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五十鈴メールマガジン〔No.686〕私の休日
配信日時:2016/11/17 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2016.11.17発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.686≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
  
            米国民は次期大統領に

           トランプ氏を選びました。

        就任後どのような手腕が発揮されるのか

        まずは見守りつつ、我が国も具体的な

        対応をとっていかなければなりません。

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☆No.686 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_私の休日
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_産業革命の実感(小久保常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_安全な職場(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 私の休日 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

トランプ大統領で世界は大きく動き出しました。ブレグジットが序章な
らば、アメリカ大統領選挙結果は第一楽章が始まったところでしょう。
これからの世界はどうなるのか、ここで何かを語るより私の休日のお話
をしたほうが面白いと思います。

まず先週の土曜日はMOSHDスクールの「労務管理研修」が岸本ビル
で行われたのですが、車がないのでどうやって行こうかと思案しました
が結局バスで行くことにしました。時間はかかるのですが一番楽でiP
adで勉強ができて生産的です。

研修の冒頭、講話を30分ほどしましたが、昔は「労務管理=部下を慰
労する=飲みに行く」なんてことでしたが、今はコンプライアンスに法
り法的知識を理解し、実践しなければなりません。

IMSが中心となりプログラムを進めましたが、興味深い内容で参加者
も真剣に討議していました。

午後からは「景気循環学会」の総会と記念講演「日本経済の長期停滞と
金融政策」を聴き、その後「アベノミクス景気の新展開」ということで、
日銀やエコノミストの講演、最後は「アベノミクスの景気の行方」とい
うことでパネルディスカッションがありましたが、やはり、トランプ旋
風の影響は否めませんでした。

時間が長引いたので途中退席して、孫たちが来ているというので急いで
我が家へ。魔女が張り切って御馳走を山ほど作って皆で楽しくやりまし
たが、グローバリストの倅と議論し孫たちの日本に帰ってきてからの日
常を聴きましたが、外国人の家族との付き合いの話が興味深かったです。

食後は皆で「ババ抜き」をやりました。このトランプゲームは単純で面
白いですね。

日曜日は娘に久しぶりに「ディズニーシー」へ連れて行ってもらいまし
た。何から何まで面倒を見てくれるので私はお金だけ出していればいい
のですが、パソコンやスマホで何でもできるのですね。

「お父さん、今日はわらしべ長者でいくからね」と言われ、何のことや
らと思っていると、一つ予約したものをベースにどんどん良い条件に変
えていくというようなことでした。だいたい「わらしべ長者」の話なん
て忘れていましたが、藁一本から物々交換でドンドン発展し、最後は大
長者になるという日本昔話です。

電車に乗っている間、娘はスマホでさまざまなことをして、舞浜に着い
たらすべての計画が整っていました。駅で娘がトイレに行っている間に
クリスマスの記念写真が撮れるスポットで並んでいると、タイミング良
く娘が出てきて、まずはそこからスタートしました。

しかしなんでもかんでも並ばなければなりません。ファストパスを取っ
たり人気のショーの抽選に行ったり、段取りが重要です。私はミッキー
のショー「ビッグバンドビート」が大好きなので、絶対に行きたいと思
っていましたが、抽選なので何ともなりません。

抽選場で一つのショーは当たらず、ビッグバンドの抽選は娘が「お父さ
んがボタン押してよ」と言うので念じて押すと見事当選し、狂喜乱舞し
ました。

その後計画通りにすべてが進みましたが、絶対に一人では来れないと思
いましたが、娘に一人で来ることはまず無いと言われ納得しました。し
かし外国人も含め、老若男女さまざまな人々をこれだけ集め運営するシ
ステムと技術革新は素晴らしく、そこにウォルト・ディズニーの理念と
アメリカンドリームの息吹を感じました。

土曜日は孫とトランプ、日曜日はドナルド・ダックに会いました(これ
ただのダジャレです)。全く関係ないですけどアメリカは凄い国です。
そして日本人は秩序正しく真面目な国民です。これから日米関係はどう
なるのでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】_小久保常務

         ――― 産業革命の実感 ―――
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今回の米国大統領選挙では、英国国民投票に続いて2度も事前の予測調
査とは異なる結果が起きました。投票する当事者の最終的な投票行動が
どうなるか、従来型の表面的な事前調査では予測できない現在の政治や
経済における複雑で混沌とした背景があります。

来年1月の就任以降、どのような施策が打ち出されるか、そのなかで世
界や日本はどのような対応が求められていくのか、より身近な問題とし
て関心を払い、また自分なりに考えていく機会にしたいものです。

めっきり寒くなりましたが、天気の良い週末に真岡鐵道のSL(蒸気機
関車)に乗車してきました。

真岡鐵道は栃木県や沿線自治体が出資する第三セクターで運営されてお
り、JR水戸線の下館から栃木県の茂木までを結ぶ非電化単線で、1時
間に1本程度ワンマンカーで運行されています。

歴史は古く官営として1920年に全線開通、一時期は上野まで急行列
車が乗り入れていたものの、その後東北本線の電車化で乗り入れ廃止、
1970年には蒸気機関車の廃止、1982年の貨物営業廃止等を経て
1988年には第三セクターに引き継がれました。

福島や新潟で保存されていたSLをメンテナンスし、1994年から休
日に1往復の実運転が復活しました。

運行には機関士他5名が必要、水蒸気に加えて石炭臭の強い煙で客室を
含めて周辺がスモークされてしまう、往復するためには機関車を転車台
(ターンテーブル)で回して前後反転させ連結をやり直す必要がある等
々、SLが運送手段として後に気動車(ガソリン車)や電車にとって代
わられた理由が実際に乗車してみてよくわかります。

現在通常運航している気動車はワンマン運転、クリーンな室内、前後が
無いので往復にはそのままバックすれば済みます。

ただし磨き抜かれ黒光りする重厚な機関車のなかで、乗務員の連携プレ
ーが繰り広げられ客車を力強く牽引していましたし、また転車台では5
名それぞれが機関室のなか、転車台の上、線路上、連結部などを移動し
ながら一糸乱れぬ無駄のない動き、安全確認・お互いの点呼などを通じ
て気を合わせながら機関車を回転させていました。

SLはよく擬人化されますが、人間が人間の力で貨車を引っ張っている
かのような錯覚・感動を覚えました。機関技術の伝承など難しい問題も
あるのでしょうが、古くても良いものはできるだけ残していただければ
とも思いました。

SLは第一次産業革命が生んだ画期的な運送手段ですが、その後の次な
る産業革命から現在までの大きな変化を体感することになりましたが、
現在の潮流である第四次産業革命、IoT、AIなどにより、過去のS
Lから新幹線への進化にも匹敵するような将来的な変化がもたらされる
のでしょう。

自動運転実用化では、危機回避行動の選択肢においていずれも人身への
影響が全くないオプションは取れないようなケースでは、人工知能はど
う判断すればよいかといった倫理的な問題が問われています。

IoTやAIにおいて人間系の価値観、判断基準との折り合いをどのよ
うにつけていくのか注目していきたいと思います。

桜の枝には来春の開花を期してすでに蕾がついています。次期中期経営
計画に向けてそれぞれの立場でじっくり準備をしましょう。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

          ――― 安全な職場 ―――
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冬に近づき朝晩だいぶ冷え込んできています。風邪などひかないよう注
意して過ごして下さい。

九州地区自動車業界の景気環境は引き続き堅調に推移しており、お蔭様
で我が社も忙しい日々を過ごしております。9月度は販売量・加工量と
もに過去最高月の実績を更新することができ、さらなる進化を目指して
取り組んでいるところです。

しかし下期からメンバーが入れ替わり、生産性・効率が低下してしまい
ました。残業・休出で対応せざるを得ないのが今の現状であり、無駄な
忙しさになっております。

そんな状況下、事故・クレームを発生させたら目も当てられず生産性・
効率とか言ってはいられません。幸い無災害継続日数は800日強を記
録しており、直近1000日を目指しておりますが足元ちょっとしたク
レーム・トラブルが起きているのも事実で対応に時間を取られています。

一番の要因は人が変わったことでチームワーク・連携が低下して、組織
力が弱まったことが顕著に出てしまっていることです。弊社は少人数体
制のため、一人欠けても全体に大きく影響してしまいますし、他者にか
かる負担は大きいです。

やっと最近は新メンバーでチームワークや連携が取れるようになってき
ており、生産性や効率が多少戻り始めていますが、まだまだ時間で解決
しなくてはならないのが現状で思うようには進みません。

こんな状態で万が一、怪我や事故で工場が止まるようなことがあれば会
社の逸失利益につながるのは勿論、それよりも当事者やその家族の生活
自体にも大きな影響を及ぼします。

会社も困りますが一番困るのは自分自身だということを認識して、常に
原点に戻って安全に重点をおいた考動をしていくことが今一番大事なこ
とだと思っております。

生産現場の安全管理がますます厳しく問われている今日、わずかな不注
意が重大災害につながる可能性大です。製鐵所構内に位置する我が社は
周りからの要求も非常に厳しく、すべてに優先した安全な現場がなけれ
ば、生産活動そして事業そのものも不安定になる危険があります。

また「安全な職場」を確立することは、高品質で効率的な生産現場の実
現とともに企業の信用をも高め人材育成にもつながるはずです。基本手
順が徹底して守れる仕組みづくり、5Sが定着した職場づくりが重要と
なり、実践していくことですべてにおいてロスの少ない職場になるはず
です。

言うは易いがなかなか徹底できないのが現実です。当事者意識を持って
自分たちで考え行動を起こしていかなければ変わりません。少しずつで
はありますが改善が見られるようになってきておりますので、これから
も決して焦らず着実に取り組んでいきたいです。

日々何が起きてもおかしくない不透明な時代、お客さまから使い勝手の
良い会社として選ばれるよう、安全で信頼のある存在感の高い会社に早
く持っていきたいと思っております。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.687〕は、2016年11月24日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

11月になり朝晩は気温の下がる日もありますが、まだまだ秋の夜長を
しっかりと味わっていきたいものです。しかし世界は激動の渦中にあり
米国では次期大統領が誕生しましたが、その影響が我が国に直接降りか
かってくるのは間違いなく、今後の動向をしかと見据えて対策を講じて
いかなければなりません。そのためにもあらゆる状況を想定し、臨機応
変な変化・変革を実現できることが重要です。我々自身が具体的な準備
をしておくことが大事ですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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