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五十鈴メールマガジン〔No.682〕ちゃんとやるということ
配信日時:2016/10/20 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.10.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.682≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
  
               秋になり、

         ようやく涼しさが出てきたと思えば、

        今週は夏のような気温になることもあり、

       体調管理には気を抜けない日々が続きますね。

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☆No.682 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ちゃんとやるということ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_リーダーに必要な4つの「感」(山田常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_木になる、気になるプロジェクト(臼井社長)
┃
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【代表メッセージ】

      ――― ちゃんとやるということ ―――
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鈴木貴士です。

土曜日の朝8時からメタルワンの事業投資先の小集団活動の発表をやる
ということで、金曜日の夜から浜松に乗り込みました。もう少し時間を
遅くしてくれれば日帰りで帰れるのになあと思いましたが、私中心では
なく、その会社の行事に私が参加するわけですから、それはそれでいい
と思いました。

昔、若いころ今の副社長に運転させて各拠点を回ったのですが、いつも
朝一番で乗り込むことにしていました。今から35年ぐらい前の話です
が、4時ごろ東京を出発して安城に行ったのを懐かしく思い出しました。

何があっても相手に迷惑をかけることなく、ちゃんと就業時間前に行く
ということに意義があるのですね。今回は東京駅からひかりで浜松に行
ったのですが、いつもながら新幹線はちゃんとしていますね。

清掃の人たちもきびきびと働き、発車時刻3分前にきっちり仕事を終え、
挨拶をして颯爽と去っていく姿は見事なものです。車内でも無駄な検札
はなくなり、女性の車掌は主にお客さまの様子やゴミの片づけを中心に
動いているように思いました。

浜松の夜は五十鈴の浜松サービスセンターの幹部と会食をしたのですが、
幹部と言っても運営を任されているリーダーたちは若いのですがしっか
りしています。

特にビジネスリーダー、オペレーションリーダーという体制を敷いてか
らはコミュニケーション良く、マイクロマネジメントができています。

なぜそういうことができているかと言えば、彼らが毎日必死に考え、人
々を巻き込み実行しているからです。そういうわけで五十鈴のサービス
センターの管理レベルは向上しています。

翌日、今回の浜松訪問のメインであるメタルワンの事業投資先のサービ
スセンターを訪問しました。五十鈴から社長以下、幹部数名が出向して
いますが、今回初めての小集団の成果発表ということと、今年他のサー
ビスセンターと合併したこともあり、その状況視察も兼ねてということ
になります。

合併して第一工場と第二工場ということになり、第二工場の小集団活動
はこれからということで第一工場のみの発表となりましたが、全社員が
会議室に集まり、緊張のスタートを切りました。

しかし私はその後の展開は読めていました。なぜなら会社に着いた時か
ら会社の雰囲気が良かったからです。お茶を入れてくれる女性社員から、
接する人々が張り切っている、感じの良い対応ができていたということ
です。

思った通りの展開で司会の女性の進め方から、会社の概要説明、6チー
ムの発表、それぞれのチームに対する講評まで過不足のない良い流れで
した。

最後に私が総評をしたのですが、「ちゃんとやるクセ」の話をしました。
さまざまなこと、特に会社の朝礼やイベントまで、「ちゃんとやる」と
いうことを続けることによって、良い規範ができ、好ましい職場風土と
なり、それが会社の組織文化になるということを知ってもらいたかった
からです。

その後時間があったので幹部と懇談したのですが、あまりに最初にして
は良い発表会だったので、私のポケットマネーで司会と発表者にサプラ
イズ表彰しました。そして皆の活動を見学しましたが、良い話し合いが
できているように思えました。

その後、近所で人気のあるうどん屋さんへ行きましたが、11時開店な
のに10時半ぐらいから並んでいます。なかに入ると男性はご主人一人
で、あとは5、6人の女性で切り盛りしていました。ここでも多くは語
りませんが、やはり「ちゃんとしたお店」でした。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

     ――― リーダーに必要な4つの「感」 ―――
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この時期、五十鈴ではIOC活動の下期キックオフが行われたり、IV
Cの中間キャリアプレゼンが行われ、各チーム、各個人の目標達成に向
けた軌道修正や、フォローポイントの確認がなされています。

我々を取り巻く環境は、下期以降もいろいろな変化が予想され、目標を
達成させるためには、次期中期を考え、目の前の課題に対する行動レベ
ルでの具体策を明確にすることや、一人ひとりのやる気スイッチをオン
にすることが大切だと考え、リーダーの役割を今一度考えたいと思いま
す。

目標達成するリーダーの仕事には、「リーダーがメンバーに与える4つ
の要素」があると、学んだことがあります。

チームリーダーがメンバーに示し与えるべきものとして、4つの「感」
があるそうです。それは、「危機感」「存在感」「達成感」「満足感」
です。

五十鈴東海の現状に合わせ考えると、まずは「危機感」。これはほどよ
い緊張感のようなもので、これから本格的に動き出すであろう業界再編
に対し、CC事業を極め、マーケットからの新たな認知をVC事業につ
なげる策を考えなければ落ち着かないといった気持ちです。

例えば、競合相手の「良いところ」をメンバーと調べたり考えたりする
こともありです。

次に「存在感」。これは当たり前のことですが、働く人がどんな時に力
を発揮するかというと、自分が認められた時です。 

一人ひとりに何か明確な役割を与え、チームにとって必要なんだと自覚
させることです。そのためにもそれぞれの強みをいかに引き出すかです。

3つ目は「達成感」。これは、何かを成し遂げた時に起こる「自分はや
ったぞ」「できたぞ」という気持ちで、プラスの感情もマイナスの感情
もありません。

最後は「満足感」。これは読んで字の如く、満ち足りたという気持ちで、
プラスの感情です。

チームの個人の定量目標、定性目標をクリアすることで「達成感」を感
じても、次の目標もクリアしようという動機につながらず、そのために
も「目標達成して充実した気持ちになれた」という「満足感」を持たせ
なければいけないと考えます。

それにはゴールイメージに対するメンバー全員の関心を高め、メンバー
の日々の行動を丁寧に見なければいけません。

上期の評価を下期につなげるためにも、各リーダーは4つの「感」を、
チームを動かす際の原動力にしなければならないとも学びました。

4つの「感」をメンバーに与えることで、4つの「力」を引き出すこと
が可能だということです。

4つの力とは、「行動力」「貢献力」「団結力」「持続力」です。これ
らは読んで字の通り、強制的にやらされるのではなく、自発的な行動力
を引き起こし、誰かのために役に立とう、チームを同じ方向に向かせよ
う、目標を単に達成させるだけではなく、連続して達成すればその成果
はより価値のあるものになり、満足感も高まります。

「仕事が面白くない」「楽しくない」という声を聴くことがあります。
誰もが仕事そのものに魅力を感じるわけではないと思いますが、リーダ
ーがもっと人に関心を持ち、一人ひとりに対する丁寧な対応がこれから
はより必要になってきていると感じています。

そして、必ずある「やる気スイッチ」をオンにしたいと考えます。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

    ――― 木になる、気になるプロジェクト ―――
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上期のIOC成果発表会も終了し、下期のキックオフが各所で開催され、
中期のゴールに向けた活動が始動している頃かと思います。

今回は、中期2年というサイクルで臨んだ1年半でしたが、前中期の活
動がしっかりとVC基盤として継続され、収益基盤と価値向上基盤が同
時に結びついているかを問われた発表会でもありました。

各所のマーケット特性を踏まえた独自性と創造性が随所に見受けられ、
なかには次期中期につながるような新たな世界観を見出した活動もあり、
期待感と新たな気づきを得ることができました。

ゴールに向けて、熱心に取り組むことはもちろんですが、季節の変わり
目でもあり、基本となる健康と安全には細心の注意を配って臨んでいき
ましょう。

さて、私が長年利用している最寄りの駅は、古めかしい珍しい木造の駅
舎です。白いペンキがちょっと剥げ落ちながらも風情のある小さな駅で、
愛着を感じていました。

この駅のリニューアル工事が昨年の秋から始まりました。駅の掲示板に
開業から90年も経っていることや、電車や駅の歴史を改めて知る機会
となりました。

近隣の住民の声を活かした新しい駅は、これまでと同じ木造のものとな
ります。「木になるリニューアル」と命名されたプロジェクトは、木材
は東京都の多摩地域で生育されたもので造られています。

駅のホームには、大きな木のポスターが貼られており、駅を利用してい
る人々の旧駅と新駅に対する思いが綴られた色とりどりのシールが貼ら
れており、丁度木にリンゴがなっているように見えます。

電車を待つ時間にシールに書かせたメッセージを読んでいると、会った
こともない人々の姿が目に浮かぶようで優しい気持ちになります。屋根
や壁には新しい木材がふんだんに使われており、先日も帰宅時に小雨が
降るなか、駅を降りた瞬間にとても気持ちの良い木の香りがしました。
多摩の森林が目の前に現れたような不思議な感覚を覚えました。

本来ならば駅の工事は煩わしいものなのに、時間をかけて利用者の気持
ちと寄り添いながら、新たなものに生まれ変わるプロセスを物語にした
この企画はとても素晴らしいと感じています。

古いものが良い、新しければ良いとどちらかに固執するのではなく、新
しくなっても歴史や忘れてはならないことと、今の人びとの思いを確認
しながら日々変化し続けること。

そしてこれから始まる新たな歴史に多くの人びとに関心を持ってもらえ
る機会を創造すること。そんな変革のプロセスも大事な一つであると思
います。

豊洲新市場にもこのようなプロセスが存在していたら、きっと現在のよ
うな混乱も起きなかったのではないかと思います。

ちなみに駅のリニューアル工事は、ゴールに向けて追い込み作業に入っ
たようです。まだ、構内の大半は囲われた状態ですが、どのような姿を
見せてくれるのか今から楽しみです。

ゴールがあり全貌が明らかになった時の姿にきっと感動するのでしょう
が、楽しいのはやはりそのプロセスなのかもしれません。

木になる、気になるプロジェクトのように、私たちなりの進化のプロセ
スを確認し合い、この下期に臨んでいきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.683〕は、2016年10月27日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

秋に入り夏の暑い時期にはあまり真剣に取り組めなかったこととして、
スポーツや読書などがあります。秋のこの短い時期を大切にする意味で
もそういうことで充実した時間を費やすことは必要ではないでしょうか。
地元でもスポーツ大会などが行われ、普段地域行事に参加できていない
こともあり、この時期のスポーツイベントに参加しています。
あらためて競技で汗を流し、地域の人たちと接することで、いろいろな
人たちによってこの社会が成り立っていることを実感するとともに感謝
している今日この頃です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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