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五十鈴メールマガジン〔No.676〕シン・ゴジラ
配信日時:2016/09/08 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.09.08発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.676≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
  
        台風が立て続けに発生する時季となり

       想定できない甚大な被害が発生しています。

        自然の猛威には逆らえないものですが

       例え小さなリスクでも回避する手段を講じて

       自らの身を守っていかなければなりません。

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☆No.676 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_シン・ゴジラ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_下期に向かって心も体もさわやかな気分で(小久保常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_人を喜ばせる力(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― シン・ゴジラ ―――
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鈴木貴士です。

久しぶりに映画を観てきました。今、話題の「シン・ゴジラ」です。携
帯から予約しようとすると、なんとそのシステムが無くなっていてスマ
ホ系とPCだけになっていました。

ガラケーはどんどん追いやられていくのも宿命なのでしょうか。慣れな
いシステムでPCから予約すると、シニア一人ですから安くて良い席を
確保することができました。

「ゴジラ」というと、我々世代はもう観に行かなければならないわけで、
ストーリーはともかく今度はどんな出没の仕方なのかくらいしか興味は
ないのですが、今度の映画は始まってから終わるまで実にダイナミック
な展開で、それこそ息もつかせぬようなものでした。

そして我々のほうにも東日本大震災を始め、原子力発電所の問題、最近
の自然災害の経験と国際的な紛争やテロの多発による緊張が染みついて
いるように思えました。

日本が危機的状況に陥ったらどのようなことになるのか。その時、誰が
リーダーシップを取り、誰を動かすのか。想定外の「ゴジラ」という、
巨大不明生物が東京に襲い掛かるとどのようになるのか。

自衛隊は武器使用ができるのか。国際社会に軍事的にどのように助けて
もらうのか。ということがイメージできたことと、緊急時に官邸や首相
をはじめとした大臣や責任ある官僚がどう動くのかということが、具体
的な法律やシステム、決済、指揮命令系統までがよくわかりました。

結構、総理大臣というのはなんでもできるのですね。そういえば東日本
大震災の時の菅首相は日本中の原発を法的根拠も何もなしに止めること
ができたのですから。逆に言うと首相の危機的状況時の決断は、国の存
亡を握っていると言っても過言ではありません。

なんでもかんでも国会の承認を得なければならないと思っていましたが、
「超法規的」なことが危機的状況の時はできるのですね。

しかし映画のなかに描かれている首相はちょっと頼りなく、武器使用の
決断を逡巡するのですが、追い込まれ無制限の武器使用を決断せざるを
得ない時はいささか緊迫しました。

そして防衛大臣の進言やアメリカ軍への軍事的協力要請や国連での核兵
器使用の決議の受け入れ等の展開とそれを何とか阻止できないかと活躍
する閣僚や官僚の会議や政策立案の動きが、この映画のポイントになっ
ています。

自衛隊が物凄く頼りになる存在で頼もしく、もっと軍事費を増やしたほ
うがいいと思ったのは私だけでしょうか。アメリカから大統領特使とし
て送られた日系の女性と主人公の内閣官房副長官との会話で、危機的状
況の時に日本語で敬語を話されるとわからなくなるというくだりは、日
本語の懐の深さとあいまい性がそういう時には邪魔だということで、そ
のシーンのコミュニケーションをリアルに感じることができました。

最終的に主人公を中心とするプロジェクトチームで作成された作戦の日
米共同による対ゴジラ総力戦の火ぶたが切られ、一気に物語は終焉に向
かいますが御用学者の無能さや無責任な人々はもとより、危機的状況を
理解せずに自己保身に走る閣僚や、この期に及んでしたたかさを見せる
高級官僚の出世欲や老獪な政治家の権力欲等が随所に表現され、法律順
守や正義感ばかりでは問題は解決しないという現実を突き付けられた時
の状況をこの映画は見事に「ゴジラ」という虚構のもとで表現されてい
ます。

最後にタイトルバックでキャストに野村萬斎とあったので、どこに出て
いたのだろうとプログラムまで買ったのにわかりませんでした。そこは
ネット社会、調べたらすぐわかりました。これも驚きです。知りたい人
は自分で調べてください。凄い時代になりましたね。


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【執行役員が伝えたいこと】_小久保常務

  ――― 下期に向かって心も体もさわやかな気分で ―――
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8月は前半が猛暑、後半は連続して上陸した台風の影響で荒天が続き、
局地的な暴風雨により、大きな被害を受けた方もおられます。心よりお
見舞い申し上げます。

早くも9月となり子供たちのなかには、宿題ははかどったが海や山での
夏ならではの遊びを存分にできずじまいで新学期を迎えた方も多いので
はないでしょうか。

こんな酷暑と暴風雨のなかでも、今年は日々リオオリンピックの筋書き
のないドラマに昼夜感動することとなり、心の面でも暑い夏でありまし
た。

次回東京オリンピックは、一年中で最も高温多湿な環境での開催を余儀
なくされます。8月の記憶が薄れないなかで、今年の天候を重ね合わせ
て東京で開催されている様子を想像すると、ちょっとぞっとしてしまい
ます。

前回の東京開催の時のように体育の日前後が望ましいものの、IOCが
巨額の放映権収入の柱としている欧米テレビの番組編成を最優先し、欧
米の人気プロスポーツが開催されない時期(7月後半~8月)を前提に
候補地を決定しています。東京の立候補の時にも問題となったことです
が、周到な対策が望まれます。

4年に一度しかない無二の舞台であり、最高の環境のなかで最高のパフ
ォーマンスを出してこそ、我々も最高の感動を分かち合えるものであり、
アスリートファーストを標榜しているだけに商業的な観点はもちろん重
要ですが、舞台の主役であるアスリートのパフォーマンス発揮を第一に
考えるという原点に立って、この時期の開催を見直すことはできないも
のでしょうか。今回のリオの感動が大きかっただけに、改めて強く思い
ます。

日本は住環境スタイルの変化もあり、生活感覚としては亜熱帯化が進ん
でいます。天候も不安定となっています。

私の経験では夏の終わりから10月にかけて、心身における夏の疲れを
原因として体調を崩したり、注意散漫からケガをしたりということが多
かったように思います。

気候的にも過ごしやすく安定する10月までの間は調整が必要な時期と
心得て、くれぐれも不摂生を避け、心身をリラックスさせることに通常
以上に留意しています。

9月は上期の集大成としてIOCを控えていますが、ここでの充実感を
もって上期を終了し、そして10月からフレッシュなスタートが切れる
ようにしたいものです。

多忙ななかでも各人自分の現在の体や心の状態を確認しつつ、休めるべ
きところは休め、修復すべきところは修復し、体の中心からモチベーシ
ョンを高めていけるように工夫したいものです。

ちなみに、今年度から改正労働安全法に基づき「ストレスチェック制度」
が導入されました。セルフチェックの方式で、社会的な健康度、心身の
健康度、生活の健康度を判定し、具体的なストレス回避につなげること
を目的とするものです。

順次みなさんにセルフチェックをしていただくこととなりますが、これ
らも活用して心身の健康を保つようにしてください。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

        ――― 人を喜ばせる力 ―――
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9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。日中は30度を
超える日が多くありながらも朝夕が涼しく、寒暖の温度差が大きくなる
季節ですので、体調管理には気をつけていきましょう。

今年の夏は夏の風物詩である花火大会に2度ほど行く機会がありました。

1回は会社の仲間とその家族の総勢20名で隅田川へ。なんとか見物場
所は確保できたもののたいへんな人出で、落ち着いて観るという状況で
はありませんでしたが、普段にはない交流を図ることができました。

そしてもう1回は本社ビル近くで開催される多摩川六郷花火大会。こち
らは土手が拡がっているので見物できる場所も多く、間近で観賞できる
ので迫力を感じることができました。

ほぼ毎年どこかの花火大会を観ていますが、昔に比べると色やデザイン
など、随分と新しいものが出てきています。さらにはコンピュータ制御
による点火システムなどの発達もあって、一斉に何十発も上がったり、
次々に上がっていくなど、打ち上げ技術も相当に進化していてエンター
テイメント性が格段に高まっています。

昔との違いを感じながら花火の歴史や革新に注目して観ると、従来とは
異なる感情も湧き上がってきます。

さて、上期も残すところ1ヵ月をきりました。中期戦略の3/4が経過
したことになりますので、ゴール地点をイメージしたIOC活動のまと
めを行っているところだと思います。

IMSでは今中期は「ソリューション事業への完全な転換」をキーワー
ドにして、活動の推進を図ってきています。自分たちの意識や行動、成
果や価値創出について、立ち位置や見る観点を変えてありたい姿に向け
て取り組んでいるところです。

花火職人たちが伝統を受け継ぎながらも新しい技術を取り入れて進化さ
せてきているのと同じように、IMSにおいても新知識・新技術を継続
的に取り入れながら新しいことを恐れずに取り組んでいくことで、IM
Sにもエンターテイメント性・人を喜ばせる力がついてくると考えてい
ます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.677〕は、2016年9月15日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週の台風10号の影響により、東北や北海道で大規模な災害が発生し
ました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとと
もに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
我が国では例年この時季になるとどこかで必ず台風の影響により、甚大
な被害が発生します。自然の猛威に対していかに被害を最小限に抑える
ことができるか――。
私たち自身が暮らしている地域コミュニティで平時から皆で協力しあい、
防災対策を幾重にも立てておき、災害時に実践できる体制を築いておく
ことが求められるのではないでしょうか。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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