいくらあっても
いいと思うような日が続きます。そういうときにこそ、健康管理には気
をつけたいものですね。
この時期インフルエンザが流行っていたり、気温の極端な寒暖差の影響
で風邪を引いたりと体調を崩しやすいものです。職場ではお互いに相手
の健康状態に気を遣いながら、ビジョンを見据えて日々の業務をしっか
りと進めていくことが大事だと思います。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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